衝撃的すぎる、新幹線の台車破断。大惨事一歩手前のこの事態は、なぜ起きた?背景も含め、徹底的な調査が求められる。リニア新幹線を巡る談合の発覚も、日本の高速鉄道への信頼を揺るがしかねない事件です。少年探偵の名推理は、平成の世の内に再び見る事ができるのだろうか?今日日本の地下鉄開業90周年をむかえた今月は、どのような事が起きたのでしょうか。
1日 フリン前米大統領補佐官 FBI 「ロシアゲート」で訴追
2日 ソフトバンク 松坂大輔投手 自由契約
3日 GPS衛星「みちびき」使用 自動運転実証実験公開
4日 マルタ女性記者殺害 容疑者10人を拘束
5日 低コスト「有機ELパネル」 日本企業初出荷
6日 「テロ等準備罪」新設法の廃止法案 野党5党が共同提案
7日 シャープ 東証1部再上場
8日 西武 菊池雄星投手 2億4000万円で契約更改
9日 栃木県「おもちゃ団地」 チャリティーバザール開催
10日 旧女川交番 「震災遺構」として保存 現地で説明会
11日 NYマンハッタンで爆弾テロ 4人負傷
12日 増税対象は年収850万円超 与党税制協議会で合意
13日 携帯充電用バッテリー破裂し出火 メトロ銀座駅
14日 W杯サッカー日本代表 キャンプ地をタタルスタン共和国カザニに決定
15日 ジャパンライフ 業務停止命令 1年間で4回目
16日 近江鉄道電気機関車 解体前に展示公開
17日 甲子園ボウル 日大27年振り優勝 関東勢優勝は11年振り
18日 Xボウル 富士通2連覇 社会人日本一決定戦最多スコア63得点
19日 上野動物園 パンダ「シャンシャン」 一般公開開始
20日 日馬富士傷害事件 伊勢ヶ濱親方 相撲協会理事辞任 2横綱減給処分
21日 なんばグランド花月 リニューアルオープン
22日 SBドライブ・三菱地所 丸ノ内オフィス街で無人運転バス実験
23日 イチロー 愛知県豊山町少年野球大会表彰式に出席
24日 有馬記念 キタサンブラック勝利 GⅠ優勝史上最多タイ
25日 労働組合組織率17.1% 6年連続過去最低更新
26日 留萌港沖合 灯台が倒壊
27日 公費不正流用 独フランクフルト総領事懲戒免職
28日 立憲民主党 蓮舫元民進党代表の入党を承認
今月はこの他、川崎フロンターレJ1初優勝、ロシア選手団の平昌オリンピック出場禁止決定、米トランプ大統領「イスラエル首都はエルサレム」発言、楽天が携帯電話事業参入発表、岡田准一・宮崎あおい結婚発表、クレーンゲーム詐欺でゲームセンター経営者逮捕、ペルー・フジモリ元大統領恩赦、などがありました。
今月は宇宙開発がらみのニュースが相次ぎました。米トランプ大統領のNASAへの月面有人探査の指示や、金井宣茂航宙士のISS滞在開始もあるが、日本でも、民間による月探査が本格的に始まろうとしています。「HAKUTO」による探査を目指す企業ispaceには、JALも資本提携を行なうとの事。
海外の鉄道でも、フランスの踏切事故(この路線、「トラン・ジューヌ」に連絡する路線で、私も5年前に乗っています)にアメリカ・シアトル近郊の列車脱線と、大事故が相次ぎました。
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《今月この一枚》
前回更新でも記したが、今年も交通業界は、台風・豪雨災害から逃れる事ができませんでした。大手私鉄の南海電鉄も南海線・高野線双方で被災、南海線は通常運転に復帰したが、高野線の高野下~極楽橋間は、現在も不通の状態が続いています。橋本~高野山間で代行輸送が行なわれているが、この輸送に携わる、和歌山県の日の丸観光バスのエアロエースです。4日に橋本駅前で撮影しました。この会社は貸切専業で、かつらぎ町に本社が、大阪の堺市南区に営業所がある、創業35年と比較的「若い」ものの、中堅クラスとして発展している健全な事業者と見ました。さすがに観光客が少なくなくて、外国人の姿も見られます。後ろ姿の金髪の女性も外国人です。案内はキチンとできているでしょうか。
(代行バスは他に、御坊南海バスも入っている)
高野線に関しては、高野下まで往復してみたのだけれど、観光輸送を失った橋本~高野下(~極楽橋)区間は、平日日中とはいえ乗客が極めて少なく、ひょっとしたらJR北海道が「見直し」を表明しているローカル各線並か、ひょっとしたらそれ以下なのではないか?と感じました。実際、高野山ケーブル駅以外で乗降が1日1,000人に達した駅はなく、特に不通区間の各駅の乗降は、最高の下古沢でも60人にもなりません。4月中を目指すという運行再開が大いに望まれると思います。バス代行は積雪・凍結対応で、1月10日より運行形態が変更になります。旅行については、次回以降書きます。
当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
《今日のニュースから》
29日 日経平均株価2万2764円94銭 年末では26年振りの高値
30日 「いぬダイバー」水槽内遊泳 栃木県なかがわ水遊園
当ブログ、そして本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」をご愛顧くださいまして、ありがとうございました。今年の更新は、今回が最後になります。
私事としては、今年はついにデジタルカメラを購入。一方で、海外旅行に行けませんでした。本当は11月に考えていたが、航空便の空きが出ないままだったので、今年は断念としました(岡山・高知・松山の旅はその代替でした)。来年3月、ノルウェーに行きます。
来年の当ブログですが、元日に更新を行ないます。元日・2日と連続して、上に挙げた南海高野線を含めた、今月頭の関西旅行について書きます。その後、書き残している事が結構あるので、来月に限って、火・木・土に加えて、日曜日も更新を行なう予定です。
平成の世の締めくくりが見えてくる2018年、来年こそ、世界全体が戦争・紛争はもちろん、口げんかに悪口雑言さえない、皆が明るく、楽しくなる年となるように願わずにはいられません。皆様もまた、良いお年をお迎えください。
№1782 JTB時刻表から見る日本の乗り物 2017年
今年も残すところ、あとわずかになりました。通常の平日は、今年は事実上、今日が最後になります。
今年もJTB時刻表から見た、JRを中心にした日本の交通の1年を振り返って見ようと思います。
「JRを中心にした」と書いたが、分割民営化から30年という節目の年にしては、JRグループは華やかな出来事は少なかったような気がします。「四季島」「瑞風」デビューはあったが、一般に利用できる列車では、純粋な新車両による特急デビューとか、純粋な新路線の開業とかはなし。むしろ今年も北海道で特急の運行形態の見直しが行なわれるなど、地方路線の厳しさがはっきり見えてきました。この流れは来年も続きそう。大手私鉄の方が、新車両、新サービスがスタートして、動きが活発だったように感じます。通勤・通学時のクロスシート有料列車が多数設定されたのが目立ちます。
今年も自然災害の脅威から免れる事はできませんでした。JR・私鉄とも長期運休に追い込まれる路線が相次いで発生しています。一方で東北の路線の復旧は少しづつ進みました。
JTB時刻表は4月号と11月号で、多少マイナーチェンジを行なっています。
《2017年の十大ニュース》
◆ 東武 新特急車500系「リバティ」デビュー
今年の鉄道界の主役は、東武だったような気がします。
「リバティ」は、純新造の日光・鬼怒川方面行特急車としては、100系「スペーシア」以来27年振り。
機動力を重視して3両1ユニットとなり、分割・併合により、多方面への直通運転が可能となり、観光のみならずビジネスや通勤など幅広いニーズに応えられるようになっています。
4月20日ダイヤ改正より、野岩鉄道・会津鉄道直通〔リバティ会津〕の他、〔リバティけごん〕〔リバティきぬ〕〔リバティりょうもう〕に運用。
さらに平日の帰宅時間帯に、初の野田線(アーバンパークライン)特急〔アーバンパークライナー〕も設定。春日部で分割し、大宮方面と野田市方面へ運行されます。
「リバティ」デビューの4月20日改正では、通勤の特急の愛称が区別され、〔アーバンパークライナー〕の他、浅草~春日部間列車が〔スカイツリーライナー〕と呼称され、日光・鬼怒川方面行と明確に区別されました。
一方で快速・区間快速が廃止になり、6050系の南栗橋以南・スカイツリーライン区間への乗り入れがなくなる事になりました。
◆ 東武 SL列車「大樹」運行開始
続いて8月10日、「SL復活運転プロジェクト」として、SL列車「大樹」が下今市~鬼怒川温泉間で運行を開始。東武鉄道としては(大手私鉄としても)51年振りの復活になります。
C11 207はJR北海道から貸与。JR北海道では〔SLニセコ〕〔SL函館大沼号〕などで使われていました。
