№1785 2017年最後の関西旅行 2<終>.叡山電鉄も アニメとコラボ
叡山電鉄は去年の1月にも、京都精華大学まで乗っているのだけれど、山が近いからか曇りがちになってしまって、目的だった電車の撮影はならなかったと、№1645で書きました。今回はどうだろう。大阪のホテルの部屋から外を見たら快晴に見えたけれど、「京都の冬は(関東平野と違って)不安定」という先入観もあるので…。ともかく朝食食べて、GOです。
12月 6日(火)
今日はこのまま帰路に就く方向へ向かうので、いつもならJR利用だが、叡山電鉄へ行くならやはり京阪でしょう。最初は「プレミアムカー」お試し乗車も考えたが、次の機会にしておきます。特急の普通車に乗車。
樟葉停車中に見た、北の山々。天王山?
淀の車庫には、8000系が数本並んでいました。改修・新塗装化後はラッシュ時でも普通電車の運用があったが、「プレミアムカー」スタート時になくなり、ラッシュ時は基本的に待機、前日見たように、ラッシュ終了直前に淀屋橋なり、出町柳なりへ回送されて行くのでしょう。
出町柳も快晴でした。
叡山電鉄の出町柳駅。改札を入ると、関西各私鉄の広報誌がズラリ並んでいます。関東でもあっていいと思うが。
(相互直通先の広報誌を置いておく例は見られる)
叡山電鉄では、アニメ「ブレンドS」とコラボやっていました。とある喫茶店で働く娘たちの物語?で、「ご当地・聖地巡礼もの」ではないけれど、原作コミックを連載しているコミック誌と、叡山電鉄で走っている電車が同じ「きらら」だから、という事でやっていたみたいです(先月24日で終了しているよう)。
岩倉で降りて、西側にある鉄橋を渡る車輌を撮ります。
815Fは「こもれび」と称し、自然と動物を描いています。この編成はこの後修学院入庫。
700番台の単行の電車は、二軒茶屋または市原折返し運用に入っています。724号は、これもアニメ「有頂天家族2」とのコラボ車輌。ただしラッピングはかなり控えめ。
ヘッドマーク。やや強引に拡大したので、少々見づらいのはご勘弁。京都を舞台にしているらしく、「ブレンドS」を連載しているコミック誌の出版社の小説のアニメ化、らしい。
本家本元の「きらら」。なお、2編成あるうち、オレンジの903Fは検査のため修学院にいて運用されておらず、この901Fのみの運用でした(駅にも掲示があった)。
岩倉駅の駅名標。
叡山電鉄の駅ナンバリングはEizanの「E」+数字二桁。出町柳のE01から始まって叡山本線を北上、八瀬比叡山口(E08)に達すると、鞍馬線に移って八幡前がE09、終点の鞍馬がE17。ラインカラーとシンボルマークがあって、叡山本線は緑+「山」、鞍馬線は赤+「紅葉」。
岩倉駅自体は閑静な無人駅だが、北側は結構賑やかなコミュニティがありました。京都バスも多数運行。
叡山本線運用の車輌も撮るべく、修学院へ移動。車庫の南側の踏切で待ちます。
721号車が、「ブレンドS」タイアップ車輌。ラッピングはなくて、ヘッドマークのみ。
そのヘッドマーク。やはり見づらくてスミマセン。
叡山本線運用のもう1両、722号もアニメ「NEW GAME」とタイアップしています。こちらは控えめにラッピングがあります。
そのヘッドマーク。「ブレンドS」と同じコミック誌が原作を連載しているそう。
アニメとのタイアップというと、比叡山の東側の京阪石山坂本線が有名になったけれど、叡山電鉄も結構やっているもの。ただ、1月の映画「ぼく明日」もだったけれど、車体全体を覆い尽くすような派手派手しいラッピングはやっていません。京都という土地柄があるのではないでしょうか。規制が厳しそうだし。
これは鞍馬線区間運転の712号で、消防団員募集。ラッピングもこの位までなら、という事か。しかし「左712」とはどういう意味?712は車号だが、「左」とは何だろう。
「ノスタルジック731」と称した緑色の731号は、残念ながら車庫に留置されていました。
叡山電鉄は今年、新観光電車「ひえい」が運行を開始する予定で…顔つきがユニークすぎる…、また訪れる機会を作りたいと思います。
最後に、修学院駅のホームには「ブレンドS」のキャラクターのポスターが貼られていました。この方は日向 夏帆さん。なんてマニアックなツンデレなんだ!?
