№1811 近鉄奈良線 東花園駅

 近鉄奈良線は、大阪府東大阪市内の八戸ノ里~瓢箪山間で連続立体交差事業が進められていて、2014(H26)年9月、若江岩田~東花園間の上り線が高架に切り替わりました。
 この高架化により踏切9ヶ所が廃止になり、奈良線は(難波線)大阪難波を出ると、瓢箪山の駅前まで踏切がなくなった事になります。
 この間にある若江岩田・河内花園・東花園の3駅が、高架駅に切り替わっています。今回はこのうち、東花園駅をご覧頂きます。

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 東花園駅の2015(H27)年11月10日調査における1日の乗降人員は17,841人。前回書いた通り、2006(H8)年3月21日改正より、準急停車駅となって、基本的に普通電車と相互に接続するようになりました。同時に設定された区間準急は、ここから奈良にかけて、各駅に停車していきます。
 東花園車庫へはこの奈良方で分岐、通勤車の他、特急「アーバンライナー」の折返し整備もここで行なわれています。
 一般のお客さんにとっては、花園ラグビー場最寄り駅、という方が通じるでしょう。準急が正式な停車駅になる以前から、ラグビーの大会が行なわれる日には準急の臨時停車がありました。大きな試合となると、快速急行・急行の停車もあったようです。
 駅ナンバリングA12。

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 立体交差工事が始まる前の旧駅舎です。北側にあり、ホームとは構内踏切で結ばれていました。
 東花園駅の場合、立体化によって駅の位置自体が若干奈良寄りに移動しました。上下高架完成時点で、営業キロも変更になっています。


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 北側の駅名標。ラグビーボールがあしらわれています。

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 高架化により、南側からも直接駅にアクセス出来るようになりました。ただし駅前はまだ整備途上。

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 南北を結ぶ自由通路。この駅は高架駅としては低くて、改札口は1Fにあります。右手(大阪方)は店舗が入るようだが、これもまだ整備途上。

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 券売機。ラグビー対策か、比較的多めでしょうか。

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 改札口。

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 改札の先にある、発車案内表示。液晶式。

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 精算機。

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 改札内コンコース。

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 ホーム行エスカレーター。

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 ホームのエレベーター。

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 ホームの待合室。

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 ベンチは枕木方向に配置されているのが特徴的。転落防止のためか。広告は、ラグビー・トップリーグに所属する「近鉄ライナーズ」。

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 喫煙コーナーがまだある。が、今のご時世だと、近いうちに全面禁煙となるでしょう。

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 ホームの発車案内表示。乗車位置は青い○が近鉄、赤い△になると阪神の編成。

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 最後にホーム。1番線…下り副本線、2番線…下り本線、3番線…上り副本線、4番線…上り本線。2番線に阪神1000系の区間準急が入ってきます。1番線はこの駅が終着の普通電車。

 来年2019年にはラグビーのW杯が開催、花園でも4試合が組まれています(日本代表の試合はない一方、トンガが2試合行なう)。試合当日は、外国人も含めて大勢の観客で賑わう事になるのでしょうか。
(遅くともそこまでには、喫煙コーナーを撤去して完全禁煙にしないとまずいと思う)
 今立体交差事業事業で高架化された残り2駅は、駅自体の工事はまだ続いているようです。終わった時点で行きたいと思います。

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《今日のニュースから》
21日 自殺幇助・助長の投稿を禁止 ツイッター社 利用規約変更 
22日 ホンダジェット 昨年出荷数43機 ビズジェット分野で世界トップ

 どうも韓国の人って、良くも悪くも、一度感情に火が付くと、熱暴走を起こしてしまう所があるようです。オリンピックの女子団体パシュートで、選手が他の選手を罵倒したとか、内紛がどうのこうのという話になってしまっているようです。結束力で金メダルを取った日本とは、逆の結果になってしまいました(日本の皆様にはおめでとうと言いたいと思います)。オリンピックとは関係ないが、今日は「竹島の日」、日本側(特に島根県)では色々行事が行なわれたとかで、当然韓国側は強く反発しているでしょう。双方とも感情にまかせるままでなく、平和裏に解決する方法を見いだして欲しい。この点は、日本側にも自制を求めたいと思う。