№1704 道南いさりび鉄道 全駅公開

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 道南いさりび鉄道は、去年の3月26日、北海道新幹線開業に伴って、「並行在来線」である江差線が転換して開業した鉄道です。今年、開業1周年を迎えました。
 昨年と今回の2回に分けて、全部の駅を撮りきりました。この機会に、全部の駅をご覧頂きます。

 一般的な感覚からすると、(函館)五稜郭→木古内が「下り」という感覚があり、実際に正確にはこの方向が下りです。しかし1988(S63)年3月の青函トンネル開業時に青森→函館方向が「下り」となり、線内ローカル列車の列車番号も、この時点で木古内→函館が奇数、逆が偶数となりました。道南いさりび鉄道もこの流れを受け継いでおり、新たに制定した駅ナンバーも、木古内をsh01として、七重浜まで昇順で打っています。
 なのでここでも、木古内からスタートします。

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木古内 きこない sh01 木古内町 2016(H28)年5月17日撮影
 北海道新幹線接続駅。かつては江差方面へ路線が延び、松前線が分岐していました。国鉄時代からの木古内駅の時刻を№1620№1621で簡単に振り返っています。

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札苅 さつかり sh02 木古内町 2016(H28)年5月17日撮影

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泉沢 いずみさわ sh03 木古内町 2016(H28)年5月17日撮影
 駅舎は札苅と全く同じ。

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釜谷 かまや sh04 木古内町 2016(H28)年5月17日撮影
 貨車改造の駅舎があります。国鉄時代末期の貨物輸送大幅縮小で大量の貨車の余剰が発生したため、駅舎に転用した所が、ここを含めて全国各地に見られるようになりました。委託の駅員がいる事があるらしいが、訪れた時は不在でした。地元TV局のワイドショーで取り上げられた事があるらしい。

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渡島当別 おしまとうべつ sh05 北斗市 2017(H29)年5月17日撮影
 トラピスト修道院の最寄り駅。駅舎には郵便局が入っているが、鉄道に関する業務は一切行なっていない。

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茂辺地 もへじ sh06 北斗市 2017(H29)年5月17日撮影

 茂辺地と上磯の間には、矢不来(やぶらい)信号場があります。行き違いのための信号場だが、待避線が本線と大きく離れ、真ん中にトンネルがあるのが特徴。

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上磯 かみいそ sh07 北斗市 2017(H29)年5月17日撮影
 ここから函館に向けて本数が多くなります。ホームは2面3線で、折返し列車は行き止まりのホームに発着します。

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清川口 きよかわぐち sh08 北斗市 2017(H29)年5月17日撮影
 戦後の開業。北斗市役所(旧上磯町役場)に隣接します(右側)。行き違いができない棒線の駅。

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久根別 くねべつ sh09 北斗市 2017(H29)年5月17日撮影

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東久根別 ひがしくねべつ sh10 北斗市 2017(H29)年5月17日撮影
「国鉄最後の」1986(S61)年11月1日ダイヤ改正時に開業。ここも駅舎は貨車改造です。行き違いができない棒線の駅。

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七重浜 ななえはま sh11 北斗市 2017(H29)年5月17日撮影

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五稜郭 ごりょうかく H74 函館市 2017(H29)年5月17日撮影
 函館本線と合流。JR北海道の駅で、いさりびの駅ナンバーは与えられていません。
 五稜郭~函館間はJR函館本線に直通する形になります。