14系客車はJR四国から譲渡、他に貨物列車で使用されていた車掌車と補機のDE10で列車を組成。
土休日を中心に、多客期は月・金曜日も含めて1日3往復、今年は99日運転(29日から年始にかけて運転)。
◆ JR九州 観光特急〔かわせみ やませみ〕運行開始
「D&S列車」の最新列車で、キハ47の2連を改造し、熊本~人吉間を3往復。
一般的なリクライニングシートにカウンター席・テーブル席がある他、サービスコーナーでは軽食やスィーツなどを販売(一部列車を除く)。
同時に〔いさぶろう〕〔しんぺい〕も、熊本~人吉間を特急で運行しています。
D&S列車に「SL人吉」と、観光輸送が盛んな肥薩線だが、来春改正では快速も含めたローカル列車の削減が発表されており、〔かわせみ やませみ〕には都市間輸送の機能はないから、今後はより純粋なローカル線となり、観光に存在意義を見いだす事になりそうです。
◆ JR西日本 可部線・可部~あき亀山間再延伸
この路線の延伸は特異なケースとなりました。この区間、2003(H15)年11月いっぱいを持って廃線になっていて、14年振りの復活となったものです。
かつては可部から山奥の三段峡まで非電化のローカル区間が延びていて、一度廃線となった後、住宅地が近いあき亀山まで電化路線として再生したもので、広島から電車列車が直通運転します。
再延伸区間には河戸帆待川駅も新設されたが、あき亀山共々、廃止路線にはなかった場所に新設されています。廃止区間には「安芸亀山」駅があったが、新しいあき亀山駅は旧駅より4㎞も手前。
◆ JR北海道 特急再編成 〔ライラック〕〔大雪〕運行開始
JR北海道では、183系特急車両老朽化の対策もあって、石北本線・宗谷本線を中心に特急を再編成しています。
石北本線〔オホーツク〕は2往復を旭川~網走間に短縮、〔大雪〕として運行。昔の急行の名前です。
宗谷本線〔スーパー宗谷〕1往復と〔サロベツ〕を旭川~稚内間に短縮、共に〔サロベツ〕として運行。1往復残った札幌直通は〔宗谷〕と改称しました。全列車261系で運行。
函館本線は、〔スーパー白鳥〕で運用されていた789系を札幌~旭川間に転用し、〔ライラック〕として運行(在来の789系は〔カムイ〕として区別)。
〔大雪〕〔サロベツ〕は旭川で〔ライラック〕と同一ホームでの乗換が可能、特急料金も通算されます。
183系改造車で運行されていた臨時特急〔旭山動物園号〕は、定期特急〔ライラック〕1往復のグリーン室を撮影スペースに転用する形(〔ライラック旭山動物園号〕として運行)に変更されました。
来春の改正では〔北斗〕の183系が置き換えになり、定期特急で残るのは〔オホーツク〕〔大雪〕のみ。
◆ JR東日本 常磐線ダイヤ改正 品川直通増
JR東日本は10月14日、単独でダイヤ改正を実施しました。
メインは常磐線の品川直通増で、特急〔ひたち〕はほぼ全列車(3号・平日の5号のみ上野始発)、〔ときわ〕も朝夕の一部を除いて品川発着となりました。普通列車も夕方を中心に直通が増になっています。
また別に、東北本線・黒磯~新白河間が折返し区間運転になり、交直流電車E531系、DCキハ110系での運行に切り替わっています。
◆ 九州北部豪雨・台風災害 JR・南海等長期不通
今年はどれだけ台風が来たのよ?と思ってしまったが、7月の九州北部豪雨、9月の台風18号、10月の台風21・22号は、日本各地に甚大な被害をもたらす事となりました。
九州北部豪雨は福岡県朝倉市を中心に甚大な被害をもたらしたが、鉄道においては、久大本線・光岡~日田間と、日田彦山線・添田~夜明間が不通になりました。共に代行バスが運行されています(日田彦山線は添田~日田間)。久大本線は不通区間は2.4㎞と短いものの、花月川の橋梁が流失したため、長期に渡る不通が懸念されています。豊肥本線も昨年の熊本地震の影響で不通のまま、九州を横断する鉄道は2路線とも寸断されてしまいました。
特急〔ゆふ〕は別府・大分~日田間で2往復の運転。〔ゆふいんの森〕は小倉・大分経由で運行されているが、普通列車並に時間がかかっています。
日豊本線・臼杵~佐伯間は台風18号に被災し、3ヶ月の間不通になっていたが、今月18日に再開しています。ただしダイヤは被災前と若干異なり、普通列車の一部区間が運休になっています。
今年は大手私鉄の幹線も台風被害に遭いました。台風21号の影響で南海電鉄の南海線・樽井~尾崎間、高野線・高野下~極楽橋間が不通となりました。南海線は単線運転の後、現在は通常運行に戻ったが、高野線は上古沢構内の斜面の地滑りのため、長期の不通を強いられています。南海は来年4月中の再開を目指すとしています。橋本~高野山間で代行バスを運行中(1月10日より運行形態を変更)。
同じ台風で不通になっていたJR関西本線・亀山~加茂間は、柘植~加茂間が早期に回復、残る亀山~柘植間は、来年1月9日の運行再開が発表になりました。ヤレヤレ。
◆ 常磐線・山田線 一部区間運行再開
一方で、東日本大震災により一部区間が不通となっている常磐線は、小高~浪江間が4月1日に、竜田~富岡間が10月21日に運転を再開しました。残りは富岡~浪江間となり、2020年度の再開を目指すとされています。
水害に遭っていた山田線・上米内~川内間も11月5日に運行を再開しました。被災前のダイヤがほぼ踏襲されています。
大井川鐵道井川線・接岨峡温泉~井川間は3月11日に運行を再開しています。約2年半ぶりの再開です。
今日現在、日本の鉄道で長期不通となっている区間をまとめてみました。
(気仙沼線・大船渡線BRT区間は除いた)
今月に入って、JR北海道・函館本線の熱郛~目名間で路盤が流出したため不通となり、長万部~蘭越間で代行輸送を行なっています。積雪期でもあり、復旧にはかなりの時間がかかるとの事。
JR北海道 根室本線:東鹿越~新得間 41.5㎞※
日高本線:鵡川~様似間 116.0㎞
函館本線:長万部~蘭越間 51.1㎞
JR東日本 常磐線:富岡~浪江間 20.8㎞
山田線:宮古~釜石間 55.4㎞
只見線:会津川口~只見間 27.6㎞
JR西日本 関西本線:亀山~柘植間 20.0㎞ (2018(H30)年1月9日再開予定)
JR九州 豊肥本線:肥後大津~阿蘇間 27.3㎞
久大本線:光岡~日田間 2.4㎞
日田彦山線:添田~夜明間 29.2㎞
南海電鉄 高野線:高野下~極楽橋間 10.3㎞
南阿蘇鉄道 立野~中松間 10.5㎞
※ 実際は東鹿越~上落合(信)間17.4㎞
年毎に鉄道の被災の全体像を把握するのが難しくなってきている気がします。思えば30年前、国鉄がJRに分割民営化された時点で、災害で長期不通(不通の状態のまま新会社引き継ぎ)という路線はありませんでした。国鉄→JR以外でもです。
◆ 京阪 「プレミアムカー」サービス開始
8月20日より、8000系特急の6号車を改造してサービスを開始しています。
私鉄でも指定席車と一般車を併結する特急は南海や名鉄で見られるが、「プレミアムカー」は2-1配置の大型リクライニングシート、無料Wi-Fiやコンセント、専属アテンダントの乗務と、さらにグレードアップしたサービスを提供しています。日中は特急の3本に2本が「プレミアムカー」サービスを提供。
京阪では翌日より、有料通勤列車「ライナー」の運行も開始。関西でこのテの有料列車は初めてであり、「プレミアムカー」共々、輸送状況が注目されます。
◆ 西武 座席指定制列車「S-TRAIN」運行開始
特急レッドアローがある西武でも、40000系を使用した有料座席指定制列車がスタートしました。
既にこのテの列車がある他社と違って土休日にも運行があり、平日と形態が大きく異なるのがポイント。平日は純粋にメトロ有楽町線沿線への通勤需要が目当てだが、土休日は副都心線~東急東横線~みなとみらい線への直通運転となり、最大で西武秩父~元町・中華街間の列車があります。観光・行楽輸送を目当てとしているのが目新しいポイント。東急では史上初の有料列車でもあります。
40000系使用の有料列車は、来年には新宿・拝島線「拝島ライナー」としても走ります。
◆その他
○ 〔スーパーあずさ〕E355系・〔うずしお〕2600系運行開始
○ JR四国 〔四国まんなか千年ものがたり〕運行開始
○ 485系 定期運用消滅
○ JR東日本 郡山富田駅・JR西日本 寺家駅開業
○ JR北海道 美々・島ノ下・稲士別・上厚内・五十石・東山・姫川・桂川・北豊津・蕨岱各駅廃止
○ 男鹿線にEV-E801系「ACCUM」導入
○ JRバス「ドリーム・ルリエ」運行開始
○ 阪急バス・西鉄 〔ムーンライト〕運行休止
○ エアアジア・ジャパン 新体制で運行再開
《表紙の写真・グラビア 及び特別付録》
1月号 函館本線 岩見沢駅
● 今こそ生きたい!北の鉄路へ
● 鈴木貴之が 鉄道の街「岩見沢」で 魅力発見の旅!
