№1766 ひと昔・ふた昔前 私鉄の駅 東武鉄道.4
ひと昔・ふた昔前の東武鉄道の駅をご覧頂いているが、今回は野田線です。
大宮~春日部~柏~船橋と、東京都内から放射状に伸びる幹線鉄道の主要駅をつなぐ外環状線的な路線で、30年位前くらいから沿線の開発が急速に進むようになったが、一方ではまだまだローカル線的なイメージも残していました。
20年前の1997(H9)年の時点では岩槻~春日部間・新鎌ヶ谷(当時は信号場)~馬込沢間はまだ単線、車両も全車冷房化は達成されていたものの、吊掛式の5000系も相当残っていて、近代化までは今一歩。そんな状況にあった時期に、集中して撮影しました。
大宮 おおみや
北大宮 きたおおみや
大宮公園 おおみやこうえん
大和田 おおわだ
七里 ななさと
岩槻 いわつき
最近、新駅舎になりました。撮影当時、大宮からの複線はここまで。
東岩槻 ひがしいわつき
後に、複線区間延伸時に橋上駅舎になりました。
豊春 とよはる
八木崎 やぎざき
次の春日部で、伊勢崎線と接続します。
藤の牛島 ふじのうしじま
南桜井 みなみさくらい
川間 かわま
七光台 ななこうだい
検修区があります。
清水公園 しみずこうえん
現在は地下に駅施設があります。一時、ここを起終点とする列車の設定もあります。
愛宕 あたご
ここと野田市は現在、連続立体交差事業に伴う高架化工事が進行中です。
野田市 のだし
梅郷 うめさと
現在は橋上化されています。
運河 うんが
ここから柏を経由して、逆井まで複線。
江戸川台 えどがわだい
初石 はついし
流山おおたかの森駅の開業は、つくばエクスプレス開業と同時の2005(H17)年8月24日でした。
豊四季 とよしき
柏 かしわ
スイッチバック方式でJR常磐線と接続します。2面4線の頭端式。
新柏 しんかしわ
増尾 ますお
逆井 さかさい
ここから六実まで単線になります。現在、複線化工事中。
高柳 たかやなぎ
この後、留置線が新設されました。複線化工事に合わせて、橋上駅舎に改築する工事が進行中です。2面4線になるらしい。
六実 むつみ
ここから新鎌ヶ谷までが、部分的に複線になっていました。新鎌ヶ谷は新京成・北総鉄道の駅に隣接しているが、旅客駅として営業を開始したのは、1999(H11)年11月25日の事。
鎌ヶ谷 かまがや
この後高架化されます。
馬込沢 まごめざわ
当時はここから船橋までが複線。朝ラッシュ時には、ここを始発とする列車の設定もありました。
塚田 つかだ
新船橋 しんふなばし
船橋 ふなばし
野田線は、この後の急速な近代化(複線化・高架化・駅舎改良)で、大きく姿を変えた駅が多々あります。それは、本線以上の変化かも知れません。北総鉄道・新京成電鉄やTXとの接続も、近代化を加速させた要因の一つになるでしょう。今でも逆井~六実間複線化工事や、野田市付近の連続立体交差事業が進行中です。
急行に続いて特急まで走り出したし、「アーバンパークライン」の愛称も、その変化を反映したものでしょう。ただしつこいけれど、どうして野田線ではダメなのか、の印象は、今でも強いです。
次回は東武鉄道編最終回、東上線です。
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