 結局、道南いさりびの駅員が配置されている駅は、1ヶ所もありませんでした。木古内も転換時に駅員がいなくなったそうで、橋上駅舎の上磯や七重浜にもいませんでした。
 去年の青い森鉄道や、今回合わせて乗り降りしたIGRとも共通する事だが、青函トンネル開業に合わせて駅の規模の拡大を行なった所が多いため、特急列車が無くなって旅客列車が短編成のローカルばかりになると、設備が過剰な所も見られます。ここはトンネル開業前は純粋なローカル線だったから、他の転換路線とは若干様相も異なるが、木古内・上磯・七重浜は橋上駅舎なのに駅員がおらず、維持コストとバリアフリーの両面から、今後問題視されるのではないかと思われます。線路そのものは単線で、フレートライナーは存続しているからこのまま推移するだろうが、駅施設に関しては各駅とも、もう少しコンパクトなものに再整備する事も考えられるべきでしょう(駅員を配置しないなら、なおさら)。

 道南いさりび鉄道の普通列車は、基本的なダイヤはJR江差線時代を踏襲していて、今年3月4日改正でも特に変わっていない。無論小規模第3セクター鉄道で車両も乗務員も少なくなれば現状でもギリギリの線、朝夕の乗客が多くなる時間に運用を集中させなければならない事情も解り、全体の本数が少なくなるのはまあやむを得ないが、もう少しバランスの良い、等間隔のダイヤを目指すべきではないか。少なくとも次の列車まで3時間も空くようなダイヤはまずい。北斗市役所や函館病院へ行くにも不便だし。特急はもうないのだし、函館~上磯間は1時間、上磯~木古内間は2時間に1本は欲しいと思う。今後、少しでも改善がなされる事を期待します。無論鉄道会社だけで無く、沿線の自治体、そして住民の支援・協力も欠かせません。
 ともあれ道南いさりび鉄道の今後の発展を祈ります。私もあと1~2年位後、キハ40形のオリジナル塗装変更が完了した時点で、再度訪れたいと思っています。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


 一昨日の話になるが、JR西日本は社長の定例会見で、「新たな長距離列車」の概要を発表しました。「瑞風」とは違った、もっとカジュアルでエコノミーな列車となるよう。グリーン車(オープン(2-1アブレスト)と個室)に普通車、それに「ノビノビシート」とフリースペース車両の6連で、JR西日本社内の区間での運行を想定。具体的な運行形態はまだ不明。在来車両の改造、とあるが、イメージイラストを見た感じでは、117系の改造ではないでしょうか。

《今日のニュースから》
21日 ヤマト運輸 未払い残業代230億円 過去最高額
22日 Jリーグ スペインリーグと連携協定

 ヤマト運輸で「サービス残業」を行なっていた従業員はグループ全体で5万9000人だそうだから、単純平均で一人あたり約39万円になります。大変な額だ。

№1703 陸・海・空 立体的東北・北海道の旅 7<終>.ADO60便

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 東北・北海道の旅もいよいよ終わり、函館から帰宅の途に就きます。
 今回はエア・ドゥ(ADO)60便としました。ADO便搭乗は5年前、2012(H24)年9月以来で、函館路線は初めてになります。
 ただし今回は、ANAスカイコインから運賃の一部を支払うため、ANA4760便としての搭乗となりました。

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 改めて、函館空港のターミナルビル。去年もHAC便で札幌(丘珠)へ飛ぶために来ました。

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 出発ロビー。

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 ANAカウンター。ADO便として乗る時も、チェックインはここへ。

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 ターミナル内のコンコースの一角で、エレベーターの裏側に、ソフトクリームを売る店や、コインロッカー(交通系IC対応)もあります。

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 出発便案内のソラリー。ADO60便とANA4760便が上下別々に表示されています。この時点では、何事も無く定刻に出発、と思っていたのだが。一つ前のANAのA321の便は、羽田発の遅れを引きずっていました。

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 2Fのショッピング街。品揃えが本州や九州などとはどこか傾向が違う、北海道らしさを感じさせているように思えます。

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 展望デッキは、残念ながら総ガラス張り。

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 屋内には昔の写真もいくつか並んでいるが、その中から、1976(S51)年9月6日に発生した、旧ソ連のミグ戦闘機が強行着陸した事件のもの。あったあった、こんな事。日本の監視能力も厳しく問われた一件でした。

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 手荷物検査場。

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 以前の白色の「ご搭乗案内」に変わり、この「保安検査証」が発行されます。
「50分遅延いたします」!?

