せっかく日本人新横綱誕生などで人気が復活してきた相撲界、なのに横綱引退の事態にまでなるとは、またもドロドロした暗黒の世界にリバウンドしてしまうのだろうか?日本を初めとするアジア諸国は、アメリカと中国の二大大国(+北朝鮮)のパワーゲームに翻弄され続ける事になるのか。ソビエト革命から100年、大韓航空機爆破テロから30年、山一證券破綻から20年。11月は何があったのでしょうか。
1日 新東名高速道 最高速度110㎞/h試行開始
2日 富士通・レノボ パソコン事業統合正式発表
3日 社会人野球日本選手権 JR東日本東北西村投手 完全試合達成
4日 長崎市銅座市場 床崩落 4人けが
5日 米テキサス州教会で銃乱射事件 26人死亡確認
6日 てるみくらぶ 債権者集会
7日 「やせる効果」課題表示 消費者庁 16社に処置命令
8日 群馬県上野村でヘリコプター墜落 4人死亡
9日 「並行在来線運営維持」 12道県協議会が財政支援要請
10日 神戸製鋼 データ改ざん問題 調査結果公表
11日 TPP 11ヶ国協定発効で大筋合意
12日 「階段垂直マラソン」世界大会 あべのハルカスで開催
13日 大田区・江東区係争の埋め立て地帰属問題 都が調停打ち切り
14日 小池東京都知事 希望の党代表辞任の意向表明
15日 「かもめの玉子」総本店 大船渡市内で6年8ヶ月ぶり再開
16日 「インパルス」堤下敦 罰金30万円の略式命令
17日 日産自動車 検査不正で報告書公表
18日 札幌市電「ササラ電車」 今冬シーズン初出動
19日 ドイツ新政権連立交渉 自由民主党離脱で決裂
20日 JR可部線線路に乗用車落下 3時間不通
21日 ミニストップ 成人雑誌販売中止を発表
22日 JOC・札幌市 2026年冬期オリンピック・パラリンピック正式立候補準備で一致
23日 障害者支援施設で馬暴走 10人ケガ
24日 港区エレベーター事故 和解成立
25日 ソフトバンク選手 九州北部豪雨被災小学校を訪問
26日 「世界キャラクターさみっと」 埼玉県羽生市で開催
27日 核兵器廃絶「賢人会議」 広島で開幕
28日 南海浜寺公園駅旧駅舎 移転作業開始
今月はこの他、座間市のアパートで9人の遺体発見、「パラダイス・ペーパー」公表、日本ハム大谷翔平がメジャー入り表明、松山で自家用車暴走事件、声優鶴ひろみさん死去(「昭和ロボットアニメ」を貪るように見ていたクチとしては、「光速電神アルベガス」の水木ほたるや、「特装機兵ドルバック」のルイ・オベロンとかいう方がピンと来ます。ご冥福をお祈りします)、ジンバブエ「クーデター」で大統領辞任、アルゼンチンの潜水艦が遭難、サイゼリアが全店舗完全禁煙化を発表、 などがありました。
サッカーの話題も色々あり、浦和レッズACL優勝もあるが、来年のW杯出場全32ヶ国が出そろった中で、イタリアが60年振りに出場を逃したのが大きかった。思えば出場した2010年南アフリカ・2014年ブラジル大会も共に予選リーグで敗退しているし、かつてのロベルト・バッジオやデルピエロ、トッティといったスーパースターもいない。どいつが悪いこいつが悪いではなく、サッカーの国力そのものが落ちているのでしょう。
小田急の来春ダイヤ改正が発表になり、一般にもなかなか話題になっているようです。長らくの悲願がようやく実現、という事で、小田急としても力が入っています。ビジネスチャンスだからねえ。ダイヤ形態が白紙に近い形で変わる事になり、今から全容を見るのが非常に楽しみです。あとは新ロマンスカー70000形の詳細の発表が待たれます。
********************
《今月この一枚》
今月は前半で岡山・高知・松山と巡ってきました。岡山と高知は6年振り、松山は7年振りになります。残念だった9月の九州とはうって変わって、5日間中終日曇天は1日だけと恵まれ、電車・バスを色々撮ってきました。そんな中の6日に撮影した、とさでん交通207号車です。この日は駅前・桟橋線運用で、背後の高知駅を出発して、桟橋通5丁目に向かうところです。高知の路面電車111周年を記念して、2015(H27)年1月11日より、このカラーで運行されているそうです。土佐電気鉄道時代からツーマンカラーを復刻している213号と合わせて、旧塗装車は2両となりました。
とさでん交通になってからは初めての高知訪問で、久しぶりに全線乗ったのだが、電車は思ったより変わっていないなあという印象がありました。新体制をになってから既に3年経つのだが、一番目立つ車体のカラーも、未だ200形・600形の数台で新塗装に塗り替えられたばかりのようだったし、新車両も入らず、全体的に相当老朽化。非冷房車も(上の207号も含めて)まだ相当数あるし。施設面でも、特に伊野線の末端区間は貧弱で、このままで良いのかなあと感じました。無論経営自体が非常に厳しく、路線の維持だけで精一杯なのも解るが、一度どこかで大規模な投資を行なって全面的な近代化を行なわないと、どのみちジリ貧で終わるのではないあのか、という印象を強く抱きました。無論とさでん交通だけではどうにもならない部分が多く、行政など関係機関のバックアップがどうしても必要になるが。
