「バスラマインターナショナル164」、先月末にはいつも通り発売になっていたのに、大変遅くなってしまいました。ここで取り上げます。
表紙は東急バスの新エアロスターと、これは新ブルーリボン(エアロスターは「ノッテちゃん」のステッカーがない)、札幌観光バスのセレガと、いすゞプラザのボンネットバス。
京浜急行バスのオープントップバスは、既に別の所で書いたが、「みさきまぐろきっぷ」の特典として乗車可能。従ってこのきっぷを買わないと乗れない事になります。2100形電車と並んだ写真があるが、バスの方が背高というのはトリビア。
本来のメインの特集は「日野のセレガショート」だと思うが、既に別の所で書いたし、運転もせず、乗客として乗る機会もたぶんない私には、アレコレ書く資格は、たぶんないと思います。次号ではAMTを中心としたシフトについて掘り下げて書くとの事。
バス事業者訪問198 東急バス・東急トランセ
地元も地元、小学生低学年時には通学で毎日乗っていた事業者(当ブログスタート直後に記しました)なので、今でも高い関心を持つ事業者の一つです。
輸送実績の推移は巻末にあるが、2004(H16)~2016(H28)年の13年間では、東急バスは、総走行キロは40,000㎞前後、輸送人員は150,000人、乗合車の台数は900台の前後で、多少の波はあっても、極端な増減はない。一方トランセは総走行キロ130㎞、輸送人員600人、車両数は乗合はずっと6台、貸切は(2006(H18)年から)13台で推移していたのが、2013(H25)年から、どの数字も急激に伸びている。走行キロは、昨年は前年より2.65倍、1,000㎞近くも増えている。高速路線の進出(特に長距離の今治線)の影響が、数字からも示されている。貸切はバス+トランセ合計で、2004年30台→昨年は61台と倍増しています。
乗合は、2012年からは再び増える傾向にあるとの事。ただ、しばらくは東京都内の低迷を神奈川県内の増加でカバーしていた面があったが、この所は神奈川は、一部ではなおも減少傾向なのではないか。先日新羽〔営〕の一部路線で減便が行なわれており、その前には青葉台〔営〕の路線廃止もあったから、グリーンラインの影響は今も残っているのではないでしょうか。「Eライナー」はその後の路線の展開もないし、便数の増減もなく、常連客はつかんでいるが、新規の需要の創造は難しいのか。
夜行バスの今治線は需要についてのコメントがなかった。161号の瀬戸内運輸は「LCCの影響がかなり出ている」と言っていたけれど、東急はどう感じているのでしょうか。
「次世代車両への展望」として、連節バスに注目しているとの事。虹ヶ丘〔営〕で神奈中バスから借りて試験走行を行なったという事なので、恐らくは田園都市線沿線、たまプラーザやあざみ野の駅からの路線への導入を検討しているのだと思う。日中でも5~6分間隔で走る程なので。ただ、私としては、このような路線こそ、まずLRTの導入ができないのか、と思っています。宇都宮のLRTがいよいよ動き出したが、明らかにこちらの方が潜在的な需要は高いはず。東急は世田谷線を運行しているのだから軌道線のノウハウは十分にあるし(ただ、導入する空間の確保が問題にはなるが)。「道路環境の不安はない」としているが、公道よりも駅前のバスターミナルが大丈夫かな?と、特にあざみ野の駅前を見て思っているのだが。あと、「便数削減」とはあまり軽々しくは言わない方が…。5~6分間隔が7~8分間隔になるくらいなら良いだろうが、フリークエントサービスの提供も大事なサービスの一つなので。
ドライバーの問題は、ここでは触れられなかったが、東急バスでも去年大森で事故があり、特に健康面は改めて問題になっているのではないか(だから連節バスに期待しているようでもあるが)。雇用状況は東急はまだ良いようだが、地方はかなり深刻なようで、先日行ってきた高知のとさでん交通もそうらしいです。特定の事業者だけで抱え込まず、業界全体で(あるいはそれ以外も含めて)なんとか打開策を見いださないと。
ドライバーの座談会もあって、色々あるのだけれど、「東急バスは福利厚生が充実している」という下りは、ちょっと考えさせられました。地方の事業者だとダイヤ確保のために通常の休日さえ犠牲になる所も少なくないようだから。ロケーションの違いもあるが、地方のドライバーの仕業表を外から垣間見ると、「うゎー、キツそうだな」と感じる事も少なくありません。「自分たちだけ」ではなく、業界全体でなんとかしなければならないと思う。
車両面では、「ミルキーウェイ」は空港バスの復刻で見られるが、今治線運行開始時に、「ミルキーウェイ」色にするとは考えられなかったのか。今更、という事か?
