新年早々、球界、いや日本全体に衝撃を与えた悲報。闘将よ、永遠なれ。一連の晴れ着トラブルに、去年の旅行会社の経営破綻を重ね合わせたのは私だけ?とか思った1月、後半は猛烈に寒かった…。今月は何があったのでしょうか。
31日 渋谷センター街ビルから出火 2名ケガ
1日 香港民主派デモ 高速鉄道新駅の中国本土管理施設設置に反発
2日 沖縄 リサイクル工場で火災 介護福祉施設利用者が避難
3日 韓国・北朝鮮「連絡チャンネル」 2年振りに再開
4日 サガン鳥栖 豊田陽平 蔚山現代FCへ期限付き移籍
5日 男子ゴルフ新会長 石川遼が最年少で選出
6日 米軍ヘリ 伊計島の砂浜に着陸
7日 帝京大学 ラグビー全国大学選手権優勝 史上初9連覇
8日 トランプタワー屋上で火災 3人負傷
9日 慰安婦問題合意 韓国が新方針発表
10日 任天堂 「コロプラ」を特許侵害で提訴
11日 「ボール投げず敬遠」 NPB導入決定
12日 ICAN事務局長 長崎を訪問
13日 サッカー元日本代表 鈴木隆行 水戸で引退試合
14日 発達障害の子供たち 旅客機体験搭乗 成田空港で実施
15日 「スキージャーナル」出版社 元従業員破産申し立て
16日 JR山田線復旧工事 陸前山田駅工事現場を公開
17日 ノートルダム・デ・ランド新空港 建設計画中止 仏政府発表
18日 イプシロン3号 打ち上げ成功
19日 アートコーポレーション 違法残業で書類送検
20日 サッカーW杯初出場記念ギャラリー ジョホールバルに完成
21日 卓球全日本選手権男子シングルス決勝 張本智和 14歳の史上最年少優勝
22日 沖縄県議会 米軍機事故・トラブルへの抗議決議文手渡し
23日 松坂大輔 中日入団テスト合格 入団決定
24日 夏の甲子園100回大会 外野席有料化決定
25日 円相場一時1$=108円台 4ヶ月半ぶり円高水準
26日 コインチェック 仮想通貨580億円相当流出
27日 大相撲初場所 平幕栃ノ心優勝 ジョージア出身力士初
28日 世界最高水準の大型望遠鏡 兵庫県播磨町東亜外業東播工場で公開
今月はこの他、カヌー日本選手権出場選手が他選手の飲料に禁止薬物混入、常磐線電車内で出産、小室哲哉が引退発表、月面探査レースが勝者なしのまま終了、中国研究グループが「クローン猿」に成功と発表、米体操連盟元チームドクターが性的虐待で禁錮175年の判決、韓国の病院で火災、などがありました。
日本では草津白根山が噴火し、犠牲者も出てしまったが、フィリピン・ルソン島でもマヨン火山が噴火、今の所人的犠牲は出ていないようだが、住民60,000人あまりが避難しているそう。今月前半は関東地方も地震が多かったし、アラスカでも比較的大規模な地震がありました。地震・噴火そのものは誰にも止められず、地球にいる以上は逃げる事もできない。いかに二次災害を小さく収めるか、が、阪神淡路大震災から23年経ち、東日本大震災からまもなく7年になる日本でも、引き続き重大な課題であり続けています。
豪雪の信越本線で発生した約半日にも達した旅客封じ込めは改めて、列車が長時間、駅間で運行が途絶してしまった際の対策のあり方を考えさせる事になりました。前にも京浜東北線あたりで同じような事態が起きたが、とにかく一度全部の列車を止めてでも、車内から早急に乗客を脱出させる手順を確立させるべきだと思います。それ以前に列車を運行させるべきだったかどうか、の判断の問題もあろうが。信越本線と同じ時期に、香港の地下鉄路線でも同じような事が起きていたらしい。
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《今月この一枚》
昨日は休みを利用して、静岡に行ってきました。午前中は静鉄の「ちびまる子ちゃん」ラッピング電車に新車A3000系を撮影、午後は岳南電車に乗りました。その岳南電車の須津駅近くで撮影した7000形電車です。富士山と合わせて撮りたかったが、案外車体が大きく入って、富士山は小さくなってしまいました。背後は住宅地なので、これが精一杯でした。
岳南電車に乗るのは、たぶん30と数年ぶり…。旧東急5000系が走っていた時期です。今回改めて乗った感触では、富士山の展望を中心に、何とか観光や行楽で利用して貰いたいという意欲は見えたのだが、やはり工業地帯の中を走る路線という印象がありました。時間帯もあったが、末端区間はあまり利用者がなくて、吉原の中心部とJR駅を結ぶのが、今の主な役割と見えます。貨物列車もなくなってしまい、吉原駅構内の赤さびたレールは、JRとは繋がらなくなっていました。岳南電車には1日乗車券があります。大人700円で、硬券です。全線の片道が360円なので、1往復するだけでオツリが来ます。吉原駅窓口で発売。是非利用を。
当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
《今日のニュースから》
29日 国際パラリンピック委員会 ロシア選手団平昌パラリンピック出場停止を決定
30日 受動喫煙防止 厚生労働省が新対策案公表
今月は特別に日曜日も追加で更新してきましたが、来月からは再び、火・木・土曜日の週3回更新に戻します。