(去年朝倉で、通票を持たない電車が単線区間に進入し、対向電車と衝突しそうになったインシデントが発生したが、その報告書が今日出ました。報告書では指摘されなかったようだが、設備側にも問題があるのではないだろうか)
旅行については来月書きます。
当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
京急は、2018(H30)年1月より導入する新1000形から、ステンレス車体ではあるが、全面塗装を復活させるとリリースしました。「京急らしさを取り戻すため」を理由としていて、京急における全面塗装車は11年3か月ぶり、ステンレス車への塗装は、関東大手私鉄では初めてになるとの事。大分昔、旧国鉄のサロ110形900番台や、キハ35形900番台が無塗装ステンレス車の試作車として製作されたが、後に全塗装されたという例もありました。この時は、ファンの評判はあまり良くないようでした。昔ののステンレスカーはコルゲートむき出しなので、違和感を与えたのかも知れません。確かに塗装車は冷たい感じがするとされるステンレス(あるいはアルミ)車体と比べてぬくもりを感じさせて良い、という声もありそうだが、一方で周辺の環境対策により、尾張旭の新検車区は塗装工場を廃止するため、塗装しないステンレスカーの4000系に統一したという名鉄瀬戸線の例もあります。どちらの言い分も一理はありそうで、考え方は人それぞれ、会社それぞれ、という事でしょう。なお8連は創立120年に合わせて1200番台を付与するとの事です。
《今日のニュースから》
29日 ソウル・金浦空港 国際線ターミナルから火災
30日 FA宣言の阪神大和 DeNAが獲得発表
№1770 JTB時刻表2017年12月号(JTBパブリッシング)
「JTB時刻表2017年12月号」が、20日発売になりました。早いもので、「2017年」の最終号です。
表紙は「函館本線 苗穂-札幌」間の夕暮れ時を、俯瞰で撮影しています。雪景色なので、より印象的。JR北海道タワーの展望室から撮ったものだと思われます。
銀座線はこう変わる
東京メトロ銀座線は来月30日、東京地下鉄道によって上野~浅草間が開業して、ついに90周年を迎えます。それを踏まえて、銀座線の過去と未来。
「銀座線リニューアル計画」は、上野~浅草間を含む「下町エリア」が、来月完成すると発表がありました。90周年に花を添えるものになるか。
上の画像は渋谷駅東口に隣接する「ヒカリエ」から撮ったものだが、この1000系が走行する付近に渋谷駅の新ホームが造られる事になります。そうなると、銀座線はこの場所以外に(営業で)地上を走る区間がないので、太陽の下の明るい写真を撮る事ができなくなるという事になります。「地下鉄」なのだから当然とはいえ、ちょっと辛いなあ。
夜を駆ける絶景鉄道
以前にも似たような企画があったような気がするが、時刻表のグラビア企画としては、ちょっと違う気もする…。
大都会・田舎様々で、最近は工業地帯があるのも特徴か。別に夜景見学ツアーなんてある時代だし。
「インスタ映え(この単語、一般ニュースにまで使われている)する夜駅」のコラムがあるが、私はSNS関係は一切やらないので(はっきり言って、精神的な面で怖い)、テキストを見て、「みんな、こんな事を書くの?」とか思った。
「のりもの情報局」は、「商船三井フェリー『さんふらわあ さっぽろ』就航」「JR東海『ファミリー車両』設定」「京成電鉄・京急電鉄 時刻表発売中」「東京臨海高速鉄道『りんかる今治コットンハンドタオル』発売中」「南海電鉄 水色『めでたい電車』デビュー」「JTBパブリッシング『るるぶ銀座線』発売中」。
しかし「さんふらわあ さっぽろ」は9日から磯子の工場にドック入り、新たに推進系統の不具合が発見され、来年1月いっぱいまで欠航が決まっています。このため欠航や時刻変更、他船による代替運航が発生しているので注意。
「プレゼントコーナー」は、「バスコレクション 草津温泉バスターミナルセット」。JRバス関東のガーラ、草軽交通のエアロバス、西武観光バスのエルガ。
黄色のページ
大晦日~元日の終夜運転のダイヤ発表のシーズンになりました。首都圏と関西圏のJR終夜運転の路線図を見ると、両地区とも基本的には前シーズンと同じ。常磐線の各駅停車の時刻に変更があるようです。
今号掲載分では、仙台~平泉間〔初詣平泉号〕〔初詣仙台号〕の掲載なし。
〔外房初日の出〕は、高尾→千倉の1本が取り止め。新宿始発の1本に統合し、255系で運転。
鹿児島本線の門司港~久留米間で、特に小倉口に大きな変更があります。普通列車は区間運転を含めて前シーズンより大幅増、下り7→15本、上り5→14本に増発されています。下りで直方直通1本を設定、上りでスペースワールド始発小倉行1本があります。日豊線も小倉→行橋間2本の設定あり。
全列車「初詣号」と称しているが、12月31日いっぱいで営業を終了するスペースワールドが、翌1月1日午前2時まで営業するので、その対応と思われます。
