祈りや願いでは平和な世界は生まれない、どうしても力こそ全て、なのか!?マンチェスターで、ジャカルタで、爆弾テロ再び。一方日本ではいよいよ火がついた改憲論議、「テロ等準備罪」、そして国家戦略特区の獣医学部新設問題と政治のバトルが展開。あたたかい安らぎは、今はまだ遠い。5月はどのような事が起きたのでしょうか。
30日 中国譲渡パンダ3頭最終公開 和歌山県アドベンチャーワールド
1日 海上自衛隊護衛艦「いずも」 米海軍艦艇護衛任務開始
2日 ミネラルウォーター「ボルヴィック」370万本自主回収 キリンビバレッジ
3日 朝日新聞阪神支局襲撃から30年 関係者が犠牲記者を追悼
4日 慰安婦問題めぐる報告書 韓国政府が発刊
5日 中国国産旅客機C919 初飛行
6日 黄砂 今年初観測 下関市
7日 アジア開発銀行年次総会閉幕 AIIB・民間金融機関と連携を強化
8日 ダッカ事件 バングラディッシュ元司令官と乗客 初対面
9日 東京駅にイスラム教徒礼拝室設置 JR東日本発表
10日 山崎製パン コンビニ事業で「下請けいじめ」 公正取引委員会が再発防止勧告
11日 中国・四国Jリーグ7クラブ 大規模災害時のスタジアム確保などで協定締結
12日 大手建設4社 オリンピック関連再開発などで過去最高益
13日 日本ハム・レアード 4打数連続ホームランのタイ記録
14日 元ヤンキース デレック・ジーター 永久欠番「2」で式典
15日 海上タクシー防波堤に衝突 俳優ら7人負傷 長崎県佐世保市
16日 根室本線・滝川~新得間 自治体・JR検討会議 富良野市で開催
17日 高浜原発4号機 再稼働
18日 歌舞伎俳優 中村獅童 初期の肺腺がん公表
19日 ウィキリークス アサンジ容疑者 スウェーデン捜査当局が操作打ち切り
20日 参議院創設70周年 本会議場など一般公開
21日 岐阜・高山市で最高気温33.1℃ 5月の最高気温 108年ぶり更新
22日 中・露航空機メーカー 合弁会社設立を発表
23日 TBS・日経・電通など6社 ネット動画配信新会社設立を発表
24日 ネパール ダハル首相 就任9ヶ月で辞意表明
25日 東飯能駅に不審物 手榴弾のレプリカと確認
26日 日本受注 ベトナム初の地下鉄 建設工事開始
27日 バスケットボールBリーグ 栃木ブレックス初代王者
今月はこの他、フランス大統領選でエマニュエル・マクロン勝利、韓国大統領選で文在寅勝利、米トランプ大統領がFBI長官を解任、全世界規模でサイバー攻撃、大分・豊後豊野で多数の地割れ、中学生棋士藤井四段が19連勝、南スーダン派遣PKO部隊が全員帰国、などがありました。
今月前半は火事が数多く発生しました。先月末の浪江町に続いて東北各地で山火事が発生、西武園ゆうえんちでも起きました。ゆうえんちは再開の見込みが立たないよう。
先月29日、北朝鮮の弾道ミサイル発射で、東京メトロが一時運転を見合わせた事がありました。それを踏まえての事なのか、この数日で、弾道ミサイルが飛来する可能性があると判断された時(Jアラートなど)は列車の運行を一時見合わせると、全国のJR、大手私鉄、公営地下鉄などから一斉に発表がありました。敢えて言ってしまえば、「テロ等準備罪」(「安保法案」と同じく、史上最低の投票率に終わった2014(H26)年総選挙の重いツケ)などより、こちらの方がよほど恐怖を感じる気がします。昨日もミサイルが発射されたが、これに対する首相などの談話は、はっきり言って聞き飽きました。打つ手がない、のが本当の所では?警報は発令されず、電車は皆普通に動いていたようだが。
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《今月この1枚》
今月は半ばで東北(岩手・青森)と北海道(函館)に行ってきたが、今回、5月18日の青森→函館の移動は久しぶりの船便、津軽海峡フェリーを利用しました。青森から乗船した「ブルードルフィン2」の函館入港時、入れ替わるように青森へ向けて出港する「ブルーハピネス」、この日天候が今イチ悪かった津軽海峡の荒波に乗りだして行きます。青森~函館航路はこの2隻に加えて「ブルードルフィン」「ブルーマーメイド」が就航、1日8往復が所要3時間40分と、往年の青函連絡船と同じ時間で結んでいます。
