№1780 恵まれた!岡山・高知・松山の旅 6<終>.JAL436便

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 長かった岡山・高知・松山の旅もついに終わり。
 帰りは松山からのJAL436便です。14時50分出発とやや早いのだが、次の438便は17時40分発で、11月だから終始真っ暗になってしまう(ANAでも17時20分)。なのでこの時間の便にしました。

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 大街道からも空港へ行くバスはあるが、適当な時間がなくて(早めに着きたかった)、市内電車でJR松山駅へ行って、そこから始発便に乗りました。13時30分発。

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 空港バスの車内。半分くらいの乗り具合だっただろうか。車内放送は、お土産のCMが多かった。日本語以外は、英語だけ。

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 15分程で着きました。空港ターミナル。

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 コンコース。航空会社のカウンターが並んでいて、一番手前は就航したばかりのチェジュ航空。

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 JALのカウンター。

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 手荷物検査場への入口を、2Fから見下ろす。ANA592便羽田行、JAL(J-AIR)福岡行3600便もあるので、割と列が長いか。

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 展望デッキは、快晴だが、完全に逆光。

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 J-AIRのCRJ200。福岡から来て折返し。まもなく、見られなくなります。
(来年1月いっぱいまで。松山が最後の就航地の一つになる)

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 羽田からのJAL435便が、R/W14にランディング。これが436便になるが、18分位遅れていた。となると折返しも遅れを引きずるのではないか?

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 2Fのスカイショップ。JALのBLUE SKYと、ANA FESTAが並んでいる。

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 改めて、手荷物検査場。

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 436便はB搭乗口から。駐機している2番スポットは、A搭乗口の方が圧倒的に近い(目の前)なのに、なぜBだったのだろう。1番スポットからの福岡行があるからか?

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 本来の出発時刻の14時50分になって、事前改札のアナウンスが入る。赤ん坊をお腹に抱えた母親が、CAに付き添われて機内に消えていく。その後優先搭乗、一般搭乗(後部)と続く。34Aは後部だから、ここで搭乗。この便はカタール航空6087便のコードシェア便でもあるが、特に中東っぽい乗客はいなかったような。

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 結局到着の遅れを詰める事はできず、15時09分と19分の遅れで出発。
 あれ、チェジュ航空がまだいる。12時50分出発のはずだが、なぜまだ出発していないのだろうか?
「全員の着席を確認して出発する」とアナウンス。この数年繰り返し発生した、座席のダブり事件を繁栄したものだろう。

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 非常デモビデオ。キチンと見ましょうね。今後、全面改訂の可能性があります。

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 R/W14からの離陸だ。松山は多少の追い風になってでもR/W32から海に向けての離陸が多いが、あるいは着陸機が迫っていたのかも知れない。

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 離陸上昇中。松山の市街地は、やや遠くに見える。

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 坊ちゃんスタジアムをかすめるように、右旋回。
(ここから一部の画像には、テキストを追加しています)

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 大谷池と松山自動車道。

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 山間部を横切って、高知方面へ向かいます。

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 キャビン。「SKY NEXT」仕様。

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 Wi-Fi無料のCM。だからお試ししてみても良かったのだけれど、比較的短距離なのと、隣2席にも乗客がいたのでPCのデバイスでの閲覧はジャマになりそうで、今回は見送り。

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 伊勢湾上空へ。下に小さく見える、河口の町は新宮か。ちょっと見づらいけれど。

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 洋上飛行が続く。

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 ドリンクサービスが廻ってきたので、ここでは冷たいお茶を注文、空港で買ってきた栗タルトと共に頂く。

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 駿河湾上空。ここで既にディセンドがスタートし、天井のモニターの高度の数値が下がっていく。

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 モニターでは、これまで飛んできたルートが表示される。紀伊半島の南部を通過し、伊豆半島の方角へ向かう。

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 小さいけれど、富士山も見えました。
「Prepare for landhing」(着陸に向けて準備)のコクピットからのアナウンスと同時にベルトサインが点灯。事前で予告されていたような揺れはないが、関東地方は風が強いらしい。

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 高度を大きく落として、房総半島上空に差し掛かる。逆光で非常に見づらくなってしまっているが、富浦上空。

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 さらに金谷の上空。房総半島の西側を北上していく。R/Wは34Lだろう。

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 東京湾上空に出て、左手に三浦半島を見る。

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 左旋回して、東京湾上空を羽田へ向かう。貨物船が、東京を目指してくる。

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 浮島。今日ははっきり。

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 着陸。スポイラーがいっぱいに立ち上がる。

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 夕暮れの第1ターミナル。

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 3番ゲートに到着。結局22分遅れと、増幅して到着となりました。
 大分暗くなってきたが、まだ真っ暗にまではならなくて良かった。

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 降機には少々時間がかかる。

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 3番搭乗口。次は再び松山行439便となるようだが、遅れを引きずってしまうのではないだろうか。

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 手荷物受け取りは、案外早かった?