なお、車両の構造(特にノンステップバス)では、別項目で東京都が導入するというニュースもあるが(来年度と言っているらしいが、どのメーカーとやるのか?海外製導入なのか?)、バスの事業者が結束して、あるいは業界外も巻き込んで(何よりお客さんのためなのだから)、メーカーに大々的にプッシュする事があっても良いのではないでしょうか。それと、導入を希望する側も、コストや技術の伝承などの点で、それなりに業界全体をリードする位の覚悟をもつ事が必要でしょう。
バス事業者訪問199 札幌観光バス
貸切専業は正直解らない部分が多いが、それ以上ジェイ・ウェル・パートナーズ(JWP)の動きが注目されました。既に大手私鉄が保有していた、道内の多くのバス事業者が傘下に入っているという事で、みちのりHDもそうだが、バス業界の資本関係も、この数年で大分様変わりしてきた印象があります。ただ、札幌観光バス自体はJWPの傘下にはないのか?JWP傘下になった事業者の社外取締役が、経営を引き受けたという事らしいので。
(JWP自身の公式Webが見つからず、札幌観光バスの公式Webでも資本関係は解らなかった)
8月10日深夜 高速道路では何が起きていたのか?
こんな事が起きていたのは、初めて知りました。
ここも色々あるが、一つ強く感じたのは、「高速道路を走るバスは、トイレが無いとやはり怖い」という事。菰野東部交通のケースは幸い乗客(子供中心)が静かに寝ていたので事なきを得たようだが、高速道路で事故渋滞に出くわしたら、逃げ場がない。コストの問題はあるけれど(車両だけではなく、地上側にも処理施設が必要になる)、特に旧ツアー組の高速バスあたりは、豪華な仕様もいいが、やはりトイレの設置から進めて欲しい。
各地の新車から
一畑バスの青系は、やはり「復刻」ではなく「復活」だ。
ところで、IVECOが両備バスと組んでNGV車の日本進出をもくろむ、という話がこちらでもニュースとして記されているが、先日岡山で、両備バスの側面にIVECOの広告があるのを見ました(後日出す予定)。欧州を中心に脱内燃が急速に進む気配を見せているが、では、その後継は何であろうか?一時はCNGがかなり普及したが地上設備の問題もあって現状は伸び悩み、燃料電池バスは東京都だけでなく東急バスも関心が高そうだがまだ価格がかなり高価。EVがメインになりそうな気配もあるが、コストもあるけれど、全部を全部EVに置き換えるとしたら、電力を全てまかないきれるものなのだろうか?という懸念をぬぐえません。化石燃料も原子力もダメ、全部再生可能クリーンエネルギーでやる、というならなおさらです。一度過去を振り返りつつ、次世代の低公害車を比較検討し、どこへ向かうべきかを考える機会があっても良い頃ではないでしょうか。
(それはバス・交通のみならず、公共交通を中心とした個々のライフスタイルにも関わってくるかも知れない。現状は、エネルギー源を何から求めるのか、という所で議論が終いになってしまっている)
当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
という事で、今日松山から空路で帰ってきました。今回の5日間は幸い9月の九州のような事にはならず、終日曇天だったのは昨日の松山だけでした。おかげでバス車両もかなり撮る事ができて、本体で未だに公開を再開できていない、岡山県や四国の事業者の画像を再びお見せする事ができそうです。必要な工事の上、順次再開します。一方で、地域による交通の状況の違いも、特に高知では改めて感じました。旅行そのものについては、来月書きます。
《今日のニュースから》
5日 米テキサス州教会で銃乱射事件 26人死亡確認
6日 てるみくらぶ 債権者集会
7日 「やせる効果」課題表示 消費者庁 16社に処置命令
8日 群馬県上野村でヘリコプター墜落 4人死亡
9日 「並行在来線運営維持」 12道県協議会が財政支援要請
乗車した折りに書いている事だけれど、「並行在来線」はその大半が、国鉄・JR時代は特急・急行や貨物列車がガンガン行き交う大幹線だったわけで、30年位前の特定地方交通線転換の鉄道とは訳が違う。特に駅などの施設面が、第三セクター鉄道としては過剰になりがちに見えます。無論外部からの財政支援も必要だろうが、運営する第三セクター鉄道やバックの県・道の側も、設備面(特に駅)を、輸送量に見合ったコンパクトものに整備し直すなどして、運営コストを下げる事も、また必要でしょう。
№1761 JTB時刻表2017年11月号(JTBパブリッシング)
「JTB時刻表2017年11月号」、先週水曜日の25日には発売になっていたが、少々遅くなってしまいました。
表紙はグラビア特集に連動して、大井川鐵道井川線の奥大井湖上駅と、鉄橋を渡って駅に進入(出発かも?)する列車。
まず、今号では「索引地図」「特急運転系統図」が全面リニューアルになりました。50年ぶり、なのだそう。
「索引地図」リニューアルのポイントは、
① 私鉄・路面電車の全駅掲載(路面電車は22ページにまとめて掲載)
② フォントをユニバーサルデザインに変更
「特急運転系統図」では、私鉄の有料特急も掲載しています。
(大手のみ。長野電鉄、富山地鉄は掲載していない)
また「索引地図」は、一般周遊券廃止で意味を失っていた「周遊おすすめ地」(旧周遊指定地)の表記がなくなり(アクセスがなくなった場所も多くなっていた)、代わりに「おもな観光地」を地名のみ記しています。
パッと見た感触では、私鉄は都市も地方も基本的にJRより多めになるので、鉄道によってはやや窮屈に感じる事と、私鉄もバスと同じ細線になり(JR、バスなど他の交通も線が細くなった)、目立たなくなったかなあと思いました。私鉄と第三セクター(旧国鉄・JR)では色を変えているが(青と黒)、そんなにはっきりした違いは感じられませんでした(バスは緑色になった)。
掲載路線そのものは、変わっていないと思う。全部チェックしたわけではないが。もう少しページを増やして、地域を細分化した方が良いのかも知れない。
「特急運転系統図」は、京阪が基本的には無料の列車ながら、「プレミアムカー」を連結しているからか掲載になっています。一方でライナー列車(京急「ウィング」東武「TJライナー」など)は、全車両有料ながら掲載になっていない。「特急」ではない事、運転日・時間帯が限定的である事、それに私鉄を乗せてしまうと、全国各地のJRのライナー列車も乗せなければならなくなる事もあるでしょう。ただ、京阪とはややバランスを欠く気もする。
私鉄の名(迷)駅に行こう
索引地図で私鉄全駅が掲載になった事を反映して、私鉄の変わり種の駅を並べています。
駅舎とかではなく、構造的な所がほとんど。名鉄西枇杷島はホームが狭い、というだけではなく、上下とも駅名標以外、何もない。待避駅だが、待避線を廃止してその分ホームを拡幅・延長しても良さそうなものだけれど(600mしか離れていない二ツ杁も待避駅)、ずっとそのままになっています。三角線もあって、運転上の都合もあるのかも知れない。乗客が少ない、という事もあるか。名古屋から3.6㎞しか離れていないのに(名古屋市ではなく清須市)。
東急九品仏は、この短いホームのまま、ホームドアを設置するみたい(リリースも出ている)。
山陽須磨浦公園は、無人駅になったのが侘しい(遠隔操作)。
各地の私鉄特急に乗って出かけよう!