2月号 石北本線 生田原~西留辺蘂 キハ183系〔オホーツク〕
JRグループ ダイヤ改正のあらましをグラビアで掲載。
3月号 山陽新幹線 相老-岡山 N700系さくら
● カラフルに色づく 春の九州にGO!
● 「JR30周年」がまいります
特別付録:2017年 JR全線 特急列車運転系統図 & ダイヤ改正東西番付表
4月号 JR30年間を現役で走り続けた115系(昔の大糸線と思われる)
● JR30年 徹底解説
● 「鉄道落語家」が思う JR30年
特別付録:1987年3月当時の特急運転系統図 & JR30年番付
この号から、巻末の宿泊の案内が、新幹線停車駅を中心とした主要駅近辺のビジネスホテルに特化したほか、国際線航空の時刻表が復活しました。
5月号 山陽本線 英賀保-はりま勝原 〔TWILIGHT EXPRESS 瑞風〕
● 「TRAN SUITE 四季島」「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」にせまる
● 話題の新型列車・観光列車が 今年も続々デビュー!
6月号 肥薩線嘉例川駅
● 「国鉄」の面影を探しに
● 国鉄型改造車両に乗ろう
7月号 氷見線雨晴駅(「エビ中」廣田あいかの姿も)
● 18歳、あいあいの青春18きっぷ旅
● バスや船でワープしよう!
別冊付録:鉄道スタンプ帳
8月号 釜石線〔SL銀河〕
● 家族で楽しめる 列車大特集
● もっと知りたい SLのこと
特別付録:新幹線わくわくドリル
9月号 東海道新幹線 大井車両基地
● 新幹線を支えるお仕事 徹底解剖
● ドクターイエローのお仕事も徹底解剖
10月号 上野東京ライン(新橋-品川)
● 常磐線をまるごと特集!
● 常磐線で秋の茨城を 観る・食べる・遊ぶ!
別冊付録:上野東京ライン時刻表
11月号 大井川鐵道 奥大井湖上駅周辺
● どこが変わった?索引地図
● 私鉄の名(迷)駅に行こう
● 各地の私鉄特急に乗って出かけよう!
この号では索引地図がリニューアルされ、私鉄も全線全駅が掲載になり、フォントが「ユニバーサルデザイン書体」になりました。特急運転系統図には、私鉄の有料特急(大手のみ)を追加。
12月号 函館本線 苗穂-札幌
● 銀座線はこう変わる
● 夜を駆ける絶景鉄道
《裏表紙の広告》
今年は大手ホテルチェーンが数か月連続で掲載するケースが多くなりました。
1月号 リッチモンドホテルズ
2月号 ひるね姫 ~知らないワタシの物語~
3月号 近鉄特急で行く電車旅
4月号 リッチモンドホテルズ
5月号 リッチモンドホテルズ
6月号 リッチモンドホテルズ
7月号 リッチモンドホテルズ
8月号 新感染 ファイナル・エクスプレス
9月号 ダイワロイネットホテルズ
10月号 ダイワロイネットホテルズ
11月号 ダイワロイネットホテルズ
12月号 ダイワロイネットホテルズ
《定価》
1~12月号 1183円(本体1095円)
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◆ その他 交通以外 今年の主なトピックス
今年も「社会」「政治」「経済」「国際」「スポーツ」「文化など」に分けて、5つずつ記します。単純に分別できない出来事もあるが、主観で選別しました。ご承知置き下さい。九州北部豪雨や台風の災害は上で記したので、ここでは除きました。
(時系列が若干前後しています)
社会
● 那須スキー場で雪崩 高校生ら8人死亡
● 旅行会社「てるみくらぶ」 経営破綻
● 猛毒性「ヒアリ」 各地で目撃
● 男女9人の切断遺体 神奈川県内アパートから発見
● 横綱日馬富士 暴行傷害事件で引退・略式起訴
政治
● 「森友学園国有地売却」「加計学園獣医学部新設」問題
● 自衛隊日報保管問題 稲田防衛大臣辞任
● 「天皇退位特例法」成立
● 東京都議会選挙 都民ファーストの会 第一党に躍進
● 衆議院解散・総選挙 民進党分裂 自民党勝利
経済
● ヤマト運輸 配達体制見直し 料金値上げ
● 日本・EU EPA(経済連携協定)締結
● シーメンス・アルストーム 鉄道部門統合発表
● タカタ 民事再生法申請
● 日産自動車・神戸製鋼・三菱マテリアルなど 検査不正相次ぎ発覚
国際
● 米トランプ大統領就任 パリ協定脱退発表
● 韓国パク・クネ大統領弾劾・逮捕 ムン・ジェイン新大統領就任
● 核兵器禁止条約 国連で採択
● スペイン・カタルーニャ州独立問題 州議会vs中央政府対立激化
● ミャンマー「ロヒンギャ」難民迫害 バングラディッシュ避難
スポーツ
● 稀勢の里 横綱昇進 19年振り日本人新横綱
● 佐藤琢磨 インディ500日本人初優勝
● 桐生祥秀 100m日本人初の9秒台マーク
● 日本ハム 大谷翔平 大リーグ・エンジェルス移籍
● 浦和レッズ アジア・チャンピオンズリーグ優勝
文化など
● いきものがかり 活動休止
● 「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」 世界文化遺産登録
● 「この世界の片隅に」アヌシー国際アニメーション映画祭受賞 ロングラン上映
● ノーベル文学賞にカズオ・イシグロ氏 ノーベル平和賞はICAN
● 羽生善治 「永世七冠」 藤井聡太 公式戦29連勝
プロ野球日本シリーズ ソフトバンク4-2DeNA MVP:デニス・サファテ
日本ダービー優勝馬 レイデオロ 鞍上:クリストフ・ルメール
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● 来年の乗り物はどうなる
鉄道に関しては3月いっぱいの三江線廃止という一大事が待ち受けているが、JRとしては来年も全体的には静かな一年となるのではないか。目玉商品となるような新線も新列車も新車両も特にないし(E353系や2600系が先にデビューしたが)。その中、来春3月17日の改正で、JR九州のダイヤがかなりの減量になると発表になっています。JR九州を支えてきた在来線特急も例外ではないし、普通列車は区間によっては、1~3本程度にまで減少します。これまでJR北海道にばかり目が向いてきたが、「ななつ星in九州」や株式上場で一見好調とも思えていたJR九州も、内情は厳しい事が明らかになった感もあります。他のJR各社にも、流れが波及するのか。ダイヤ改正以降の実績が注目される事になります。
来年もまた、大手私鉄の方で大きな動きが目立ちそう。特に下北沢の複々線が開通する小田急。新ロマンスカーGSEのデビューもあるし、JRと同日に行なわれる改正も、過去最大級のボリュームになります。混雑緩和が最大の目的にはなるが、小田急としてはビジネスチャンスでもあり、ロマンスカーを中心とした、今後の営業政策も注目されます。他に、京王の新有料座席定員制列車の運行開始、東急大井町線の輸送力増強なども挙げられるでしょう。
また、大阪の公営交通の民営化もあります。特に公営地下鉄の民営化は日本初のケースになるが、トップダウン的に強引に進められた感もあり、新会社スタート後もスムーズに事がいくのか、不安もなくはありません。
地震や豪雨災害で不通になっている路線の早期再開も強く望まれるが、台風も豪雨も年ごとに凶暴化しているので、別に新たな大規模被災路線が発生するのではないかと、不安でもあります。ともあれ、翌年の平成に代わる新元号制定、2年後に迫ってくる東京オリンピック・パラリンピックに向けて、全ての交通機関がレベルアップを継続していく事が望まれます。とにかく明るい話題が欲しいです。