(ただしこの日は「ブルーマーメイド」がドック入り、2往復運休)
船旅はゆったりした設備が魅力です。豪華ではなかったけれど、一番安い座敷席のスタンダードキャビンでも、とにかく足を伸ばして横になれるのが、他の交通にはない(「サンライズ」の「ノビノビ座席」はあるが)大きなアドバンテージだと思います。個室もあるし、ドッグルーム(ドッグバルコニーもあり)も利用できます。高速バスとのセット券(盛岡~青森~函館、青森~函館~札幌)もあるし、「青春18きっぷ」の旅でも、積極的な利用を考えて良いのではないでしょうか。他に青函フェリーも運航されています。
(ただしどちらも港からの二次アクセス、特に深夜便は要確認)
旅行については来月書きます。
当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
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《今日見た・聞いた・思った事》
日曜日の午後、仕事帰りに寄り道して江ノ電に乗ったのだけれど、いきなり10分位の遅れが出ていて、しかもアクシデントではなくて混雑の影響とか言っていました。沿線はどこも行楽客ばかり、踏切や線路際も記念撮影の人・人・人。鎌倉駅ホームでは入場制限も行なっていました。
GW期間中は藤沢で朝方から乗車1時間待ちの行列も見かけたし、この後6月の紫陽花や、7~8月の海水浴のシーズンはどうなるんだろうと思ってしまいました。台湾の鉄道との提携の結果、外国人の利用が急増しているのも影響しているのか。現状ではこれ以上の輸送力の増強もできないが、今の状況は非常にまずいのではないでしょうか。何か手を打たないと、一般の地元の利用者も困ってしまうと思う。
といって決定的な策も思い浮かばないが、鎌倉駅は2線あるので、とりあえず1編成運用を追加して、交互に発着させる事は考えられないでしょうか。混雑緩和、乗務員の負担軽減、などで。
2003Fは「カール」の広告ラッピング編成です。極楽寺駅のベンチでも広告を見かけたが、カールは東日本での販売の終了が発表になっています。今後はどうなる?車両の方は、明治の別のお菓子の広告ラッピングになるのだろうと思うが(その前に更新に入るか?)。
《今日のニュースから》
28日 初代中村勘三郎 銅像除幕式 名古屋市中村区
29日 宮里藍 引退表明 記者会見
30日 東芝 3事業分社化 詳細発表
№1693 私鉄名車列伝 134.東京地下鉄05系(8~13次車)
もう7年近く前になってしまったが、№373で、東京メトロ05系の内、前期タイプの1~7次車について書きました。
7次車が1994(H6)年に製造された後、5年の間を置いて1999(H11)年の8次車より製造が再開されました。7次車と比較して変更点が数多くなっています。今回は後期タイプの8~13次車について記します。
アルミ車体は変わらないが、正面はデザインを一新、スピード感ある角形となり、スカートが着いた。帯色はスカイブルー・紺・白の3色としている。運転台は東西線で初めて左手操作形のワンハンドルマスコンを採用。制御装置はIGBT素子の大容量化により、ベクトル制御の2レベルVVVF制御となった。
ドア配置は6・7次車から引き続き、06・07系と同様で等間隔になっていない。座席幅は1人あたり450㎜、4-6-7-6-4の配置になっている。大型の脇仕切り付の片持ち式となった。
9・10次車はほぼ同仕様で製造されたが、10次車では冷房装置が大容量化され、電源がSIVに変更された。8次車は川崎重工、9次車は近畿車輌、10次車は東急車輌で3編成ずつ製造された。
2002(H14)年製の11次車は、半蔵門線08系と同一の仕様となり、1C4M制御の5M5T組成となって、最高速度が120㎞/hに引き上げられた。パンタグラフはシングルアーム化。
ドア配置は再び等間隔となり、座席配置は3-7-7-7-3となった。また、床面高さを10㎜下げている。