大手私鉄だけになるが。ややマニアックなトリビアもあって、東武「スペーシア」は、アルナ工機製が半分を占めるとか。
「のりもの情報局」は、「JTBパブリッシング『キャンブックス最新刊 京阪電車』発売中」「京成電鉄『京成カレンダー2018』発売中」「JR東海・JR西日本『スマートEX』サービス開始」「東武鉄道『2017東武ファンフェスタ』開催」「近畿日本鉄道『きんてつ鉄道まつり2017』開催」「キングレコード『SUPER BELL”S ニューアルバム』発売中」「リイド社『エンジニエール ~鉄道に挑んだ男たち~』1巻発売。
(「きんてつ鉄道まつり」は、五位堂・高安は終了(29日は台風接近で中止になった)、11・12日に塩浜で開催)
「鉄道模型プレゼントコーナー」は、京阪京津線旧80型のカラーを復刻した、700形の2両セット。早いもので、京津線・京津三条~御陵間が廃線になって(京都市営地下鉄に代替)、ちょうど20年になりました。昨日の「大津線感謝祭」で、新塗装編成と並んで展示されていました。
黄色のページ
JR北海道の「ニセコエクスプレス」が引退となり、特急「ニセコエクスプレス」が札幌~倶知安間、同車両を使用した臨時快速が倶知安~蘭越間(2往復)に運転されました。
10月28日と11月3・4日運行、今日の運行をもって引退になっています。
築城基地航空祭は、今年は11月26日開催。日豊本線区間は昨年とほぼ同じだが、鹿児島本線・小倉→福間間の1本は取り止め。
会社線は、東京メトロ~小田急の〔メトロもみじ号〕。来春のダイヤ改正で〔メトロはこね〕の土休日1往復増発が発表になっているので、今シーズンが最後の運転になるかもしれない。
また、千葉~館山・千倉・安房白浜間高速バス〔南総里見号〕の新ダイヤ(18日~)も掲載。千葉側は全便千葉みなと駅発着・千葉駅経由に統一。白浜発着便は安房白浜駅発着に変更。
本文
「12月30日(土)→1月3日(水)は休日ダイヤで運転されます」の欄外表記に、もうそんな時期なんだなあと思わされます。
JR新幹線・特急のページは黒一色となり、青文字だった〔のぞみ〕〔みずほ〕〔はやぶさ〕〔こまち〕も、他の列車と同じ黒文字になりました。
迂回運転中の〔ゆふいんの森〕の時刻が、本文初掲載になりました。
下り
91号 博多8:45 → 13:35由布院
11月30日まで運転(26日は除く) 71形(11月27~30日は72形)
93号 博多11:00(土休日11:08) → 15:45由布院
11月25日まで運転 72形
上り
92号 由布院15:18 → 20:34博多
11月30日まで運転(26日は除く) 71形(11月27~30日は72形)
94号 由布院17:06 → 21:35博多
11月25日まで運転 72形
停車駅:全て小倉・別府・大分
何度も書くが、「特急」としてはあまりにも遅い。特に92号は全区間の表定速度が45.74㎞/h、小倉~博多間は39.52㎞/hと、普通電車とほとんど変わらない(同区間の〔ソニック〕の大半は90㎞/hを超える)。車内設備やサービスが売りとしても、「特急」の2文字は違うのではないか、潔く小倉発着で納めても良かったのではないか?