当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
ANAのLA→成田便途中引き返しは、アメリカでも大きく取り上げられています。芸能人の夫婦が搭乗していて、ツイッターで状況を投稿していたため(「成田に着いてから送り返せば良かったじゃないの!」と怒っているみたい)、彼の地ではより騒ぎが大きくなり、FBIも捜査に乗り出したそう。米ABCの報道では、名前が似た兄弟2人が1枚の搭乗券で搭乗したらしい。NH175便と全く同じ出発時刻でUA32便成田行があり、NH7019のコードシェアがあるので、あるいはこの辺に原因があったのではないだろうか(兄弟の片方はUA便の方の搭乗券を持っていたらしい)。175便はLAを午前3時過ぎに再出発、今朝7時過ぎに15時間30分遅れで成田に到着しています。お客さん、ゲンナリした様子でした。
《今日のニュースから》
27日 公費不正流用 独フランクフルト総領事懲戒免職
28日 立憲民主党 蓮舫元民進党代表の入党を承認
今年もJTB時刻表から見た、JRを中心にした日本の交通の1年を振り返って見ようと思います。
「JRを中心にした」と書いたが、分割民営化から30年という節目の年にしては、JRグループは華やかな出来事は少なかったような気がします。「四季島」「瑞風」デビューはあったが、一般に利用できる列車では、純粋な新車両による特急デビューとか、純粋な新路線の開業とかはなし。むしろ今年も北海道で特急の運行形態の見直しが行なわれるなど、地方路線の厳しさがはっきり見えてきました。この流れは来年も続きそう。大手私鉄の方が、新車両、新サービスがスタートして、動きが活発だったように感じます。通勤・通学時のクロスシート有料列車が多数設定されたのが目立ちます。
今年も自然災害の脅威から免れる事はできませんでした。JR・私鉄とも長期運休に追い込まれる路線が相次いで発生しています。一方で東北の路線の復旧は少しづつ進みました。
JTB時刻表は4月号と11月号で、多少マイナーチェンジを行なっています。
《2017年の十大ニュース》
◆ 東武 新特急車500系「リバティ」デビュー
今年の鉄道界の主役は、東武だったような気がします。
「リバティ」は、純新造の日光・鬼怒川方面行特急車としては、100系「スペーシア」以来27年振り。
機動力を重視して3両1ユニットとなり、分割・併合により、多方面への直通運転が可能となり、観光のみならずビジネスや通勤など幅広いニーズに応えられるようになっています。
4月20日ダイヤ改正より、野岩鉄道・会津鉄道直通〔リバティ会津〕の他、〔リバティけごん〕〔リバティきぬ〕〔リバティりょうもう〕に運用。
さらに平日の帰宅時間帯に、初の野田線(アーバンパークライン)特急〔アーバンパークライナー〕も設定。春日部で分割し、大宮方面と野田市方面へ運行されます。
「リバティ」デビューの4月20日改正では、通勤の特急の愛称が区別され、〔アーバンパークライナー〕の他、浅草~春日部間列車が〔スカイツリーライナー〕と呼称され、日光・鬼怒川方面行と明確に区別されました。
一方で快速・区間快速が廃止になり、6050系の南栗橋以南・スカイツリーライン区間への乗り入れがなくなる事になりました。
◆ 東武 SL列車「大樹」運行開始
続いて8月10日、「SL復活運転プロジェクト」として、SL列車「大樹」が下今市~鬼怒川温泉間で運行を開始。東武鉄道としては(大手私鉄としても)51年振りの復活になります。
C11 207はJR北海道から貸与。JR北海道では〔SLニセコ〕〔SL函館大沼号〕などで使われていました。
14系客車はJR四国から譲渡、他に貨物列車で使用されていた車掌車と補機のDE10で列車を組成。
土休日を中心に、多客期は月・金曜日も含めて1日3往復、今年は99日運転(29日から年始にかけて運転)。
◆ JR九州 観光特急〔かわせみ やませみ〕運行開始
「D&S列車」の最新列車で、キハ47の2連を改造し、熊本~人吉間を3往復。
一般的なリクライニングシートにカウンター席・テーブル席がある他、サービスコーナーでは軽食やスィーツなどを販売(一部列車を除く)。
同時に〔いさぶろう〕〔しんぺい〕も、熊本~人吉間を特急で運行しています。
D&S列車に「SL人吉」と、観光輸送が盛んな肥薩線だが、来春改正では快速も含めたローカル列車の削減が発表されており、〔かわせみ やませみ〕には都市間輸送の機能はないから、今後はより純粋なローカル線となり、観光に存在意義を見いだす事になりそうです。
◆ JR西日本 可部線・可部~あき亀山間再延伸
この路線の延伸は特異なケースとなりました。この区間、2003(H15)年11月いっぱいを持って廃線になっていて、14年振りの復活となったものです。
かつては可部から山奥の三段峡まで非電化のローカル区間が延びていて、一度廃線となった後、住宅地が近いあき亀山まで電化路線として再生したもので、広島から電車列車が直通運転します。
再延伸区間には河戸帆待川駅も新設されたが、あき亀山共々、廃止路線にはなかった場所に新設されています。廃止区間には「安芸亀山」駅があったが、新しいあき亀山駅は旧駅より4㎞も手前。
◆ JR北海道 特急再編成 〔ライラック〕〔大雪〕運行開始
JR北海道では、183系特急車両老朽化の対策もあって、石北本線・宗谷本線を中心に特急を再編成しています。
石北本線〔オホーツク〕は2往復を旭川~網走間に短縮、〔大雪〕として運行。昔の急行の名前です。
宗谷本線〔スーパー宗谷〕1往復と〔サロベツ〕を旭川~稚内間に短縮、共に〔サロベツ〕として運行。1往復残った札幌直通は〔宗谷〕と改称しました。全列車261系で運行。
函館本線は、〔スーパー白鳥〕で運用されていた789系を札幌~旭川間に転用し、〔ライラック〕として運行(在来の789系は〔カムイ〕として区別)。
〔大雪〕〔サロベツ〕は旭川で〔ライラック〕と同一ホームでの乗換が可能、特急料金も通算されます。
183系改造車で運行されていた臨時特急〔旭山動物園号〕は、定期特急〔ライラック〕1往復のグリーン室を撮影スペースに転用する形(〔ライラック旭山動物園号〕として運行)に変更されました。
来春の改正では〔北斗〕の183系が置き換えになり、定期特急で残るのは〔オホーツク〕〔大雪〕のみ。
◆ JR東日本 常磐線ダイヤ改正 品川直通増
JR東日本は10月14日、単独でダイヤ改正を実施しました。
メインは常磐線の品川直通増で、特急〔ひたち〕はほぼ全列車(3号・平日の5号のみ上野始発)、〔ときわ〕も朝夕の一部を除いて品川発着となりました。普通列車も夕方を中心に直通が増になっています。
また別に、東北本線・黒磯~新白河間が折返し区間運転になり、交直流電車E531系、DCキハ110系での運行に切り替わっています。
◆ 九州北部豪雨・台風災害 JR・南海等長期不通
今年はどれだけ台風が来たのよ?と思ってしまったが、7月の九州北部豪雨、9月の台風18号、10月の台風21・22号は、日本各地に甚大な被害をもたらす事となりました。