一方で下り〔カウントダウンきらめき81号〕は取り止め、代替なのか門司港→久留米間の快速が設定されています。
ハウステンボス関連は、大晦日夕方の佐世保→ハウステンボスは取り止め、元日のハウステンボス発は長崎行、佐世保行共に2本減。特急は変わらず。
初詣以外の臨時で新設定は、特急〔北総江戸紀行〕。
下り
新宿8:05 → 9:54佐原
上り
佐原15:48 → 17:38新宿
停車駅:秋葉原・錦糸町・船橋・津田沼・千葉・佐倉・成田・滑河
E257系で運転 全車指定席
運転日:1月20日~2月25日の土休日
会社線は、国際十王交通と千葉交通の熊谷・鴻巣・久喜~成田空港線。先月29日に開業しています。熊谷~成田空港間は3年前に休止していたが、久喜・圏央道経由に変更して再開になりました。休止前と比較して1往復増の4往復。熊谷駅南口~成田空港間で3時間30分前後。
本文
JR東日本のE353系が〔スーパーあずさ〕で、JR四国の2600系が〔うずしお〕で、12月中に営業運転に入ります。
JR東日本 E353系 12月23日から
下り
スーパーあずさ1号 新宿7:00 → 9:39松本
スーパーあずさ11号 新宿10:00 → 12:31松本
スーパーあずさ23号 新宿16:00 → 18:34松本
スーパーあずさ29号 新宿18:00 → 20:42松本
上り
スーパーあずさ4号 松本6:51 → 9:26新宿
スーパーあずさ18号 松本13:02 → 15:33新宿
スーパーあずさ22号 松本14:49 → 17:26新宿
スーパーあずさ36号 松本20:00 →22:36新宿
(新宿着時刻は全て平日)
編成内容自体はE351系と変わらないが、グリーン車にも車イススペースを設置。
JR四国 2600系 12月2日から
下り
うずしお9号 高松11:07 → 12:13徳島
うずしお15号 高松14:12 → 15:20徳島
うずしお21号 高松17:15 → 18:23徳島
上り
うずしお14号 徳島12:24 → 13:31高松
うずしお20号 徳島15:28 → 16:32高松
うずしお26号 徳島18:30 → 19:37高松
編成内容は2000系と同じ。
災害被災路線では、日豊本線・臼杵~佐伯間は網掛けだけで変ダイヤや代行バスは記載されていないが、12月18日(月)より運行を再開する見込みと、JR九州からリリースが出ています。特急は若干のダイヤ変更があり、被災前より発車が早くなる駅があるので注意。
〔ゆふいんの森〕は12月以降も2月まで運転を継続。
(93・94号は運転されない日あり)
関西本線・亀山~柘植間も運休になっているが、今号では一切記載なし。
(同区間で代行バスを運行中)
会社線では、南海線特急〔サザン〕が「運転見合わせ」と記されているが、23日より運行を再開しています。〔こうや〕は同日から難波~橋本間を〔りんかん〕として運行(号数はこうや+20)。この状況のまま年を越す事になるのは間違いなさそう。
仙台市営地下鉄南北線が12月3日にダイヤ改正を行ないます。平日朝方に1往復増発、1往復の時間帯をシフト。
これで今年(2017(H29)年)分の発売は終わりました。
(来月に2018年1月号の発売がありますが…。)
今年の更新最終日の一回前、12月28日に、JTB時刻表に見る日本の交通の総まとめを行う予定です。
JR30周年の今年は、東武新特急車「リバティ」デビュー、「SL大樹」運行開始、特急〔かわせみやませみ〕運行開始、可部線あき亀山再延伸、北海道内特急再編成、九州北部豪雨・台風被害、常磐線・山田線一部区間運行再開、西武「S-TRAIN」運行開始、京阪「プレミアムカー」サービス開始、などが挙げられると思います。
来年は三江線の廃止が大きな出来事になるが、JRに関しては来年も大きな動きはないように思います。JR北海道の路線存続問題も進展が見られないし。JR東日本で新幹線や在来線特急(特に〔あずさ〕)の世代交代が進むか。やはり来年も私鉄の方に大きな動きがありそうで、特に小田急の複々線化完成によるダイヤ改正が注目でしょう。新ロマンスカー70000形の詳細の発表も大いに期待されます。いずれにしろ、JRを中心とした、来春のダイヤ改正の発表が待たれます。12月15日でしょうか。この他、大阪市営交通の民営化も挙げられるでしょう。
当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
JALの、アエロフロート(SU)との包括提携発表はちょっとビックリ。同じone worldのS7航空との関係はどうなるの?SUが所属するSKY TEAMは日本のキャリアがないためか、JALとANAで提携を巡って「取り合い」になっているように見えます。JAL…AF・KE・MU・CZ・CI・AM、ANA…GA・VN(資本参加も行なっている)。提携の程度は様々だが、JALやSKYの取り込みに失敗しているデルタの心境は如何に?