恐らくは来春ダイヤ改正時点では元の経路に戻る事はないだろうが、改正の時点では、せめてもう少し早く走るダイヤを設定しなければ、特急としては通用しないのではないでしょうか。
(日田バス・亀の井バスの博多BT~由布院駅間は、ノンストップ便で2時間弱)
11月26日が運休なのは、築城基地航空祭の臨時の増発で、ダイヤを入れられなくなるからでしょう。
〔ゆふ83号〕は12月1日からダイヤが変わり、由布院の長時間停車(普通列車乗換で、大分先着になってしまう)が解消されます。〔ゆふいんの森〕が運休期間に入り、待ち合わせがなくなるからでしょう。
久大本線は光岡~日田間、日田彦山線は、添田~日田間の代行バスの時刻が入りました。日田彦山線は添田~彦山間・大行司~日田間区間運転が中心で全区間通しは4往復のみ。筑前岩屋には入りません。
日豊本線の臼杵~佐伯間は、今号は網掛けのみ。
一方、山田線の上米内~川内間は明日5日に再開となり、今号では明日からの時刻を掲載しています。2015(H27)年12月以来、約2年振り。不通区間に関しては、ダイヤ設定は不通前とはほぼ変わりなし(ただし大志田・浅岸駅が廃止になっている)。12月17日運転の快速〔さんりく宮古号〕(全社指定席)、年末年始運転の快速〔ふるさと宮古号〕(一部指定席)も設定されています。
会社線は東京・大宮~長岡・新潟間の路線が、1日より再編成されて運行されています。池袋・大宮・川越~長岡(駅東口)・新潟路線は大宮~新潟間の運行となり、新潟発は2便とも午前出発の昼行便(佐渡汽船ターミナル発着は取り止め)。新宿・池袋~長岡(長岡北BS)・新潟路線は、特定日のみ長岡は駅東口を経由する1便を運行。なお、池袋・大宮・川越~長岡(駅東口)・新潟路線は、756ページの旧ダイヤが残ってしまっているので要注意。
国内線航空も、今号から掲載の仕方が一部変わり、東京(羽田)発着と成田発着を別々にまとめていたものが、着地毎に再編成し、羽田と成田が並んで併記されるようになりました。LCC台頭の影響でしょう。
(例えば、東京~広島(C-11)の次が成田~広島(C-12))
SFJの福岡路線は、10月29日から羽田空港の発着が第1ターミナルに変更になっています。
新エアアジア・ジャパンのセントレア~新千歳線が10月29日に就航しているが、今号ではまだ時刻の掲載がありません。
国際線もウインタースケジュールに移行しているが、もう少しチェックの時間が必要。エアソウルが成田~インチョン路線に就航しています。
さて、巻頭のグラビアや、リニューアルの索引地図で見ても、今後はJR以外の私鉄にもさらに力を入れていくのだろうと思うが、そうなると、次は全駅・全列車の時刻の掲載、という事になるのではないでしょうか?無論大手私鉄や地下鉄、新京成や山陽などの都市鉄道は無理だろうが、ローカル鉄道に関しては、(元々が国鉄・JRだったとはいえ)第3セクター鉄道と差を付ける理由が、なくなってきているのではないでしょうか。観光地や世界遺産に行く鉄道もあるし、利用促進・応援の意味も込めて、今後ローカル鉄道くらいは全駅・全列車通年掲載、という方向に行ければと思います。JR線の掲載方を多少見直せば、ページ数の増加もそれほどではないだろうと思うが、どうでしょうか。
当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
《今日のニュースから》
3日 社会人野球日本選手権 JR東日本東北西村投手 完全試合達成
4日 長崎市銅座市場 床崩落 4人けが
JR東日本出身の野球選手というと、プロでは元阪神の赤堀選手とか、現西武の十亀投手などがいて、今ドラフトでもオリックスの1位指名がJR東日本だが、会社では普段何をやっているものなのだろう?乗務や駅務、工場などの現業、とは思えないが。
さて、この後5日間、西へ旅に出ます。今回は岡山と高知・松山です。どこもかなり久しぶりで、岡山と高知は6年振り、松山は7年ぶりになってしまいました。岡山までは〔サンライズ〕です(またノビノビ座席)。高知は電車・バスがとさでん交通になってから、松山は伊予鉄の新CIが導入されてからは初めてです。どのような変化が見られるでしょうか。郊外にも行ってみたいが、とにかく青空が欲しい!少なくとも、先日の九州のような、全日程まるまる曇天の下になってしまうのはご勘弁。天気だから「天を運に任せる」?しかないのだが。
明日トランプさんが日本に来て、関東地方は3日間、かなり厳しい警備になりそう(まして来る人が人だからね…)だが、私の知った事ではないな。幸運?
