「働き方改革」の議論が大詰めの日本。一方アメリカでは、「雇用」とは実業家大統領がチラつかせる「エサ」なのか?東京・大阪、二つの「豊」な土地を巡り、地方も中央も政治が揺れた3月。どのような事が起きたのでしょうか。
1日 「色」の商標 2件初登録
2日 「スペースデブリ」対策国際会議 東京で開催
3日 南三陸さんさん商店街 中心部に移転 オープン
4日 高校生が津波到達地点に桜植樹 陸前高田市
5日 長野県防災ヘリ 鉢伏山付近に墜落
6日 NON-STYLE 井上裕介 過失傷害運転で起訴猶予
7日 福島県富岡町議会 6年ぶり議場で定例議会
8日 ガソリン価格全国平均1ℓ=132円 1年4か月ぶり高値
9日 福島第二原発事実上廃炉の法案 民進党提出
10日 「ポケモン」販売スマホバッテリー 10,080個自主回収
11日 シリア・ダマスカスで連続爆弾テロ 33人死亡
12日 改正道路交通法 認知症検査強化し施行
13日 EU離脱通知法案 イギリス議会が可決
14日 113番元素に「ニホニウム」命名 記念式典
15日 捜査令状なしのGPS捜査は違法 最高裁初の判断
16日 ヤマト運輸 宅配サービス縮小で春闘妥結
17日 津波被災の石巻市立雄勝小学校 閉校で最後の卒業式
18日 北方領土共同経済活動 日露両政府初協議
19日 東海大学 熊本市のキャンパスで卒業式 死亡の学生に卒業証書授与
20日 福島県立富岡高校卒業生 フットサルで横浜市の高校生と交流
21日 カルチュア・コンビニエンス・クラブ 徳間書店の子会社化を発表
22日 淡路島5人殺害事件 被告に死刑判決
23日 米駐日新大使にウィリアム・ハガーティー氏 トランプ大統領指名
24日 元日本代表MF細貝萌 柏レイソル移籍を発表
25日 沖縄県翁長知事 「埋め立て承認撤回」 辺野古移設反対集会で明言
26日 香港特別区行政長官選挙 林鄭氏当選
27日 平成29年度予算 参議院で可決・成立 一般会計過去最大 総額97兆4500億円
28日 中部空港ターミナルビルにカプセルホテル オープン前に公開
今月はこのほか、女優堀北真希引退、「スナップチャット」上場、サウジアラビア国王が46年ぶり来日、東京五輪会場予定ゴルフ場が女性の正会員認定へ規則変更、ロンドンでテロ事件、「オバマケア」修正法案が採決直前に取り下げ、那須高原の雪崩で高校生らが遭難、などがありました。
この数年社会全体が落ち着きを失っている韓国だが、朴槿恵氏の大統領罷免にセウォル号の引き揚げと、新たな段階を迎えました。この先新たな事実が判明する度に、破壊的な混乱が起こるのでしょうか。よその国の事(まして日本人が韓国人に)はどうのこうの言えないけれど、そろそろ皆さん冷静に状況を判断し、物事の在り方を考える時ではないかと思う。韓国に限らないが、感情に任せて過激な行動に出る事で世の中を変えられるのなら、「話し合い」のプロセスなんていらなくなってしまう。極端に言えば、それこそ「戦争」への道、なのでは?
「てるみくらぶ」経営破たんによるツアー客の混乱が、この数日社会を騒がせています。日本でも、たまに起きるんだよなあ、こういう事。私はいつも完全個人手配なのでこの手のツアーは利用しない、だから実態は解らないのだけれど、あまりに「安すぎる」ツアーとか、交通機関とかは、金を払う前に一度疑ってみる必要があるのではないでしょうか。個人ではなかなか難しい部分もあるが、でないと時に多大な犠牲を生み出しかねない事は、関越や軽井沢の事故でも明らかなので。
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《今月この1枚》
今月は12日夜~14日に関西へ行ってきました。1月に次いで今年2回目です。今回は兵庫県中心にして、山陽電車や神戸電鉄を撮りたかったのだけれど、両日とも天気があまり良くなってくれなかった。神鉄は6000系を撮れたけれど、山陽は今回は断念。3000系(3000F・3001F)が、恐らくはいつサヨナラになってもおかしくない状況だと思われるので(13日早朝には姫路駅で見かけた)、何とかもう一度撮る機会を作りたいけれど、できるかなあ。来月書きます。
14日には阪神の神戸三宮駅に降り立ったが、改良工事が終わっていて、完全に面目を一新していたので、少々ビックリもしました。そんな中撮ったのがこの一枚。一見普通の阪神8000系(更新車)だが、「赤胴車」(とはもう呼べないかも?)なのに「普通」の種別表示が実に珍しい(過去に旧西大阪線で見られたが)。神戸三宮始発須磨浦公園行で、以前は各駅に停車でも「特急」としていたのが、去年のダイヤ改正で「普通」に改めたらしい。平日の10時04分と50分の2本あります(土休日には東須磨行で見られる)。
当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
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《今日見た・聞いた・思った事》
京阪の8000系「プレミアムカー」サービスが、8月20日より開始すると発表がありました。
サービスとしては、専属アテンダント(ANAソリューションズに委託)が乗務、2-1アブレストの座席には大型テーブル、フリーWi-Fi、コンセントを装備、大型荷物置き場とナノイー発生装置もあります。
料金は、淀屋橋~京橋間⇔中書島~出町柳間(つまり大阪市内⇔京都市内間)は500円、その他の特急停車駅相互間は400円。プレミアムカー券は専用インターネットサイトまたは特急停車駅のインフォステーションなどで発売(ネットは「プレミアムカークラブ」への会員登録が必要で、支払いはC/Cのみ)。
対象の列車は、結局現行の8000系特急。1時間当たり4本、3本に2本に連結される事になるが、同じ特急でもプレミアムカーのある列車とない列車が混在する事になる。この点の利用者の反応はどうでしょうか。
また、これとは別に8000系を使用したライナー列車の新設も発表になっています。8月21日から、枚方市発と樟葉発淀屋橋行1本ずつを運行。300円のライナー券が必要(プレミアムカーはプレミアムカー券を購入すれば良い)。通常のクロスシート車を全席有料で運行するのは、関西では初めてになります。
