シリアにエジプト、サンクトペテルブルク、ストックホルム、ドルトムント、そして北朝鮮。新年度になったとたん、世界は突然キナ臭くなってきました。JRスタートから30周年の節目を迎え、明暗様々な目線で改めてその意味が論じられました。熊本地震から1年となった4月、どのような事が起きたのでしょうか。
31日 韓国朴槿恵前大統領 収賄容疑で逮捕
1日 センバツ 大阪勢同士決勝 大阪桐蔭高校5年ぶり2度目の優勝
2日 富士重工から社名変更 SUBARU群馬製作所で式典
3日 ロシア・サンクトペテルブルク市地下鉄で爆発 10人死亡
4日 韓国駐在長嶺大使 三ヶ月ぶり帰任
5日 津久井やまゆり園入所者 横浜市へ引っ越し開始
6日 嘱託警察犬「きな子」 香川県警察が感謝状
7日 津波被災の石巻市鹿波中学校 新校舎完成で落成式
8日 「レストランバス」ツアー 阿蘇地域で開始
9日 渡辺建・佐々木希 結婚を発表
10日 民進党長島昭久衆議院議員 離党届提出
11日 東芝 決算発表 監査法人「意見不表明」の報告書
12日 元DeNA三浦大輔モニュメント みなとみらい線日本大通り駅に設置
13日 スマホ対応新型自動販売機 キリン・LINE開発
14日 東宝 決算発表 3年連続過去最高益更新
15日 FC東京U-23久保建英選手 J3戦でゴール Jリーグ最年少得点記録更新
16日 那須町雪崩事故 遺族が要望書を県知事に提出
17日 再開発名古屋駅前 高島屋ショッピングモール開店
18日 英総選挙6月8日実施 メイ首相意向表明
19日 97選挙区で区割り見直し 衆院小選挙区改定案を勧告
20日 サトレストランシステムズ社長 公判で長時間労働謝罪
21日 サンフランシスコ中心部 7時間の大停電
22日 熊本県益城町ボランティアセンター 閉鎖前最後の活動
23日 名古屋市長選 現職河村たかし氏4回目の当選
24日 星野リゾート 大阪通天閣近辺に高級ホテル建設発表
25日 日本郵政 4003億円損失計上見通しを発表
26日 原爆資料館東館 2年8ヶ月ぶりオープン
27日 青木功 74歳7か月27日で男子ゴルフツアー参戦 ツアー史上最年長出場記録更新
今月はこの他、米中・日露首脳会談、内村航平が体操全日本選手権10連覇、マララ・ユスフザイさんが国連「平和メッセンジャー」に任命、自衛隊PKO部隊南スーダンから撤退開始、京急線八丁畷駅前踏切で死傷事故、天神で3億8000万円強奪事件、ポール・マッカートニー来日公演、今村復興相辞任、などがありました。
「かいけつゾロリ」って、JRと同期なんだ。
浅田真央の引退表明は世界的にも反響を呼んだが、この後村上佳菜子も引退を表明しました。日本は来年の平昌五輪で、フィギュア女子は2名しか出られない事になった事もあり、転機を迎えたのでしょうか。男子は今月のフィギュアスケート世界選手権で優勝の羽生結弦、二位ながら自己ベスト更新の宇野昌磨の二強体制が続きそうだが。
ユナイテッド航空の一件は、世界最大級の航空会社だけに、全世界に波紋を投げかけました。定員厳守、しかもその定員が他交通機関より少ない航空ゆえの悲劇でもあったのでしょう。彼の地では感情的に怒ったり、茶化したりする動きもあったようだが、オーバーブッキング自体(今回は乗客の予約数そのものではなかったのだが)は当然デルタやアメリカン、そして日本も含めた他国のキャリアでも起こりうる事なので、いかに対応すべきか、冷静に考えるべきではないでしょうか。いずれにしろ、暴力的に強制排除される事態だけは絶対カンベン。
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《今月この一枚》