このため、次回7日の更新はお休みします。9日も、恐らくはお休み、かな…。
表紙はグラビア特集に連動して、大井川鐵道井川線の奥大井湖上駅と、鉄橋を渡って駅に進入(出発かも?)する列車。
まず、今号では「索引地図」「特急運転系統図」が全面リニューアルになりました。50年ぶり、なのだそう。
「索引地図」リニューアルのポイントは、
① 私鉄・路面電車の全駅掲載(路面電車は22ページにまとめて掲載)
② フォントをユニバーサルデザインに変更
「特急運転系統図」では、私鉄の有料特急も掲載しています。
(大手のみ。長野電鉄、富山地鉄は掲載していない)
また「索引地図」は、一般周遊券廃止で意味を失っていた「周遊おすすめ地」(旧周遊指定地)の表記がなくなり(アクセスがなくなった場所も多くなっていた)、代わりに「おもな観光地」を地名のみ記しています。
パッと見た感触では、私鉄は都市も地方も基本的にJRより多めになるので、鉄道によってはやや窮屈に感じる事と、私鉄もバスと同じ細線になり(JR、バスなど他の交通も線が細くなった)、目立たなくなったかなあと思いました。私鉄と第三セクター(旧国鉄・JR)では色を変えているが(青と黒)、そんなにはっきりした違いは感じられませんでした(バスは緑色になった)。
掲載路線そのものは、変わっていないと思う。全部チェックしたわけではないが。もう少しページを増やして、地域を細分化した方が良いのかも知れない。
「特急運転系統図」は、京阪が基本的には無料の列車ながら、「プレミアムカー」を連結しているからか掲載になっています。一方でライナー列車(京急「ウィング」東武「TJライナー」など)は、全車両有料ながら掲載になっていない。「特急」ではない事、運転日・時間帯が限定的である事、それに私鉄を乗せてしまうと、全国各地のJRのライナー列車も乗せなければならなくなる事もあるでしょう。ただ、京阪とはややバランスを欠く気もする。
私鉄の名(迷)駅に行こう
索引地図で私鉄全駅が掲載になった事を反映して、私鉄の変わり種の駅を並べています。
駅舎とかではなく、構造的な所がほとんど。名鉄西枇杷島はホームが狭い、というだけではなく、上下とも駅名標以外、何もない。待避駅だが、待避線を廃止してその分ホームを拡幅・延長しても良さそうなものだけれど(600mしか離れていない二ツ杁も待避駅)、ずっとそのままになっています。三角線もあって、運転上の都合もあるのかも知れない。乗客が少ない、という事もあるか。名古屋から3.6㎞しか離れていないのに(名古屋市ではなく清須市)。
東急九品仏は、この短いホームのまま、ホームドアを設置するみたい(リリースも出ている)。
山陽須磨浦公園は、無人駅になったのが侘しい(遠隔操作)。
各地の私鉄特急に乗って出かけよう!
大手私鉄だけになるが。ややマニアックなトリビアもあって、東武「スペーシア」は、アルナ工機製が半分を占めるとか。
「のりもの情報局」は、「JTBパブリッシング『キャンブックス最新刊 京阪電車』発売中」「京成電鉄『京成カレンダー2018』発売中」「JR東海・JR西日本『スマートEX』サービス開始」「東武鉄道『2017東武ファンフェスタ』開催」「近畿日本鉄道『きんてつ鉄道まつり2017』開催」「キングレコード『SUPER BELL”S ニューアルバム』発売中」「リイド社『エンジニエール ~鉄道に挑んだ男たち~』1巻発売。
(「きんてつ鉄道まつり」は、五位堂・高安は終了(29日は台風接近で中止になった)、11・12日に塩浜で開催)
「鉄道模型プレゼントコーナー」は、京阪京津線旧80型のカラーを復刻した、700形の2両セット。早いもので、京津線・京津三条~御陵間が廃線になって(京都市営地下鉄に代替)、ちょうど20年になりました。昨日の「大津線感謝祭」で、新塗装編成と並んで展示されていました。
黄色のページ
JR北海道の「ニセコエクスプレス」が引退となり、特急「ニセコエクスプレス」が札幌~倶知安間、同車両を使用した臨時快速が倶知安~蘭越間(2往復)に運転されました。
10月28日と11月3・4日運行、今日の運行をもって引退になっています。
築城基地航空祭は、今年は11月26日開催。日豊本線区間は昨年とほぼ同じだが、鹿児島本線・小倉→福間間の1本は取り止め。
会社線は、東京メトロ~小田急の〔メトロもみじ号〕。来春のダイヤ改正で〔メトロはこね〕の土休日1往復増発が発表になっているので、今シーズンが最後の運転になるかもしれない。
また、千葉~館山・千倉・安房白浜間高速バス〔南総里見号〕の新ダイヤ(18日~)も掲載。千葉側は全便千葉みなと駅発着・千葉駅経由に統一。白浜発着便は安房白浜駅発着に変更。
本文
「12月30日(土)→1月3日(水)は休日ダイヤで運転されます」の欄外表記に、もうそんな時期なんだなあと思わされます。
JR新幹線・特急のページは黒一色となり、青文字だった〔のぞみ〕〔みずほ〕〔はやぶさ〕〔こまち〕も、他の列車と同じ黒文字になりました。
迂回運転中の〔ゆふいんの森〕の時刻が、本文初掲載になりました。
下り
91号 博多8:45 → 13:35由布院
11月30日まで運転(26日は除く) 71形(11月27~30日は72形)
93号 博多11:00(土休日11:08) → 15:45由布院
11月25日まで運転 72形
上り
92号 由布院15:18 → 20:34博多
11月30日まで運転(26日は除く) 71形(11月27~30日は72形)
94号 由布院17:06 → 21:35博多
11月25日まで運転 72形
停車駅:全て小倉・別府・大分
何度も書くが、「特急」としてはあまりにも遅い。特に92号は全区間の表定速度が45.74㎞/h、小倉~博多間は39.52㎞/hと、普通電車とほとんど変わらない(同区間の〔ソニック〕の大半は90㎞/hを超える)。車内設備やサービスが売りとしても、「特急」の2文字は違うのではないか、潔く小倉発着で納めても良かったのではないか?