昨日、交通関係の書籍・雑誌を3冊購入しました。「バスマガジンvol.86」「鉄道ピクトリアル2017年12月臨時増刊号 阪神電気鉄道」「双発ワイドボディJET TRENDY」。順次読み進めていくが、来月は、先日の岡山・四国旅行について6回に分けて書く予定なので、今年中にレビューを全部書けるかな…?
《今日のニュースから》
26日 「世界キャラクターさみっと」 埼玉県羽生市で開催
27日 核兵器廃絶「賢人会議」 広島で開幕
28日 南海浜寺公園駅旧駅舎 移転作業開始
「ブラックフライデー」やら「サイバーマンデー」とかの売り上げがこの数年、アメリカの感謝祭の時期に世界的な話題となるが、何だか売り手に踊らされているような気がするのは、私だけでしょうか。
表紙は「函館本線 苗穂-札幌」間の夕暮れ時を、俯瞰で撮影しています。雪景色なので、より印象的。JR北海道タワーの展望室から撮ったものだと思われます。
銀座線はこう変わる
東京メトロ銀座線は来月30日、東京地下鉄道によって上野~浅草間が開業して、ついに90周年を迎えます。それを踏まえて、銀座線の過去と未来。
「銀座線リニューアル計画」は、上野~浅草間を含む「下町エリア」が、来月完成すると発表がありました。90周年に花を添えるものになるか。
上の画像は渋谷駅東口に隣接する「ヒカリエ」から撮ったものだが、この1000系が走行する付近に渋谷駅の新ホームが造られる事になります。そうなると、銀座線はこの場所以外に(営業で)地上を走る区間がないので、太陽の下の明るい写真を撮る事ができなくなるという事になります。「地下鉄」なのだから当然とはいえ、ちょっと辛いなあ。
夜を駆ける絶景鉄道
以前にも似たような企画があったような気がするが、時刻表のグラビア企画としては、ちょっと違う気もする…。
大都会・田舎様々で、最近は工業地帯があるのも特徴か。別に夜景見学ツアーなんてある時代だし。
「インスタ映え(この単語、一般ニュースにまで使われている)する夜駅」のコラムがあるが、私はSNS関係は一切やらないので(はっきり言って、精神的な面で怖い)、テキストを見て、「みんな、こんな事を書くの?」とか思った。
「のりもの情報局」は、「商船三井フェリー『さんふらわあ さっぽろ』就航」「JR東海『ファミリー車両』設定」「京成電鉄・京急電鉄 時刻表発売中」「東京臨海高速鉄道『りんかる今治コットンハンドタオル』発売中」「南海電鉄 水色『めでたい電車』デビュー」「JTBパブリッシング『るるぶ銀座線』発売中」。
しかし「さんふらわあ さっぽろ」は9日から磯子の工場にドック入り、新たに推進系統の不具合が発見され、来年1月いっぱいまで欠航が決まっています。このため欠航や時刻変更、他船による代替運航が発生しているので注意。
「プレゼントコーナー」は、「バスコレクション 草津温泉バスターミナルセット」。JRバス関東のガーラ、草軽交通のエアロバス、西武観光バスのエルガ。
黄色のページ
大晦日~元日の終夜運転のダイヤ発表のシーズンになりました。首都圏と関西圏のJR終夜運転の路線図を見ると、両地区とも基本的には前シーズンと同じ。常磐線の各駅停車の時刻に変更があるようです。
今号掲載分では、仙台~平泉間〔初詣平泉号〕〔初詣仙台号〕の掲載なし。
〔外房初日の出〕は、高尾→千倉の1本が取り止め。新宿始発の1本に統合し、255系で運転。
鹿児島本線の門司港~久留米間で、特に小倉口に大きな変更があります。普通列車は区間運転を含めて前シーズンより大幅増、下り7→15本、上り5→14本に増発されています。下りで直方直通1本を設定、上りでスペースワールド始発小倉行1本があります。日豊線も小倉→行橋間2本の設定あり。
全列車「初詣号」と称しているが、12月31日いっぱいで営業を終了するスペースワールドが、翌1月1日午前2時まで営業するので、その対応と思われます。
一方で下り〔カウントダウンきらめき81号〕は取り止め、代替なのか門司港→久留米間の快速が設定されています。
ハウステンボス関連は、大晦日夕方の佐世保→ハウステンボスは取り止め、元日のハウステンボス発は長崎行、佐世保行共に2本減。特急は変わらず。
初詣以外の臨時で新設定は、特急〔北総江戸紀行〕。
下り
新宿8:05 → 9:54佐原
上り
佐原15:48 → 17:38新宿
停車駅:秋葉原・錦糸町・船橋・津田沼・千葉・佐倉・成田・滑河
E257系で運転 全車指定席
運転日:1月20日~2月25日の土休日