4月3日撮影の、つくばセンターから筑波大学へ向かうJRバス関東のセレガRです。背後には筑波山も見る事が出来ます。高速バスつくば線は30年前の1987(S62)年4月1日に、国鉄分割民営化・JRスタートと同じ日に、つくばセンター~東京駅(八重洲口)間で運行を開始しました。常磐自動車道初の高速バス路線でもあります。最初の1年はJR東日本が直営で運行。関東鉄道との共同運行で、当初は1時間間隔。その後増便を重ね、最盛期には10~12分間隔という所まで来て、超大型ダブルデッカー「メガライナー」が導入された時期もありました。現在は20~30分毎になったが筑波大学構内まで路線が延長され、深夜便の設定もあります。
30年前というと、前日の3月31日をもって筑波鉄道線(土浦~筑波~岩瀬)が廃線になり、翌日には高速バスつくば線が始まりました。「常磐新線」と呼称されていたつくばエクスプレスの開業はまだ18年以上先の話になるが、30年前は、つくばを巡る交通網にも地殻変動が起ころうとしていた時期だったと言えます。
当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
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《今日見た・聞いた・思った事》
京王と小田急が昨日、2017年度の設備投資計画を発表しました。
京王 … 笹塚~仙川間の連続立体交差事業を推進。今年度は用地取得や設計業務を推進。全部完成すると、7.2㎞・7駅(八幡山は既に高架化)が高架化される、大事業と言えます。新線新宿駅や渋谷駅のホームドア整備に着手(2018年度に共用開始予定)、京王八王子・明大前・千歳烏山は転落固定柵を整備。
来春より座席指定制列車に使用する5000系は、今年9月にはデビュー。しばらくはロングシート形態で、通常の列車で運用するとの事。車上蓄電池システムを搭載。
井の頭線は明大前に折返し設備を設置。新宿駅はオリンピック・パラリンピックに向けてサインシステムの統一を図る。名称も関係各者と統一するとしています。
この他車両面では8000系・1000系のリニューアルや新型VVVF制御装置への交換、液晶画面の2面化を継続。
投資額293億円は前年度比+110億円、約60%と大幅な増です。
小田急 … 下北沢複々線開業を迎える重要な年度になります。緩行線のホーム・レール・架線・信号の設置を進めて開通を迎える事になります。
(現在の地下線は急行線になる)
登戸駅は下り1番線の整備を推進、各駅停車10連運転開始に備えて、代々木八幡駅は島式ホーム構築などを実施(現状は相対式)。ホームドアは設置に向けた準備段階となり、2018年度の代々木八幡駅・下北沢駅(地下2F・緩行線ホーム)を皮切りに、主要駅に設置を推進。頭端駅のホーム終端部に転落防止策を、今年中に設置。
車両面では、既にリリース済みの新ロマンスカー70000形の他、3000形の中間車両を新造し、8連→10連化を実施。EXEと1000形の更新も引き続き実施。
その他駅施設改良の他、女性従業員用施設の整備も推進。
投資額336億円は、前年度は292億円だったから+44億円。15%の増です。
なお、JR東日本も設備投資計画を発表しました。注目されるところとしては、E235系量産車の山手線投入と並んで、新潟地域に新型電気式気動車(ハイブリッドの事?)を導入する事でしょうか。4,550億円を投資するとの事。
関越道ツアーバス事故から5年になりました。犠牲になられた方々には改めて、お悔やみを申し上げます。「何も状況が変わっていない」と嘆く遺族のコメントも見たが(軽井沢の事故もあったし)、バスに限らないけれど、コトが起きてから初めてああだったこうだったと大騒ぎするメディアとかの側にも問題があるのではないか?もっと普段から、業界内部で何が起きているのかを突き止めて、明らかにして欲しいと思います。
《今日のニュースから》
28日 ヤマト運輸 料金体系見直しを発表 小口宅配便140~180円値上げ
29日 「御巣鷹の尾根」 登山解禁
№1682 JTB時刻表2017年5月号(JTBパブリッシング)