恐らくは来春ダイヤ改正時点では元の経路に戻る事はないだろうが、改正の時点では、せめてもう少し早く走るダイヤを設定しなければ、特急としては通用しないのではないでしょうか。
(日田バス・亀の井バスの博多BT~由布院駅間は、ノンストップ便で2時間弱)
11月26日が運休なのは、築城基地航空祭の臨時の増発で、ダイヤを入れられなくなるからでしょう。
〔ゆふ83号〕は12月1日からダイヤが変わり、由布院の長時間停車(普通列車乗換で、大分先着になってしまう)が解消されます。〔ゆふいんの森〕が運休期間に入り、待ち合わせがなくなるからでしょう。
久大本線は光岡~日田間、日田彦山線は、添田~日田間の代行バスの時刻が入りました。日田彦山線は添田~彦山間・大行司~日田間区間運転が中心で全区間通しは4往復のみ。筑前岩屋には入りません。
日豊本線の臼杵~佐伯間は、今号は網掛けのみ。
一方、山田線の上米内~川内間は明日5日に再開となり、今号では明日からの時刻を掲載しています。2015(H27)年12月以来、約2年振り。不通区間に関しては、ダイヤ設定は不通前とはほぼ変わりなし(ただし大志田・浅岸駅が廃止になっている)。12月17日運転の快速〔さんりく宮古号〕(全社指定席)、年末年始運転の快速〔ふるさと宮古号〕(一部指定席)も設定されています。
会社線は東京・大宮~長岡・新潟間の路線が、1日より再編成されて運行されています。池袋・大宮・川越~長岡(駅東口)・新潟路線は大宮~新潟間の運行となり、新潟発は2便とも午前出発の昼行便(佐渡汽船ターミナル発着は取り止め)。新宿・池袋~長岡(長岡北BS)・新潟路線は、特定日のみ長岡は駅東口を経由する1便を運行。なお、池袋・大宮・川越~長岡(駅東口)・新潟路線は、756ページの旧ダイヤが残ってしまっているので要注意。
国内線航空も、今号から掲載の仕方が一部変わり、東京(羽田)発着と成田発着を別々にまとめていたものが、着地毎に再編成し、羽田と成田が並んで併記されるようになりました。LCC台頭の影響でしょう。
(例えば、東京~広島(C-11)の次が成田~広島(C-12))
SFJの福岡路線は、10月29日から羽田空港の発着が第1ターミナルに変更になっています。
新エアアジア・ジャパンのセントレア~新千歳線が10月29日に就航しているが、今号ではまだ時刻の掲載がありません。
国際線もウインタースケジュールに移行しているが、もう少しチェックの時間が必要。エアソウルが成田~インチョン路線に就航しています。
さて、巻頭のグラビアや、リニューアルの索引地図で見ても、今後はJR以外の私鉄にもさらに力を入れていくのだろうと思うが、そうなると、次は全駅・全列車の時刻の掲載、という事になるのではないでしょうか?無論大手私鉄や地下鉄、新京成や山陽などの都市鉄道は無理だろうが、ローカル鉄道に関しては、(元々が国鉄・JRだったとはいえ)第3セクター鉄道と差を付ける理由が、なくなってきているのではないでしょうか。観光地や世界遺産に行く鉄道もあるし、利用促進・応援の意味も込めて、今後ローカル鉄道くらいは全駅・全列車通年掲載、という方向に行ければと思います。JR線の掲載方を多少見直せば、ページ数の増加もそれほどではないだろうと思うが、どうでしょうか。
当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
《今日のニュースから》
3日 社会人野球日本選手権 JR東日本東北西村投手 完全試合達成
4日 長崎市銅座市場 床崩落 4人けが
JR東日本出身の野球選手というと、プロでは元阪神の赤堀選手とか、現西武の十亀投手などがいて、今ドラフトでもオリックスの1位指名がJR東日本だが、会社では普段何をやっているものなのだろう?乗務や駅務、工場などの現業、とは思えないが。
さて、この後5日間、西へ旅に出ます。今回は岡山と高知・松山です。どこもかなり久しぶりで、岡山と高知は6年振り、松山は7年ぶりになってしまいました。岡山までは〔サンライズ〕です(またノビノビ座席)。高知は電車・バスがとさでん交通になってから、松山は伊予鉄の新CIが導入されてからは初めてです。どのような変化が見られるでしょうか。郊外にも行ってみたいが、とにかく青空が欲しい!少なくとも、先日の九州のような、全日程まるまる曇天の下になってしまうのはご勘弁。天気だから「天を運に任せる」?しかないのだが。
明日トランプさんが日本に来て、関東地方は3日間、かなり厳しい警備になりそう(まして来る人が人だからね…)だが、私の知った事ではないな。幸運?