会社線は、国際十王交通と千葉交通の熊谷・鴻巣・久喜~成田空港線。先月29日に開業しています。熊谷~成田空港間は3年前に休止していたが、久喜・圏央道経由に変更して再開になりました。休止前と比較して1往復増の4往復。熊谷駅南口~成田空港間で3時間30分前後。
本文
JR東日本のE353系が〔スーパーあずさ〕で、JR四国の2600系が〔うずしお〕で、12月中に営業運転に入ります。
JR東日本 E353系 12月23日から
下り
スーパーあずさ1号 新宿7:00 → 9:39松本
スーパーあずさ11号 新宿10:00 → 12:31松本
スーパーあずさ23号 新宿16:00 → 18:34松本
スーパーあずさ29号 新宿18:00 → 20:42松本
上り
スーパーあずさ4号 松本6:51 → 9:26新宿
スーパーあずさ18号 松本13:02 → 15:33新宿
スーパーあずさ22号 松本14:49 → 17:26新宿
スーパーあずさ36号 松本20:00 →22:36新宿
(新宿着時刻は全て平日)
編成内容自体はE351系と変わらないが、グリーン車にも車イススペースを設置。
JR四国 2600系 12月2日から
下り
うずしお9号 高松11:07 → 12:13徳島
うずしお15号 高松14:12 → 15:20徳島
うずしお21号 高松17:15 → 18:23徳島
上り
うずしお14号 徳島12:24 → 13:31高松
うずしお20号 徳島15:28 → 16:32高松
うずしお26号 徳島18:30 → 19:37高松
編成内容は2000系と同じ。
災害被災路線では、日豊本線・臼杵~佐伯間は網掛けだけで変ダイヤや代行バスは記載されていないが、12月18日(月)より運行を再開する見込みと、JR九州からリリースが出ています。特急は若干のダイヤ変更があり、被災前より発車が早くなる駅があるので注意。
〔ゆふいんの森〕は12月以降も2月まで運転を継続。
(93・94号は運転されない日あり)
関西本線・亀山~柘植間も運休になっているが、今号では一切記載なし。
(同区間で代行バスを運行中)
会社線では、南海線特急〔サザン〕が「運転見合わせ」と記されているが、23日より運行を再開しています。〔こうや〕は同日から難波~橋本間を〔りんかん〕として運行(号数はこうや+20)。この状況のまま年を越す事になるのは間違いなさそう。
仙台市営地下鉄南北線が12月3日にダイヤ改正を行ないます。平日朝方に1往復増発、1往復の時間帯をシフト。
これで今年(2017(H29)年)分の発売は終わりました。
(来月に2018年1月号の発売がありますが…。)
今年の更新最終日の一回前、12月28日に、JTB時刻表に見る日本の交通の総まとめを行う予定です。
JR30周年の今年は、東武新特急車「リバティ」デビュー、「SL大樹」運行開始、特急〔かわせみやませみ〕運行開始、可部線あき亀山再延伸、北海道内特急再編成、九州北部豪雨・台風被害、常磐線・山田線一部区間運行再開、西武「S-TRAIN」運行開始、京阪「プレミアムカー」サービス開始、などが挙げられると思います。
来年は三江線の廃止が大きな出来事になるが、JRに関しては来年も大きな動きはないように思います。JR北海道の路線存続問題も進展が見られないし。JR東日本で新幹線や在来線特急(特に〔あずさ〕)の世代交代が進むか。やはり来年も私鉄の方に大きな動きがありそうで、特に小田急の複々線化完成によるダイヤ改正が注目でしょう。新ロマンスカー70000形の詳細の発表も大いに期待されます。いずれにしろ、JRを中心とした、来春のダイヤ改正の発表が待たれます。12月15日でしょうか。この他、大阪市営交通の民営化も挙げられるでしょう。
当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
JALの、アエロフロート(SU)との包括提携発表はちょっとビックリ。同じone worldのS7航空との関係はどうなるの?SUが所属するSKY TEAMは日本のキャリアがないためか、JALとANAで提携を巡って「取り合い」になっているように見えます。JAL…AF・KE・MU・CZ・CI・AM、ANA…GA・VN(資本参加も行なっている)。提携の程度は様々だが、JALやSKYの取り込みに失敗しているデルタの心境は如何に?
昨日、交通関係の書籍・雑誌を3冊購入しました。「バスマガジンvol.86」「鉄道ピクトリアル2017年12月臨時増刊号 阪神電気鉄道」「双発ワイドボディJET TRENDY」。順次読み進めていくが、来月は、先日の岡山・四国旅行について6回に分けて書く予定なので、今年中にレビューを全部書けるかな…?