ライナー新設のため、8月20日よりダイヤが一部修正されるが、詳細は後日発表との事。
なお、さらにホームの安全性の向上を図るための対策についてもリリースがあったが、ホームドア整備のため、「5ドア車の3ドア車への置き換えを前倒しする」旨記されています。5000系は一気に去就が注目される存在になりました。ホームドアの整備そのものは2020(H32)年度に京橋駅で試行を始める、というから、本格的な導入は相当先になりそう。
そろそろ今年も、大手私鉄各社の事業計画が発表になるシーズンが来ました。
昨日は名鉄の2017(H29)年度設備投資計画が発表になりました。車両面では3300系8両(4×2)、3150系6両(2×3)を新造し、1200系のリニューアルを継続(6×3=18両)。知立・喜多山・布袋付近の高架化工事を引き続き推進。碧南駅の駅舎建て替えや神宮前駅の改良工事、旭前駅は北口駅舎新設と南口のバリアフリー化、など。鉄道への投資額は1億1,838万円。
名鉄は2011(H23)年12月以降、5年以上本格的なダイヤ改正を行っていません。大手私鉄では一番古いダイヤになっているわけで、そろそろ改正の話が出ても良いのではと思うが、知立の高架化工事の進捗次第になるのか。
それより前、27日には東京メトロの事業計画が発表になっていました。現在すでに推進中の出来事がほとんどすべて、なのだが。ホームドアの設置率は、2017年度末には55%になる。投資額1,530億円は過去最高、なのだとか。
《今日のニュースから》
29日 フランス大統領選 バルス元首相が無所属マクロン氏支持を表明
30日 東京都議会閉会 一般会計6兆9,540円を全会一致で可決
この3年間、原則隔日更新で当ブログを運営してきましたが、私生活の事もあり、もう少し余裕を持たせてブログを運営したいと思います。来月からは、
原則 毎週 火・木・土の週3日更新
といたします。
来年度も、日本そして世界の「乗り物」について見て、聞いて、乗って、あるいは読んで、そして感じた事を、拙くても私なりの言葉で書いていきたいと思っております。よろしくお願いいたします。
№1669 JTB時刻表2017年4月号(JTBパブリッシング)
「JTB時刻表2017年4月号」が、18日(土)に発売になりました。
国鉄分割民営化から30年の節目、という事だが、表紙は「JR30年間を現役で走り続けた115系」と、思いのほか地味なものになりました。具体的な場所が記されていないが、大糸線・安曇沓掛~信濃常盤間と思われます。現在大糸線は115系は運用されていないし、しかも湘南色・非冷房なので、かなり昔のはずです。
師匠・松本が教える JR30年徹底解説!
「師匠」というのはレイルウェイ・ジャーナリストの松本典久氏。そして前号と同じ南田裕介(ホリプロマネージャー)、野口貴之(SUPER BELL Z)、廣田あいか(私立恵比寿中学)の3人が、JRの30年間で起きた事を、前中後の三期・10年スパンに分けて振り返っています。
全体的には青函トンネルに瀬戸大橋の開業があり、新幹線の新規開業・延伸で、北海道~九州間で新幹線のネットワークがある程度確立した、一方で寝台特急が全滅、阪神大震災・東日本大震災の甚大な被害も衝撃を与えた、そんな流れでしょうか。
『鉄道落語家が教える JR30年』
「鉄道噺」なるものがあるとは知らなかった。落語家4人の鉄道趣味のきっかけと、JR30周年を振り返る座談会。
App Store及びGoogle Playで、座談会の続きを動画配信しているとの事。5月10日までで、7ページにある二次元バーコードを読み取る。
前3月号のグラビア記事の所でも少し記したのだけれど、当時大手私鉄に車掌として勤務していた私としては、国鉄分割民営化・JR発足というのは、今でも正直重苦しい印象が残っています。
グラビアの前半で「旅立ちJR号」の写真があって、お祭りムードになっていた事が伺えるが、思い起こせば、国鉄→JRほど、メディアなど外部も巻き込んで大「フィーバー」となった「民営化」は、後にも先にもありません。この2年前には電電公社→NTT、専売公社→JTの民営化があり、この後も日本航空や高速道路、営団地下鉄の民営化がありました。今年はこの後10月に、郵政事業民営化から10周年となるが、いずれもこんな大騒ぎにはなったりしませんでした(各事業体による内輪のセレモニーはあったが)。
しかし一方でJRに再就職できず、不本意にも他の職場へ移らざるを得なかった、あるいはそれさえかなわなかった職員も相当数いたし、そこに至るまでの、あまりにも醜悪な労使・労々紛争が巻き起こっていた(30年経った今でも相当引きずっているようだ)事を見聞きしてしまうと、私自身は喜び勇んで祝福する気分にはとてもなりませんでした。だから1987(S62)年3月31日のセレモニーなど、正直関心を持てませんでした。
(ちなみに、その晩に印象に残った事といえば、「旅立ちJR号」より前に東海道線を下って行った、センバツ応援団輸送用の583系を見かけた事だったりする)
とはいえ、これが当時の一般の大衆の、ごく普通の反応だったのだろうとも思います。1975(S50)年の「スト権スト」以降、民営化に至るまでの十数年の国鉄は、経営悪化に加えて不祥事が相次ぎ、あまりにもネガティブな印象を世論に与えすぎました。東北・上越新幹線開業などがあったにも関わらず。国鉄関係者は「国賊」呼ばわりされ、国鉄で働く事は「恥」とまでされたのです。「JRフィーバー」はその反動だったのかと。むろん政治やメディアの世論操作があった面もあるが、そうさせてしまった国鉄関係者(特に堕落した現場活動家)の側にも、原因は多々あったと思います。
時刻表のグラビアは政策の良し悪しを語るオピニオンの場ではないからこれ以上は書かないが、昨今のJR北海道の問題なども合わせれば、皆がもう少し冷静に、JR各社の現状を見つめなおす作業も、必要なのではないでしょうか。賛否両論はあろうが、いずれにしろ大はしゃぎして良い事ではなかったでしょう。
「チリケン」に挑戦してみた!!