このため、次回7日の更新はお休みします。9日も、恐らくはお休み、かな…。
№1760 小田急 来年3月ダイヤ改正
小田急電鉄は昨日、来年3月のダイヤ改正についてリリースを出しました。
いよいよ下北沢付近の複々線化が完成するのに合わせて行なうもので、所要時間の短縮・混雑の緩和を大々的に謳っていて、ほぼ白紙に近い大幅な改正となります。小田急はこの複々線化を最大のビジネスチャンスとしていて、既に春先から特設ページで大々的に宣伝していました。今回のダイヤ改正も4ヶ月も前の発表なので、いかに小田急の力が入っているか、という事。
あまりにもたくさんの項目があるので、ざっと目を通すだけでもかなりのパワーを必要とするリリースだが、ポイントは次の4点になるようです。
1.混雑緩和
2.所要時間短縮
3.都心直通増強
4.着席通勤提供
以降、新ダイヤを私なりに整理・分析します。一部、公式リリース以外の報道も加えています。
Ⅰ 一般列車
1.種別
新設
通勤急行 多摩線→新宿(平日朝ラッシュ時のみ) 急行と比較して、登戸が通過(経堂も通過)
通勤準急 本厚木→千代田線(平日朝ラッシュ時のみ) 現行の準急と同じ 経堂も停車
停車駅追加
快速急行 登戸
準急 千歳船橋・祖師ヶ谷大蔵・狛江
他に急行は平日下り夜間を除き経堂に停車
廃止
多摩急行
準急は千代田線直通のみ運転
2.平日朝ラッシュ時 上り
① ラッシュピーク時(下北沢8時00分前後の1時間)の本数を増強
現行:快速急行1本・急行12本・準急5本・各駅停車9本 合計27本
改正:快速急行12本・通勤急行6本・通勤準急6本・各駅停車12本 合計36本
混雑率が現行192%→150%に低下。
新百合ヶ丘→下北沢間は、快速急行・通勤急行・通勤準急で停車駅を分け合う形になります。
② 所要時間を短縮
快速急行を大幅に増発。町田→新宿間は、ピーク時の所要時間が37~38分となり、12分程度の短縮。複々線化工事開始前の同区間は、急行で最大59分掛かっていました。
通勤急行は、小田急多摩センター→新宿が40分、向ヶ丘遊園→新宿間が20分となり、14分程度の短縮
通勤準急は、経堂→表参道が12~14分となり、7分程度の短縮。
③ 始発駅の多様化
通勤急行は、9本中6本が小田急多摩センター始発。
5~9時台で、藤沢始発快速急行13本(+5本)、唐木田始発急行・通勤急行7本(+2本)、海老名始発通勤準急3本、成城学園前始発通勤準急2本を設定。
(藤沢始発快速急行は、江ノ島線内は急行で運転(長後・南林間に停車))
3.平日夕ラッシュ時 下り
① 千代田線発直通を増発
18時台以降、急行・準急・各駅停車を24本設定。急行17本・準急14本・各駅停車9本。
一部は伊勢原まで運行。
② 新宿始発快速急行を増発
18時台以降、28本増の35本設定。
唐木田行を新宿発22時台まで30分間隔で運行。新百合ヶ丘は小田原線ホーム(2番線)に到着し、準急・各駅停車に接続(乗り換えると町田まで先行)。
小田原線・江ノ島線方面の快速急行は15分間隔で運行。藤沢行(急行も)は、新百合ヶ丘は多摩線ホーム(3番線)に到着し、各駅停車に接続。
4.日中
① 千代田線直通準急・各駅停車新設
準急は向ヶ丘遊園発着で3本/1時間運転。
各駅停車は土休日のみ、成城学園前発着を3本/1時間運転。
② 新宿⇔多摩線急行新設
3本/1時間運転。上りのみ新百合ヶ丘で快速急行に接続。
総合すると、一般列車は日中1時間あたり20分サイクルで、
快速急行 新宿⇔小田原 3本 新宿⇔藤沢(土休日は片瀬江ノ島延長) 3本
急行 新宿⇔新松田 3本 新宿⇔唐木田 3本
準急 千代田線⇔向ヶ丘遊園 3本
各駅停車 新宿⇔本厚木 6本 新松田⇔小田原 3~4本 多摩線・江ノ島線 各6本
(土休日のみさらに千代田線⇔成城学園前 3本)
の運行となるようです。
③ 土休日 多摩線直通快速急行運転
朝方に唐木田→新宿間7本、夕方に新宿→唐木田間10本(+急行9本)設定。
この他、一部区間で始発繰り上げ、最終繰り下げを実施。
上り急行は一部、新百合ヶ丘まで各駅停車で運行。
なお、千代田線⇔多摩線の直通(急行・多摩急行)は取り止め。メトロ・JRの電車は、多摩線では見られなくなるようです。№1474で書いた、取手駅での唐木田行もなくなる。
(一方で小田原線は伊勢原まで入るのか)
ここでは記されていなかったが、準急は、複々線区間は緩行線を走る事になり、下北沢も、ホームが急行以上とは異なる事になります。
平日朝方上り・夕方下りの時刻表が先行して公表されているが、これを見ると、町田・相模大野~小田原間区間運転の急行の一部(6連)新松田~小田原間で各駅に停車していたが、新ダイヤでは、この区間は各駅停車に種別を変更する形になるようです。
相武台前行はなくなる?(始発はあるが)。海老名行の設定がある(新宿0時20分発急行・新百合ヶ丘から各駅停車)。大分昔、上りで設定があったが。
Ⅱ ロマンスカー
① 〔モーニングウェイ〕〔メトロモーニングウェイ〕
新宿・大手町到着9時30分までの、現行の〔さがみ〕〔えのしま〕〔メトロさがみ〕を改称。
