№1805 IGR 駅めぐりFINAL 2.IGR全駅撮影完了
IGRいわて銀河鉄道の駅は、盛岡と目時を含めて18。そのうち12駅は撮影済みで、後は好摩より南の6駅です。これらの撮影に加えて、前回乗車時、駅員が引き揚げてしまったため収集出来なかった駅スタンプを貰うため小鳥谷駅に途中下車し、さらに青い森鉄道まで直通、三沢まで北上します。今回の弾丸旅行のメインイベントです。
1月15日(月)
天気は良くなかった。今日は電車が普通に走ってくれて、帰りの航空便が普通に飛んでくれればそれで良し。
既に去年立ち寄っている、IGRの盛岡駅。
この日も、ここからスタートします。
今回は行きつ戻りつではなく、三沢まで一方的に北上するだけなので、普通の乗車券を購入。しかし連絡運輸範囲は八戸まで。この乗車券で途中下車も出来ます。
盛岡7時32分発IGR4532Mで出発。この列車、昨年も乗りました。
ただし今回は次の青山で、早々に下車。
青山駅は転換後の2006(H18)年3月18日開業の、比較的新しい駅。出入口が3ヶ所もある。下りホームに接続する北口。
上りホームに接続する、九年口。
下りホームの南口。バス通りに面していて、ここが一番メインになる出入口となるはず。今は本社もここにあります。
しかし、窓口が開くのは8時30分。この駅は北口と南口でスタンプが異なるのだが、南口のスタンプを収集する事は出来ませんでした。スタンプのコンプリ-トのためには、また立ち寄らなければ。
次の電車は、一ノ関から直通してきたJR701系4連の、いわて沼宮内行1523M。
厨川駅。学生の降車が多い。背後の高架線は東北新幹線。
駅前には、岩手県北バスの本社・盛岡営業所があります。
滝沢行3411M。IGR7000系2連。
巣子駅も、青山駅と同じ日の開業。
「すごe-きっぷ」のポスター。盛岡までの往復乗車券に、指定区間のバスのフリー乗車券がセット。盛岡まで片道370円だから、往復+60円でバスに乗れます。
この駅はホームが上下線で大きく離れていて、上りホームは一段高い所にあります。上り線は複線化の時、勾配の緩和のため別線で設けられたためです。東北本線交流区間(IGR・青い森区間含む)ではよく見られる形態です。
進入してきたのは青い森701系で、三沢始発4520M。
IGR3717M。7000系2連。
滝沢駅。。決して大きな町ではないが、駅には「学園の杜」の副称があり、岩手県立大学が近い上に、盛岡大学への岩手県交通バス路線があります。学生が大挙下車。一方は県立大学へゾロゾロ歩いて行って、もう一方は県交通バスに乗り換えて行きました。
岩手山は完全に雲に隠れて見えない。でも枯れ木と雪、低く連なる山々を見ると、ここはやはり東北なんだ、と強く感じさせる。
4525Mは、先に巣子で見た青い森701系の2連が、折り返してやってきました。正面の着雪が凄い。青森県側は豪雪なのだろうか?
渋民駅。午前中(7:00~12:30)は駅員がいるが、運賃は車内で支払う。
駅前の広場には、石川啄木の短歌碑があります。
駅の跨線橋にも、短歌が書かれた木板が掲げられています。
ただこの駅は渋民村の中心から遠く(駅は渋民村ではなく、盛岡市(旧玉山村)にある)、駅そのものは普通の静寂な田舎の駅という印象。
花輪線の1927D。キハ111+キハ112の2連。ワンマン仕様だが、女性車掌が乗務していました。
好摩駅は、最近駅舎が建て替えられたようです。
(駅舎機能は2Fにあるが、橋上駅舎ではない)
駅舎内に石川啄木碑があります。元々啄木が短歌に詠んだ「停車場」とは、好摩駅の事です。
これで、IGRいわて銀河鉄道の駅を全て撮り終えました。
跨線橋から見る岩手山は、ご覧の通り…。
4527MはIGR7000系2連の金田一温泉行。小鳥谷まで一気に北上します。
次の岩手川口駅は、去年降りた時は改築工事中でした。新しい駅舎ができあがっています。
いわて沼宮内駅を過ぎると、乗客は5人だけ…。
朝ラッシュを過ぎると、EH500型牽引の貨物列車と頻繁にすれ違うようになります。沿線はさすがに雪が多くなってきた。
「ジャパンレールパス」「青春18きっぷ」ではIGRには乗れません、という、外国人向けに英語で書かれた案内。
こういうの、外国人旅行者にはどう映るのか。正直懸念があります。新幹線並行在来線の転換鉄道くらいは、無制限での乗り降りを認めても良いのではないでしょうか?