《今日のニュースから》
26日 「世界キャラクターさみっと」 埼玉県羽生市で開催
27日 核兵器廃絶「賢人会議」 広島で開幕
28日 南海浜寺公園駅旧駅舎 移転作業開始
「ブラックフライデー」やら「サイバーマンデー」とかの売り上げがこの数年、アメリカの感謝祭の時期に世界的な話題となるが、何だか売り手に踊らされているような気がするのは、私だけでしょうか。
№1769 私鉄名車列伝 139.名古屋鉄道6000系
「私鉄名車列伝」、今回から西日本に移ります。まず、名鉄6000系です。
「パノラマカー」に代表されるように、40~50年前位の名鉄の本線系統の電車は、ほとんど全てが2ドアクロスシート車、毎日毎日ロングシート通勤車にスシ詰めにされる、特に関東の鉄道ファンにとっては垂涎の的でした。しかし、その2ドアクロス車がもたらすラッシュ時の混雑は、関東や関西よりも酷い状況に陥っているのではないか?そんな疑問が、実は名鉄内部にもあったようでした。6000系は、そんな意識が生み出した車両ともいえます。名鉄の車両面における大きな転換点となった系列でした。
6000系は名鉄初の高性能通勤車で、名古屋近郊の混雑緩和のため、1976(S51)年デビューの後、1985(S60)年まで、毎年増備が行なわれた。初期の車両は通勤輸送と、日中の居住性の向上の両立を狙ったユニークな座席配置が評価され、1977(S52)年の鉄道友の会ブルーリボン賞を受賞。
名鉄では昭和40年代、「パノラマカー」の導入が続いていたが、オイルショック以降の混雑の激化に対応できなくなってきており、本格的通勤車の導入が待望された。東急から購入した3ドア車両の実績により、名鉄でも自社開発の通勤車の製造に踏み切る事となり、6000系が開発される事となった。
車体は「パノラマカー」グループの7700系を3ドア化したような印象の18m級車体で、正面も共通性が高い貫通形となったが、名鉄では初めて貫通扉上部に行先・種別表示装置を設けた。側窓もパノラマカー風の連続窓で、塗装もスカーレット一色が踏襲された。抵抗制御で主電動機は150kwと大型化、MT比を1:1としている。当初は4連で製造され、3次車からは中間2両を抜いた形の2連も製造された。特徴的なのはドア配置で、先頭車と中間車でドアの間隔が異なっている。この他、名鉄が独自に開発した自動解結装置を、当初から標準装備とした。台車はS型ミンデン。
車内は、当初は集団離反型の小型クロスシートを、扉間に先頭車は4脚、中間車は5脚配置、着席定員の確保を図った。7次車まで引き続いて採用され、瀬戸線向け6000系にも採用された。クロスシート通勤への名鉄のこだわりを感じさせたが、後に全車輌ロングシート化改造が行なわれている。4次車まで4連×11本・2連×6本の56両が製造。製作次数毎に小変化が見られ、4次車では床面高さを下げた。
1980(S55)年製の5次車にして、大きな仕様変更が行なわれた。省エネを指向し、クーラーを3→2台に削減してロスナイを併用する方式となり、即窓が上昇式の独立窓となった。扉の間隔は変わっていないので、先頭車と中間車では側窓の寸法が異なる。8次車まで4連×15本・2連×12本の84両が製造された。
この内合計36両が瀬戸線に転出している。瀬戸線用編成では不燃化対策や非常梯子の搭載、自動解結装置の撤去や自動案内放送の設置など、瀬戸線の環境に合わせた改造を行なっている。中間車の一部は改番を行なった。
1984(S59)年製以降、4連は界磁チョッパ制御の6500系に移行したが、9次車となった2連は支線での単独運用も多く、回生が有効ではないと判断され、引き続き抵抗制御の6000系として製造された。しかし、車体は6500系と共通の非貫通型車体に移行した。前面窓下部には社章付のステンレス飾り帯を貼り、前面窓上部と側ドア上側をグレーに塗装(側ドアは1~8次車にも波及したが、後に全車両スカーレットに戻している)。ドア間隔は、6500系が先頭車と中間車で均等となったことで、先頭車のドア配置が6000系にも踏襲されている。台車はSU型ミンデンとなった。
車内は本格的なクロスシートを集団離反型に配置(ドア間に3脚ずつ)、中央扉の両側がロングシートのセミクロス配置となった。なお、後にロングシート化改造を行なった編成がある。2次に渡り2連×8本の16両が製造され、その後は界磁添加励磁制御の6800系に移行した。
6000系は10次に渡って156両が全て日本車輌によって製造され、一時は名鉄の最大勢力に君臨した。
5次車以降のクーラー2台+ロスナイ併用車は、1993(H5)年より冷房装置の交換を行ない、能力の強化を行なった(一部例外あり)。1997(H9)年からは、車齢が20年に達した初期車両の特別整備を行ない、車体の補修の他、車イススペースや、側面への行先種別表示装置の設置などを行なっている。