九州北部豪雨は福岡県朝倉市を中心に甚大な被害をもたらしたが、鉄道においては、久大本線・光岡~日田間と、日田彦山線・添田~夜明間が不通になりました。共に代行バスが運行されています(日田彦山線は添田~日田間)。久大本線は不通区間は2.4㎞と短いものの、花月川の橋梁が流失したため、長期に渡る不通が懸念されています。豊肥本線も昨年の熊本地震の影響で不通のまま、九州を横断する鉄道は2路線とも寸断されてしまいました。
特急〔ゆふ〕は別府・大分~日田間で2往復の運転。〔ゆふいんの森〕は小倉・大分経由で運行されているが、普通列車並に時間がかかっています。
日豊本線・臼杵~佐伯間は台風18号に被災し、3ヶ月の間不通になっていたが、今月18日に再開しています。ただしダイヤは被災前と若干異なり、普通列車の一部区間が運休になっています。
今年は大手私鉄の幹線も台風被害に遭いました。台風21号の影響で南海電鉄の南海線・樽井~尾崎間、高野線・高野下~極楽橋間が不通となりました。南海線は単線運転の後、現在は通常運行に戻ったが、高野線は上古沢構内の斜面の地滑りのため、長期の不通を強いられています。南海は来年4月中の再開を目指すとしています。橋本~高野山間で代行バスを運行中(1月10日より運行形態を変更)。
同じ台風で不通になっていたJR関西本線・亀山~加茂間は、柘植~加茂間が早期に回復、残る亀山~柘植間は、来年1月9日の運行再開が発表になりました。ヤレヤレ。
◆ 常磐線・山田線 一部区間運行再開
一方で、東日本大震災により一部区間が不通となっている常磐線は、小高~浪江間が4月1日に、竜田~富岡間が10月21日に運転を再開しました。残りは富岡~浪江間となり、2020年度の再開を目指すとされています。
水害に遭っていた山田線・上米内~川内間も11月5日に運行を再開しました。被災前のダイヤがほぼ踏襲されています。
大井川鐵道井川線・接岨峡温泉~井川間は3月11日に運行を再開しています。約2年半ぶりの再開です。
今日現在、日本の鉄道で長期不通となっている区間をまとめてみました。
(気仙沼線・大船渡線BRT区間は除いた)
今月に入って、JR北海道・函館本線の熱郛~目名間で路盤が流出したため不通となり、長万部~蘭越間で代行輸送を行なっています。積雪期でもあり、復旧にはかなりの時間がかかるとの事。
JR北海道 根室本線:東鹿越~新得間 41.5㎞※
日高本線:鵡川~様似間 116.0㎞
函館本線:長万部~蘭越間 51.1㎞
JR東日本 常磐線:富岡~浪江間 20.8㎞
山田線:宮古~釜石間 55.4㎞
只見線:会津川口~只見間 27.6㎞
JR西日本 関西本線:亀山~柘植間 20.0㎞ (2018(H30)年1月9日再開予定)
JR九州 豊肥本線:肥後大津~阿蘇間 27.3㎞
久大本線:光岡~日田間 2.4㎞
日田彦山線:添田~夜明間 29.2㎞
南海電鉄 高野線:高野下~極楽橋間 10.3㎞
南阿蘇鉄道 立野~中松間 10.5㎞
※ 実際は東鹿越~上落合(信)間17.4㎞
年毎に鉄道の被災の全体像を把握するのが難しくなってきている気がします。思えば30年前、国鉄がJRに分割民営化された時点で、災害で長期不通(不通の状態のまま新会社引き継ぎ)という路線はありませんでした。国鉄→JR以外でもです。
◆ 京阪 「プレミアムカー」サービス開始
8月20日より、8000系特急の6号車を改造してサービスを開始しています。
私鉄でも指定席車と一般車を併結する特急は南海や名鉄で見られるが、「プレミアムカー」は2-1配置の大型リクライニングシート、無料Wi-Fiやコンセント、専属アテンダントの乗務と、さらにグレードアップしたサービスを提供しています。日中は特急の3本に2本が「プレミアムカー」サービスを提供。
京阪では翌日より、有料通勤列車「ライナー」の運行も開始。関西でこのテの有料列車は初めてであり、「プレミアムカー」共々、輸送状況が注目されます。
◆ 西武 座席指定制列車「S-TRAIN」運行開始
特急レッドアローがある西武でも、40000系を使用した有料座席指定制列車がスタートしました。
既にこのテの列車がある他社と違って土休日にも運行があり、平日と形態が大きく異なるのがポイント。平日は純粋にメトロ有楽町線沿線への通勤需要が目当てだが、土休日は副都心線~東急東横線~みなとみらい線への直通運転となり、最大で西武秩父~元町・中華街間の列車があります。観光・行楽輸送を目当てとしているのが目新しいポイント。東急では史上初の有料列車でもあります。
40000系使用の有料列車は、来年には新宿・拝島線「拝島ライナー」としても走ります。
◆その他
○ 〔スーパーあずさ〕E355系・〔うずしお〕2600系運行開始
○ JR四国 〔四国まんなか千年ものがたり〕運行開始
○ 485系 定期運用消滅
○ JR東日本 郡山富田駅・JR西日本 寺家駅開業
○ JR北海道 美々・島ノ下・稲士別・上厚内・五十石・東山・姫川・桂川・北豊津・蕨岱各駅廃止
○ 男鹿線にEV-E801系「ACCUM」導入
○ JRバス「ドリーム・ルリエ」運行開始
○ 阪急バス・西鉄 〔ムーンライト〕運行休止
○ エアアジア・ジャパン 新体制で運行再開
《表紙の写真・グラビア 及び特別付録》
1月号 函館本線 岩見沢駅
● 今こそ生きたい!北の鉄路へ
● 鈴木貴之が 鉄道の街「岩見沢」で 魅力発見の旅!
2月号 石北本線 生田原~西留辺蘂 キハ183系〔オホーツク〕
JRグループ ダイヤ改正のあらましをグラビアで掲載。
3月号 山陽新幹線 相老-岡山 N700系さくら
● カラフルに色づく 春の九州にGO!
● 「JR30周年」がまいります
特別付録:2017年 JR全線 特急列車運転系統図 & ダイヤ改正東西番付表
4月号 JR30年間を現役で走り続けた115系(昔の大糸線と思われる)
● JR30年 徹底解説
● 「鉄道落語家」が思う JR30年
特別付録:1987年3月当時の特急運転系統図 & JR30年番付
この号から、巻末の宿泊の案内が、新幹線停車駅を中心とした主要駅近辺のビジネスホテルに特化したほか、国際線航空の時刻表が復活しました。
5月号 山陽本線 英賀保-はりま勝原 〔TWILIGHT EXPRESS 瑞風〕
● 「TRAN SUITE 四季島」「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」にせまる
● 話題の新型列車・観光列車が 今年も続々デビュー!
6月号 肥薩線嘉例川駅
● 「国鉄」の面影を探しに
● 国鉄型改造車両に乗ろう
7月号 氷見線雨晴駅(「エビ中」廣田あいかの姿も)
● 18歳、あいあいの青春18きっぷ旅
● バスや船でワープしよう!
別冊付録:鉄道スタンプ帳
8月号 釜石線〔SL銀河〕
● 家族で楽しめる 列車大特集
● もっと知りたい SLのこと
特別付録:新幹線わくわくドリル
9月号 東海道新幹線 大井車両基地
● 新幹線を支えるお仕事 徹底解剖
● ドクターイエローのお仕事も徹底解剖
10月号 上野東京ライン(新橋-品川)
● 常磐線をまるごと特集!
● 常磐線で秋の茨城を 観る・食べる・遊ぶ!
別冊付録:上野東京ライン時刻表
11月号 大井川鐵道 奥大井湖上駅周辺
● どこが変わった?索引地図
● 私鉄の名(迷)駅に行こう
● 各地の私鉄特急に乗って出かけよう!