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 1F到着ロビー。

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 品川行快特。これと、下り快特を乗り継いで帰りました。

 比較的長めになった岡山・高知・松山の旅もつつがなく終わりました。繰り返しになるが、9月の九州と違って5日間中、一日中曇天になったのは4日目だけ。本当に恵まれました。どこも数年ぶりの訪問だっただけに。いつでもどこでも、旅先にいるときだけは、朝から晩まで青空が広がってくれれば良いのに。
 最後の伊予鉄は、来年4月に持ち株会社に移行し、その傘下に鉄道会社とバス会社が並んで置かれる形になります。既に新CIも導入してイメージが変わりつつあるが、新体制の下では、さらに大きな変化が見えてくるのでしょうか。今回は時間がなくて撮れなかった郊外線電車や地方のバス(特に伊予鉄南予バス)もなるべく早く撮りに行って、変化を確認したいと思います。また、同じく岡山電軌にまでは回らなかった岡山、電車・バスともどこへ向かうのかとさでん交通の高知もまた、いずれ再度訪れたいと考えています。
…って、いつもいつもあっち行きたい、こっち行きたい、こんな事ばかり考えて、ほとんど実現できないのが、なんとももどかしい!
(とか言いながら、今月頭には関西に行ってきました。来月書きます)

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 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


《今日のニュースから》
22日 SBドライブ・三菱地所 丸ノ内オフィス街で無人運転バス実験
23日 イチロー 愛知県豊山町少年野球大会表彰式に出席

 年間の出生数が過去最低の94万人強と過去最低、死亡者数は134万人強と戦後最多になったと、厚生労働省が発表しました。当然この事は、人口の大幅な減少を意味します。国家は支援はできても、「産めよ増やせよ」とハッパをかけられる時代では、もうない。現実を直視し、人口減の抑止はもやは無理という前提で、政策・施策等を考えなければならない状況になったのではないか。行政も、企業も。もちろん交通業、特に自動運転が現実味を帯びてきたバス業界にも、多大な影響を与えるでしょう。丸ノ内の試験走行も、その流れに違いない。

№1779 恵まれた!岡山・高知・松山の旅 5.伊予鉄 オレンジへ衣替え中

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 4泊5日+夜行と長かった岡山・高知・松山の旅もついに最終日です。午前中は伊予鉄の電車・バスを撮影し、午後比較的早い航空便で帰宅の途に就きます。

11月 9日(木)

 最終日、快晴です。旅先はいつもこうだったらいいのになー、と思いつつ、昨日と同様、道後温泉方向に向かいました。

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 南町で降りて、市内線電車を撮ります。2100形。

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 新車5000形。構造は2100形と同じだが、なめらかな流線型になりました。

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 50形の新塗装車。帝国車輌製。


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 道後公園へ移動。2000形も新塗装化が始まっています。

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 旧塗装車もまだ数台残っている。旧塗装車には、「IYOTETSU」の新ロゴマークは貼られていません。

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 南堀端へ移動しました。坊ちゃん列車、D14+31。

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 バスも撮りました。空港リムジンバスの旧塗装。

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 2000形の新塗装・旧塗装の並び。
 2000形は元京都市電だが、もう京都市時代の倍を遙かに上回る年月を松山で過ごしています。思うに、1台くらい京都市時代のカラーを復刻したら、ウケるのでは?もはや現役の京都市電の色を知らない人がほとんどのはずだし。
(瀬戸内海の向こうの広電で1900形が走っているが)

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 空港リムジンバスの新塗装。

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 旧型のバスも、新塗装への塗り替えが進められています。

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 一方で、新ブルーリボンの姿も。

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 松山は空港だけでなく、海の港、観光港へのリムジンバスがあります。「ISHIZAKI」とは伊予鉄グループの船会社で、7年前に乗った小倉行の夜行便も、2013(H25)年4月1日より関西汽船から引き継いで運航しています(松山・小倉フェリーという子会社)。