№1800 私鉄名車列伝 140.近畿日本鉄道8810・9000・9200系
当ブログも、更新1800回になりました。1000回を越えると、100回単位は(500を除いて)あまり意味がなくなってくるけれど、それでも2009(H21)年8月スタートから、8年と5ヶ月でここまでやってこれました。駄文ばかりでお見苦しいのは申し訳ないですが、それでも少しづつでも改善しつつ、あくまで自分の言葉で知った事、考えた事、言いたい事を綴っていきたいと、いつもながら思っています。
このペースをこのまま維持できれば、来年には更新2000回を達成します。また来年は10周年を達成します。この時点で、かなり大がかりな企画を考えています。お楽しみに。
「私鉄名車列伝」、今回は近鉄です。前回の近鉄は2610系について書いたが、2013(H25)年11月24日更新だったから、もう4年以上経ってしまいました。
今回は奈良線・京都線向けに製作された界磁チョッパ制御車、8810系・9000系・9200系です。編成の両数や車種の構成に違いがあるが、事実上同じ系列と言えます。まとめて書きます。
近畿日本鉄8810系は奈良・京都線用の界磁チョッパ制御通勤車である。省エネが図られたほか、車体もモデルチェンジし、21世紀に至るまでの基礎となった。後に派生形の9000系・9200系も製造された。
近鉄では次期省エネルギー車の模索として、界磁位相制御の8810系、電機子チョッパ制御の3000系が製造されていたが、今後の省エネ車としては、各種比較検討の結果、量産車両では、コスト面で有利な界磁チョッパ制御が採用される事となり、1981(S56)年2月の大阪線用1400系に続いて、3月に8810系がデビューする事となった。界磁チョッパ制御とは、分巻界磁を持つ直流複巻モーターに流れる電流をチョッパで制御する方式で、、回生ブレーキを使用できるのが特徴である。
8810系は1C8M制御、モーターは160㎾の大容量となった。1400系とは基本的には同一性能だが、当時の大阪線と奈良線の建築限界の違いから、8810系は車体幅が広く、裾絞りとなった。制御装置は1400系の三菱製に対して、日立製を採用している。
車体は形の丸みを小さくして角張った形となり、正面は切妻となった。前照灯回りにステンレス板を張り、行先・種別表示器を同一平面上に置いている。急行灯・標識灯は横3列の長方形として、近代的なイメージとなった。正面デザインはこの後、「シリーズ21」デビューまで、近鉄通勤車の基本となった。乗務員室のすぐ後ろに窓1つ分の座席があり、側面が左右非対称となっているのは、在来車両と同じ。
当初はマルーン1色だったが、後に3200系デビューに合わせて、マルーン+白のツートンカラーに移行した。
車内は一般的なロングシートだが、化粧板は白を基調とした新デザインとなったほか、座席形状の変更も行なわれている。
1次車4連×4本の後、翌1982(S57)年に製造された2次車は、コンピューターによる強度計算技術の活用により、最大1.5tの軽量化が図られた。最終3次車はクーラーの形式が変更され、当初から側面に行先種別表示装置を設けた。
1983(S58)年には2連形の9000系、3連形の9200系が製造された。どちらも車体は8810系と同じで、軽量化設計になっている。9000系は1C4M制御のため、モーターの定格が8810系の約2倍の675Vとなった。9200系は1C8M制御で、モーターは8810系と同じ。両者とも、後の製造車は8810系と同様の変更点がある。
奈良・京都線の界磁チョッパ制御車グループは1984(S59)年まで製造、8810系は3次に渡って9編成36両、9000系は4次に渡って8編成16両、9200系は2次に渡って4編成12両が、全て近畿車輛によって製造、合計64両の所帯となった。
この3系列はこの後、奈良線・京都線各系統の一般列車に運用された。8925Fは大阪線車両更新工事の間、1987(S62)~1989(H元)の短期間、小改造・方向転換の上、大阪線で運用されている。9200系は京都線の3連運用減少により、1991(H3)年にサ9350形を組み込んで4連化された。この頃の近鉄通勤車は全線共通のアルミ車体に移行していて、サ9350形も同様のアルミ車体で製造された。このため、在来他車と比較して車体の裾が長く、すぐに見分けが付く。側面は左右対称となった。
21世紀に入ると、「シリーズ21」導入により、他線への転出が始まった。8810系は8911Fの1編成が、9200系は9208Fを残して他3編成が大阪線に転じ、上本町~青山町間の各種列車に運用されている。同時にサ9350形は全てサ9310形に形式を改めた。9000系は全て名古屋線に異動し、明星区に5編成、富吉区に3編成が配置された。明星区の編成は全てワンマン化改造されて山田・鳥羽・志摩線ローカルに、富吉区の編成は名古屋口の各列車で運用されている。
【編成】
←近鉄難波・京都方 近鉄奈良・橿原神宮前方→
Tc 8910 - M 8810 - *M 8810* - Tc 8910
*Mc 9000* - Tc 9100