〔モーニングウェイ〕は3本増発。1本は相模大野を5時台に出発し、2本は新宿8時台後半に到着。〔メトロモーニングウェイ〕は1本増発。
海老名に新規停車(7本)し、他駅の停車も増。
② 〔ホームウェイ〕〔メトロホームウェイ〕
〔ホームウェイ〕は藤沢行1本増発。最終は23時15分に繰り下げ。全列車新百合ヶ丘に停車。
〔メトロホームウェイ〕は海老名に新規停車。
③ 土休日
下り〔スーパーはこね〕2本を増発。4本中3本は、新宿→小田原間を59分で運転。
この数字は、小田急が長年目標にしていた数字で、ついに実現する事になります。
〔メトロえのしま〕を下り2本・上り1本新設。全て北千住~相模大野間は〔メトロはこね〕と併結。
〔メトロはこね〕は1往復増発。〔メトロえのしま〕併結列車は、停車駅を町田→相模大野に変更。
〔モーニングウェイ〕〔メトロモーニングウェイ〕〔ホームウェイ〕は時刻を変更し、〔メトロホームウェイ〕は1本増。
向ヶ丘遊園・新松田の停車は廃止。登戸に止める手はなかったか。
車種については、今回は発表がありませんでした。
以上、かなり簡単にリリースから新ダイヤを分析してみました。書き漏らした部分も結構あったと思います。
やはり全部の時刻表を見ないと、解らない部分もあるでしょう。
目玉は当然下北沢を中心とする複々線区間になるが、それ以外だと、ロマンスカー停車と、始発列車を増やした海老名が手厚いなと感じました。再開発事業も進行中で、今や小田急グループイチオシのディスティネーションになっています。
千代田線直通は2.5倍の増加になるそうだが、日中に限ると、世田谷区や狛江市の利用にシフトした内容と見えます。個人的な見方だが、複々線化工事の際に相当モメて、裁判沙汰にまでなった所なので、見返りの意味があるのかも知れない。多摩線直通がなくなるが、多摩急行設定当初は都営新宿線へ直通する京王相模原線への対抗の意味があるとされていたが、案外通しの利用は少なかったのかも。やはり新宿の方に来て欲しい、という事かも知れません。京王⇔新宿線直通の主力が、相模原線内各駅停車の区間急行・快速に移行した事があるかも。
改正日は「3月中旬」と、具体的な日にちは明らかにならなかったが、JRグループと同時になると思われます。17日(土)?
それにしても、複々線完成まで、時間が掛かりすぎたという印象がどうしても否めない。一番最初の計画では20年前には完成していたはずなので。同じ特定都市鉄道整備積立金制度で複々線化工事を行なっていた鉄道が他に3社あったが、特に東武伊勢崎線は、20年前には既に越谷まで到達していたし、西武・東急も数年前には完成を見ていました。ロケーションによる違いもあるが、小田急に関しては前述の通り、沿線とかなりの対立が生じて、下北沢も大きな計画の変更を強いられたりしました。開発が進みきった都市の鉄道の大型整備がいかに難しいものか、という事でもあるが、小田急に関しては、様々な面で大分プランが狂ってしまった感があります。
ともあれ、小田急史上最大級となるダイヤ改正なのは間違いありません。大分前、№123で、時刻表の創刊号から1990(H2)年当時のダイヤを簡単に紐解いて見たが、28年後の新ダイヤは隔世の感を覚える事になるでしょう。新ダイヤの時刻表の全体像を見る日が、今から楽しみだと思っています。
小田急では同時に、鉄道現業部門(乗務員・駅員)の制服一新も発表しました。
残るは新型ロマンスカー70000形です。今の所、当初のリリース以降の新情報が未だないが、そろそろ具体的なディティールが発表になるかと思います。愛称とか、サービス面はどんなものになるのか。何しろ新ダイヤの「目玉商品」なのは間違いないから(新ダイヤスタートと同時デビューではないか)。
後はLSEの行方も、どうしても気になる所ではないでしょうか。次の情報を待ちたいと思います。
当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
また「あまんちゅ!」になってしまうけれど(青春ドラマって、好きなんですよ?)、伊豆東海バスのラッピング車では、リアに城ヶ崎海岸の門脇吊り橋が描かれていますよね。TV未放映の第13話(てこの、中学時代の友達2人が遊びに来るエピソード)前半で出てくるが、この吊り橋は以前にも特撮ヒーロー物で何度か使われているよう。最近では「轟轟戦隊ボウケンジャー」のOPで使われていました。2006(H18)年放映で、高橋光臣がレッドを演じていた作品です。軽く検索していたら、東映オフィシャルのYou Tubeで動画を見つけたもので、つい…。「烈車戦隊トッキュウジャー」では伊豆急の伊豆北川駅を「昴ヶ浜」(トッキュウジャー5人の故郷)駅として描いていて、伊豆急行とその沿線は、アニメだけでなく、特撮ヒーローファンにも注目の路線・土地ではないでしょうか。
《今日のニュースから》
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ワールドシリーズはアストロズが優勝しました。1995(H7)年のオリックス・ブルーウェーブと重なる野球ファンもいるのでは?