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 瀬戸内運輸のバスも来ます。

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 JR四国バスも、高速バスは松山市駅に入ります。

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 昨日は休みだった坊ちゃん列車・D1+1+2編成も、この日は運用されていました。

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 50形。軽量構造になったタイプ。ナニワ工機製です。

 伊予鉄の市内線は、今回は全線は乗らなかったが、見て、一部でも乗った感触では、少なくともとさでん交通よりは状況が良いように感じられました。超低床の新車も定期的に導入されているし、電停も整備されているので。
 もっとも伊予鉄も決して運営状況は楽観的ではない、かも知れない。何より、運行便数が減っている。3番(松山市駅~道後温泉)、5番(JR松山駅~道後温泉)は、1989(H元)の時点では日中は6~7分毎だったが、現行は10分毎。6番(本町三丁目~道後温泉)は20分毎→30分毎。
 また、環状線の1・2番は、一周34分だったものが、現行では46分かかるようになっています。運行の実態に合わせたものだろうし、特にこの系統は単線区間を含んでいるのでこうなったのだろうが。

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 市役所前で、JR四国バスの久万高原線も撮ってみました。一般色(旧国鉄バス色)だが、大栃線「アンパンマンバス」と同型のレインボーⅡではないだろうか。

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 郊外線も大手町~松山市間で狙ってみたのだが、700形はヘマして、架線柱の影が貫通扉にかかってしまった…。

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 600形の時は運悪く、ここだけ雲が太陽を遮ってしまった…。郊外線の電車はまた、次の機会だ。
 郊外線は、1991(H3)年に郡中線が15分間隔運転を開始してから、ほとんど変わらない。金曜日に終電が繰り下げられるだけ。

 羽田行航空便は15時前の出発なので、残念ながらタイムアップ。空港へ向かいます。

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 最後に、5000形のクリアファイル。伊予鉄トラベル大街道営業所などで販売しています。200円。

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《今日見た・聞いた・思った事》

 去年2月に新千歳空港で、JALのB737-800のエンジンが出火し、乗客乗員が緊急脱出する事態が起きたが、今日、調査報告書が出ました。
 出火の原因としては、天候の急変によって(緊急脱出時は吹雪になり、発火直前には視界がなくなって前進できなくなった)エンジン内部に氷が付着、異常燃焼が起きて、漏れた燃料に火が付いた事だとしています。
 原因そのものもさる事ながら、報告書では乗客が荷物を抱えて脱出しようとした事(脱出時の映像でも、大きなバッグを抱えた乗客がシュートを滑るシーンが見られた)を問題視しています。CAが乗客の荷物をコックピット入口の扉の前に多数置かざるを得なくなり、パイロットが外に出られなくなり、誘導に支障が出たとの事でした。
 JALでは非常デモビデオの内容を見直すよう対応しているとしているが、報告書は、国や他キャリアにも利用者の理解を高める取り組みを進めるよう求めています。
 非常デモビデオでは以前から緊急脱出の際には手荷物は持たないように、と言っているのだが、緊急事態とは言っても相手は「お客様」、CA側もあまり強くは言えないのかも知れません。言う事を聞かない乗客からは、大きな荷物は取り上げた、らしいが(強く言いすぎるとトラブルに発展し、脱出に悪影響を与える)。大事なものも入っているのだろうし、同じ乗客の立場に立てば気持ちはとても解るのだけれど、やはり決められた事は守るべき。自分自身のためにも。そもそも、離陸前の非常デモのビデオとかCAの実演とか見ない客がどの便でもほとんどで、何度も乗っているから解っているよ、とか思うのだろうが、そういう人たちに限って、事が起こると「対応がなっていない」って怒るんだよなあ(二十数年前の福岡のガルーダ機事故の時に、何となく思った)。私自身も心したいと思っています。

 JALと言うと、航空機リース業者を装った偽メールにだまされて、3億8000円を取られた、とかいうニュースも昨日はありました。この件についてはこれ以上書かないけれど、大手企業でさえ騙されるのなら、個人はなおさら怖いなあ。私のメールボックスにも、偽メールが毎日のように届いて、偽と解っているけれど、一瞬ドキッとしてしまう。もちろん即削除するけれど(最近は「楽天カード」とかが多いが、私は楽天カードは持っていませんよ!)。

 今朝、羽後交通の高速バスが藤沢駅前に着いたのを見たが、屋根の雪が凄くてビックリ。秋田、大雪なんだ…。関東地方は、本格的な降雪は今シーズンまだないので、大いに違和感がありました。