Mc 9200 - *M 9200 - (T 9350) - Tc 9300
* パンタグラフ
新製当時の編成で、9200系のサ9350号車は後から組み込み
大阪・名古屋線転属車両は方向を転換している サ9350はサ9310に形式変更
界磁チョッパ制御は、1980年代の私鉄の省エネ車両としては標準的な仕様で、このシリーズで取り上げた中では、東武10000系、西武3000系、東急8000系・8500系、京急800形・2000形、阪急7300系、小田急9000形、芝山鉄道(京成)3600形、南海8200系など、大手私鉄の大半が導入し、量産を重ねてきました。
近鉄はその中でも比較的早い方だったが(一番早かったのは東急8000系)、近鉄では界磁チョッパ制御車の最終投入が行なわれた1984(S59)年には、早くも1500V線区用では初のVVVF制御車となる1250系(現1420系)が製造され、その後3200系を皮切りにVVVF制御車の量産が始まるため、界磁チョッパ制御車は、近鉄においては案外地味な位置に置かれた感もあります。むしろ正面のデザインが、この後15年位の間、近鉄通勤車の「顔」として定着していく事になります。
今回の記事は
「鉄道ピクトリアル1992年12月臨時増刊号 【特集】近畿日本鉄道」「同2003年1月臨時増刊号 【特集】近畿日本鉄道」(鉄道図書刊行会)
「私鉄の車両13 近畿日本鉄道Ⅱ」(保育社 ※現在はネコ・パブリッシングによって復刻)
「信頼のネットワーク 楽しい仲間たち きんてつの電車」(近畿日本鉄道)
「近畿日本鉄道完全データ DVDBOX」「近畿日本鉄道 DVDBOX2013SPECIAL」(メディアックス)
「近鉄電車」(三好好三/JTBキャンブックス) 等
を参考にさせて頂きました。
次回は京阪13000系を予定しています。支線から導入、後に本線に展開した珍しい系列です。
当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
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《今日見た・聞いた・思った事》
というか、25日にはリリースが出ていたので、遅くとも昨日のうちに書くべきだったのだが、西鉄が、前々から予告していた観光列車「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO」の導入を発表しました。
今はやりのレストランスタイルの列車で、詳細は公式Webページに譲るが、意外だ!と思ったのは、6050形3連をベースにするという事。「旅人」の運用を終えた8000形から改造されると確信していたから。
確かに6050形は1995(H17)年デビューと「比較的」新しいし、VVVF制御なので長く使えるでしょう(ちなみに西鉄は界磁チョッパ制御は導入した事がない)。また4ドアは西鉄福岡(天神)駅の大改良の過程で2線になってしまうため、折返し時間の短縮を図るべく採用された経緯があり、現状ではあまり必要とされなくなった、という事もあるかも知れません。いろいろな点で、今後長く観光列車として運用するに適した車両、と判断された、という事でしょう。
しかし近鉄「青の交響曲」もそうで、通勤電車を改造して豪華観光列車に…というのは、正直ため息が出る部分もあります。JR九州の「D&S列車」もだが、それだけ、特に西日本では通勤車の余剰が出ているという事でしょうか。
北から南まで、同じようなコンセプトの観光列車が未だあちらこちらの鉄道でデビューしているが、そろそろ飽和状態になって、客の奪い合いが発生しそうな気がしています。列車そのものだけでなく、列車の走る路線、目的地まで含めて、どれだけ他線区より魅力を出せるのか、が勝負になりそうです。乗車スタイルは様々だが、いずれにしろ私としては、編成全体が豪華に過ぎると、少々敷居が高く感じられます。男の一人旅で乗るような列車は空くなさそうだし。1両、いや半室で良いから、もう少し気軽に、ふらっと立ち寄って一息つけるスペースがあると良いんじゃないかなあと思っています。昔の特急〔つばめ〕のビュッフェのような。
ANAの東京オリンピック・パラリンピックスペシャルカラー機(JA741A・B777-200ER)が、羽田空港でお披露目されました。明日の羽田8時20分発福岡行243便から就航。
《今日のニュースから》
28日 世界最高水準の大型望遠鏡 兵庫県播磨町東亜外業東播工場で公開
この望遠鏡はこの後一度解体し、南米チリに輸送して再組み立て、2019年初に試験運用との事。
このペースをこのまま維持できれば、来年には更新2000回を達成します。また来年は10周年を達成します。この時点で、かなり大がかりな企画を考えています。お楽しみに。
「私鉄名車列伝」、今回は近鉄です。前回の近鉄は2610系について書いたが、2013(H25)年11月24日更新だったから、もう4年以上経ってしまいました。
今回は奈良線・京都線向けに製作された界磁チョッパ制御車、8810系・9000系・9200系です。編成の両数や車種の構成に違いがあるが、事実上同じ系列と言えます。まとめて書きます。