 この便の前の59便が羽田を離陸した直後に雷に打たれたため、点検を行なうため、出発が17時30分になる予定、とアナウンスがありました。3年前の出雲からのJAL便と同じだ。あの時は着陸シークエンス中だったが。

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 ゲートの出発案内表示にも、新しい時刻が表示されています。

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 到着は定刻だったADOのB767-300の機体を、ANAのゴンドラが、上から点検して回っています。
 結果、これ以上の損害は無く、新しい時刻に出発できる事になりました。

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 しかし準備に若干の時間がかかり、搭乗開始は新出発時刻の10分前。

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「ご搭乗案内」は、ゲートで発行されます。去年の福岡の定員超過事件を受けて、このようなスタイルになりました。
(確か以前、「手荷物検査場とゲートで2枚紙片が出てきて、煩わしい」という乗客の意見があって、スタイルが変更されていた、と記憶している。前の方式に戻したわけ)

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 非常デモビデオ。カンパニーカラーのスカイブルーとイエローを巧みに使っています。

 搭乗はスムーズで、新出発時刻より少々遅れて(定刻より54分遅れ)の出発になりました。

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 機内から見た、高松展望広場の方向。

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 R/W30から離陸。ターミナルを見て、地上から見たのと同じように左旋回していきます。

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 函館山と、函館市の全景。
 港を見ると、一昨日と同じく、青森から着いた便と、入れ替わりに青森に向かう津軽海峡フェリーが行き違うのが見えます(ちょっと見づらいか)。

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 キャビン。シートはADOオリジナルに変わっているのかな?

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 夕日が差し込んでくるので、やや逆光気味になって景色が見づらくなるのだが、津軽半島の上空を縦断していきます。十三湖。

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 だからこれもやや見づらいが、岩木山。全体を見る事ができます。雪を被っているのは解る。一昨日もこうだったら良かったのに。

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 男鹿半島。

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 さらに鳥海山。ここも雪が残っている。
 東北北部は快晴だが、南下するにつれて、雲が広がってきました。

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「北海道味噌バター雑炊」(500円)。量はやや少なめと思うが、オイシイです。

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 コーヒーと、空港の売店で買っておいたバタークッキー。
 お菓子の機内販売もあったらいいのかなあ、と思う。北海道はオイシイお菓子が多いから。

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 夕日が、西の空に消えていく…。

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 羽田に向けて降下を開始してしばらく、小絹上空です。
(この先、一部の画像では、テキストを加えてみました)

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 常磐道と交差。谷和原IC付近。

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 取手付近でやや右に進路を変え、我孫子市の東側を横切る。

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 かなり暗くなってきたが、船橋は確認できました。

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 TDRと、東京スカイツリー。
 東京湾上空に出ます。D滑走路、R/W23への進入だ。

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 スカイゲートブリッジ。
 後ろの席の女の子が「恐竜みたいだ」と言っていた。なるほどね、見方によっては恐竜の骨格を連想させてくれる。そのブリッジのやや先、B滑走路、R/W22に進入する機体が見える。

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 滑走路が近づき、コンテナ船の真上スレスレをかすめるようにアプローチしていく。

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 着陸。フラップ全開。ブレーキがキツクって、機内販売で買って、隣の空席に置いておいたADOオリジナルスープセットが、通路に放り出されてしまった。
 東京付近は晴れているように見えたが、路面が濡れている。確かに悪天候だったのは間違いない。

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 延々と、第2ターミナルまでタキシングしていく。C滑走路からの離陸機も見る。

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 ヤレヤレ、やっと…と思ったら、ターミナルの前で停止してしまった。スポットは他機が使用しているので5分程停止、だって。ソラシドが使っていたらしい。