《今日のニュースから》
20日 日馬富士傷害事件 伊勢ヶ濱親方 相撲協会理事辞任 2横綱減給処分
21日 なんばグランド花月 リニューアルオープン

№1778 恵まれた!岡山・高知・松山の旅 4.伊予鉄バスローカル線

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 また1回お休みしたが、岡山・高知・松山の旅、続けます。
 4日目の松山は、残念ながら、今回の旅では唯一、終日曇天となりました。伊予北条からの伊予鉄バスのローカル線に乗りに行きます。

11月 8日(水)

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 その前に、道後温泉に行ってみます。朝風呂に入る、と言うわけではないが。
 松山に2日間滞在するので、2日間市内電車に乗れる「2Dayチケット」を購入しました。800円。無粋なツッコミだが、「2Day」ではなく、「2Day」ではないかと…。
 朝っぱらは雨模様の松山。

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 道後温泉駅。「坊ちゃん列車」が待機しています。

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 駅の案内所の前の、「坊ちゃん列車」の予約状況を知らせるボード。この日はD1+1+2編成が検査でお休みでした。

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 道後公園には、宇和島バスのターミナルがあります。特急・急行便が高速道を経由して、宇和島から城辺・宿毛方面へ向かいます。

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 坊ちゃん列車。この日はD14+31編成のみ運行。

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 JR松山駅。

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 駅前のバス乗り場の前には、伊予鉄(瀬戸内も1台)バスが待機している。新CI導入でオレンジ単色化が進んでいるが、なんと!一番左、1988(S63)年式のP-RA172BA(愛媛22か1564)まで塗り替えられている。昭和の車両、既に30年近く使われているのに、まだしばらくは走らせるという事なのか。

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 松山駅周辺の、予讃線連続立体交差事業の看板。これができると、伊予鉄市内線の乗り場が高架下に移り、さらに延長も行なわれる構想。
 ただこの看板、7年前にも見ているが、それ以降工事がほとんど進捗していない印象でした。

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 松山駅の改札口。発車案内表示に注目。高松行〔しおかぜ14号・いしづち14号〕(目の前の8000系)と、宇和島行〔宇和海9号〕が、同じ1番線から出発します。

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 松山運転所。高架化の際はどうなるのだろう。高知のように移転すると思うが、どこへ?

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〔宇和海9号〕。奥に先の〔しおかぜ14号・いしづち14号〕が直列に並んでいるのが解るでしょうか。

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 伊予北条まで、普通電車4522Mで行きます。高松行のロングラン列車(伊予西条から4142M、観音寺から142M快速〔サンポート南風リレー〕)。7023+7109の2連だが、後部は回送(この列車はワンマン)。7000系に乗るのは、たぶん初めて。

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 その車内。1000型DCと同じく、点対称のセミクロス。

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 瀬戸内海。

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 伊予北条駅。この駅前に入るバスは、伊予鉄の立岩線のみ(土休日運休)。
 庄府行11時50分の出発まで時間がかなりあるので、歩けるところまで歩いて行きました。

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 井口橋まで歩きました。現れたバスは、松山市中心部の循環路線で運用されていた、レインボー7m。
 乗客は、1人だけ…。
 この路線は基本的に県道17号・北条多摩川線を、立岩川に沿って遡っていくが、先の台風の影響で陥没している所も。
 立岩地域は通常、集落の中の側道を寄り道していく。

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 しかし、台風の影響で側道が崩壊し、県道に迂回する措置が取られていました。
 立岩支所前の代替バス停で途中下車するが、標識がない…。左側の道を降りて、集落へ。

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 その立岩集落。こんな細い道を、通常は走っているんだ。道路の修理は終わっていて、この2日後(11月10日)に通行が再開されたそうです。
 終点の庄府まで、また歩き。その途中、庄府からバスが折り返して戻ってきました。それが、一番上の画像です。

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 儀式の集落も、県道から別れて小道を行きます。儀式のバス停。と行っても、標識は?