近畿日本鉄8810系は奈良・京都線用の界磁チョッパ制御通勤車である。省エネが図られたほか、車体もモデルチェンジし、21世紀に至るまでの基礎となった。後に派生形の9000系・9200系も製造された。
近鉄では次期省エネルギー車の模索として、界磁位相制御の8810系、電機子チョッパ制御の3000系が製造されていたが、今後の省エネ車としては、各種比較検討の結果、量産車両では、コスト面で有利な界磁チョッパ制御が採用される事となり、1981(S56)年2月の大阪線用1400系に続いて、3月に8810系がデビューする事となった。界磁チョッパ制御とは、分巻界磁を持つ直流複巻モーターに流れる電流をチョッパで制御する方式で、、回生ブレーキを使用できるのが特徴である。
8810系は1C8M制御、モーターは160㎾の大容量となった。1400系とは基本的には同一性能だが、当時の大阪線と奈良線の建築限界の違いから、8810系は車体幅が広く、裾絞りとなった。制御装置は1400系の三菱製に対して、日立製を採用している。
車体は形の丸みを小さくして角張った形となり、正面は切妻となった。前照灯回りにステンレス板を張り、行先・種別表示器を同一平面上に置いている。急行灯・標識灯は横3列の長方形として、近代的なイメージとなった。正面デザインはこの後、「シリーズ21」デビューまで、近鉄通勤車の基本となった。乗務員室のすぐ後ろに窓1つ分の座席があり、側面が左右非対称となっているのは、在来車両と同じ。
当初はマルーン1色だったが、後に3200系デビューに合わせて、マルーン+白のツートンカラーに移行した。
車内は一般的なロングシートだが、化粧板は白を基調とした新デザインとなったほか、座席形状の変更も行なわれている。
1次車4連×4本の後、翌1982(S57)年に製造された2次車は、コンピューターによる強度計算技術の活用により、最大1.5tの軽量化が図られた。最終3次車はクーラーの形式が変更され、当初から側面に行先種別表示装置を設けた。
1983(S58)年には2連形の9000系、3連形の9200系が製造された。どちらも車体は8810系と同じで、軽量化設計になっている。9000系は1C4M制御のため、モーターの定格が8810系の約2倍の675Vとなった。9200系は1C8M制御で、モーターは8810系と同じ。両者とも、後の製造車は8810系と同様の変更点がある。
奈良・京都線の界磁チョッパ制御車グループは1984(S59)年まで製造、8810系は3次に渡って9編成36両、9000系は4次に渡って8編成16両、9200系は2次に渡って4編成12両が、全て近畿車輛によって製造、合計64両の所帯となった。
この3系列はこの後、奈良線・京都線各系統の一般列車に運用された。8925Fは大阪線車両更新工事の間、1987(S62)~1989(H元)の短期間、小改造・方向転換の上、大阪線で運用されている。9200系は京都線の3連運用減少により、1991(H3)年にサ9350形を組み込んで4連化された。この頃の近鉄通勤車は全線共通のアルミ車体に移行していて、サ9350形も同様のアルミ車体で製造された。このため、在来他車と比較して車体の裾が長く、すぐに見分けが付く。側面は左右対称となった。
21世紀に入ると、「シリーズ21」導入により、他線への転出が始まった。8810系は8911Fの1編成が、9200系は9208Fを残して他3編成が大阪線に転じ、上本町~青山町間の各種列車に運用されている。同時にサ9350形は全てサ9310形に形式を改めた。9000系は全て名古屋線に異動し、明星区に5編成、富吉区に3編成が配置された。明星区の編成は全てワンマン化改造されて山田・鳥羽・志摩線ローカルに、富吉区の編成は名古屋口の各列車で運用されている。
【編成】
←近鉄難波・京都方 近鉄奈良・橿原神宮前方→
Tc 8910 - M 8810 - *M 8810* - Tc 8910
*Mc 9000* - Tc 9100
Mc 9200 - *M 9200 - (T 9350) - Tc 9300
* パンタグラフ
新製当時の編成で、9200系のサ9350号車は後から組み込み
大阪・名古屋線転属車両は方向を転換している サ9350はサ9310に形式変更
界磁チョッパ制御は、1980年代の私鉄の省エネ車両としては標準的な仕様で、このシリーズで取り上げた中では、東武10000系、西武3000系、東急8000系・8500系、京急800形・2000形、阪急7300系、小田急9000形、芝山鉄道(京成)3600形、南海8200系など、大手私鉄の大半が導入し、量産を重ねてきました。
近鉄はその中でも比較的早い方だったが(一番早かったのは東急8000系)、近鉄では界磁チョッパ制御車の最終投入が行なわれた1984(S59)年には、早くも1500V線区用では初のVVVF制御車となる1250系(現1420系)が製造され、その後3200系を皮切りにVVVF制御車の量産が始まるため、界磁チョッパ制御車は、近鉄においては案外地味な位置に置かれた感もあります。むしろ正面のデザインが、この後15年位の間、近鉄通勤車の「顔」として定着していく事になります。