国内旅行地理検定に、JTB時刻表編集長と新入社員が挑戦してみた、というもの。
例題があり、4級・3級は楽勝だったけれど、2級が「発車メロディ」?これって「地理」なのか?1級の新幹線駅と駅弁の組み合わせも難問だ。そもそも、駅弁自体が減ってきているので。
「のりもの情報局」は「STV『DVD&ブルーレイ 北の秘境駅物語』」「つくばエクスプレス『TXチャギントンスタンプラリー2017』」「東京都交通局『都電荒川線 シートモケットクッション』発売中」「芝山鉄道『乗車記念証明書』発行中」「御殿場市・山北町・小田急電鉄・JR東海『富士山トレインごてんば豪』」「伊勢鉄道『ハッピースマイル 伊勢鉄きっぷ』」。
30年前は同時に、国鉄民営化の前後に開業した第3セクター鉄道が少なくありません。伊勢鉄道以外にも、二俣線が3月15日に天竜浜名湖鉄道に転換済みで、先日30周年を迎えました。
プレゼントは、京成タウンバスの「こち亀」ラッピング車と、宇野線の123系(クモハ123)2両セット。
黄色のページ
まず、「時刻表編集長と行くツアー旅行」の詳細レポート。本来これをトップのカラーグラビアに持ってきてもよさそうだ。「TYPE EVA」→江波(えば)車庫…。16分停車した長谷駅は30年前は仮乗降場、国鉄最終日に駅に昇格した駅でした。
会社線は、津軽鉄道の4月1日からの時刻、高速バスの改正ダイヤが中心。
本文
内房線で5月1・2日に臨時快速〔青い海〕を運転。
下り
両国9:13 → 11:21館山
上り
館山14:46 → 16:59両国
運転日はGWの最中の通常の平日で、ダイヤは土休日運転の〔新宿さざなみ3・2号〕に近く、途中停車駅も同じ。今年初設定のようです。9連休の中間なので、平日でもそれなりに人出が多くなると見たのでしょうか。
天竜浜名湖鉄道では、臨時〔井の国〕を運転。下りは掛川→新所原の区間快速(掛川→天竜二俣は桜木・原谷・遠州森・遠州一宮・豊岡に停車)、上りは新所原→天竜二俣の普通。先日の三連休に続いてこの後は4月1・2日とGW、お盆、9月の三連休に運転。やはり大河ドラマでしょうか。
JR高速バス関東~関西路線は、夜行は新車両導入の〔ドリームルリエ〕を新設。プレシャスクラス14,000~18,000円、アドバンスクラス10,400~12,500円(いずれも学割あり)。〔エコドリーム〕の3倍弱か。
昼行は〔横浜昼特急大阪号〕に新車両が入って〔横浜グラン昼特急大阪号〕に改称、東京~大阪間の〔プレミアム昼特急〕は取りやめ。〔青春昼特急〕を1往復増発(新宿は経由しない)。
夜行バスは、〔ムーンライト〕の3月いっぱいでの運行休止は記載になりました。「休止」とは、今後の復活もありうると考えられているのか。
なお、江ノ電バス・北陸鉄道の藤沢・横浜~金沢路線も今月いっぱいで廃止になるが、先走って時刻の掲載がなくなっていました。
JR関東・東武・新常磐の東京~いわき線は、4月1日よりバスタ新宿発着便を3往復運行開始。東京発金・土・休日は最終バスを22時30分発に繰り下げ。
JR関東の東京・新宿~草津線は、4月1日から土休日2往復を増発。1往復は渋川・伊香保を経由しない直行で、1往復は伊香保温泉折り返し。東京発着の1往復は土休日運転、新宿発着の1往復は土休日運転→毎日運転に変更。
東急・富士急のセンター北駅~御殿場プレミアムアウトレット線は、10日より日吉駅発着に延長。
JR関東・しずてつと京王・JR東海が別々に運行していた新宿~静岡線は、4月1日より一本化。合計で最大22往復運転(一部土休日運転)。
西鉄の北九州~福岡線は18日より、博多駅~中谷~小倉(砂津)系統を新設。約60分毎。
なお福岡~熊本線〔ひのくに〕は4月1日にダイヤ改正を行うが、今回は記載なし。
会社線は、前回書いた東急・みなとみらい線・西武・東京メトロの改正時刻を掲載。S-TRAINも初掲載です。他に相鉄が18日に改正。特急運転時間帯の拡大や、横浜→海老名の最終電車の急行への変更など。
秩父鉄道も25日に改正。なおソシオ流通センター駅は4月1日開業。
能勢電鉄は18日に改正済み。元々記載はなかったが、長らく続いた線内の急行運転は廃止になり、平日の阪急直通〔日生エクスプレス〕のみ継続。
神戸電鉄も25日に改正済み。粟生線が日中の一部区間で削減。
JR四国バス久万高原線は先月号で記載の通り、今月いっぱいで久万高原~落出間を廃止。同区間は4月1日より久万高原町営バスが運行。平日・土休日とも全便が接続。
島原鉄道は4日に改正済み。日中の急行を1往復削減、夕方の上り急行は普通に変更。