12次車もほぼ同仕様で製造されたが、蓄電池の容量を増大し、編成で削減した。11・12次車とも川崎重工で3編成ずつ製造された。
13次車は、2004(H16)年4月1日に営団地下鉄から民営化された東京メトロにとって初の新造車輌となっった。今後の標準車輌と位置づけられ、コストダウンと安全性の向上が図られている。日立製作所の「A-train」がベースとなり、車体はオールダブルスキン構体として強度が向上。雨樋の位置が高くなり、側面は屋根の位置まで高くなった。また、前年(2003(H15)年2月)発生の韓国・大邱市の地下鉄火災を踏まえて、火災対策強化のため、合成樹脂系材料の使用を中止した。パンタグラフ数は5→3基へ削減している。
車内は座席の一人当たりの幅を10㎜広げ460㎜とし、車イススペースとは別に、他の中間車の車端部に多目的スペースを新設している。
4編成が製造された。東葉高速鉄道との共同開発で、同鉄道2000系と共通設計になっている。
05系はこの後2005(H17)年にも最終増備車を製造する構想だったが、有楽町線用の07系を転用して5000系を置き換える事となり、13次車を持って製造は終了した。
05系は、8~13次車は19編成、トータルでは43編成430両が製造された。7次車以前の標準ドアチョッパ制御車は15000系に置き換えられ淘汰が進んだが、8次車以降は全車輌が健在で、東西線からJR中央本線三鷹・JR総武本線津田沼・東葉高速鉄道東葉勝田台まで、快速・通勤快速・各駅停車の各列車で運行を行なっている。
05系は1988(S63)年に1次車が製造されてから、16年の長きに渡って製造されました。この間、外観でも、車内でも、システム的にも変化を繰り返してきて、1次車と13次車では、全く別物と言って良いほどの違いを数多く確認できます。
今回、全43編成の形態分類表を、簡単ながら作ってみました。
(全て新製時のデータ)
東西線はこの後07系転籍によって5000系が淘汰された後、15000系導入によって、05系も前期形はワイドドア車を除いて東西線からは消えました。ただ、15000系が2012(H24)年までに13編成が出そろって以降、東西線の車輌には動きがありません。中期経営計画や今年度の事業計画においても、車輌面では千代田線や日比谷線の置き換えが優先となりそうで、東西線もまもなく15000系3編成が追加導入されるようだが、次に本格的な変化が訪れるとしたら、現在進行中の九段下や南砂町の改良工事の完成にメドが立った頃になるかと思われます。今回書いた05系後期形も、8次車は既に18年経っており、今後更新なども行なわれるだろうと思われます。路線そのものの行方と合わせて注目です。
今回の記事は
「鉄道ピクトリアル2000年10月臨時増刊号 新車年鑑」「同2003年10月臨時増刊号 鉄道車両年鑑」「同2005年10月臨時増刊号 鉄道車両年鑑」(鉄道図書刊行会)
「鉄道ピクトリアル2005年3月臨時増刊号 【特集】東京地下鉄」「同2016年12月号臨時増刊号 【特集】東京地下鉄」(鉄道図書刊行会)
「鉄道ダイヤ情報2011年9月号」「同2017年3月号」(交通新聞社)
「東京メトロの世界」(交通新聞社)
「東京メトロ 完全データ DVD BOX」(メディアックス) など
を参考にさせて頂きました。
次回は新京成電鉄8800系を予定しています。
当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
《今日のニュースから》
26日 日本受注 ベトナム初の地下鉄 建設工事開始
27日 バスケットボールBリーグ 栃木ブレックス初代王者
7次車が1994(H6)年に製造された後、5年の間を置いて1999(H11)年の8次車より製造が再開されました。7次車と比較して変更点が数多くなっています。今回は後期タイプの8~13次車について記します。
アルミ車体は変わらないが、正面はデザインを一新、スピード感ある角形となり、スカートが着いた。帯色はスカイブルー・紺・白の3色としている。運転台は東西線で初めて左手操作形のワンハンドルマスコンを採用。制御装置はIGBT素子の大容量化により、ベクトル制御の2レベルVVVF制御となった。