今回の記事は
「鉄道ピクトリアル1992年12月臨時増刊号 【特集】近畿日本鉄道」「同2003年1月臨時増刊号 【特集】近畿日本鉄道」(鉄道図書刊行会)
「私鉄の車両13 近畿日本鉄道Ⅱ」(保育社 ※現在はネコ・パブリッシングによって復刻)
「信頼のネットワーク 楽しい仲間たち きんてつの電車」(近畿日本鉄道)
「近畿日本鉄道完全データ DVDBOX」「近畿日本鉄道 DVDBOX2013SPECIAL」(メディアックス)
「近鉄電車」(三好好三/JTBキャンブックス) 等
を参考にさせて頂きました。
次回は京阪13000系を予定しています。支線から導入、後に本線に展開した珍しい系列です。
当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
********************
《今日見た・聞いた・思った事》
というか、25日にはリリースが出ていたので、遅くとも昨日のうちに書くべきだったのだが、西鉄が、前々から予告していた観光列車「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO」の導入を発表しました。
今はやりのレストランスタイルの列車で、詳細は公式Webページに譲るが、意外だ!と思ったのは、6050形3連をベースにするという事。「旅人」の運用を終えた8000形から改造されると確信していたから。
確かに6050形は1995(H17)年デビューと「比較的」新しいし、VVVF制御なので長く使えるでしょう(ちなみに西鉄は界磁チョッパ制御は導入した事がない)。また4ドアは西鉄福岡(天神)駅の大改良の過程で2線になってしまうため、折返し時間の短縮を図るべく採用された経緯があり、現状ではあまり必要とされなくなった、という事もあるかも知れません。いろいろな点で、今後長く観光列車として運用するに適した車両、と判断された、という事でしょう。
しかし近鉄「青の交響曲」もそうで、通勤電車を改造して豪華観光列車に…というのは、正直ため息が出る部分もあります。JR九州の「D&S列車」もだが、それだけ、特に西日本では通勤車の余剰が出ているという事でしょうか。
北から南まで、同じようなコンセプトの観光列車が未だあちらこちらの鉄道でデビューしているが、そろそろ飽和状態になって、客の奪い合いが発生しそうな気がしています。列車そのものだけでなく、列車の走る路線、目的地まで含めて、どれだけ他線区より魅力を出せるのか、が勝負になりそうです。乗車スタイルは様々だが、いずれにしろ私としては、編成全体が豪華に過ぎると、少々敷居が高く感じられます。男の一人旅で乗るような列車は空くなさそうだし。1両、いや半室で良いから、もう少し気軽に、ふらっと立ち寄って一息つけるスペースがあると良いんじゃないかなあと思っています。昔の特急〔つばめ〕のビュッフェのような。
ANAの東京オリンピック・パラリンピックスペシャルカラー機(JA741A・B777-200ER)が、羽田空港でお披露目されました。明日の羽田8時20分発福岡行243便から就航。
《今日のニュースから》
28日 世界最高水準の大型望遠鏡 兵庫県播磨町東亜外業東播工場で公開
この望遠鏡はこの後一度解体し、南米チリに輸送して再組み立て、2019年初に試験運用との事。
№1799 京王・西武・京阪大津線 ダイヤ改正
京王が一昨日、西武が昨日、ダイヤ改正のリリースを出しました。
京王は2月22日、西武は3月10日実施です。どちらも、座席指定制列車の運行開始及び増強が、大きなポイントになっています。
合わせて京阪大津線のダイヤ改正のリリースも出ました。3月17日実施です。3社とも、直通先の地下鉄も改正があります。改正内容「を簡単にチェックしてみます。
1.京王
大きなポイントは、座席指定列車「京王ライナー」の運行開始と、朝ラッシュ時の準特急の増発。
1.京王ライナー
新宿→京王八王子間と、新宿→橋本間で運転。
平日は京王八王子行が新宿発20時00分~0時00分、橋本行が20時30分~23時30分(+0時20分)、土休日は京王八王子行が17時00分~21時00分、橋本行が17時20分~21時20分の、いずれも60分間隔。
京王八王子行は府中まで、橋本行は京王永山までノンストップで、以降は特急と同じ停車駅。新宿→京王八王子間は35~39分、新宿→橋本間は32~38分。
指定料金料金は新宿乗車時に400円。券売機の他、専用Web(支払いはC/Cのみ)上でも予約を受付、会員登録するとチケットレスで乗車可能。乗車日当日のみ発売(4時30分~)だが、京王パスポートカード所有者は前日から予約可能。府中・京王永山から先は乗車券のみで利用可。
2.準特急
朝ラッシュ時上り6本を増発(一部は他種別からの立て替え)。新宿着7時44分まで3本、8時50分から3本設定。京王八王子・橋本・京王多摩センター始発が各2本ずつ。
京王多摩センター始発2本の設定は、3月17日改正で小田急多摩センター始発急行が多数設定される、小田急多摩線を意識したのだろうか?