なお同日より、諫早駅は新幹線工事のため、JRのホームが変更になっています。
空港バスは、成田空港~宇都宮・日光線〔マロニエ〕は、4月1日より日光への延長運行が通年になり、空港発は3便に増便。
JR線営業案内
ICOCA富山エリアは4月15日より、北陸本線・大聖寺~金沢間と城端線・新高岡、およびIRいしかわ鉄道で導入(石川・富山エリアと呼称)。
Suicaは、「一部対応駅」のうち、首都圏エリアの中央本線・韮崎~松本間各駅、新潟エリアの宮内駅は4月1日より全面的な取り扱いを開始、発売・払い戻しやSuica定期券の取り扱いを開始。
今号より、宿泊ガイドが全面的に変わりました。新幹線停車駅・大都市の駅をを中心にした、ビジネスホテルや旅館の掲載に特化しています。
また、国際線航空の掲載が再開しました。国内交通中心のJTB時刻表では手に負えない部分があったから掲載を休止していたのかと思っていたのだが、ではこの1年の休載は何が理由だったのだろうか。路線は今一度全部見直してみなければならない。航空会社ではこの1年の間で、RS(エアソウル)が新規就航、IB(イベリア航空)が日本線を再開し、OS(オーストリア航空)は休止。なおR3(ヤクーツク航空)が1月より、ユジノサハリンスクへのチャーター便を定期便に変更して就航しているが、時刻表には掲載なし。
特別付録 なつかしの特急列車&運転系統図
2014(H26)年8月号の付録を再掲(当時は2014(H26)年との比較)。JRスタート時の特急ネットワークを記しています。
特別付録 三十年間の東西番付表
JRの30年で起きた出来事を、この数年のダイヤ改正号の付録と同様の体裁で、番付で表記しています。
「全国の路線網縮小」とは、やや寂しい「西横綱」…。30年前は同時に特定地方交通線の整理が強力に進められた時期だったので当然ではあるが。特定地方交通線以外では、深名線・函館本線上砂川支線・江差線(木古内~江差)〔北海道〕、岩泉線〔東日本〕、富山港線(富山ライトレールに転換)・可部線(可部~三段峡)・美祢線大嶺支線〔西日本〕が廃線となりました。それよりも、新幹線開業による並行在来線の第3セクター鉄道移管の方が大きいです。一方で京葉線やJR東西線・おおさか東線などの開業もあったが、営業キロは30年で約6.5%の減少。
「西前頭三」の「シンデレラエクスプレス」は、違うよ!山下達郎「クリスマスイブ」じゃないですか!このCMで使われた事が、現在に至るまでの記録的な超ロングセラーに結びついているのだから。
「東前頭二」の「E電」は公募で選ばれたものだから、安易にはやめられないのでしょう。「なぜ定着…」という点では、ある鉄道の評論家が、「『国鉄』が『JR』になって消えた時、『国電』の名も一緒に連れて行ってしまった」みたいな事を言っていたと思います。日本人はアルファベットの呼称が好きだし、民営化以降、「電車」と「列車」の区別がだんだん曖昧になってきている事もあろうかと思います。車両も今は共通設計だし。「E電」、というより「E」については、こんな使い方はどうか、という私案はあるが、機会があったら書きたいと思います。
「東前頭四」の戸袋窓は、またずいぶん地味な…。4ドア車では既に国鉄時代の203系でなくなっていました。あると設計上、重量の面で不利になるらしいので。
(私鉄のクロスシート車、逆に多扉車・ワイドドア車では採光上、あえて設けている例もある)
次号はクルーズトレインですか。時刻表には現れない列車なのだが。
当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
「ドリームルリエ」運行開始に合わせて、「ドリーム号アンバサダー」として、AKB48の横山由衣が起用されているが、ドリーム号でタレントを起用したのはこれが初めてではなく、国鉄時代に伊藤蘭(元キャンディーズ)を起用した事があります。ポスターがあっという間に市中から消えたとか。
《今日のニュースから》
27日 平成29年度予算 参議院で可決・成立 一般会計過去最大 総額97兆4500億円
28日 中部空港ターミナルビルにカプセルホテル オープン前に公開
カプセルホテルは来月8日オープン予定、1泊5,184円、1時間1,080円、だそう。
国鉄分割民営化から30年の節目、という事だが、表紙は「JR30年間を現役で走り続けた115系」と、思いのほか地味なものになりました。具体的な場所が記されていないが、大糸線・安曇沓掛~信濃常盤間と思われます。現在大糸線は115系は運用されていないし、しかも湘南色・非冷房なので、かなり昔のはずです。
師匠・松本が教える JR30年徹底解説!