この号では索引地図がリニューアルされ、私鉄も全線全駅が掲載になり、フォントが「ユニバーサルデザイン書体」になりました。特急運転系統図には、私鉄の有料特急(大手のみ)を追加。
12月号 函館本線 苗穂-札幌
● 銀座線はこう変わる
● 夜を駆ける絶景鉄道
《裏表紙の広告》
今年は大手ホテルチェーンが数か月連続で掲載するケースが多くなりました。
1月号 リッチモンドホテルズ
2月号 ひるね姫 ~知らないワタシの物語~
3月号 近鉄特急で行く電車旅
4月号 リッチモンドホテルズ
5月号 リッチモンドホテルズ
6月号 リッチモンドホテルズ
7月号 リッチモンドホテルズ
8月号 新感染 ファイナル・エクスプレス
9月号 ダイワロイネットホテルズ
10月号 ダイワロイネットホテルズ
11月号 ダイワロイネットホテルズ
12月号 ダイワロイネットホテルズ
《定価》
1~12月号 1183円(本体1095円)
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◆ その他 交通以外 今年の主なトピックス
今年も「社会」「政治」「経済」「国際」「スポーツ」「文化など」に分けて、5つずつ記します。単純に分別できない出来事もあるが、主観で選別しました。ご承知置き下さい。九州北部豪雨や台風の災害は上で記したので、ここでは除きました。
(時系列が若干前後しています)
社会
● 那須スキー場で雪崩 高校生ら8人死亡
● 旅行会社「てるみくらぶ」 経営破綻
● 猛毒性「ヒアリ」 各地で目撃
● 男女9人の切断遺体 神奈川県内アパートから発見
● 横綱日馬富士 暴行傷害事件で引退・略式起訴
政治
● 「森友学園国有地売却」「加計学園獣医学部新設」問題
● 自衛隊日報保管問題 稲田防衛大臣辞任
● 「天皇退位特例法」成立
● 東京都議会選挙 都民ファーストの会 第一党に躍進
● 衆議院解散・総選挙 民進党分裂 自民党勝利
経済
● ヤマト運輸 配達体制見直し 料金値上げ
● 日本・EU EPA(経済連携協定)締結
● シーメンス・アルストーム 鉄道部門統合発表
● タカタ 民事再生法申請
● 日産自動車・神戸製鋼・三菱マテリアルなど 検査不正相次ぎ発覚
国際
● 米トランプ大統領就任 パリ協定脱退発表
● 韓国パク・クネ大統領弾劾・逮捕 ムン・ジェイン新大統領就任
● 核兵器禁止条約 国連で採択
● スペイン・カタルーニャ州独立問題 州議会vs中央政府対立激化
● ミャンマー「ロヒンギャ」難民迫害 バングラディッシュ避難
スポーツ
● 稀勢の里 横綱昇進 19年振り日本人新横綱
● 佐藤琢磨 インディ500日本人初優勝
● 桐生祥秀 100m日本人初の9秒台マーク
● 日本ハム 大谷翔平 大リーグ・エンジェルス移籍
● 浦和レッズ アジア・チャンピオンズリーグ優勝
文化など
● いきものがかり 活動休止
● 「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」 世界文化遺産登録
● 「この世界の片隅に」アヌシー国際アニメーション映画祭受賞 ロングラン上映
● ノーベル文学賞にカズオ・イシグロ氏 ノーベル平和賞はICAN
● 羽生善治 「永世七冠」 藤井聡太 公式戦29連勝
プロ野球日本シリーズ ソフトバンク4-2DeNA MVP:デニス・サファテ
日本ダービー優勝馬 レイデオロ 鞍上:クリストフ・ルメール
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● 来年の乗り物はどうなる
鉄道に関しては3月いっぱいの三江線廃止という一大事が待ち受けているが、JRとしては来年も全体的には静かな一年となるのではないか。目玉商品となるような新線も新列車も新車両も特にないし(E353系や2600系が先にデビューしたが)。その中、来春3月17日の改正で、JR九州のダイヤがかなりの減量になると発表になっています。JR九州を支えてきた在来線特急も例外ではないし、普通列車は区間によっては、1~3本程度にまで減少します。これまでJR北海道にばかり目が向いてきたが、「ななつ星in九州」や株式上場で一見好調とも思えていたJR九州も、内情は厳しい事が明らかになった感もあります。他のJR各社にも、流れが波及するのか。ダイヤ改正以降の実績が注目される事になります。
来年もまた、大手私鉄の方で大きな動きが目立ちそう。特に下北沢の複々線が開通する小田急。新ロマンスカーGSEのデビューもあるし、JRと同日に行なわれる改正も、過去最大級のボリュームになります。混雑緩和が最大の目的にはなるが、小田急としてはビジネスチャンスでもあり、ロマンスカーを中心とした、今後の営業政策も注目されます。他に、京王の新有料座席定員制列車の運行開始、東急大井町線の輸送力増強なども挙げられるでしょう。
また、大阪の公営交通の民営化もあります。特に公営地下鉄の民営化は日本初のケースになるが、トップダウン的に強引に進められた感もあり、新会社スタート後もスムーズに事がいくのか、不安もなくはありません。
地震や豪雨災害で不通になっている路線の早期再開も強く望まれるが、台風も豪雨も年ごとに凶暴化しているので、別に新たな大規模被災路線が発生するのではないかと、不安でもあります。ともあれ、翌年の平成に代わる新元号制定、2年後に迫ってくる東京オリンピック・パラリンピックに向けて、全ての交通機関がレベルアップを継続していく事が望まれます。とにかく明るい話題が欲しいです。
当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
ANAのLA→成田便途中引き返しは、アメリカでも大きく取り上げられています。芸能人の夫婦が搭乗していて、ツイッターで状況を投稿していたため(「成田に着いてから送り返せば良かったじゃないの!」と怒っているみたい)、彼の地ではより騒ぎが大きくなり、FBIも捜査に乗り出したそう。米ABCの報道では、名前が似た兄弟2人が1枚の搭乗券で搭乗したらしい。NH175便と全く同じ出発時刻でUA32便成田行があり、NH7019のコードシェアがあるので、あるいはこの辺に原因があったのではないだろうか(兄弟の片方はUA便の方の搭乗券を持っていたらしい)。175便はLAを午前3時過ぎに再出発、今朝7時過ぎに15時間30分遅れで成田に到着しています。お客さん、ゲンナリした様子でした。
《今日のニュースから》
27日 公費不正流用 独フランクフルト総領事懲戒免職
28日 立憲民主党 蓮舫元民進党代表の入党を承認
№1781 JTB時刻表2018年1月号(JTBパブリッシング)
「JTB時刻表」2018年1月号が、20日発売になりました。
グラビア企画に連動して、表紙は三江線の式敷駅。宵闇迫る雪景色(先月号の札幌駅と同じ)で、列車はいない。
今、乗っておきたい列車
引退が噂されている、各種型式を掲載。
E4系はE7系への置き換えがアナウンスされているが、来年3月15日改正では、「MAXとき300号を16両編成(2編成)に増強し、着席サービスを向上する」と謳っている(代わりにMAXとき308号を8連に変更)。ここでこう言ってしまうと、E7系に置き換えた時にどうなるのかなと思う。
381系〔やくも〕・185系〔踊り子〕は、最後の国鉄時代の車輌の定期電車特急だが、どちらも今の所、後継車輌についての公式なアナウンスは一切ありません(〔踊り子〕については今年頭、〔あずさ〕から転用という地方紙の報道はあった)。何度も書いているが、185系はその車輌自体の評価はさておいても、東海道線で一番古い車輌となった事は事実で、実際に実物を間近に見直す機会もあったが、かなり古くなった、の印象は否めませんでした。首都圏では随一の観光地への特急だけに、もうそろそろ、遅くともオリンピックまでには新車両が導入されなければならないのではないか。
小田急LSEも、8000系と並んで小田急最古参です。GSEデビューで去就が大いに注目される事になろうが、こちらも今の所、行く末についての公式リリースはまだありません。
115系は、新潟地域の「赤+黄」塗装についても触れられれば良かった(70系時代の塗装)。多扉車は、JRではもう中央・総武緩行線だけになったか。山手線のE235系投入によるE231系の玉突き転配も予想されるので、先行きは長くはないかもしれない。関係駅の「ホームドア」のリリースに要注意。
ドキッとしたのは、「サンライズエクスプレスに今のうちに乗っておこう」のコラム。まさか、廃止のウワサでもあるの?(私は聞かないが)
三江線 最後の乗り鉄ガイド
三江線は私もかなり昔に乗った事があったが、メモが残っておらず、正直印象は薄いです(石見川本で旧JRバスを撮影しているが)。
全線開通が1975(S50)年と比較的新しく、43年しか経たないうちに廃止になる事になります。特定地方交通線では十数年ですぐ廃止になった路線もあったし、まだ持ちこたえた方か。陰陽連絡の機能がなく、定期の特急・急行が走った事はない。終始不遇な路線だった、の印象が否めません。
モデルコースが紹介されているが、石見川本は泊まれる場所、あるの?とか思った(ビジネスホテル・旅館が4軒ほどあるようだ)。
4月からの代替交通機関は、今年8月の時点では路線バスの他、自治体のバス、予約型タクシーなど、ルートによっていくつかのパターンが想定されていて、今現在も調整中のよう。ただ、三次~江津間通しは設定されない模様。
「のりもの情報局」は、「京都鉄道博物館・JR貨物 EH800型展示」「上毛電気鉄道 新春イベント2018」「東武百貨店 SL『大樹』体験型福袋発売」「京急百貨店 第9回京急鉄道フェア開催」「相鉄 ゆめきぼ切符キャンペーン」「JTBパブリッシング JTBの鉄道全線乗りつぶしログブック発売中」。
「鉄道模型プレゼントコーナー」は、一畑電車の1000系(元東急)「ご縁電車 しまねっこⅡ」2両セット。
11月号にリニューアルした索引地図は、今月号から、ケーブルカー・ロープウェイの駅も全部掲載になりました。特にケーブルカーは、中間にも駅がある路線がいくつかあるが、ただし大山ケーブルカーの大山寺駅は、広域側には掲載されているが、東京付近拡大図では記されていない。ミスった?