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 こんな木の板が、廃屋の軒先にぶら下がっている。「バスのりば」と記されている。大分古い。

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 その裏面に時刻表が掲げられている。
 裏面には「きっぷうりば」と書かれているように見えるが(時刻表で遮られて下部は読めない)、昔は乗車券を売る場所があったのか?(この廃屋?)だとしたら、現状(平日のみ7往復)とは比べものにならない位、バスの往来があったのでしょうか?想像し難いが…。

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 宝入橋バス停の時刻表は、この小屋の中にあります。この路線ではバス停の標識が(少なくともヨソ者には)見当たらないか、あっても文字が読み取れないか(宮裏がそうだった)、そんな所がほとんど。地元の人だけが解ればそれでよし、という事なのでしょう。

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 終点の庄府のバス停は、県道沿いのガレージの中にありました。標識はない。「庄府集会所」の札があっただけ。ガレージ自体はバスのために造られたのではないように見えた。農機具とかが置かれていたし。

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 バス停の裏手の山の中腹にある、明見神社。
 しかしこの集落も、神社以外、とくに見所みたいなものがあるわけではない。コンビニはもちろん、飲料の自動販売もない。この県道17号線は笹ヶ峠を越えて今治市に通じているが、車の往来さえ皆無に近い。静かなのは結構だが。

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 伊予北条から、バスが戻ってきました。13時36分発となり、前の便から1時間14分と、「比較的」間隔が小さい(次は4時間後)。一方で折返し時間は2分だけ。だからこの時間の訪問にして、立岩からヒーコラあえぎながら歩いてきたのだが。こんな感じでスイッチバックします。

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 儀式の集落はこんな感じ。

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 こういう道路を下っていくわけです。対向車との行き違いは無理。しかしわざわざ県道から寄り道してくれたというのに、乗車はまったくナシ。先の立岩の支所前代替バス停から一人乗っただけ(はっきりとは見ていなかったが、往路で降りた客と同一人物だったかも知れない)。
 その先も乗り降りが全くないまま、淡々と下っていく。時々、後続に道を譲る。時間調整も何度もあって、ゆとりはあるようだ。先の婦人は辻町で下車。このバスは駅前で折り返して北条の車庫まで行くが、こちらは駅前で降りてしまう。
 結局、往復とも乗客は2人を越える事はなかった。時間帯の影響もあるだろうが、この様子だとこの路線も、(少なくとも伊予鉄バス路線としては)いつまで走れるだろうか、とかなり心配になってしまいました。

 松山へ行くJRの電車は、次は14時34分発4543M。前の電車から48分空いている。今は同じ松山市となった松山~伊予北条間くらいは、コンスタントに毎時2本・30分程度の間隔で走ってくれれば良いのにと思う。

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 跨線橋の警告文。ここと伊予市の間が電化された1990(H2)年に掲げられたのでしょうか。比較的最近電化された路線では、よく見られたものです。

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 伊予北条駅のホーム。一番左が4543M、真ん中はここの折返しで15時16分に出発する4645M、右は松山から来て高速で通過する〔しおかぜ22号・いしづち22号〕。特急の通過を待って出発。

 三津浜で途中下車。

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 伊予鉄の三津駅。最近改築された駅舎。
 この後伊予鉄の電車で松山に戻ります。松山市下車。

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 大街道の全日空ホテルの前に、J2京都サンガのバスがいました。MK観光バス。この日、台風の影響で影響になっていたJ2リーグ戦、愛媛FC対京都サンガ戦がニンジニアスタジアムで行なわれていました。

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 最後に、松山に来たならやっぱり行かねば、の道後温泉。無論今度は入浴のため。9月オープンの別館「飛鳥之湯泉(あすかのゆ)」に行ってみました。1階浴室は大人600円。浴場の陶板の壁画には、プロジェクションマッピングで情景が映し出されるイベントもあるらしいが、今回は見ませんでした(毎正時)。外国人もいるのはさすが。
 外周はまだ工事中。

 大街道で夕食、ホテルへ帰る途中空を見上げると、星が見える。ついに明日は最終日。晴れてくれそうだから、伊予鉄の電車・バスを思いっきり撮りたい。といっても午後早めの航空便で帰るから、午前中だけになりそうだが。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
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 日本も新幹線のインシデントで今日JR西日本の社長が会見し、台車の完全な破断まであと3㎝だったとか恐ろしい事実を発表していたけれど(新大阪で乗務員が西日本→東海に交代しているが、どのような引き継ぎがなされたのかも調査の焦点)、アメリカもアトランタの空港が停電で大混乱とか、シアトル近郊でアムトラックが脱線して死者も出ているとか、どうにも落ち着かないです。

《今日のニュースから》
17日 甲子園ボウル 日大27年振り優勝 関東勢優勝は11年振り
18日 Xボウル 富士通2連覇 社会人日本一決定戦最多スコア63得点
19日 上野動物園 パンダ「シャンシャン」 一般公開開始