ドア配置は6・7次車から引き続き、06・07系と同様で等間隔になっていない。座席幅は1人あたり450㎜、4-6-7-6-4の配置になっている。大型の脇仕切り付の片持ち式となった。
9・10次車はほぼ同仕様で製造されたが、10次車では冷房装置が大容量化され、電源がSIVに変更された。8次車は川崎重工、9次車は近畿車輌、10次車は東急車輌で3編成ずつ製造された。
2002(H14)年製の11次車は、半蔵門線08系と同一の仕様となり、1C4M制御の5M5T組成となって、最高速度が120㎞/hに引き上げられた。パンタグラフはシングルアーム化。
ドア配置は再び等間隔となり、座席配置は3-7-7-7-3となった。また、床面高さを10㎜下げている。
12次車もほぼ同仕様で製造されたが、蓄電池の容量を増大し、編成で削減した。11・12次車とも川崎重工で3編成ずつ製造された。
13次車は、2004(H16)年4月1日に営団地下鉄から民営化された東京メトロにとって初の新造車輌となっった。今後の標準車輌と位置づけられ、コストダウンと安全性の向上が図られている。日立製作所の「A-train」がベースとなり、車体はオールダブルスキン構体として強度が向上。雨樋の位置が高くなり、側面は屋根の位置まで高くなった。また、前年(2003(H15)年2月)発生の韓国・大邱市の地下鉄火災を踏まえて、火災対策強化のため、合成樹脂系材料の使用を中止した。パンタグラフ数は5→3基へ削減している。
車内は座席の一人当たりの幅を10㎜広げ460㎜とし、車イススペースとは別に、他の中間車の車端部に多目的スペースを新設している。
4編成が製造された。東葉高速鉄道との共同開発で、同鉄道2000系と共通設計になっている。
05系はこの後2005(H17)年にも最終増備車を製造する構想だったが、有楽町線用の07系を転用して5000系を置き換える事となり、13次車を持って製造は終了した。
05系は、8~13次車は19編成、トータルでは43編成430両が製造された。7次車以前の標準ドアチョッパ制御車は15000系に置き換えられ淘汰が進んだが、8次車以降は全車輌が健在で、東西線からJR中央本線三鷹・JR総武本線津田沼・東葉高速鉄道東葉勝田台まで、快速・通勤快速・各駅停車の各列車で運行を行なっている。
05系は1988(S63)年に1次車が製造されてから、16年の長きに渡って製造されました。この間、外観でも、車内でも、システム的にも変化を繰り返してきて、1次車と13次車では、全く別物と言って良いほどの違いを数多く確認できます。
今回、全43編成の形態分類表を、簡単ながら作ってみました。
(全て新製時のデータ)
東西線はこの後07系転籍によって5000系が淘汰された後、15000系導入によって、05系も前期形はワイドドア車を除いて東西線からは消えました。ただ、15000系が2012(H24)年までに13編成が出そろって以降、東西線の車輌には動きがありません。中期経営計画や今年度の事業計画においても、車輌面では千代田線や日比谷線の置き換えが優先となりそうで、東西線もまもなく15000系3編成が追加導入されるようだが、次に本格的な変化が訪れるとしたら、現在進行中の九段下や南砂町の改良工事の完成にメドが立った頃になるかと思われます。今回書いた05系後期形も、8次車は既に18年経っており、今後更新なども行なわれるだろうと思われます。路線そのものの行方と合わせて注目です。
今回の記事は
「鉄道ピクトリアル2000年10月臨時増刊号 新車年鑑」「同2003年10月臨時増刊号 鉄道車両年鑑」「同2005年10月臨時増刊号 鉄道車両年鑑」(鉄道図書刊行会)
「鉄道ピクトリアル2005年3月臨時増刊号 【特集】東京地下鉄」「同2016年12月号臨時増刊号 【特集】東京地下鉄」(鉄道図書刊行会)
「鉄道ダイヤ情報2011年9月号」「同2017年3月号」(交通新聞社)
「東京メトロの世界」(交通新聞社)
「東京メトロ 完全データ DVD BOX」(メディアックス) など