「JTB時刻表2017年5月号」が、先週発売になりました。
表紙は山陽本線・英賀保~はりま勝原間を走る「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」。時刻表の定期列車に現れない列車が表紙を飾るのは、珍しいでしょう。
まもなくデビュー!豪華クルーズトレイン 「TRAN SUIT 四季島」「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」にせまる
東西のJR2社が相次いでデビューさせる、超豪華クルーズトレイン。「四季島」は5月1日、「瑞風」は6月17日運行開始。
共通するのは、「広いスペースの個室」「ラウンジ」「展望車」「豪華な食事」。インテリアは「四季島」が和風、「瑞風」は洋風、という感じだろうか。
どちらも先行のJR九州「ななつ星 in 九州」と違って動力分散方式。非電化区間も長くなるので走行システムにも特徴があり、「四季島は交直両用でもあり、「EDC」方式を採用。非電化区間は発電用エンジンで電力を造り、モーターを駆動させる方式。
「瑞風」はハイブリッドで、エンジンで発電してモーターを駆動させるシリーズ式。しかし西日本ではDCの仲間で、日本はもちろん、恐らくは世界でも初の寝台気動車となります。「キイテ」「キサイネ」(他に「キラ」もあるらしい)と、初耳の記号が並びます。
走行ルートは、「四季島」は東北が中心で、春~秋の3泊4日コースは北海道の登別まで入線。
「瑞風」は山陽線と山陰線が中心に組まれている。山陽コース上りは尾道から呉線に入るが、単に車窓を楽しむだけで、呉あたりで下車、という訳ではなさそうです。「『トワイライトエクスプレス』の血を継ぐ」割には、今の所は北陸方面へのコースの設定はなし。
何度も書くが、クルーズ列車は「ななつ星」も含めて全てが完全に富裕層向け、「瑞風」のザ・スイートは78万円するそうで、これだと一般的には、欧米への旅行が2回はできるだろうと。無論好きな人は乗って楽しんでも良くて、それは人それぞれだが、正直私は関心を持てません。だいいち一人旅で乗る列車ではないし。
利用の申し込みは、Webサイトやパンフレット、電話の問い合わせなどでと記されています。ツアーの詳細は解らない。JTB時刻表では後半にクルーズ船の案内(「飛鳥Ⅱ」「にっぽん丸」「ぱしふぃっくびいなす」)が記載されているので、列車に関してもスペースを作って載せても良いのではないか。
話題の新型車両・観光列車が 今年も続々デビュー!
それ以外の、基本的には一般にも乗れる春の新型列車の特集。観光列車の「THE ROYAL EXPRESS」から、通勤者ベースの「S-TRAIN」にACCUMと様々。
これも何度も書いているが、「通常の列車のグレードアップ」+「プレミアム」が鉄道復権の王道だと思うので、もう少し普通に乗れる列車で、プレミアムなサービスを提供する列車が現れて欲しいと思う。あまりに贅沢に過ぎたものはいらない。食堂車はもう無理だと思うが(人員の確保の点で)、〔のぞみ〕〔はやぶさ〕のような列車で、ちょっと一息着けるバーコーナーみたいなものがあった良いな、といつも思うのだが…。
(近鉄「しまかぜ」あたりがある程度理想か)
「のりもの情報局」は、「小学館『鉄子の旅』新刊」「鉄カード事務局『鉄カード』配布開始」「JTBパブリッシング『るるぶ京葉線』発売中」「弘南鉄道・水間鉄道 コラボレーション企画」「静岡県文化財団『グランシップ トレインフェスタ 2017』。
弘南鉄道・水間鉄道は、共に元東急7000系を運行している所から生まれた企画。互いのカラーを交換した車両が運行されるとか。
新コーナー「『チリ検』に挑戦しよう」がスタート(?)サブ駅名は、それ自体は聞いた事はあっても、具体的にどこの駅?と問われると、ウッとなってしまうのが正直な所。1-a、2-d、3-b、4-b、ですかね?