1998(H10)年より、一部支線で開始されたワンマン運転に対応した改造を行なった編成が現れた。路線によって改造内容が異なり、蒲郡線・広見線向けは運賃箱や整理券発行機を搭載。扉部に扉扱い表示器を設けている。三河線向けはホームセンサーシステムに対応した扉開閉情報伝達装置を搭載し、2016(H28)年からは大規模なリニューアル工事を行なっている。一方で瀬戸線転属車両は4000系導入により、2014(H26)年までに全車輌廃車となった。その後本線でも置き換えが始まり、2017(H29)年4月1日の時点では、112両にまで減少している。今後は本線の運用はさらに減少、ワンマン運転路線を中心とした支線運用が中心になると思われる。
【編成】
←豊橋・常滑方 名鉄岐阜・新鵜沼方→
Tc 6000 - *M 6300 - T 6100 - *Mc 6200
Tc 6000 - *Mc 6200
* パンタグラフ
クロスシート時代の6000系には中学生だった頃に犬山線で乗った事はあったが、混雑していたので、座席に座る事はありませんでした。2人掛けで825㎜とは市内バスとほとんど変わらず、長距離の乗車ではさすがに辛いと思います。ラッシュ輸送と日中の快適性の両立は昔も今も、名鉄に限らず日本の各鉄道会社の課題としてあり続けているが、私個人の意見としては、クロスシートを導入するのなら、通勤車であってもゆったりしたものを入れて欲しい。できないなら、ロングシートの方がまだ良いでしょう。
今回の記事は、
「鉄道ピクトリアル 1996年7月臨時増刊号 【特集】名古屋鉄道」
「同 2006年1月臨時増刊号 【特集】名古屋鉄道」
「同 2009年3月臨時増刊号 【特集】名古屋鉄道」
「同 アーカイブスセレクション31 名古屋鉄道 1970~80」(以上 鉄道図書刊行会)
「私鉄の車両11 名古屋鉄道」(保育社 ※現在はネコ・パブリッシングによって復刻)
「とれいん 2014年1月号」(エリエィ プレス・アイゼンバーン)
「私鉄車両年鑑2017」(イカロス出版)
などを参考にさせて頂きました。
次回は近鉄奈良・京都線の界磁チョッパ車、8810系・9000系・9200系について書きます。
当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
小田急バスの電柱衝突事故は、他車との絡みとか、ドライバー自身の健康問題、とかいうのではなさそうだが、現状ではまだ何とも言えないと思います。
《今日のニュースから》
24日 港区エレベーター事故 和解成立
25日 ソフトバンク選手 九州北部豪雨被災小学校を訪問
「パノラマカー」に代表されるように、40~50年前位の名鉄の本線系統の電車は、ほとんど全てが2ドアクロスシート車、毎日毎日ロングシート通勤車にスシ詰めにされる、特に関東の鉄道ファンにとっては垂涎の的でした。しかし、その2ドアクロス車がもたらすラッシュ時の混雑は、関東や関西よりも酷い状況に陥っているのではないか?そんな疑問が、実は名鉄内部にもあったようでした。6000系は、そんな意識が生み出した車両ともいえます。名鉄の車両面における大きな転換点となった系列でした。
6000系は名鉄初の高性能通勤車で、名古屋近郊の混雑緩和のため、1976(S51)年デビューの後、1985(S60)年まで、毎年増備が行なわれた。初期の車両は通勤輸送と、日中の居住性の向上の両立を狙ったユニークな座席配置が評価され、1977(S52)年の鉄道友の会ブルーリボン賞を受賞。
名鉄では昭和40年代、「パノラマカー」の導入が続いていたが、オイルショック以降の混雑の激化に対応できなくなってきており、本格的通勤車の導入が待望された。東急から購入した3ドア車両の実績により、名鉄でも自社開発の通勤車の製造に踏み切る事となり、6000系が開発される事となった。
車体は「パノラマカー」グループの7700系を3ドア化したような印象の18m級車体で、正面も共通性が高い貫通形となったが、名鉄では初めて貫通扉上部に行先・種別表示装置を設けた。側窓もパノラマカー風の連続窓で、塗装もスカーレット一色が踏襲された。抵抗制御で主電動機は150kwと大型化、MT比を1:1としている。当初は4連で製造され、3次車からは中間2両を抜いた形の2連も製造された。特徴的なのはドア配置で、先頭車と中間車でドアの間隔が異なっている。この他、名鉄が独自に開発した自動解結装置を、当初から標準装備とした。台車はS型ミンデン。
車内は、当初は集団離反型の小型クロスシートを、扉間に先頭車は4脚、中間車は5脚配置、着席定員の確保を図った。7次車まで引き続いて採用され、瀬戸線向け6000系にも採用された。クロスシート通勤への名鉄のこだわりを感じさせたが、後に全車輌ロングシート化改造が行なわれている。4次車まで4連×11本・2連×6本の56両が製造。製作次数毎に小変化が見られ、4次車では床面高さを下げた。