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 55番スポットに到着。結局、1時間01分にまで遅れが増幅してしまった。私は羽田で終わりだから良いが、乗り継ぎがあるお客さんはどうしよう?「福岡行のお客様ー」と、ANAのスタッフの叫び声が聞こえてきました。
 この便に限らず、大幅な遅延で到着になった便が少なくない。この晩のTVニュースは、関東地方が所によって天候が非常に不安定、局地的に大雨になったと伝えていました。ADO便の落雷や、一つ前のANA便の遅延も、このためだったか。
 
 7回に分けて書いてきた今回の旅は、これで終わりです。東北の2日間が曇天だったのが残念だった。IGRや青い森の電車を撮りたかったのだが。ただ、函館で天気が回復してくれたのは、何よりでした。
 IGRいわて銀河鉄道の駅は、盛岡駅に近い6駅が残っています。できるだけ早く…できたら今年中…に行けるといいな。
 道南いさりび鉄道は、キハ40の新色が5色揃ったあたりで、また訪れます。

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 JALが、国内線のインターネット接続サービスを全面的に無料にすると発表しました。いよいよ日本も、そういう時代になったという事でしょうか。海外では、特にアメリカあたりでは当たり前らしいが。ANAも順次ネット環境が整いつつあるようだが、その他の中堅キャリアやLCC、例えば今回乗ったADOとかで、ネット接続サービスが実現する日は来るでしょうか。
(SKYはA330-300の一部で行なった事があった)

《今日のニュースから》
18日 元SMAP稲垣吾郎・草彅剛・香取慎吾 ジャニーズと契約終了 事務所発表
19日 森友学園 詐欺の疑いで家宅捜索
20日 千葉ロッテ・井口資仁 今シーズン限り現役引退表明

 またロンドンやパリでテロまがいの事件が起きているようです。世界の現状は、同じようなテロとか、大惨事が繰り返されると、ちょっとした事がきっかけで、上も下も、右も左も、怒りが全面に押し出されて騒ぎが必要以上に大きくなり、状況がより悪い方向に向かうように思えてなりません。とりあえず、すぐに「あいつが悪い、こいつが悪い」とか叫ぶのは、やめるべきではないでしょうか?はっきり言って、とても息苦しいです。

№1702 陸・海・空 立体的東北・北海道の旅 6.函館で旅客機撮影

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 最終日です。良かった、朝から快晴だ。今日は朝方は函館駅前でバス、昼間は函館空港で旅客機を撮ります。合間には「箱館ハイカラ號」乗車も。

 5月19日(木)

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 駅前でバスを数枚撮影、その中からエアロスター・エコハイブリッド。ひょっとして、日本全国でも現役なのは、函館バスだけ?

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 函館北洋ビルを背景に、札幌行の中央バス〔はこだて号〕。

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 改めて、函館駅。広場の花壇の花がきれい。青森と違って階段の上り下りなく、ストレートにホームに行けます。頭端式ターミナルに近いスタイルになっています。
 昨日同様、道南いさりび鉄道のキハ40形を撮るべく、今日は列車で五稜郭駅へ。

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 ただ、早朝だとやや正面に光線が当たりにくい。夏場は9時台がベストか。それでも、旧JR北海道色を撮影。
 現在道南いさりび鉄道は、「ながまれ」以外に、黄色と深緑色のオリジナル色を確認しているが、深緑色は木古内に行ってしまっていて、昼前にならないと戻ってこない。昼は空港に行くので、今日はあきらめるしかない。この後、あと2色が現れる事になっているので、合わせてまた次の機会か。

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 意外にも、五稜郭駅構内には、789系0番台のユニットが2本も残留していました。〔ライラック〕用に全部が札幌へ引っ越ししていったものと思っていたのだが。
「はこだてライナー」で函館駅へ戻りました。