夕ラッシュ時は新宿発特急の一部を準特急に立て替え、笹塚で新宿線から接続。
3.その他
平日早朝に京王多摩センター始発本八幡行急行1本、夜間に本八幡発橋本行区間急行・快速合計3本を増発。
新宿発最終電車を一部1~2分繰り下げ。
平日夕方の都営新宿線~八幡山折返しは、笹塚折返しに短縮。下りは笹塚で準特急に接続。
井の頭線は、現行の吉祥寺発渋谷行最終の後に、明大前行最終を新設(0時20分発。富士見ヶ丘行の延長)。明大前で、京王八王子行最終特急に接続。
なお、これまで途中で種別が変わる列車は始発の時点では種別変更の駅の行先を表示、その駅に到着したら種別と共に再度行先を変更する形を採っていたが、改正時より、終点まで最終目的置を表示する形態に変更。
例えば、「新宿発・特急高幡不動行→高幡不動から各停京王八王子行」は、新ダイヤからは「新宿発・特急京王八王子行」となり、高幡不動では種別名称のみ特急→普通に変更。前にもどこかで書いたけれど、列車に記された駅より先に行きたい場合、例えばこの列車で長沼へ行きたいと思ったら、いくら駅のアナウンスでは「高幡不動から各駅停車京王八王子行になります」と繰り返しても、列車に高幡不動としか書かれていなかったら(交互表示で京王八王子の文字も出るが)、やはり不安になるだろうと思うので、特に長距離の乗客が乗る特急などの種別では、当然の措置ではないだろうか。本当は違う種別名称を用意して一本化する方が良いのだろうが、このパターンに合う列車が少なくなると、逆に複雑になって解りにくい、という事になるので難しい…。
同時に都営新宿線でも、ダイヤ改正を行ないます。10連運転の列車を増強。
2月22日は木曜日です。最近のダイヤ改正はどこも土曜日に行なうのが普通になってきているが、なぜ京王は平日に行なうのだろう?
********************
2.西武
こちらは土曜日の改正です。「拝島ライナー」新設と、平日「S-TRAIN」の増強を実施。
1.拝島ライナー
西武新宿→拝島間で、夕方に運転。
平日・土休日とも、西武新宿18時15分~22時15分発の60分間隔で運転。
高田馬場で乗車を扱った後、小平までノンストップ。以降拝島線内は各駅に停車。西武新宿→拝島間は、平日46~47分、土休日43~44分。小平で、新所沢行に接続。
指定料金は西武新宿・高田馬場乗車時に300円。拝島線内は乗車券のみで乗車券のみで利用可。チケットレスサービス「Smooz」、インターネット予約サービスは「S-TRAIN」と同じ。
2.S-TRAIN
平日夕方に、豊洲~所沢間で2往復増発。下り豊洲発は、18時00分~22時00分発の60分間隔で運転。
朝方・土休日は、今回は変わらない。
3.特急レッドアロー
土休日は〔むさし〕を3往復増発。池袋発10時00分・15時00分・16時00分発、飯能発14時35分・15時35分・16時35分発。
土休日の〔ちちぶ5・7号〕は、横瀬で長瀞行、西武秩父で三峰口行の秩父鉄道直通に接続。
野球開催日運転の〔スタジアムエクスプレス〕は、西武球場前到着時刻を30分早め、試合開始の約45分前到着に設定。ナイトゲーム開催日運行列車は、号数を変更。
4.池袋線
メトロ有楽町線直通を、平日21~22時台に4往復増発。
日中の池袋~西武球場前直通運転は、平日は池袋~所沢間と、西所沢~西武球場前間に分断。土休日の西武球場前発各駅停車2本を準急に格上げ。
5.新宿線
「拝島ライナー」運行開始により、夜間のパターンを見直し。西武新宿発は、平日の18~19時台は急行8→5~6本・準急2→4本に変更。土休日は急行8→6本に変更し、準急2本(拝島行)を運転。
日中の所沢→本川越間列車の時刻を見直し、池袋発〔ちちぶ〕からの接続を改善。
平日朝方の田無行準急を、新所沢まで延長。
競輪開催日の国分寺線~西武園線直通を、西武園発1本を除いて、東村山で分断。
6.車内発券料金
現在「S-TRAIN」に導入されている車内発券料金200円が、ダイヤ改正以降、「拝島ライナー」及び特急レッドアローにも適用。
同時にメトロ有楽町線でもダイヤ改正を実施。西武直通以外では、平日は夜間に和光市~新木場間4往復を増発し、早朝の小竹向原始発を和光市発に延長。
今回の改正は、副都心線・東急東横線・みなとみらい線までには波及しない。東武東上線も行なわない。秩父鉄道は、今の所発表がない。
ここまで、簡単ながら京王と西武のダイヤ改正について取り上げました。これに3月17日の小田急も加えて、特に都心~多摩地域間のダイヤが様変わりする事になります。
3社とも、有料列車の新設・増強が目立ちます。一般のニュースにもなる最近のダイヤのトレンドで、都心を発着する大手私鉄で、主要本線格の路線で平日に有料列車の運行がないのは、これで東急のみとなります。今の所は何の話もないが、今後は東横線・田園都市線あたりで設定の可能性は、あるでしょうか。
