「バスで行くバス」、今回は東京都内から文京区の「ふくの湯」さんです。
(訪問日:2016(H28)年10月3日)
<アクセス>
最寄りのバス停は、都営バス〔東43〕系統(東京駅南口~荒川土手)の千駄木五丁目。荒川土手・田端駅方向からだと、降りて少し後戻り。東京駅方向からの場合は、目前の信号を横断する。マンションの2Fが「ふくの湯」。
ただし、このバス停の発着は30~50分に1本程度と少ない。荒川土手・田端駅方向からだと、一つ手前の駒込病院前が終点の便が大半(一部日暮里・舎人ライナー江北駅発着便あり)。ここで降りて進行方向に歩いて行っても3分程度。駒込病院は〔端44〕系統(北千住駅~駒込病院)の終点でもある。両系統とも日中は10~12分程度の間隔。
この他、東京メトロ南北線本駒込駅から徒歩10分、都営地下鉄三田線白山駅から徒歩15分程度。
<営業時間・定休日>
平日11:00~24:00時・土休日8:00~24:00。年中無休。
ここは「大黒天の湯」と「弁財天の湯」があり、週単位で男女が入れ替わります。
浴場の写真が貼ってあり、左の黒っぽい方が「大黒天の湯」、右の白っぽい方が「弁財天の湯」。
店の構えは、なんとなく「スーパー銭湯」のイメージ。
階段を上っていくが、昇降台も設けられている。バリアフリーに関しては問い合わせを。
ここでは「大黒天の湯」について記します。
カウンターで料金を払って脱衣所に入ると…。
まるで高級旅館の大浴場のよう!数年前に改装されたらしいです。
<脱衣場>
照明が凝っている。ロッカーの番号は漢数字とひらがな。
ヘアドライヤーは2器。無料。マッサージチェアはない。
飲料の販売機がある。瓶飲料もあり、コーヒー牛乳は明治で130円。
<浴場>
マンションの中だからか思ったより狭く、小ぢんまりしている。黒いタイルが印象的。
カラン14器。他に独立したシャワーがある。シャンプー・ボディソープが備え付けなのが、大衆銭湯としては破格。
大黒天の湯はラジウム(ラドン)泉(ラジウム温浴剤が溶かされている。弁天湯は薬湯らしい)。
富士山の絵は大黒天・弁財天両方にある。6月25日に描かれたばかり。「湯フェス」なるイベントで、大黒天の方は中島盛夫氏の手によるもの。このときの入場料は、先の熊本地震の復興のチャリティで、全額寄付されたとの事。また両湯の仕切りに描かれた大黒天の絵は6月17日に描かれていて、「Gravity Free」とサインされている。
<カウンター>
脇にはゴザのイスがあり、缶飲料やオロナミンC、ビールなどを販売。TVを放映。訪れた日は、国会中継を放映していた。
文京区の銭湯では、このようなものが配られています。文京区には現在銭湯が6ヶ所あるが、表は地図でその6ヶ所が記載され、名所の他、文京区のコミュニティバス「Bーぐる」の路線図と時刻表も記されています。
(ふくの湯は「Bーぐる」だと、千駄木・駒込ルートの「白山上」「千駄木小学校」「駒込病院」(都営バスとは別)が利用できそう)
裏面には各銭湯の案内・セールスポイントが記されています。
現在東京の銭湯では、このようなイベントが開催されています(11月いっぱいまで)。都内の銭湯の内9ヶ所に入るとピンバッジ、各銭湯にある「ゆっポくんぬいぐるみ」のバッジの番号と同じマス目のスタンプをコンプリートすると、ぬいぐるみをもらえるというものです。
東京に限らないが、必要だから銭湯に行くという人は、現在は多くはない(だから銭湯が衰退してしまうのだが)。地図を片手に散歩がてらとか、イベントに参加という形で、銭湯を訪ねる事自体を目的にするのが、現代の銭湯の楽しみ方の一つではないでしょうか。
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東武新特急車500系の愛称が「Revaty」と決まりました。来年春営業運転開始予定で、同時に運行形態も発表になっています。野田線(アーバンパークライン)にも特急が走る事になるようだが、気になるのは、現在〔しもつけ〕が走っている宇都宮線の設定がない事。特急が廃止になるのでしょうか?暮れあたりになると思われるダイヤ改正の発表を待ちたいと思います。
《今日のニュースから》、
27日 日米韓外務次官協議 北朝鮮制裁決議で連携強化を確認
28日 韓国・雪岳山 初雪を観測
雪岳山は北東部の江原道にあり、標高は1,708mと日本の感覚では高くはないです(韓国の最高峰は済州島にある漢拏山(1,950m)で、韓国には2,000mを越える山はない)。日本でも富士山が初冠雪を観測したばかりで、極東も冬が近づきつつあるようです。私は寒くても我慢するから、当たり前の冬が訪れて欲しいと思います。