鉄道模型プレゼントコーナーは、東武亀戸線の8000系と近鉄900系の、共に2連。どちらも一般色だが、東武は旧塗装(試験塗装)復刻編成が走っているが、近鉄も引退間際にはベージュ+青帯の旧塗装が復刻されていました。
本文
常磐線の浪江~小高間が1日より運行を再開しました。小高発着の11往復がそのまま浪江まで延長。下り2本・上り1本が仙台直通(上りは原ノ町で列車番号が変わる)。
大船渡線BRTは、「まちなか陸前高田」(アバッセたかた)オープンに合わせて、今日ダイヤ改正。「まちなか陸前高田」駅を新設。今日の時点では営業キロ・換算キロは設定されず、次の駅(陸前高田または高田高校前)までのキロ数で計算。ダイヤは最大10分程度の修正があるが、便数の増減やパターンの変化はなく、「海」運用便も変更なし。
宇都宮線(東北本線)黒磯発上り初電の月曜日の代行(黒磯→那須塩原)は今月以降も継続。
高速バスは、名神ハイウェイバスが17日に全面改正。
大阪路線は全便、名古屋~京都深草間ノンストップ運転。大山崎・茨木の停車も廃止。
京都路線は、新名神経由は土山停車を取り止め。神戸路線も土山停車を削減。
会社線では、東武(スカイツリーライン関連)と東急田園都市・大井町・世田谷線、メトロ半蔵門線の、4月21日改正が掲載になりました。
「スペーシア」は全列車、新高徳を通過。
日光線の区間急行は、掲載以外で新藤原6時03分発南栗橋行があります。
会津鉄道は、会津田島で〔リバティ会津〕と接続する列車4往復を〔リレー〕と呼称。1往復のみ快速、他は普通。〔AIZUマウントエクスプレス〕は1号を除き、会津若松~会津田島間は各駅停車に変更。「快速」は変わらないが、特に5号の通過駅は男鹿高原のみ。
JRバス関東の多古線が4月1日に改正。しかし実は、一番肝心なポイントが記載されていない!
航空科学博物館から、一部の便(12往復)が成田空港のターミナルまで延伸されているのです。
これはビックリ。特にひこうきの丘へのアクセスが格段に良くなりました。R/W34Lの離着陸が多くなる冬場がとても楽しみ。
(日中の5往復はさくらの山も経由。遠回りになるがアクセスに使える)
成田空港は第3ターミナルは経由せず、終点は貨物ビル前。
西武高原バスは今月1日に西武観光バスに吸収合併されています。
次号は「失われた『日本国有鉄道』を求めて」。これもまた、JR30周年記念、という事でしょうか?
当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
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《今日のニュースから》
26日 原爆資料館東館 2年8ヶ月ぶりオープン
27日 青木功 74歳7か月27日で男子ゴルフツアー参戦 ツアー史上最年長出場記録更新
表紙は山陽本線・英賀保~はりま勝原間を走る「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」。時刻表の定期列車に現れない列車が表紙を飾るのは、珍しいでしょう。
まもなくデビュー!豪華クルーズトレイン 「TRAN SUIT 四季島」「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」にせまる
東西のJR2社が相次いでデビューさせる、超豪華クルーズトレイン。「四季島」は5月1日、「瑞風」は6月17日運行開始。
共通するのは、「広いスペースの個室」「ラウンジ」「展望車」「豪華な食事」。インテリアは「四季島」が和風、「瑞風」は洋風、という感じだろうか。
どちらも先行のJR九州「ななつ星 in 九州」と違って動力分散方式。非電化区間も長くなるので走行システムにも特徴があり、「四季島は交直両用でもあり、「EDC」方式を採用。非電化区間は発電用エンジンで電力を造り、モーターを駆動させる方式。
「瑞風」はハイブリッドで、エンジンで発電してモーターを駆動させるシリーズ式。しかし西日本ではDCの仲間で、日本はもちろん、恐らくは世界でも初の寝台気動車となります。「キイテ」「キサイネ」(他に「キラ」もあるらしい)と、初耳の記号が並びます。
走行ルートは、「四季島」は東北が中心で、春~秋の3泊4日コースは北海道の登別まで入線。
「瑞風」は山陽線と山陰線が中心に組まれている。山陽コース上りは尾道から呉線に入るが、単に車窓を楽しむだけで、呉あたりで下車、という訳ではなさそうです。「『トワイライトエクスプレス』の血を継ぐ」割には、今の所は北陸方面へのコースの設定はなし。
何度も書くが、クルーズ列車は「ななつ星」も含めて全てが完全に富裕層向け、「瑞風」のザ・スイートは78万円するそうで、これだと一般的には、欧米への旅行が2回はできるだろうと。無論好きな人は乗って楽しんでも良くて、それは人それぞれだが、正直私は関心を持てません。だいいち一人旅で乗る列車ではないし。
利用の申し込みは、Webサイトやパンフレット、電話の問い合わせなどでと記されています。ツアーの詳細は解らない。JTB時刻表では後半にクルーズ船の案内(「飛鳥Ⅱ」「にっぽん丸」「ぱしふぃっくびいなす」)が記載されているので、列車に関してもスペースを作って載せても良いのではないか。
話題の新型車両・観光列車が 今年も続々デビュー!