1980(S55)年製の5次車にして、大きな仕様変更が行なわれた。省エネを指向し、クーラーを3→2台に削減してロスナイを併用する方式となり、即窓が上昇式の独立窓となった。扉の間隔は変わっていないので、先頭車と中間車では側窓の寸法が異なる。8次車まで4連×15本・2連×12本の84両が製造された。
この内合計36両が瀬戸線に転出している。瀬戸線用編成では不燃化対策や非常梯子の搭載、自動解結装置の撤去や自動案内放送の設置など、瀬戸線の環境に合わせた改造を行なっている。中間車の一部は改番を行なった。
1984(S59)年製以降、4連は界磁チョッパ制御の6500系に移行したが、9次車となった2連は支線での単独運用も多く、回生が有効ではないと判断され、引き続き抵抗制御の6000系として製造された。しかし、車体は6500系と共通の非貫通型車体に移行した。前面窓下部には社章付のステンレス飾り帯を貼り、前面窓上部と側ドア上側をグレーに塗装(側ドアは1~8次車にも波及したが、後に全車両スカーレットに戻している)。ドア間隔は、6500系が先頭車と中間車で均等となったことで、先頭車のドア配置が6000系にも踏襲されている。台車はSU型ミンデンとなった。
車内は本格的なクロスシートを集団離反型に配置(ドア間に3脚ずつ)、中央扉の両側がロングシートのセミクロス配置となった。なお、後にロングシート化改造を行なった編成がある。2次に渡り2連×8本の16両が製造され、その後は界磁添加励磁制御の6800系に移行した。
6000系は10次に渡って156両が全て日本車輌によって製造され、一時は名鉄の最大勢力に君臨した。
5次車以降のクーラー2台+ロスナイ併用車は、1993(H5)年より冷房装置の交換を行ない、能力の強化を行なった(一部例外あり)。1997(H9)年からは、車齢が20年に達した初期車両の特別整備を行ない、車体の補修の他、車イススペースや、側面への行先種別表示装置の設置などを行なっている。
1998(H10)年より、一部支線で開始されたワンマン運転に対応した改造を行なった編成が現れた。路線によって改造内容が異なり、蒲郡線・広見線向けは運賃箱や整理券発行機を搭載。扉部に扉扱い表示器を設けている。三河線向けはホームセンサーシステムに対応した扉開閉情報伝達装置を搭載し、2016(H28)年からは大規模なリニューアル工事を行なっている。一方で瀬戸線転属車両は4000系導入により、2014(H26)年までに全車輌廃車となった。その後本線でも置き換えが始まり、2017(H29)年4月1日の時点では、112両にまで減少している。今後は本線の運用はさらに減少、ワンマン運転路線を中心とした支線運用が中心になると思われる。
【編成】
←豊橋・常滑方 名鉄岐阜・新鵜沼方→
Tc 6000 - *M 6300 - T 6100 - *Mc 6200
Tc 6000 - *Mc 6200
* パンタグラフ
クロスシート時代の6000系には中学生だった頃に犬山線で乗った事はあったが、混雑していたので、座席に座る事はありませんでした。2人掛けで825㎜とは市内バスとほとんど変わらず、長距離の乗車ではさすがに辛いと思います。ラッシュ輸送と日中の快適性の両立は昔も今も、名鉄に限らず日本の各鉄道会社の課題としてあり続けているが、私個人の意見としては、クロスシートを導入するのなら、通勤車であってもゆったりしたものを入れて欲しい。できないなら、ロングシートの方がまだ良いでしょう。
今回の記事は、
「鉄道ピクトリアル 1996年7月臨時増刊号 【特集】名古屋鉄道」
「同 2006年1月臨時増刊号 【特集】名古屋鉄道」
「同 2009年3月臨時増刊号 【特集】名古屋鉄道」
「同 アーカイブスセレクション31 名古屋鉄道 1970~80」(以上 鉄道図書刊行会)
「私鉄の車両11 名古屋鉄道」(保育社 ※現在はネコ・パブリッシングによって復刻)
「とれいん 2014年1月号」(エリエィ プレス・アイゼンバーン)
「私鉄車両年鑑2017」(イカロス出版)
などを参考にさせて頂きました。
次回は近鉄奈良・京都線の界磁チョッパ車、8810系・9000系・9200系について書きます。
当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
小田急バスの電柱衝突事故は、他車との絡みとか、ドライバー自身の健康問題、とかいうのではなさそうだが、現状ではまだ何とも言えないと思います。
《今日のニュースから》
24日 港区エレベーター事故 和解成立
25日 ソフトバンク選手 九州北部豪雨被災小学校を訪問