「師匠」というのはレイルウェイ・ジャーナリストの松本典久氏。そして前号と同じ南田裕介(ホリプロマネージャー)、野口貴之(SUPER BELL Z)、廣田あいか(私立恵比寿中学)の3人が、JRの30年間で起きた事を、前中後の三期・10年スパンに分けて振り返っています。
全体的には青函トンネルに瀬戸大橋の開業があり、新幹線の新規開業・延伸で、北海道~九州間で新幹線のネットワークがある程度確立した、一方で寝台特急が全滅、阪神大震災・東日本大震災の甚大な被害も衝撃を与えた、そんな流れでしょうか。
『鉄道落語家が教える JR30年』
「鉄道噺」なるものがあるとは知らなかった。落語家4人の鉄道趣味のきっかけと、JR30周年を振り返る座談会。
App Store及びGoogle Playで、座談会の続きを動画配信しているとの事。5月10日までで、7ページにある二次元バーコードを読み取る。
前3月号のグラビア記事の所でも少し記したのだけれど、当時大手私鉄に車掌として勤務していた私としては、国鉄分割民営化・JR発足というのは、今でも正直重苦しい印象が残っています。
グラビアの前半で「旅立ちJR号」の写真があって、お祭りムードになっていた事が伺えるが、思い起こせば、国鉄→JRほど、メディアなど外部も巻き込んで大「フィーバー」となった「民営化」は、後にも先にもありません。この2年前には電電公社→NTT、専売公社→JTの民営化があり、この後も日本航空や高速道路、営団地下鉄の民営化がありました。今年はこの後10月に、郵政事業民営化から10周年となるが、いずれもこんな大騒ぎにはなったりしませんでした(各事業体による内輪のセレモニーはあったが)。
しかし一方でJRに再就職できず、不本意にも他の職場へ移らざるを得なかった、あるいはそれさえかなわなかった職員も相当数いたし、そこに至るまでの、あまりにも醜悪な労使・労々紛争が巻き起こっていた(30年経った今でも相当引きずっているようだ)事を見聞きしてしまうと、私自身は喜び勇んで祝福する気分にはとてもなりませんでした。だから1987(S62)年3月31日のセレモニーなど、正直関心を持てませんでした。
(ちなみに、その晩に印象に残った事といえば、「旅立ちJR号」より前に東海道線を下って行った、センバツ応援団輸送用の583系を見かけた事だったりする)
とはいえ、これが当時の一般の大衆の、ごく普通の反応だったのだろうとも思います。1975(S50)年の「スト権スト」以降、民営化に至るまでの十数年の国鉄は、経営悪化に加えて不祥事が相次ぎ、あまりにもネガティブな印象を世論に与えすぎました。東北・上越新幹線開業などがあったにも関わらず。国鉄関係者は「国賊」呼ばわりされ、国鉄で働く事は「恥」とまでされたのです。「JRフィーバー」はその反動だったのかと。むろん政治やメディアの世論操作があった面もあるが、そうさせてしまった国鉄関係者(特に堕落した現場活動家)の側にも、原因は多々あったと思います。
時刻表のグラビアは政策の良し悪しを語るオピニオンの場ではないからこれ以上は書かないが、昨今のJR北海道の問題なども合わせれば、皆がもう少し冷静に、JR各社の現状を見つめなおす作業も、必要なのではないでしょうか。賛否両論はあろうが、いずれにしろ大はしゃぎして良い事ではなかったでしょう。
「チリケン」に挑戦してみた!!
国内旅行地理検定に、JTB時刻表編集長と新入社員が挑戦してみた、というもの。
例題があり、4級・3級は楽勝だったけれど、2級が「発車メロディ」?これって「地理」なのか?1級の新幹線駅と駅弁の組み合わせも難問だ。そもそも、駅弁自体が減ってきているので。
「のりもの情報局」は「STV『DVD&ブルーレイ 北の秘境駅物語』」「つくばエクスプレス『TXチャギントンスタンプラリー2017』」「東京都交通局『都電荒川線 シートモケットクッション』発売中」「芝山鉄道『乗車記念証明書』発行中」「御殿場市・山北町・小田急電鉄・JR東海『富士山トレインごてんば豪』」「伊勢鉄道『ハッピースマイル 伊勢鉄きっぷ』」。
30年前は同時に、国鉄民営化の前後に開業した第3セクター鉄道が少なくありません。伊勢鉄道以外にも、二俣線が3月15日に天竜浜名湖鉄道に転換済みで、先日30周年を迎えました。
プレゼントは、京成タウンバスの「こち亀」ラッピング車と、宇野線の123系(クモハ123)2両セット。
黄色のページ
まず、「時刻表編集長と行くツアー旅行」の詳細レポート。本来これをトップのカラーグラビアに持ってきてもよさそうだ。「TYPE EVA」→江波(えば)車庫…。16分停車した長谷駅は30年前は仮乗降場、国鉄最終日に駅に昇格した駅でした。
会社線は、津軽鉄道の4月1日からの時刻、高速バスの改正ダイヤが中心。
本文
内房線で5月1・2日に臨時快速〔青い海〕を運転。
下り
両国9:13 → 11:21館山
上り
館山14:46 → 16:59両国
運転日はGWの最中の通常の平日で、ダイヤは土休日運転の〔新宿さざなみ3・2号〕に近く、途中停車駅も同じ。今年初設定のようです。9連休の中間なので、平日でもそれなりに人出が多くなると見たのでしょうか。
天竜浜名湖鉄道では、臨時〔井の国〕を運転。下りは掛川→新所原の区間快速(掛川→天竜二俣は桜木・原谷・遠州森・遠州一宮・豊岡に停車)、上りは新所原→天竜二俣の普通。先日の三連休に続いてこの後は4月1・2日とGW、お盆、9月の三連休に運転。やはり大河ドラマでしょうか。