それ以外の、基本的には一般にも乗れる春の新型列車の特集。観光列車の「THE ROYAL EXPRESS」から、通勤者ベースの「S-TRAIN」にACCUMと様々。
これも何度も書いているが、「通常の列車のグレードアップ」+「プレミアム」が鉄道復権の王道だと思うので、もう少し普通に乗れる列車で、プレミアムなサービスを提供する列車が現れて欲しいと思う。あまりに贅沢に過ぎたものはいらない。食堂車はもう無理だと思うが(人員の確保の点で)、〔のぞみ〕〔はやぶさ〕のような列車で、ちょっと一息着けるバーコーナーみたいなものがあった良いな、といつも思うのだが…。
(近鉄「しまかぜ」あたりがある程度理想か)
「のりもの情報局」は、「小学館『鉄子の旅』新刊」「鉄カード事務局『鉄カード』配布開始」「JTBパブリッシング『るるぶ京葉線』発売中」「弘南鉄道・水間鉄道 コラボレーション企画」「静岡県文化財団『グランシップ トレインフェスタ 2017』。
弘南鉄道・水間鉄道は、共に元東急7000系を運行している所から生まれた企画。互いのカラーを交換した車両が運行されるとか。
新コーナー「『チリ検』に挑戦しよう」がスタート(?)サブ駅名は、それ自体は聞いた事はあっても、具体的にどこの駅?と問われると、ウッとなってしまうのが正直な所。1-a、2-d、3-b、4-b、ですかね?
鉄道模型プレゼントコーナーは、東武亀戸線の8000系と近鉄900系の、共に2連。どちらも一般色だが、東武は旧塗装(試験塗装)復刻編成が走っているが、近鉄も引退間際にはベージュ+青帯の旧塗装が復刻されていました。
本文
常磐線の浪江~小高間が1日より運行を再開しました。小高発着の11往復がそのまま浪江まで延長。下り2本・上り1本が仙台直通(上りは原ノ町で列車番号が変わる)。
大船渡線BRTは、「まちなか陸前高田」(アバッセたかた)オープンに合わせて、今日ダイヤ改正。「まちなか陸前高田」駅を新設。今日の時点では営業キロ・換算キロは設定されず、次の駅(陸前高田または高田高校前)までのキロ数で計算。ダイヤは最大10分程度の修正があるが、便数の増減やパターンの変化はなく、「海」運用便も変更なし。
宇都宮線(東北本線)黒磯発上り初電の月曜日の代行(黒磯→那須塩原)は今月以降も継続。
高速バスは、名神ハイウェイバスが17日に全面改正。
大阪路線は全便、名古屋~京都深草間ノンストップ運転。大山崎・茨木の停車も廃止。
京都路線は、新名神経由は土山停車を取り止め。神戸路線も土山停車を削減。
会社線では、東武(スカイツリーライン関連)と東急田園都市・大井町・世田谷線、メトロ半蔵門線の、4月21日改正が掲載になりました。
「スペーシア」は全列車、新高徳を通過。
日光線の区間急行は、掲載以外で新藤原6時03分発南栗橋行があります。
会津鉄道は、会津田島で〔リバティ会津〕と接続する列車4往復を〔リレー〕と呼称。1往復のみ快速、他は普通。〔AIZUマウントエクスプレス〕は1号を除き、会津若松~会津田島間は各駅停車に変更。「快速」は変わらないが、特に5号の通過駅は男鹿高原のみ。
JRバス関東の多古線が4月1日に改正。しかし実は、一番肝心なポイントが記載されていない!