黄色のページ
1月号恒例の「ひと目でわかる!電化と複線区間」は、可部線・可部~あき亀山間再延伸が反映されています。おおさか東線(新大阪~放出間)の2019年春開業を予告(平成最後の鉄道新線になるかも?ゆいレールの浦添市内延伸と、どちらが先になるか)。
また、黒磯駅構内のデッドセクションが来年早々の1月3日、黒磯~高久の駅間に移設になり、これも予告されています。
大都市圏の終夜運転は、全容が明らかになりました。
首都圏は、西武→東急の直通運転は取りやめになり、関連して西武池袋線の初電繰り上げもなくなりました。
一方、京急の「初日号」は、1号が都営浅草線浅草橋が始発となるが(4時01分発)、記載なし。あとはほぼ例年通り。
関西圏は、近江鉄道の高宮~八日市間は、終電の繰り下げが取り止めになるようです。
他はこちらも例年通りか。ただ、大阪市営地下鉄の長堀鶴見緑地線は、1~2時台の大正→心斎橋間が7~8分毎、心斎橋→門真南間が15分毎で運行されるが(京セラドーム大阪で、今シーズンはKinki Kidsの年越しライブがある)、ここには記されていません。
初詣列車以外では、青梅マラソン(2月18日)で、今シーズンは「らくらく青梅マラソン号」を運転。川崎→河辺間の片道で、武蔵小杉・武蔵溝ノ口・登戸に停車。全車指定席。
富士急直通では12月30日のみ、立川~河口湖間に臨時快速を運転。この日は富士山女子駅伝があるから?
会社線では、伊豆箱根鉄道大雄山線、北陸鉄道石川線の終夜運転時刻を掲載。上田電鉄と富山ライトレールは最終電車繰り下げ。
「今月のおトクなきっぷ情報」では、私鉄・地下鉄の1日フリー乗車券の一覧を掲載。
(2日利用できるタイプもある。東京メトロは24時間)
本文
先述の黒磯駅デッドセクション切替工事のため、宇都宮・東北本線の矢板・那須塩原~黒磯~白河間で、新年早々1月1~3日の間、早朝・深夜で列車が運休し、代行バスを運転。
矢板・那須塩原~黒磯間
1月1~3日の早朝、下り623M・625M・627M、上り1535E・624M・534M・626Mは那須塩原~黒磯間が運休し、バス代行。
(623Mはグリーン車連結・625Mはグリーン車なし)
1月1・2日の深夜、下り1644Eは矢板~黒磯間が運休し、バス代行。
黒磯~白河間
1月1~3日の早朝、下り4121M・4123M(1日は運転)・4125M(1日は運転)、上り4120M・4122M(1日は運t年)は全区間運休し、バス代行。上り4124Mは2日のみ、10分繰り下げて運行。
1月1・2日の深夜、下り4155Mは全区間運休し、バス代行。
この工事・バス代行を持って、昨年から続いてきた黒磯駅構内の工事は全て終了になり、寝台特急や急行の機関車交換や、普通列車でも直流車~交流車(JRスタートからしばらくの時期までは客車列車だった)への乗換といった、関東から東北への移り変わりを象徴するシーンは、完全に見られなくなる事になります。
(今でも乗り換えにはなるが、交直流車やDCだから、直通しようと思えばできる事)
台風被害で不通になっていた、日豊本線の臼杵~佐伯間は18日に運転を再開しました。
今月号では18日からの時刻を掲載。大分~南延岡まで一部時刻の変更があるほか、下り1641M(大在→佐伯)、4651M(大分→大在)、上り1646M(幸崎→大在)、4632M(大在→大分)は区間運休。当分の間このダイヤでいくという事か。
関西本線・亀山~柘植間の不通は、今号より反映されています。不通区間は通常の列車の時刻が掲載されているが、その上から網掛け。現在バス代行で、通常より夕方が1往復減。再開は来年1月の見込み。
会社線は、これも台風被害で高野下~極楽橋間が不通となっている南海高野線の特急〔こうや〕は、難波~橋本間の〔りんかん〕として運行、時刻表にも記載されています。号数は〔こうや〕+20(〔こうや1号〕→〔りんかん21号〕)。橋本~高野山間で代行輸送実施中。貸切バスが運行されているが、ダイヤは決まっていません(通常1時間10分程度だが、2時間位かかる事もあるらしい)。
南海線・樽井~尾崎間は複線が復旧し、〔サザン〕は通常運転に復帰しています。
高速バスは、北海道バス・北海道観光バス〔函館特急ニュースター〕が20日に改正済み。函館大沼プリンスホテル停車がなくなり、函館行は函館市内、札幌行は札幌市内の停車順序を変更。
神奈中・小湊鉄道の相模大野・町田~木更津プレミアムアウトレット線は、16日から木更津駅に延伸。
次号のグラビアの予告は、特にありません。春の臨時列車掲載のみ。ダイヤ改正関連か。案外、小田急かも?
当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
北朝鮮情勢をめぐり、国連決議に北朝鮮が反発しているが、昨日このニュースを伝える中国のTVの報道の資料映像を見ていたら、平壌の町を旧尼崎市営バスが横切ったので驚きました。どこから入手したのだろう?
《今日のニュースから》
24日 有馬記念 キタサンブラック勝利 GⅠ優勝史上最多タイ
25日 労働組合組織率17.1% 6年連続過去最低更新
26日 留萌港 灯台倒壊
長時間労働問題とか、「働き方改革」議論とかで、労働運動に期待される部分は本来は大きいはず、だが、数字以上に存在感が感じられません。30~40年前位前に労働運動を率いていた主に公的機関、特に国鉄などの組合があまりにも政治闘争に偏重しすぎ、組合員個々の雇用や労働条件は、あまり顧みられなかった部分があり、これが現代に至るまでのダメージになっていると思います。数字のいたずらで0.1、0.2%あたりの回復はあるだろうが、職種や働き方、さらには労働者個々の思想が多様化している現代では、30~50%の大台に復帰させるのは、もはや不可能でしょう。とりあえず「16.7%」がボーダー。これを切ると、組織労働者の6人に1人も参加していない(もちろん、組織に関わらない労働者も多い)労働運動が、労働者階級を代表している言って良いのか、極めて疑わしくなります。
北海道の暴風雪は凄まじく、宗谷本線ではラッセル列車が脱輪したそうです。名寄の国道では100台が立ち往生。すぐ目の前が全く見えなくなった、とか。
グラビア企画に連動して、表紙は三江線の式敷駅。宵闇迫る雪景色(先月号の札幌駅と同じ)で、列車はいない。
今、乗っておきたい列車
引退が噂されている、各種型式を掲載。
E4系はE7系への置き換えがアナウンスされているが、来年3月15日改正では、「MAXとき300号を16両編成(2編成)に増強し、着席サービスを向上する」と謳っている(代わりにMAXとき308号を8連に変更)。ここでこう言ってしまうと、E7系に置き換えた時にどうなるのかなと思う。
381系〔やくも〕・185系〔踊り子〕は、最後の国鉄時代の車輌の定期電車特急だが、どちらも今の所、後継車輌についての公式なアナウンスは一切ありません(〔踊り子〕については今年頭、〔あずさ〕から転用という地方紙の報道はあった)。何度も書いているが、185系はその車輌自体の評価はさておいても、東海道線で一番古い車輌となった事は事実で、実際に実物を間近に見直す機会もあったが、かなり古くなった、の印象は否めませんでした。首都圏では随一の観光地への特急だけに、もうそろそろ、遅くともオリンピックまでには新車両が導入されなければならないのではないか。
小田急LSEも、8000系と並んで小田急最古参です。GSEデビューで去就が大いに注目される事になろうが、こちらも今の所、行く末についての公式リリースはまだありません。
115系は、新潟地域の「赤+黄」塗装についても触れられれば良かった(70系時代の塗装)。多扉車は、JRではもう中央・総武緩行線だけになったか。山手線のE235系投入によるE231系の玉突き転配も予想されるので、先行きは長くはないかもしれない。関係駅の「ホームドア」のリリースに要注意。
ドキッとしたのは、「サンライズエクスプレスに今のうちに乗っておこう」のコラム。まさか、廃止のウワサでもあるの?(私は聞かないが)
三江線 最後の乗り鉄ガイド
三江線は私もかなり昔に乗った事があったが、メモが残っておらず、正直印象は薄いです(石見川本で旧JRバスを撮影しているが)。
全線開通が1975(S50)年と比較的新しく、43年しか経たないうちに廃止になる事になります。特定地方交通線では十数年ですぐ廃止になった路線もあったし、まだ持ちこたえた方か。陰陽連絡の機能がなく、定期の特急・急行が走った事はない。終始不遇な路線だった、の印象が否めません。
モデルコースが紹介されているが、石見川本は泊まれる場所、あるの?とか思った(ビジネスホテル・旅館が4軒ほどあるようだ)。
4月からの代替交通機関は、今年8月の時点では路線バスの他、自治体のバス、予約型タクシーなど、ルートによっていくつかのパターンが想定されていて、今現在も調整中のよう。ただ、三次~江津間通しは設定されない模様。
「のりもの情報局」は、「京都鉄道博物館・JR貨物 EH800型展示」「上毛電気鉄道 新春イベント2018」「東武百貨店 SL『大樹』体験型福袋発売」「京急百貨店 第9回京急鉄道フェア開催」「相鉄 ゆめきぼ切符キャンペーン」「JTBパブリッシング JTBの鉄道全線乗りつぶしログブック発売中」。
「鉄道模型プレゼントコーナー」は、一畑電車の1000系(元東急)「ご縁電車 しまねっこⅡ」2両セット。
11月号にリニューアルした索引地図は、今月号から、ケーブルカー・ロープウェイの駅も全部掲載になりました。特にケーブルカーは、中間にも駅がある路線がいくつかあるが、ただし大山ケーブルカーの大山寺駅は、広域側には掲載されているが、東京付近拡大図では記されていない。ミスった?