JR高速バス関東~関西路線は、夜行は新車両導入の〔ドリームルリエ〕を新設。プレシャスクラス14,000~18,000円、アドバンスクラス10,400~12,500円(いずれも学割あり)。〔エコドリーム〕の3倍弱か。
昼行は〔横浜昼特急大阪号〕に新車両が入って〔横浜グラン昼特急大阪号〕に改称、東京~大阪間の〔プレミアム昼特急〕は取りやめ。〔青春昼特急〕を1往復増発(新宿は経由しない)。
夜行バスは、〔ムーンライト〕の3月いっぱいでの運行休止は記載になりました。「休止」とは、今後の復活もありうると考えられているのか。
なお、江ノ電バス・北陸鉄道の藤沢・横浜~金沢路線も今月いっぱいで廃止になるが、先走って時刻の掲載がなくなっていました。
JR関東・東武・新常磐の東京~いわき線は、4月1日よりバスタ新宿発着便を3往復運行開始。東京発金・土・休日は最終バスを22時30分発に繰り下げ。
JR関東の東京・新宿~草津線は、4月1日から土休日2往復を増発。1往復は渋川・伊香保を経由しない直行で、1往復は伊香保温泉折り返し。東京発着の1往復は土休日運転、新宿発着の1往復は土休日運転→毎日運転に変更。
東急・富士急のセンター北駅~御殿場プレミアムアウトレット線は、10日より日吉駅発着に延長。
JR関東・しずてつと京王・JR東海が別々に運行していた新宿~静岡線は、4月1日より一本化。合計で最大22往復運転(一部土休日運転)。
西鉄の北九州~福岡線は18日より、博多駅~中谷~小倉(砂津)系統を新設。約60分毎。
なお福岡~熊本線〔ひのくに〕は4月1日にダイヤ改正を行うが、今回は記載なし。
会社線は、前回書いた東急・みなとみらい線・西武・東京メトロの改正時刻を掲載。S-TRAINも初掲載です。他に相鉄が18日に改正。特急運転時間帯の拡大や、横浜→海老名の最終電車の急行への変更など。
秩父鉄道も25日に改正。なおソシオ流通センター駅は4月1日開業。
能勢電鉄は18日に改正済み。元々記載はなかったが、長らく続いた線内の急行運転は廃止になり、平日の阪急直通〔日生エクスプレス〕のみ継続。
神戸電鉄も25日に改正済み。粟生線が日中の一部区間で削減。
JR四国バス久万高原線は先月号で記載の通り、今月いっぱいで久万高原~落出間を廃止。同区間は4月1日より久万高原町営バスが運行。平日・土休日とも全便が接続。
島原鉄道は4日に改正済み。日中の急行を1往復削減、夕方の上り急行は普通に変更。
なお同日より、諫早駅は新幹線工事のため、JRのホームが変更になっています。
空港バスは、成田空港~宇都宮・日光線〔マロニエ〕は、4月1日より日光への延長運行が通年になり、空港発は3便に増便。
JR線営業案内
ICOCA富山エリアは4月15日より、北陸本線・大聖寺~金沢間と城端線・新高岡、およびIRいしかわ鉄道で導入(石川・富山エリアと呼称)。
Suicaは、「一部対応駅」のうち、首都圏エリアの中央本線・韮崎~松本間各駅、新潟エリアの宮内駅は4月1日より全面的な取り扱いを開始、発売・払い戻しやSuica定期券の取り扱いを開始。
今号より、宿泊ガイドが全面的に変わりました。新幹線停車駅・大都市の駅をを中心にした、ビジネスホテルや旅館の掲載に特化しています。
また、国際線航空の掲載が再開しました。国内交通中心のJTB時刻表では手に負えない部分があったから掲載を休止していたのかと思っていたのだが、ではこの1年の休載は何が理由だったのだろうか。路線は今一度全部見直してみなければならない。航空会社ではこの1年の間で、RS(エアソウル)が新規就航、IB(イベリア航空)が日本線を再開し、OS(オーストリア航空)は休止。なおR3(ヤクーツク航空)が1月より、ユジノサハリンスクへのチャーター便を定期便に変更して就航しているが、時刻表には掲載なし。
特別付録 なつかしの特急列車&運転系統図
2014(H26)年8月号の付録を再掲(当時は2014(H26)年との比較)。JRスタート時の特急ネットワークを記しています。
特別付録 三十年間の東西番付表
JRの30年で起きた出来事を、この数年のダイヤ改正号の付録と同様の体裁で、番付で表記しています。
「全国の路線網縮小」とは、やや寂しい「西横綱」…。30年前は同時に特定地方交通線の整理が強力に進められた時期だったので当然ではあるが。特定地方交通線以外では、深名線・函館本線上砂川支線・江差線(木古内~江差)〔北海道〕、岩泉線〔東日本〕、富山港線(富山ライトレールに転換)・可部線(可部~三段峡)・美祢線大嶺支線〔西日本〕が廃線となりました。それよりも、新幹線開業による並行在来線の第3セクター鉄道移管の方が大きいです。一方で京葉線やJR東西線・おおさか東線などの開業もあったが、営業キロは30年で約6.5%の減少。
「西前頭三」の「シンデレラエクスプレス」は、違うよ!山下達郎「クリスマスイブ」じゃないですか!このCMで使われた事が、現在に至るまでの記録的な超ロングセラーに結びついているのだから。
「東前頭二」の「E電」は公募で選ばれたものだから、安易にはやめられないのでしょう。「なぜ定着…」という点では、ある鉄道の評論家が、「『国鉄』が『JR』になって消えた時、『国電』の名も一緒に連れて行ってしまった」みたいな事を言っていたと思います。日本人はアルファベットの呼称が好きだし、民営化以降、「電車」と「列車」の区別がだんだん曖昧になってきている事もあろうかと思います。車両も今は共通設計だし。「E電」、というより「E」については、こんな使い方はどうか、という私案はあるが、機会があったら書きたいと思います。
「東前頭四」の戸袋窓は、またずいぶん地味な…。4ドア車では既に国鉄時代の203系でなくなっていました。あると設計上、重量の面で不利になるらしいので。