航空科学博物館から、一部の便(12往復)が成田空港のターミナルまで延伸されているのです。
これはビックリ。特にひこうきの丘へのアクセスが格段に良くなりました。R/W34Lの離着陸が多くなる冬場がとても楽しみ。
(日中の5往復はさくらの山も経由。遠回りになるがアクセスに使える)
成田空港は第3ターミナルは経由せず、終点は貨物ビル前。
西武高原バスは今月1日に西武観光バスに吸収合併されています。
次号は「失われた『日本国有鉄道』を求めて」。これもまた、JR30周年記念、という事でしょうか?
当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
《今日のニュースから》
26日 原爆資料館東館 2年8ヶ月ぶりオープン
27日 青木功 74歳7か月27日で男子ゴルフツアー参戦 ツアー史上最年長出場記録更新
№1681 バスジャパン・ハンドブックシリーズS95 広電バス
「バスジャパン・ハンドブックシリーズS95 広電バス」(広島電鉄)が先月刊行になりました。やや遅くなったが、データ分析を中心に取り上げます。
広島県の事業者は、雑誌時代の5号(1987(H62)年)に広島バスが取り上げられたが、ハンドブックシリーズ移行後は、シリーズ5の中国ジェイアールバスのみでした。広電は路面電車のイメージが先行するが、バス部門も中国地方では最大級で、取り上げて欲しい事業者の1社だったので、歓迎でした。ボンバスと込みで分析します。
◆ 広電バスの車両たち
1. 用途別の割合は、乗合87.35%、高速10.09%、貸切2.56%。
営業課・出張所別割合は、乗合は江波〔営〕59台、西風新都〔営〕55台、仁保〔営〕50台がトップ3。やはり広島市内中心部に路線を持つ所の台数が多くなっている。輸送営業部別に分けると、都市圏3営業課が155台(全体の30.33%)、地域4営業課・3出張所が211台(41.29%)、呉3営業課・1出張所が110台(21.53%)、ボンバスが35台(6.85%)で、台数だけ見ると、広島市中心部から郊外へ向かう便数の割合が多い、という事だろうか。呉輸送営業部が全体の1/5を占めていて、かなりの割合になっています。
高速は3営業課・1出張所に配置され、広島北〔営〕が36台(61.02%)で最大の基地になっています。うち空港バスが10台。
貸切は安佐〔出〕以外に1台ずつ(ボンバスは2台)配置。
2. 平均車齢(2016年式=1年とした)は、乗合10.88年、高速9.34年、貸切15.20年(ボンネットバスを除外すると12.78年)。
乗合は、地方の事業者としては若いかも知れない。奈良交通よりも若かった。20世紀の車両がまだ146台残っている一方、2012(H24)年以降新車の導入がかなり積極的で、2012~2016年の5年で171台導入、全体の33.46%と1/3を占めています。特に呉市営バスを引き継いだ2012年に一挙47台を導入、9.20%と年式別では一番多くなりました。
営業課・出張所別では西風新都〔営〕が6.18年、呉中央〔営〕が6.28年。どちらも2012年以降、継続して大量の新車両が導入されています。一方で熊野〔出〕14.76年、仁保〔営〕14.46年で、都市圏の仁保〔営〕が案外高齢化。広島北〔営〕は2010~2015年の間、新車両の導入がありませんでした。高速バスが優先になったか。
輸送営業部別では、都市圏12.41年、地域10.70年、呉9.99年、ボン・バス9.49年。
最高齢は1991(H3)年の三菱ふそう(西工)で既に四半世紀以上経つが、西風新都〔営〕所属が意外。どれだけ運用の機会が残っているのか。
その高速バスは、広島北〔営〕8.06年、広島南〔営〕9.21年。一方呉中央〔営〕は15.75年と高齢化。呉市営からの転属は1台のみで、他所からの2003(H15)年式ガーラが主力。
最高齢は広島北〔営〕にいる1995(H7)年式セレガで、元呉市営。
