№1648 思い出の海外旅行クロニクル 28.2008年スウェーデン 3<終>

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 スウェーデン位の規模の国だったら、行き帰り含めて最低でも10日は欲しいのに、もう帰国の途に就かなければなりません。エーテボリからX2000でストックホルムへ、旅客機を乗り継いで日本に帰ります。

2008年 7月 4日(金)
 とはいえストックホルム行X2000は10時42分出発、時間はあるので、市電とバスを撮ります。

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 市電の当時の最新鋭、400形。もちろん超低床。

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 300形。例によって、厳つい顔つきの2連接の中間に、超低床の車体を組み込んでいます。15年前にはなかったものでした。

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 単車の連結運転。後方は700番台だったが、形態の違いは見出せませんでした。800同士、700同士も見られたから、同型の連番なのでしょう。
(上の2枚は前日撮影)

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 中央駅前の電停。系統によって分散されています。

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 どこだかは忘れたが、森の中の電停。
 新型には乗車したが、時間がなかったので、車内の写真とかは撮れませんでした。

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 バスの写真もかなり撮ったが、驚いたのがこの三連接バス。リンドホルムへいく16系統で運用されていました。

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 駅前付近が既にバス専用レーンだったが、リンドホルム付近は完全なバス専用道になっていました。当時は聞かなかった言葉だが、BRT、でしょうか?

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 ストックホルム行X2000形、430列車。この列車はマルメが始発、ここで方向転換します。

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 X2000の2等車車内。ノートPCを見ている人が多かった。一方で平日の日中ながら、家族連れも目立ちました。

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 デッキの非常時案内はスウェーデン語、デンマーク語、英語、ドイツ語で書かれています。コペンハーゲンへの直通も始まったからか、DSBのマークも見られます。

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 ビストロ。入れ替わり立ち替わり客が来て賑わう。カウンターもあるが、自分の席へ持ち帰る客の方が多い。

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 昼食、と言うには簡素に過ぎるが、サラダ59SEK(≒1,030円)+コーラ15SEK(≒260円)。

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 スイーツも欲しい。マフィン12SEK(≒210円)+コーヒー15SEK。

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 沿線は全体的に、こんな感じの田園地帯が続きました。

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 ストックホルム中央駅到着。定刻でした。

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 当時のアーランダエクスプレス時刻表。曜日に関係なく、早朝深夜を除いて15分間隔。夏限定の割引の案内もあります。大人2人で一緒に利用すると240SEK。通常220SEKだから、かなりの割引です。

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 アーランダエクスプレス。実は、スウェーデンパスでも乗れます。現に、車内の検札でも、パスをチェックされただけ。それなら、4日前の220SEKは何だったんだ…。
(切符が手元に残ったから良かった、と思うか…)

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 空港まで複々線、専用の線路を快走。ダブルデッカーの新型近郊電車を見ました。

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 ハイウェイを行き交うトラック。
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 理由が解らなかったが、途中から目立ってスピードが落ちて、アーランダ空港駅到着は5分遅れでした。

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 空港のターミナル5。改築工事中。

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 コンコース。改築工事中、という事もあってか、エコノミーはカウンターが5つしか開いていなくて、行列が長い。30分近く掛かりました。

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 折返し673便となる、SKのMD-82が到着。

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 8番ゲートより搭乗開始。この便はLH6203と、OU(クロアチア航空)5651のコードシェアナンバーも付いています。

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 この便でも搭乗時はAPUが動作しておらず、非公式側のドアが明け放れていました。出発準備完了後にはCA実演のセーフティインストラクション。

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 R/W01Lから離陸。すぐに大きく左旋回、空港を左に見ます。

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 森の中に、湖がまだら模様のように散らばっている。特徴がないので、どこを飛んでいるのかは解らない。

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 キャビン。

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 機内サービスが回る。有料の機内食のメニューを掲げている。

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 有料の機内食(価格は忘れた)。ミートボール。

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 海上に出て、行きがけのANA便でも見たエーランド島を見下ろす。

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 薄雲で白っぽくなっているが、ドイツのロストック。

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 左下に、AYのA321が見えました。同じ方角を目指していたようだが、すぐ下を交差していく。

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 着陸直前、マイン川を見ます。ハインシュタットの上空で、川の左に見えるのは火力発電所。

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 アウトバーンと交差して、着陸。

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 フランクフルト空港のコンコース。
 改めて手荷物検査を受ける事になるが、明らかに日本より厳しい。アーランダ空港で買った瓶詰めまで疑われた。

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 NH210便。4日前の209便と同じJA8097。さすがにジャンボジェットは存在感があります。

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 B45番ゲート。日本人ばっかり、という感じ。
 この後搭乗になるが、フランクフルト以外から出発の旅客は、データを日本に送るためだとかで、ボーディングパスを回収され、新たにパスを発行される。どうもフランクフルトはいつも色々面倒くさい。

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 定刻に出発。第1ターミナルには各国の機体に混じって、JAL機が見える。JALは先にB777-300ERに世代交代していた。いよいよB747の居場所も少なくなってきたのか。

 R/W25Rから離陸滑走開始…と思ったら、すぐに減速し、誘導路を右へ。初めての経験でビックリした。管制の指示…とかキャプテンアナウンスでは言っていた。こちらには何の異常もなく、約10分後に再度離陸開始。

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 すぐに右旋回、ライン川を見る。

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2008年 7月 5日(土)

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 左手にエーランド島が現れる頃、太陽が西の彼方に沈んでいく。

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 キャビン。個人テレビはエコノミーももはやAVOD。見ているTVは皆てんでバラバラだ。ビデオプログラムではNHKニュースを放映していたけれど、ANAが燃油サーチャージを取り過ぎていたとか言っていた。バツが悪い!?

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 まずオツマミ。

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 離陸後の食事。A.若鶏の竜田揚げとごはん、B.クリーミーな海の幸とサフランライス、の選択で、Aにしました。隣の夫婦(韓国人らしかった)は旦那さんがA、奥さんがBを選択、食べ比べしたりしていて楽しそうでした。

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 なんと、1時間ちょっと前に沈んだはずの太陽が、再び朝日として現れました。さすが白夜の北欧!

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 アムール川。

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 到着前の食事。定番の玉子料理。

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 成田に向けてアプローチしていくが、天候が不安定なようだ。大きな積乱雲の間をすり抜けるように降下していく。

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 利根川。

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 R/W16Rに着陸。

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 成田空港は、こちらも17分の早着。外に出ると暑い!真新しい通路を、入国審査へ向かいました。

 こうして、今回のスウェーデン旅行は、大分ドタバタして慌ただしかったが、ともかくもつつがなく終わりました。
 PART2は翌2009(H21)年3月です。一転して北に向かいました。鉄道博物館も訪れています。
(今月書く予定だったが、来月書きます)

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 昨日から今日にかけて、日本や台湾で様々交通のアクシデントがありました。東海道線に関してはちょうど仕事の真っ只中に起きた事で、14時過ぎの駅の表示では「輸送障害」とだけ記されていました。あれだけの大事が、我が家の近くで起きていたとは。

《今日のニュースから》
13日 将棋 三浦九段復帰 羽生三冠と対局
14日 東芝 決算発表延期 志賀会長辞任を発表