を参考にさせて頂きました。
次回は新京成電鉄8800系を予定しています。
当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
《今日のニュースから》
26日 日本受注 ベトナム初の地下鉄 建設工事開始
27日 バスケットボールBリーグ 栃木ブレックス初代王者
№1692 名鉄 スペシャルムービー
昨今の交通業界は、TVや映画のアニメとのタイアップが華々しいけれど、その流れに乗っての事なのか、企業自身のイメージアップのCMでも、アニメが作られるようになってきたようです。
何を今更、なのだが、名鉄の「スペシャルムービー」、最近初めて見ました。
特に「創業○○周年記念」とかそういう事ではなくて、現在の名鉄のコミュニケーションスローガン、
「ココロをつなぐ、あしたへはこぶ。」
に乗せて作られたもの、のようです。
名鉄の公式Webに、120秒フルバージョンのスペシャルムービーと、30秒に編集したTVコマーシャルを見る事ができる
(2017年6月25日追記:公開は終了したようです)
<あらすじ>
婚約者と共に、故郷に向かう特急に乗るヒロイン(「ユキ」という名があるそうだが、本編では出てこない)。ホームの父娘に、自分の過去を重ね合わせる。子供の頃、父と共にパノラマカーの展望席ではしゃいでいた、あの日。しかし成長するうちに、父の親切、優しい言葉を「おせっかい」と感じるようになってしまい、距離が遠のいていく。心にわだかまりを抱えたまま一人上京、そして再び故郷の駅に降り立つと、そこには…。
当然の事ながら、このアニメには名鉄の実在する列車や駅が出てきます。ヒロインの子供の頃までさかのぼるので、列車や駅もそれを反映しています。
ヒロインと婚約者が乗るのが2200系(セントレア行特急)。パノラマカーは、外観は出てこなかった。ただ既に末期だったはずで、それは座席の地にも現れています。ヒロインが上京する時に乗る電車が3500系(3700・3100系かも)。
冒頭の駅は名鉄名古屋。ただ、故郷の駅がどこかは記されていない。ヨソ者だから断定はできないが、新舞子じゃないかなあ。ラストで名鉄電車が走る背景の風力発電の風車も、新舞子マリンパークと思われます。
このアニメの歌は小田和正が歌っているが、スペシャルムービー版で「特別出演」しています。ロングシートに座る高校時代のヒロインの左側、ギターを手にドアの脇に立つ男性。
なお、アニメの製作はロボットだが、ロボットの公式Webでは、このアニメについての記事はちょっと見つからなかった。なので製作スタッフとか、CVなどについては解りません。アニメオンリーではなく、多彩な映像作品を製作している会社のようで、最近では「3月のライオン」実写映画版の製作に関わっている他、東急「のるレージキャンペーン」(2013(H25)年)にも携わっているよう。
一昔前の大手私鉄のCMというと、特に大きな所だと、(特に自社が開発した)観光地に誘う、やや派手目なものが中心だったかと思います。
しかし、実写の小田急(「世界に一つの日々と」シリーズ ドア上のサイネージで見られる)あたりでもそうだが、昨今の大手私鉄のCMは、多少地味目だけれど、その鉄道と共に日常を歩んできた人々に寄り添う、心情に訴える、地域密着的なものが増えて来ているように思えます。時代でしょうか。
(2017年7月26日追記:鳴海駅のコンコースにスペシャルムービーのポスターが残っていたので、ここに掲げておきます)
当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
《今日のニュースから》
24日 ネパール ダハル首相 就任9ヶ月で辞意表明
25日 東飯能駅に不審物 手榴弾のレプリカと確認
明治「カール」が東日本での販売を終了するそうです。農家のオジサンと小動物のアニメに、「それにつけてもオヤツはカール♪」のCMが思い起こされるのだが、約20年で販売額が約1/3に落ち込んでいたとの事。ポテトチップスに負けてしまうような代物、とは思わないのだけれど?確かに私も最近は食べないが(というか、スナック菓子そのものを食べない)。