貸切はボンネットバスを除くと、焼山〔営〕の1998(H10)年式。これも元呉市営。
3. メーカー別では、乗合は日野が62.72%と圧倒、いすゞが25.45%、三菱ふそう11.31%、日産ディーゼル0.51%。三菱ふそうが意外に少なく感じた。日産ディーゼルは、呉市営からの引き継ぎのみ(貸切登録も)。
ノンステップ率は全体では46.02%と、こちらも地方事業者としては高率でしょう。呉輸送営業部がさすが元市営バスだけあって65.42%で、特に呉中央〔営〕は93.75%の高率です(台数がやや少ない事もあるが)。曙〔営〕80.43%、広〔営〕80.00%、江波〔営〕71.19%で、都市圏輸送営業部も61.29%と高率。一方地域圏輸送営業部は31.19%とかなり低い。坂道が多い郊外路線が中心だからかと考えられます。ボン・バスも12.50%、今の所は4台のみ。
高速車も日野59.32%と全体の6割近く、いすゞ27.11%、三菱ふそう13.55%と、乗合とほぼ同じ傾向。
CNG車は乗合42台で8.21%(他に貸切登録1台)。ハイブリッド車は乗合15台で2.93%、高速車でも1台います。新ブルーリボン・ハイブリッドは初登場。
4. 呉市営バスからの引き継ぎは、現在は90台。5年前の転換時点では149台を引き継いだそうだから、残存率は60.40%。
中古導入(旧呉市営は、呉市が中古導入した車両を対象)は76台あり、全体の12.99%。導入元は13者(横浜交通開発は横浜市交通局に含めた)で、横浜市が26台あって、全体の4.44%。川崎市交通局が19台で3.25%。この両者が抜きん出ています。神奈川県の事業者の割合が多く、5者から49台あって、中古導入の64.47%に上ります。
◆ 広電バスのあゆみ
まず、広島電鉄は「事業本部(カンパニー)」「輸送営業部」「営業課」と、部署・事業所の呼称が独特です。
路面電車から始まった会社で、現在では日本最大の路面電車事業者、なので冒頭は路面電車の展開にかなり紙幅を割いていました。
今はPASPYや「くるけん」などで他事業者と完全に協調路線を歩めていると見えるが、過去には他事業者(特に広島バス)との確執もあったよう。広島市の市内中心部の交通は路面電車が中心になるのと、最初から公営バスがなかった(つまり核になるバス事業者がない)ので、いろいろな所でバス事業者同士の衝突も見られたようです。
貸切バス部門(「観光バス」)の縮小は、系列の芸陽バス・備北交通に任せた部分もあるでしょう。ただ芸陽も7台、備北も8台しかないので、グループ全体でもかなり少ない。広島は原爆投下の歴史があるため、特に修学旅行の受け入れが相当数あるはずなのだが、他事業者に勝てない部分が多いのか(修学旅行も一年中あるわけではないし)。
呉市営を引き継いでいるためか、今回は呉市営バスの写真も数点見られました。
◆ 広電バスの路線エリア
基本は広島市中心の平野部、アストラムラインより南側が中心となろうか。これに呉市が加わっている。
プラスして、タコ足の如く、ヒョロヒョロ単独の路線が延びています。北東部は安芸高田市の吉田出張所で、備北交通の吉田出張所と同じ場所なのか(備北は三次へ路線があるが、休日運休)。
過去には宮島から大竹、岩国にもある程度路線網があり、宮島島内にも路線があったらしいが、現在の南限は廿日市。
呉~広島空港線は、呉市営末期に廃止になり、広電転換後に再開した路線です。私が市営バスを撮りに訪れた時には運行がなくなっていて、残念と思った事が思い出されます。
◆ 終点の構図
そのタコ足路線の一つ、廿日市から北西へ延びる路線の終点が広電吉和車庫。13号線は起点は広電の廿日市市役所前駅で、JRは宮内串戸が接続駅。この駅は民営化翌年の1988(S63)年4月と「比較的」新しい。この駅の開業前は、廿日市駅を起点としていたのかも知れない。あるいは広島市へ直通があったのかも。