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〔スーパー北斗〕。バックに函館山。

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 バス撮影の合間に、道南いさりび鉄道の本社を訪ねます。JR北海道函館支社の隣。
 現在、道南いさりびグッズを発売しているのはここと、摩周丸や五稜郭などの観光地の売店、空港の売店や道の駅など。肝心の自社の鉄道の駅で買えないとはねえ。

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 その中から、定番のクリアファイル。近いうちには、「ながまれ」も含めてこの5色が揃う訳です。「ながまれ」以外は、春夏秋冬をイメージしているよう。
 他に一周年記念入場券セットも購入(クリアファイル1枚サービス)。

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 北海道観光バス「ニュースター号」。

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「箱館ハイカラ號」で、どっく前まで1往復してみました。初めてでは無いけれど。

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「箱館ハイカラ號」の乗車券。鉄道むすめ「柏木ゆの」(柏木町+湯ノ川(ゆのかわ))のイラスト入り。
 この電車もICカードで乗れます。ただ、「PiTaPaを除く」の文言でピンとくるとおり、ここでは電子マネーによる支払いになります。車掌がチェッカーを持っていて、ICカードをかざして、乗車区間に応じた運賃額を引き去ってから、乗車券を発券します。

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 参考までに、帰宅後にプリントした履歴印字。赤のアンダーラインの「物販」が、「箱館ハイカラ號」の利用です。
(他の一般の市電や函館バスは「バス等」)


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 仕切りには、「箱館ハイカラ號」の履歴が記されています。元々は千葉交通の前身の成宗電気軌道で作られたもので(№782で少し書きました)、廃線後渡道しました。来年で函館に来て、ちょうど100周年です。

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 昼間は空港で旅客機の撮影。10時25分の帝産バスで空港に向かう。帝産バスはICカードは不可です。

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 湯ノ川温泉を経由しつつ、20分程でターミナル到着。去年丘珠へ飛んだ時以来、1年振り。

 昼間は旅客機の撮影。10年前にも行った事があるのだけれど、滑走路の南側にある「高松展望広場」で撮ります。やや遠いが、歩いて行けます。

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 まず、バスで通ってきた道を戻り、函館バス「空港団地入口」バス停の先の道を左に入ります。

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 滑走路を左に見る感じ。行く手に、函館山。

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 滑走路の端(R/W12)で左折。

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 飲食店がある十字路でさらに左折します。その隣にローソンがあります。飲食物はここで。

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 この直線道路は、国鉄戸井線の未成線の跡だそうです。戸井線は五稜郭~戸井間に計画されていた路線で、大正時代から構想はあって、工事も行なわれたが、開業を見る事はありませんでした。アーチ橋とかが残っているそう。開通していたら、函館空港アクセスとして注目される日があったかも?

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 今日は空港ターミナルから来たが、函館市中からだと、函館バスの釜谷・恵山線があります。恵山国道上の根崎保育園前バス停が最寄り。ただし本数は少ないから要確認。函館駅からだと、降りたら進行方向へ進み、少し先を左折します。

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 入口には看板があります。ここを左折。

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 高松展望広場に着きました。
 空港ターミナルからは徒歩30分、根崎保育園前バス停からだと徒歩10分弱、程度でしょうか。

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 噴水は滑走路(+誘導路)を模していて、その先には飛行機型のモニュメントが水を吹き出します。滑走路から飛び立った飛行機が、ジェットを噴射させて上昇していく様を表現している訳です。

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 ただし、噴水はR/W12からの離陸を模しているが、実物は、今日は原則R/W30を使用。

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ANA B737-500
 伊丹行。目の前では、ある程度高度が上がっています。

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 展望広場は、滑走路より若干高い位置にあります。滑走路側と広場側の二重にフェンスが貼られています。

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ANA B777-200
 羽田からの便。かつてはジャンボ機が就航し、地元出身のバンドを描いた機体が話題になった事もあったが、現在函館で一番大きいのが、B777-200。