(無論各第3セクター鉄道の経営に影響する事だが、少しくらいJR各社が補助するくらいの太っ腹な姿勢があっても良いと思う。彼らの赤字を肩代わりしてくれているのだから)
小鳥谷駅。先に記したように、去年は降りたってすぐに駅員が引き揚げた事で、駅スタンプを収集する事ができませんでした。なので再度降りたわけです。雪晴れになりました。
産直「ニコニコ駅こずや」は週4日の営業で、この日はお休み。
駅舎内のSLのパネル展。今年は「ヨンサントオ」からちょうど50年、つまりこの区間からSLが消えたのも、ちょうど50年という事になります。
木のおもちゃ。
今回はスタンプも収集出来ました。ただ先述の通り、青山駅南口のスタンプが残ってしまいました。また来なければ…。
駅舎の画像とスタンプは、次々回に改めて全部公開する予定です。
これでこのまま八戸へ直通すればOK、なのだが、八戸直通が昨年3月のダイヤ改正で削減され、次の4529Mはまた金田一温泉行。
(次の改正で2往復復便)
金田一温泉駅。岩手県では最後の駅になります。駅付近には、飲食店らしきものは見当たらなかった…。JRバスが発着。軽米病院行新エルガミオが発って行きました。
13時32分発八戸行。前の八戸行からは3時間以上間がありました。次の八戸行がまた3時間以上後。とにかくこれに乗って三沢へたどり着かないと、帰りの航空便に乗れない。ともかくこれで、岩手県とはお別れです。
トンネルを抜けて、県境となる馬淵川。渡るとすぐ目時駅。ここから青い森鉄道。
八戸到着。
切符はここで終わり。また買い直す必要がある。一旦外に出ます。
駅前の南部バス。この画像では解らないだろうが、非常扉の下のメッシュの下、本当に小さく、「岩手県北バス」と書かれています。今後もこのデザインでいくのだろうか。機会があればまた、市営バス共々撮りに来たい。顔ぶれも変わってきているようだし。
青森行の青い森577Mで三沢へ。青い森703系。ワンマン運転だが、アテンダントが乗務していました。
三沢駅に降り立つと、駅前交通広場は閉鎖されていました。
三沢は雪はあるが、豪雪という程ではない。先の青い森編成の着雪は、津軽地方で雪が多かった、という事だろうか?やはり同じ青森県でも、津軽と三八上北では気象が大きく異なるのだろうか。
十和田観光電鉄の三沢駅は、廃線からもう6年になるのに、未だ健在。「電車」の2文字までそのまんま。
青森県観光案内図。6年前、廃線直前に来た時にも撮っているのだが、基本的に変わっていない。青函連絡船の所に「現フェリー」と書き加えられているが、青函トンネルはない。もちろん新幹線もない。
駅舎内も変わりがない。窓口もバス案内所として機能しているし、何よりうどん・そば店が営業中なのは嬉しい。もちろんここで、天ぷらうどんを食して昼食にしました。
線路は剥がされているが、ホームはそのまま残されていました。
踏切の跡。
しかしいよいよ、三沢駅にも変化の波が押し寄せてきているようです。
この旧駅舎を含めた周辺に新しい交通広場を整備、バスターミナルも設けられる事になります。青い森の三沢駅に隣接して、複合施設が設けられるよう。再来年事業完了、という事は、この旧駅舎もそろそろ解体、整地される事になるでしょう。十鉄の名残を見たい方は今の内に、という事でしょうか。うどん・そば店は複合施設に移転して営業を続ける事になる、と思うが。
この駅前のバス停から三沢空港に向かい、羽田への航空便で帰宅の途に就きます。
当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
「青春18きっぷ」の、今年の発売についてのリリースが出ました。新規変更点としては、佐世保線・早岐~佐世保間は3月17日改正時より、この区間内のみの利用に限り、特急列車自由席に乗れるようになります。普通列車が全部無くなるわけではないはずだが。
(区間を越えると、乗車全区間の乗車券・特急券が必要)
《今日のニュースから》
7日 2017年衆議院選挙は「違憲状態」 名古屋地方裁判所判決
8日 大塚家具 昨年の赤字72億円 過去最大
大塚家具は、もちろん「お家騒動」から来るブランドイメージ低下もあるが、IKEAやニトリとの競争も、大幅赤字の要因の一つではないでしょうか。しかし前年比11.3%の減少とは、一大事でしょう。
台湾で大地震が起きてしまいました。建物が大きく傾いたりしていて、かなりの被害になっているようです。花蓮は一昨年降りている場所だけに、心配です。大きく傾いたホテルは、私も建築に問題があったと思います。台湾も、地震が多い…。