(私鉄のクロスシート車、逆に多扉車・ワイドドア車では採光上、あえて設けている例もある)
次号はクルーズトレインですか。時刻表には現れない列車なのだが。
当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
「ドリームルリエ」運行開始に合わせて、「ドリーム号アンバサダー」として、AKB48の横山由衣が起用されているが、ドリーム号でタレントを起用したのはこれが初めてではなく、国鉄時代に伊藤蘭(元キャンディーズ)を起用した事があります。ポスターがあっという間に市中から消えたとか。
《今日のニュースから》
27日 平成29年度予算 参議院で可決・成立 一般会計過去最大 総額97兆4500億円
28日 中部空港ターミナルビルにカプセルホテル オープン前に公開
カプセルホテルは来月8日オープン予定、1泊5,184円、1時間1,080円、だそう。
№1668 横浜線 スタンプマーク伝説 4.桜木町~磯子・大船
横浜線電車は、朝夕の一部と日中の大半が、根岸線まで直通運転を行なっています。根岸線は横浜線とは逆に、戦後になってからの開通で、1964(S39)年5月14日に桜木町~磯子間が開業、その後1970(S45)年3月17日に洋光台、1973(S48)年4月9日に大船まで延伸して全通しました。
横浜線直通は、以前は日中に磯子まで運行、後に一部が大船まで延長されたが、現在は大半が桜木町折返しです。大船直通は、支社制度導入時に大船電車区(現鎌倉車両センター)持ちになった時点で、大半は出入庫の運用になっています。
横浜線用E233系には、根岸線の駅のスタンプマークも貼られていました(ただし新杉田・洋光台・港南台・本郷台を除く)。最終回は、根岸線各駅のスタンプマークの図柄をご覧頂きます。
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桜木町 H004
「赤レンガとみなとみらいと鉄道発祥の碑」
桜木町駅(東口)
旧横浜駅の跡地に立つ、鉄道発祥地の碑。
駅の東側は三菱の造船所だったが、米軍の接収を経て再開発が行なわれ、1989(H元)年の横浜博覧会の後に「みなとみらい」として街開きした。その象徴のランドマークタワー。高さ269mは、あべのハルカス開業までは日本一でした。
パシフィコ横浜。横浜国際平和会議場の通称です。
コスモクロック21。
赤レンガ倉庫。駅から市営バス「赤いくつ」利用。
(2015(H27)年8月17日撮影)
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関内 H014
「横浜三塔」
関内駅(北口)
関内駅(南口)
開業:1964(S39)年5月14日 駅番号:JH16
高架駅の南北に改札口がある。南口は市役所や横浜スタジアムに近く、ベイスターズの装飾がなされるようになった。乗車人員54,975人は、JR東日本全体で87位。
「横浜三塔」は、駅の東側にあります。神奈川県庁「キングの塔」。
横浜開港記念会館「ジャックの塔」。
横浜税関「クィーンの塔」。
(2015(H27)年8月10日撮影)
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石川町 H015
「中華街とマリンタワーと氷川丸」
石川町駅(中華街口)
開業:1964(S39)年5月14日 駅番号:JH17
中村川を跨ぐ高架駅で、その上空を首都高速狩場線が通過する。この駅も高架駅の南北に改札口がある。行楽客の他、著名な私立学校が集中している事から、学生の利用も多い。乗車人員が32,639人と減少傾向にあるのは、みなとみらい線の影響か。
中華街。いくつか門があるが、スタンプマークに描かれているのは善隣門と思われます。
氷川丸。
マリンタワーは一時休業していた時期もあったが、リニューアルして再オープン。最近はスカイツリー効果で訪れる人も増えているそうです。
氷川丸もマリンタワーも、石川町駅からだと歩きで15分位と、やや遠いか。横浜・桜木町などからの市営バス26系統が便利です。
もう一つ、スタンプマークにはマリンタワーの左側に何か描かれていて、何だろう?と思っていたが、元町商店街の入口のアーチなのでした。
(2015(H27)年12月14日撮影)
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山手 H028
「山手西洋館」
山手駅
開業:1964(S39)年5月14日 駅番号:JH18
丘陵地帯の住宅地の中にあり、両側をトンネルに挟まれている。乗車人員17,193人は、根岸線では最少。
西洋の館は港の見える丘公園付近に集中しているが、山手駅からだと市営バス20系統を利用します。
スタンプマークに描かれているのは、まず「べーリックホール」。イギリス人貿易商の館だったそう。戦後は寄宿舎として使用。桜木町駅から神奈中バス11系統、の方が便利かも。
もう1ヶ所は「山手111番館」。アメリカ人の邸宅だったそうです。スパニッシュスタイルで、アーチが印象的。
(2015(H27)年8月24日撮影)
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山手 H027
「三渓園と馬の博物館」
根岸駅
開業:1964(S39)年5月14日 駅番号:JH19
JX日鉱日石エネルギーの製油所に隣接し、石油輸送の貨物列車が多数発着する。神奈川臨海鉄道の貨物線も分岐。乗降人員21,572人。