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3.京阪大津線
3月17日実施。リリースは、駅名変更の方が先に来ています。
1.京津線
昼間時間帯以降、土休日は7時台以降のほぼ全列車、運行区間をびわこ浜大津~太秦天神川間に統一。
日中(10~15時台)は20分間隔で運転。
2.石山坂本線
ほぼ全列車、運行区間を石山寺~坂本比叡山口間に統一。
日中(10~15時台)は10分間隔で運転。
両路線とも、最終電車を35~40分程度繰り上げるとの事。現状の浜大津駅の最終は京都市役所前行23時21分、四宮行0時21分、石山寺行23時59分、坂本行23時59分、近江神宮前行0時38分だが、23時台には大方運行が終わってしまうという事になるのか。深夜の利用がかなり少なくなっていたようです。
3.駅名変更
既に去年の内にはリリースが出ていました。浜大津→びわこ浜大津、別所→大津市役所前、皇子山→京阪大津京、坂本→坂本比叡山口。
その他、詳細は2月末発表との事。
同時に京都市営地下鉄でもダイヤ改正を実施。烏丸線は4往復を増発、初列車を繰り上げて他線・バスへの接続を改善。東西線は、自局の列車は変更なし。
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《今日のニュースから》
26日 コインチェック 仮想通貨580億円相当流出
27日 大相撲初場所 平幕栃ノ心優勝 ジョージア出身力士初
京王は2月22日、西武は3月10日実施です。どちらも、座席指定制列車の運行開始及び増強が、大きなポイントになっています。
合わせて京阪大津線のダイヤ改正のリリースも出ました。3月17日実施です。3社とも、直通先の地下鉄も改正があります。改正内容「を簡単にチェックしてみます。
1.京王
大きなポイントは、座席指定列車「京王ライナー」の運行開始と、朝ラッシュ時の準特急の増発。
1.京王ライナー
新宿→京王八王子間と、新宿→橋本間で運転。
平日は京王八王子行が新宿発20時00分~0時00分、橋本行が20時30分~23時30分(+0時20分)、土休日は京王八王子行が17時00分~21時00分、橋本行が17時20分~21時20分の、いずれも60分間隔。
京王八王子行は府中まで、橋本行は京王永山までノンストップで、以降は特急と同じ停車駅。新宿→京王八王子間は35~39分、新宿→橋本間は32~38分。
指定料金料金は新宿乗車時に400円。券売機の他、専用Web(支払いはC/Cのみ)上でも予約を受付、会員登録するとチケットレスで乗車可能。乗車日当日のみ発売(4時30分~)だが、京王パスポートカード所有者は前日から予約可能。府中・京王永山から先は乗車券のみで利用可。
2.準特急
朝ラッシュ時上り6本を増発(一部は他種別からの立て替え)。新宿着7時44分まで3本、8時50分から3本設定。京王八王子・橋本・京王多摩センター始発が各2本ずつ。
京王多摩センター始発2本の設定は、3月17日改正で小田急多摩センター始発急行が多数設定される、小田急多摩線を意識したのだろうか?
夕ラッシュ時は新宿発特急の一部を準特急に立て替え、笹塚で新宿線から接続。
3.その他
平日早朝に京王多摩センター始発本八幡行急行1本、夜間に本八幡発橋本行区間急行・快速合計3本を増発。
新宿発最終電車を一部1~2分繰り下げ。
平日夕方の都営新宿線~八幡山折返しは、笹塚折返しに短縮。下りは笹塚で準特急に接続。
井の頭線は、現行の吉祥寺発渋谷行最終の後に、明大前行最終を新設(0時20分発。富士見ヶ丘行の延長)。明大前で、京王八王子行最終特急に接続。
なお、これまで途中で種別が変わる列車は始発の時点では種別変更の駅の行先を表示、その駅に到着したら種別と共に再度行先を変更する形を採っていたが、改正時より、終点まで最終目的置を表示する形態に変更。
例えば、「新宿発・特急高幡不動行→高幡不動から各停京王八王子行」は、新ダイヤからは「新宿発・特急京王八王子行」となり、高幡不動では種別名称のみ特急→普通に変更。前にもどこかで書いたけれど、列車に記された駅より先に行きたい場合、例えばこの列車で長沼へ行きたいと思ったら、いくら駅のアナウンスでは「高幡不動から各駅停車京王八王子行になります」と繰り返しても、列車に高幡不動としか書かれていなかったら(交互表示で京王八王子の文字も出るが)、やはり不安になるだろうと思うので、特に長距離の乗客が乗る特急などの種別では、当然の措置ではないだろうか。本当は違う種別名称を用意して一本化する方が良いのだろうが、このパターンに合う列車が少なくなると、逆に複雑になって解りにくい、という事になるので難しい…。
同時に都営新宿線でも、ダイヤ改正を行ないます。10連運転の列車を増強。
2月22日は木曜日です。最近のダイヤ改正はどこも土曜日に行なうのが普通になってきているが、なぜ京王は平日に行なうのだろう?