この時間帯で運用されている叡電は全部撮ったので、今回はこれで終わり(他に鞍馬運用で800・810形が運用されている)。
午後は京阪石山坂本線の新色(本線と同じ色)を撮りに行くべく、出町柳から京阪と京都市営~京阪京津線直通を三条で乗り継いで、浜大津へ向かいます。浜大津で現れた700形がいきなり新色。この車輌は、車内も更新されていました。
中ノ庄で下車。石山寺行を待ちます。
610号。これは京阪自身の、比叡山や琵琶湖をPRするラッピング編成。
600形の旧塗装。
しかし京都同様、比叡の天気も変わりやすいのか?雲が広がって太陽を覆い隠してしまい、せっかく途中下車までしたのに、ギブアップ。新塗装はどんどん増えていくから良いけれど、80形復刻色編成は、早い内に撮って置かないと。
意地が悪い事に、石山へ向かう600形が新色でした…。
石山で横浜までの乗車券を購入、琵琶湖線(東海道本線)の普通電車に乗るが、南草津の空模様が回復基調に見えたので途中下車。初めて降りる駅です。
駅前に降り立つと、おお、近江鉄道のシターロがいる。ただ、駅前は影に覆い尽くされ、撮影にはならない。近江鉄道のバスは「立命館大学」行の路線が多い。経由地はいくつかあるようです。
駅前広場に通じる信号で、数枚バスを撮ってみました。この方角から進入するバスはやや少ないが、その中から近江鉄道。中古でなく、オリジナルでしょう。
また、帝産湖南交通の路線も入ります。この車輌は元神奈中らしい。
改めて、南草津駅。一見普通の郊外の駅に見えるが、最近新快速も停車するようになった出世頭。
さらに琵琶湖線の新快速で、一路米原へ。
乗車券は米原から新幹線、と言って買ってしまったのだが、名古屋まで在来線で行ってしまいます。大垣行普通電車。
正面に、伊吹山。
関ヶ原越えは、この時点では雪はない。
関ヶ原駅の脇に立つ、関ヶ原の合戦を伝えるボード。既に何度かご覧頂いているが、東軍の徳川家康のすぐ右隣に井伊直政の名前が。「直虎」がクライマックスという所だったので、改めて感慨深いものを感じました。「真田丸」「直虎」と、大河ドラマが2作続けて戦国時代だったので、劇中に出てきた武将が何人も見られて興味深い。
大垣駅からは、新快速で名古屋へ。一番右の樽見鉄道ハイモ330-702は「モレラ」のラッピング広告車。
名古屋からは、この所新幹線での帰宅では定番になりつつある、〔ひかり528号〕。
この日、山陽新幹線では架線に飛来物が付着したとかでダイヤが乱れていて、東海道区間も影響が出ました。〔ひかり528号〕は本来は岐阜羽島で〔のぞみ176号〕の通過を待つ所、名古屋での待ち合わせに変更になりました。両者が並ぶ、名古屋のホーム。
車内で食した名古屋の駅弁「でっきゃあ からあげ弁当」。
車内の表示でも、山陽新幹線の遅延について表示がありました。最大で90分か。
幸い〔ひかり528号〕は遅れを回復し、小田原はほぼ定刻に到着できました。
E233系上野東京ラインの姿に、関東地方に戻ってきたと実感…。
以上、結構慌ただしかったが、2日間の関西旅行、終わりました。
2017(H29)年は都合3度関西に行ったが、3回ともまるまる2日間晴れ、という事がなくて、少々残念ではありました。でもなんだかんだ言って楽しかったです。
今年も、何とか機会とお金を作って、1~2度位は関西に行きたいです。郊外の滋賀と和歌山へ行く機会が少なくなりがちなので、ここを何とかしたいかな。
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