三渓園は、根岸駅から市営バス54・91系統を利用。大池の背後に、旧燈明寺三重塔。
訪れた日は、緑咢梅が見頃でした。
馬の博物館は、根岸駅からだと市営バス21系統(桜木町駅行の方)を利用する。丘の上にあります。
博物館の庭に、スタンプマークに描かれているシンザン碑が建ちます。シンザンは東京オリンピックの年、1964(S39)年に史上2頭目、戦後初の三冠を達成、後に宝塚記念、天皇賞、有馬記念も制したスターホースでした。
背後に広がる、根岸馬事公苑。日本初の本格的な競馬場の根岸競馬場の跡地を公園にしています。馬の飼育も行われ、天皇賞を制したサラブレッドを見る事もできます。
(根岸駅と三渓園は2016(H28)年2月1日撮影 馬の博物館は失念しました…)
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磯子 H013
「工業地域」
磯子駅(西口)
磯子駅(東口)
開業:1964(S39)年5月14日 駅番号:JH20
根岸線の第一期開業時は、ここが終点だった。東口に歩道橋が設けられたが、駅舎そのものは開業当時から変わりがない。工業地帯への通勤客と、住宅地の利用者で賑わう。この駅での折り返し列車の設定が多い。乗車人員20,183人。
スタンプマークには特徴的な煙突とかも見られるが、申し訳ないが具体的にどの場所を、どの地点から撮ったのかは解りませんでした。
(2016(H28)年2月1日撮影)
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大船~東神奈川~八王子間は駅が32あるが、E233系6000番台は28編成までで、従って新杉田・洋光台・港南台・本郷台のスタンプマークを貼った編成はありませんでした。大船直通は少ないからだろうか。スタンプそのものは、新杉田は「シーパラダイス」、洋光台は「こども科学館」、港南台は「港南台中央公園とE233系」、本郷台は「地球市民プラザ」をデザインしたものらしいです。カラーイラストで見てみたかった。
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大船 H012
「大船観音」
大船駅(東口)
大船駅(笠間口)
開業:1888(M21)年11月1日 駅番号:JH25
1973(S48)年4月9日にここまで延伸した事で、根岸線が全通した。東海道本線と合流し、横須賀線が分岐するジャンクション。東海道本線4線、横須賀線4線、根岸線2線、合計10線は、神奈川のJRの駅では最多の線路数。鎌倉車両センターへの出入庫線も分岐し、ラッシュ時には横浜線電車も出入庫で見られる。駅の所在は鎌倉市だが、駅の構内を横浜市との市境が横切り、最近横浜市側に笠間口が新設された。特急〔成田エクスプレス〕の始発駅で、〔踊り子〕も停車する。乗車人員98,803人は、JR東日本全体で41位。南側からの湘南モノレールの他、過去にはドリーム交通のモノレールが出発していた。
東海道線、横須賀線の下り電車に乗って大船を出発すると、すぐ右手の丘に観音様の像を見る事ができます。訪れる際は西口を出て道路を横断、丘を登っていきます。建造は戦前に始まったが、完成は戦後になってからだったそう。実は東急グループの総帥、五島昇氏との縁が深いそう。
(撮影日は失念しました。スミマセン)
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E233系へのスタンプマークの掲出は終わっているが、横浜線各駅のホーム上には、このようにスタンプマークを描いた乗車目標があります。
各駅にはこのように、「横浜線新聞」が掲出され、横浜線のPRやトリビア、サービス向上のプロジェクトなどについて書かれています。
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以上、4回に渡って、横浜線E233系6000番台に貼られていたスタンプマークに描かれている場所を訪ねてみました。例によって舌っ足らずな説明になってしまって申し訳ありません。
マークに描かれていた場所や催しは、メジャーな所、マイナーな所様々だったけれど、どこも趣きのある場所でした。横浜線(+根岸線)は、大半は横浜市を走るのだが、実は私は横浜市民でありながら、ラーメン博物館やズーラシアとかは、この機会に初めて訪れたもの。子供の国も、(それこそ)子供の頃に行ったっきりで、何十年ぶりだったろう?ランドマークタワーなんて、一度も中に入って展望台に上がった事などありません(台北101には行っているのに!?)大いに反省です。
今後も正直あまり行く機会はない気もするが(…野郎が一人で行くような場所はあまりないし)、今一度横浜線沿線、そして横浜市内の魅力ある場所を訪ねる事ができた、非常に有意義な体験だったと思っています。
今回の企画は、
「懐かしい沿線写真で訪ねる JR横浜線・根岸線」(生田誠 彩流社)
「るるぶ情報版 関東23 横浜線」(JTBパブリッシング)
「横濱 Vol.52 特集 ハマ線の今昔」(神奈川新聞社)
その他各施設などの公式Webサイトやパンフレット、乗車人員はJR東日本公式Webサイト
などを参考にさせて頂きました。
当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
《今日のニュースから》
25日 沖縄県翁長知事 「埋め立て承認撤回」 辺野古移設反対集会で明言
26日 香港特別区行政長官選挙 林鄭(リン テイ)氏当選