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 新千歳便のANA・DHC-8-Q400と、ADO・B737-700の離合。R/W30は、展望広場からだと遠い。特にリージョナルジェットやターボプロップは、かなり小さくなってしまうのは仕方が無い。

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 展望台から、DHCの離陸を見ます。新千歳行は離陸してすぐに大きく左旋回していきます。

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 平日の昼間だから、ズバリ「航空ファン」は少ない。地元の人が多い。親子連れも見られます。

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北海道エアシステム Saab340B
 まだHACオリジナル色が維持されていた。奥尻行で、展望広場前ではもうこんなに高度が上がっている。一直線に上昇していきました。

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エア・ドゥ B737-500
 セントレア行。本州へ行く便はすぐ左旋回、津軽海峡を目指していきます。

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 北海道開発局のヘリコプター。

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 ドクターヘリも見かけました。鹿児島国際航空の保有。

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 先のHAC奥尻便が戻ってきました。追い風になるがR/W12、目の前への着陸になりました。

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天津航空 A320-200
 今日ここで撮影しようと決めたのは、この便の存在がありました。天津から週2便(火・木)乗り入れがありました。
(6月以降は休航になっている)

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 広場の親子が、丘珠へ飛び立つSaabを見上げています。

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J-AIR E170
 伊丹行。

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日本航空 B767-300
 今のJALで一番大きいのが、このB767-300。

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エバー航空 A321-200
 函館の国際線の主力は、台湾路線でしょうか。BRがデイリー、他にタイガーエア台湾が週4便来ます。去年までは、破綻したトランスアジアも来ていたようです。

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バニラエア A320-200
 2月に就航したばかり。成田便と関空便が1便ずつだが、関空便は現在は休航期間(7月15日に再開)なので、この成田便のみ。

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ANA A321-200
 羽田からの便。30分近く遅れていました。理由は後でなんとなく解ります。

 この便を撮った所で、この日はタイムアップ。夕方のADO便で、いよいよ帰宅の途に就かなければなりません。
 行きと同じく、真向かいに見えるターミナルまで、歩いて戻ります。まだまだこの程度の歩きは余裕、のはず…ですよ…。

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 最後に、「空港団地入口」バス停近くに、北海道観光バスの車庫があり、貸切バスの他、湯ノ川温泉~函館駅~新函館北斗駅間の路線バスの姿もありました。

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「瑞風」が運行を開始しました。東浜など、迎える各駅はなんだかお召し列車なみの歓待だったらしい。でも私個人は、至れり尽くせりの超豪華列車より、昔の〔はつかり〕とか〔十和田〕とかに、できるなら乗りたい。
(「瑞風」のサービスの善し悪し、とかではなくて、あくまで私の趣味のレベルの話)

《今日のニュースから》
16日 「禁煙法案」 今国会提出断念 厚生労働省
17日 東京都小池知事 築地市場関係者と面会 豊洲市場無害化未達成を陳謝

 なぜ自民党が頑迷に「禁煙法案」に抵抗するのか、どうしても解らない。小規模な店舗だと馴染み客と店の人のコミュニケーションの場でもあるから難しい点があるのも解るが、大手チェーンの飲食店などは、こうなったら法のあるなしに関係なく、はっきり完全禁煙の方向を確立させるべきではなのか。客だけではなく、従業員(特に高校生など未成年)の受動喫煙もはっきり問題なので。交通業界は客室の禁煙がほぼ当たり前になって、「瑞風」も、個室でさえ全部禁煙です(ラウンジカーに喫煙室有り)。
 ロンドンの大火災は、大衆の怒りがだんだん過激化してきているように見えます。無論日本でも、福知山線事故など過去に大惨事が発生した時にはある程度興奮した状況になるものではあったけれど、ロンドンは一気に政治運動化しつつあるようです。UKは落ち着きを完全に失ってしまいました。