№1779 恵まれた!岡山・高知・松山の旅 5.伊予鉄 オレンジへ衣替え中
4泊5日+夜行と長かった岡山・高知・松山の旅もついに最終日です。午前中は伊予鉄の電車・バスを撮影し、午後比較的早い航空便で帰宅の途に就きます。
11月 9日(木)
最終日、快晴です。旅先はいつもこうだったらいいのになー、と思いつつ、昨日と同様、道後温泉方向に向かいました。
南町で降りて、市内線電車を撮ります。2100形。
新車5000形。構造は2100形と同じだが、なめらかな流線型になりました。
50形の新塗装車。帝国車輌製。
道後公園へ移動。2000形も新塗装化が始まっています。
旧塗装車もまだ数台残っている。旧塗装車には、「IYOTETSU」の新ロゴマークは貼られていません。
南堀端へ移動しました。坊ちゃん列車、D14+31。
バスも撮りました。空港リムジンバスの旧塗装。
2000形の新塗装・旧塗装の並び。
2000形は元京都市電だが、もう京都市時代の倍を遙かに上回る年月を松山で過ごしています。思うに、1台くらい京都市時代のカラーを復刻したら、ウケるのでは?もはや現役の京都市電の色を知らない人がほとんどのはずだし。
(瀬戸内海の向こうの広電で1900形が走っているが)
空港リムジンバスの新塗装。
旧型のバスも、新塗装への塗り替えが進められています。
一方で、新ブルーリボンの姿も。
松山は空港だけでなく、海の港、観光港へのリムジンバスがあります。「ISHIZAKI」とは伊予鉄グループの船会社で、7年前に乗った小倉行の夜行便も、2013(H25)年4月1日より関西汽船から引き継いで運航しています(松山・小倉フェリーという子会社)。
瀬戸内運輸のバスも来ます。
JR四国バスも、高速バスは松山市駅に入ります。
昨日は休みだった坊ちゃん列車・D1+1+2編成も、この日は運用されていました。
50形。軽量構造になったタイプ。ナニワ工機製です。
伊予鉄の市内線は、今回は全線は乗らなかったが、見て、一部でも乗った感触では、少なくともとさでん交通よりは状況が良いように感じられました。超低床の新車も定期的に導入されているし、電停も整備されているので。
もっとも伊予鉄も決して運営状況は楽観的ではない、かも知れない。何より、運行便数が減っている。3番(松山市駅~道後温泉)、5番(JR松山駅~道後温泉)は、1989(H元)の時点では日中は6~7分毎だったが、現行は10分毎。6番(本町三丁目~道後温泉)は20分毎→30分毎。
また、環状線の1・2番は、一周34分だったものが、現行では46分かかるようになっています。運行の実態に合わせたものだろうし、特にこの系統は単線区間を含んでいるのでこうなったのだろうが。
市役所前で、JR四国バスの久万高原線も撮ってみました。一般色(旧国鉄バス色)だが、大栃線「アンパンマンバス」と同型のレインボーⅡではないだろうか。
郊外線も大手町~松山市間で狙ってみたのだが、700形はヘマして、架線柱の影が貫通扉にかかってしまった…。
600形の時は運悪く、ここだけ雲が太陽を遮ってしまった…。郊外線の電車はまた、次の機会だ。
郊外線は、1991(H3)年に郡中線が15分間隔運転を開始してから、ほとんど変わらない。金曜日に終電が繰り下げられるだけ。
羽田行航空便は15時前の出発なので、残念ながらタイムアップ。空港へ向かいます。
最後に、5000形のクリアファイル。伊予鉄トラベル大街道営業所などで販売しています。200円。
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《今日見た・聞いた・思った事》
去年2月に新千歳空港で、JALのB737-800のエンジンが出火し、乗客乗員が緊急脱出する事態が起きたが、今日、調査報告書が出ました。
出火の原因としては、天候の急変によって(緊急脱出時は吹雪になり、発火直前には視界がなくなって前進できなくなった)エンジン内部に氷が付着、異常燃焼が起きて、漏れた燃料に火が付いた事だとしています。
原因そのものもさる事ながら、報告書では乗客が荷物を抱えて脱出しようとした事(脱出時の映像でも、大きなバッグを抱えた乗客がシュートを滑るシーンが見られた)を問題視しています。CAが乗客の荷物をコックピット入口の扉の前に多数置かざるを得なくなり、パイロットが外に出られなくなり、誘導に支障が出たとの事でした。
JALでは非常デモビデオの内容を見直すよう対応しているとしているが、報告書は、国や他キャリアにも利用者の理解を高める取り組みを進めるよう求めています。
非常デモビデオでは以前から緊急脱出の際には手荷物は持たないように、と言っているのだが、緊急事態とは言っても相手は「お客様」、CA側もあまり強くは言えないのかも知れません。言う事を聞かない乗客からは、大きな荷物は取り上げた、らしいが(強く言いすぎるとトラブルに発展し、脱出に悪影響を与える)。大事なものも入っているのだろうし、同じ乗客の立場に立てば気持ちはとても解るのだけれど、やはり決められた事は守るべき。自分自身のためにも。そもそも、離陸前の非常デモのビデオとかCAの実演とか見ない客がどの便でもほとんどで、何度も乗っているから解っているよ、とか思うのだろうが、そういう人たちに限って、事が起こると「対応がなっていない」って怒るんだよなあ(二十数年前の福岡のガルーダ機事故の時に、何となく思った)。私自身も心したいと思っています。
JALと言うと、航空機リース業者を装った偽メールにだまされて、3億8000円を取られた、とかいうニュースも昨日はありました。この件についてはこれ以上書かないけれど、大手企業でさえ騙されるのなら、個人はなおさら怖いなあ。私のメールボックスにも、偽メールが毎日のように届いて、偽と解っているけれど、一瞬ドキッとしてしまう。もちろん即削除するけれど(最近は「楽天カード」とかが多いが、私は楽天カードは持っていませんよ!)。
今朝、羽後交通の高速バスが藤沢駅前に着いたのを見たが、屋根の雪が凄くてビックリ。秋田、大雪なんだ…。関東地方は、本格的な降雪は今シーズンまだないので、大いに違和感がありました。
《今日のニュースから》
20日 日馬富士傷害事件 伊勢ヶ濱親方 相撲協会理事辞任 2横綱減給処分
21日 なんばグランド花月 リニューアルオープン