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2.西武
こちらは土曜日の改正です。「拝島ライナー」新設と、平日「S-TRAIN」の増強を実施。
1.拝島ライナー
西武新宿→拝島間で、夕方に運転。
平日・土休日とも、西武新宿18時15分~22時15分発の60分間隔で運転。
高田馬場で乗車を扱った後、小平までノンストップ。以降拝島線内は各駅に停車。西武新宿→拝島間は、平日46~47分、土休日43~44分。小平で、新所沢行に接続。
指定料金は西武新宿・高田馬場乗車時に300円。拝島線内は乗車券のみで乗車券のみで利用可。チケットレスサービス「Smooz」、インターネット予約サービスは「S-TRAIN」と同じ。
2.S-TRAIN
平日夕方に、豊洲~所沢間で2往復増発。下り豊洲発は、18時00分~22時00分発の60分間隔で運転。
朝方・土休日は、今回は変わらない。
3.特急レッドアロー
土休日は〔むさし〕を3往復増発。池袋発10時00分・15時00分・16時00分発、飯能発14時35分・15時35分・16時35分発。
土休日の〔ちちぶ5・7号〕は、横瀬で長瀞行、西武秩父で三峰口行の秩父鉄道直通に接続。
野球開催日運転の〔スタジアムエクスプレス〕は、西武球場前到着時刻を30分早め、試合開始の約45分前到着に設定。ナイトゲーム開催日運行列車は、号数を変更。
4.池袋線
メトロ有楽町線直通を、平日21~22時台に4往復増発。
日中の池袋~西武球場前直通運転は、平日は池袋~所沢間と、西所沢~西武球場前間に分断。土休日の西武球場前発各駅停車2本を準急に格上げ。
5.新宿線
「拝島ライナー」運行開始により、夜間のパターンを見直し。西武新宿発は、平日の18~19時台は急行8→5~6本・準急2→4本に変更。土休日は急行8→6本に変更し、準急2本(拝島行)を運転。
日中の所沢→本川越間列車の時刻を見直し、池袋発〔ちちぶ〕からの接続を改善。
平日朝方の田無行準急を、新所沢まで延長。
競輪開催日の国分寺線~西武園線直通を、西武園発1本を除いて、東村山で分断。
6.車内発券料金
現在「S-TRAIN」に導入されている車内発券料金200円が、ダイヤ改正以降、「拝島ライナー」及び特急レッドアローにも適用。
同時にメトロ有楽町線でもダイヤ改正を実施。西武直通以外では、平日は夜間に和光市~新木場間4往復を増発し、早朝の小竹向原始発を和光市発に延長。
今回の改正は、副都心線・東急東横線・みなとみらい線までには波及しない。東武東上線も行なわない。秩父鉄道は、今の所発表がない。
ここまで、簡単ながら京王と西武のダイヤ改正について取り上げました。これに3月17日の小田急も加えて、特に都心~多摩地域間のダイヤが様変わりする事になります。
3社とも、有料列車の新設・増強が目立ちます。一般のニュースにもなる最近のダイヤのトレンドで、都心を発着する大手私鉄で、主要本線格の路線で平日に有料列車の運行がないのは、これで東急のみとなります。今の所は何の話もないが、今後は東横線・田園都市線あたりで設定の可能性は、あるでしょうか。
********************
3.京阪大津線
3月17日実施。リリースは、駅名変更の方が先に来ています。
1.京津線
昼間時間帯以降、土休日は7時台以降のほぼ全列車、運行区間をびわこ浜大津~太秦天神川間に統一。
日中(10~15時台)は20分間隔で運転。
2.石山坂本線
ほぼ全列車、運行区間を石山寺~坂本比叡山口間に統一。
日中(10~15時台)は10分間隔で運転。
両路線とも、最終電車を35~40分程度繰り上げるとの事。現状の浜大津駅の最終は京都市役所前行23時21分、四宮行0時21分、石山寺行23時59分、坂本行23時59分、近江神宮前行0時38分だが、23時台には大方運行が終わってしまうという事になるのか。深夜の利用がかなり少なくなっていたようです。
3.駅名変更
既に去年の内にはリリースが出ていました。浜大津→びわこ浜大津、別所→大津市役所前、皇子山→京阪大津京、坂本→坂本比叡山口。
その他、詳細は2月末発表との事。
同時に京都市営地下鉄でもダイヤ改正を実施。烏丸線は4往復を増発、初列車を繰り上げて他線・バスへの接続を改善。東西線は、自局の列車は変更なし。
当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
《今日のニュースから》
26日 コインチェック 仮想通貨580億円相当流出
27日 大相撲初場所 平幕栃ノ心優勝 ジョージア出身力士初