それにしても随分雪が多い。広電の時刻表にも、「冬季積雪により、大幅に遅延する場合もありますのでご了承ください」の一文があるくらいだから豪雪地帯なのか。バス停のポールがガレージの中に見えるのも、積雪対策なのだろう。ここは中国道の吉和SAが近いのだが、人気は輪をかけて少なさそう。
途中の津田や上栗栖行は比較的多いが、吉和まで入るのは1日3本のみ。土休日も運行があるのはいまどきたいした物とも思うが、神楽の伝承以前に、バス路線が維持できるのか、やや心配でもあります。
◆ 安芸の街歩き・島歩き
今回の谷口礼子さんの紀行は、広島市から南部、熊野から呉市、旧呉市営バスのエリアに特化しました。
(7台中5台が呉輸送営業部の車両)
「安芸」となると、本当は宮島あたりからスタートするのが良いのだろうが、前述の通り今の宮島近辺は広電バス路線がないので、広島市中心部からの出発になったのでしょうか。
「音戸渡船」「清盛塚」「観光文化会館『うずしお』」、皆懐かしい!私は5年前、末期の呉市営バスを訪ねた際に行った事があります。松山ケンイチ主演の大河ドラマの年であり、「うずしお」では大河ドラマ展も行なわれて賑わっていました。
音戸のバス停(藤の脇方面行)は、プレートが駐車場のネットにくくりつけられただけの簡素なタイプだったのだが、現状はどうなっているのだろう?商店街に銭湯まであったとは。音戸大橋の開通は1961(S36)年と、「比較的」新しく、それまでは船でしか本土とのつながりがなかったので、独自の賑わいを見せていたのでしょう。「昔の人のグローバルな感覚」の一文があったが、その気風を生み出したのが平清盛の功績の一つだ、と大河ドラマでは説いていたような記憶があります。
広島電鉄は電車・バスとも日常利用する事はないからああだこうだは言えないが、中国地方では最大の交通事業者である事から、今後も他事業者と協調関係を維持しつつ、リーダーシップを発揮して、広島県のみならず中国地方の公共交通の発展に当たる事が望まれます。当然ここでは記載がなかったが、4年前には経営陣の内紛で社長が交代という事態が起きていて、取りあえずこの体制で電車もバスも改善が進められているようだが、特に一番大事な「安全な運行」のためには「安定した経営」が、広電に限らず交通事業者全てに求められる事です。今後も経営陣が一体となって会社の健全な発展に努める事が必要で、それが同時に、広島を中心とした地域の交通の地位向上に繋がるでしょう。
次のS96は関鉄バス(関東鉄道)。前号のS94「箱根登山バス 東海バス」では神奈中バスと予告されていたのに、なぜだろう。神奈中は今年分社の再編成を行なったばかりだからか?関鉄はNEW25・R61で取り上げられています。グループ3社とは関鉄観光バス・関鉄パープルバス・関鉄グリーンバスか。
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今日は福知山線事故から12年。私の立場では、犠牲になられた方々の冥福をお祈りするとしか申し上げられません。ともかく100人以上も犠牲者が出るような交通の大惨事は、少なくとも日本では、この福知山線事故を最後にしなければなりません。
《今日のニュースから》
23日 名古屋市長選 現職河村たかし氏4回目の当選
24日 星野リゾート 大阪通天閣近辺に高級ホテル建設発表
25日 日本郵政 4003億円損失計上見通しを発表
フランス大統領選挙は、マクロン・ルペンの2氏が決選投票に進む事になりました。反ルペンはマクロン支持で一本化するようだが、15年前の対パパルペンの時のようにうまくいくのか。何しろ今回の娘ルペンは最初から最有力候補なのだから。結果を受けて街中ではさっそく抗議行動も行なわれたようだが、去年のイギリス・アメリカと同じで時既に遅し。こんなに「リベラル」の影が薄かった大統領選も初めてで、なぜこんな事になってしまっているのか、リベラル活動家はまず、そこから考え直すべき。
北朝鮮は、今日は何も行動を起こさなかったようだが、それにしても日本は「平和」というか、「ノーテンキ」だね…。