黄色のページ
1月号恒例の「ひと目でわかる!電化と複線区間」は、可部線・可部~あき亀山間再延伸が反映されています。おおさか東線(新大阪~放出間)の2019年春開業を予告(平成最後の鉄道新線になるかも?ゆいレールの浦添市内延伸と、どちらが先になるか)。
また、黒磯駅構内のデッドセクションが来年早々の1月3日、黒磯~高久の駅間に移設になり、これも予告されています。
大都市圏の終夜運転は、全容が明らかになりました。
首都圏は、西武→東急の直通運転は取りやめになり、関連して西武池袋線の初電繰り上げもなくなりました。
一方、京急の「初日号」は、1号が都営浅草線浅草橋が始発となるが(4時01分発)、記載なし。あとはほぼ例年通り。
関西圏は、近江鉄道の高宮~八日市間は、終電の繰り下げが取り止めになるようです。
他はこちらも例年通りか。ただ、大阪市営地下鉄の長堀鶴見緑地線は、1~2時台の大正→心斎橋間が7~8分毎、心斎橋→門真南間が15分毎で運行されるが(京セラドーム大阪で、今シーズンはKinki Kidsの年越しライブがある)、ここには記されていません。
初詣列車以外では、青梅マラソン(2月18日)で、今シーズンは「らくらく青梅マラソン号」を運転。川崎→河辺間の片道で、武蔵小杉・武蔵溝ノ口・登戸に停車。全車指定席。
富士急直通では12月30日のみ、立川~河口湖間に臨時快速を運転。この日は富士山女子駅伝があるから?
会社線では、伊豆箱根鉄道大雄山線、北陸鉄道石川線の終夜運転時刻を掲載。上田電鉄と富山ライトレールは最終電車繰り下げ。
「今月のおトクなきっぷ情報」では、私鉄・地下鉄の1日フリー乗車券の一覧を掲載。
(2日利用できるタイプもある。東京メトロは24時間)
本文
先述の黒磯駅デッドセクション切替工事のため、宇都宮・東北本線の矢板・那須塩原~黒磯~白河間で、新年早々1月1~3日の間、早朝・深夜で列車が運休し、代行バスを運転。
矢板・那須塩原~黒磯間
1月1~3日の早朝、下り623M・625M・627M、上り1535E・624M・534M・626Mは那須塩原~黒磯間が運休し、バス代行。
(623Mはグリーン車連結・625Mはグリーン車なし)
1月1・2日の深夜、下り1644Eは矢板~黒磯間が運休し、バス代行。
黒磯~白河間
1月1~3日の早朝、下り4121M・4123M(1日は運転)・4125M(1日は運転)、上り4120M・4122M(1日は運t年)は全区間運休し、バス代行。上り4124Mは2日のみ、10分繰り下げて運行。
1月1・2日の深夜、下り4155Mは全区間運休し、バス代行。
この工事・バス代行を持って、昨年から続いてきた黒磯駅構内の工事は全て終了になり、寝台特急や急行の機関車交換や、普通列車でも直流車~交流車(JRスタートからしばらくの時期までは客車列車だった)への乗換といった、関東から東北への移り変わりを象徴するシーンは、完全に見られなくなる事になります。
(今でも乗り換えにはなるが、交直流車やDCだから、直通しようと思えばできる事)
台風被害で不通になっていた、日豊本線の臼杵~佐伯間は18日に運転を再開しました。
今月号では18日からの時刻を掲載。大分~南延岡まで一部時刻の変更があるほか、下り1641M(大在→佐伯)、4651M(大分→大在)、上り1646M(幸崎→大在)、4632M(大在→大分)は区間運休。当分の間このダイヤでいくという事か。
関西本線・亀山~柘植間の不通は、今号より反映されています。不通区間は通常の列車の時刻が掲載されているが、その上から網掛け。現在バス代行で、通常より夕方が1往復減。再開は来年1月の見込み。
会社線は、これも台風被害で高野下~極楽橋間が不通となっている南海高野線の特急〔こうや〕は、難波~橋本間の〔りんかん〕として運行、時刻表にも記載されています。号数は〔こうや〕+20(〔こうや1号〕→〔りんかん21号〕)。橋本~高野山間で代行輸送実施中。貸切バスが運行されているが、ダイヤは決まっていません(通常1時間10分程度だが、2時間位かかる事もあるらしい)。
南海線・樽井~尾崎間は複線が復旧し、〔サザン〕は通常運転に復帰しています。
高速バスは、北海道バス・北海道観光バス〔函館特急ニュースター〕が20日に改正済み。函館大沼プリンスホテル停車がなくなり、函館行は函館市内、札幌行は札幌市内の停車順序を変更。
神奈中・小湊鉄道の相模大野・町田~木更津プレミアムアウトレット線は、16日から木更津駅に延伸。
次号のグラビアの予告は、特にありません。春の臨時列車掲載のみ。ダイヤ改正関連か。案外、小田急かも?
当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
北朝鮮情勢をめぐり、国連決議に北朝鮮が反発しているが、昨日このニュースを伝える中国のTVの報道の資料映像を見ていたら、平壌の町を旧尼崎市営バスが横切ったので驚きました。どこから入手したのだろう?
《今日のニュースから》
24日 有馬記念 キタサンブラック勝利 GⅠ優勝史上最多タイ
25日 労働組合組織率17.1% 6年連続過去最低更新
26日 留萌港 灯台倒壊
長時間労働問題とか、「働き方改革」議論とかで、労働運動に期待される部分は本来は大きいはず、だが、数字以上に存在感が感じられません。30~40年前位前に労働運動を率いていた主に公的機関、特に国鉄などの組合があまりにも政治闘争に偏重しすぎ、組合員個々の雇用や労働条件は、あまり顧みられなかった部分があり、これが現代に至るまでのダメージになっていると思います。数字のいたずらで0.1、0.2%あたりの回復はあるだろうが、職種や働き方、さらには労働者個々の思想が多様化している現代では、30~50%の大台に復帰させるのは、もはや不可能でしょう。とりあえず「16.7%」がボーダー。これを切ると、組織労働者の6人に1人も参加していない(もちろん、組織に関わらない労働者も多い)労働運動が、労働者階級を代表している言って良いのか、極めて疑わしくなります。
北海道の暴風雪は凄まじく、宗谷本線ではラッセル列車が脱輪したそうです。名寄の国道では100台が立ち往生。すぐ目の前が全く見えなくなった、とか。