№1589 思い出の海外旅行クロニクル 25.2005年スイス 6

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 スイスの首都はどこでしょう?最大の都市で日本からの空路もあるチューリヒでも、国連本部などがあるジュネーヴでもなく、国の中央からやや西寄りにあるベルンです。過去にも降りた事があるが、今回は市電と、市電の路線に乗り入れるローカル私鉄を訪ねました。
 翌日は北上してフランス語圏の小私鉄に乗ります。

2005年10月19日(水)

 ベルンに向かう前に、TB(Trogenerbahn)に乗ります。

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 11年前にも乗った事がある鉄道だが、新たにLRTスタイルの新型電車が導入されていました。

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 その車内。両先頭台車の上以外が超低床になっています。ただ、雰囲気はどこか郊外電車っぽい所も。

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 こちらは、以前も乗った旧型電車。

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 その車内。

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 今回投宿した、YHの最寄りのシュラーハウス駅。と言っても路上の電停で、行き違いができます。
 朝っぱらは、この電停より下は霧が濃かった。

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 終点のトローゲン駅。全体的な雰囲気は11年前と変わっていない。

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 TBのザンクトガレン駅。

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 駅前にはポストバスのターミナルがあります。ダブルデッカーまである。こんなバスも、郵便物を運んだりするの?

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 国鉄のザンクトガレン駅。
 ここからチューリヒをスルーして、ベルンまでICで通していきます。

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 改めて、ジュネーヴ行のダブルデッカー編成のIC。プッシュプルトレイン。

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 2等車の車内。
 一つ気になったのは、喫煙席のエリアは編成の中間にある事。昨今はあっても、編成の端に設定されるのが普通だと思うが。先のビストロコーナーは喫煙OKで、スイスは煙草の規制は意外に緩い?とか思った。
(現在はどうだか解らないが)

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 ベルンの市電は、見た事はあっても乗った事はない。色が赤一色になっていました。新型コンビーノが導入されています。

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 その車内。

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 オーソドックスな感じのクロスシート。

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 曲線を書いたサイドシート。

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 ひとつ前の世代の、部分超低床車。

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 旧型電車。この編成は3連接に、トレーラーを増結しています。

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 ベルン市中の牢獄塔。市電はこの真下をくぐります。

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 市中ではもう一つ、RBS(Regionalverkehr Bern-Solothurn)の電車が見られます。中小私鉄だが、ベルンのSバーンネットワークに組み込まれています。G系統は市電スタイルの3連接車で、市中心部では市電とレールを共用しています。

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 郊外電車らしく、車内はボックスシートが並んでいます。

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 G系統はツィトグロッケからウォルプドルフまで走ります。市電と別れると、このような田園地帯が続きます。

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 終点のウォルプドルフ駅。

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 帰りは一般的な通勤電車のS7系統に乗ります。解りづらいだろうけれど、2両目は改造車らしき部分超低床車です。

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 超低床部の車内。
 ベルンは中央駅の地下ホーム着。

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2005年10月20日(木)

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 ベルンも高低差がある街で、ケーブルカーが走っています。

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 アーレ川を渡る国鉄の近郊列車。

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 同じく、アーレ川を渡る陸橋。ちょうど市電が渡っています。

 今日は北を目指すが、まずBLSが運行するS33系統に乗ってトゥーンへ往復してみます。

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 BLSの電車。中間車は中間部が超低床の連接車。車体の断面が大きく異なっていて、これまた改造車でしょう。

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 超低床部の車内。

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 ベルンから30分程度でトゥーン駅。湖の北に位置します。

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 帰りは新型電車。4日前に乗ったMOの新型と同タイプ。

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 車内も同じ、3-2配置で座席が並んでいます。

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 この電車のテーブルには、各国の言葉であいさつが書かれています。日本語あるが、中国語にハングル、それにスペイン語もないな。

 ベルンに戻り、昼前に北へ向けて発ちます。

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 ブルクドルフ駅。S44系統で着きます。

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 ベルン~ブルクドルフ~ソーロトゥルンを走る、RM(Regionalverkehr Mittelland)の新型電車。これも先日乗った国鉄の新型近郊電車と同系だと思うが、こちらは動力部と割り切った小型車体を挟んだタイプ。
(中間の客室車体がない編成もある)

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 車内は国鉄車と違って2-3配置の座席配置。

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 両先頭台車上は標準床だが、片方はサロンになっているのがユニーク。
(もう片方は1等)

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 RMの在来型電車。

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 ソーロトゥルン駅。

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 駅前に路面軌道で乗り入れる、SNB(Solothurn Niederbipp-Bahn)の電車。今回は乗りませんでした。

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 国鉄の電車を乗り継いで、フランスの国境近くを目指す。ドレモン駅。フランス語圏。

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 ボンクール駅。駅には駅員の姿がなく、外に券売機があるだけ。
 フランスとの国境の近くで、線路は国境を越えているようだが、旅客列車はここまで。

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 ポラントリュイ駅。

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 ここから同じくフランスの国境の近く、ボンフォルへ行くCJ(Chemins de fer du Jura)の電車。

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 その車内。やや古めかしい。2-3配置っぽい。

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 沿線はこんな感じで、なだらかな田園地帯が続く。

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 終点のボンフォル。ここは駅員がいるが、ド田舎。

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 駅の近くに、移動図書館のバスがいました。日本でもたまに見かけるが、たいていはマイクロバスベース。こちらは大型車。

 この日はバーゼルに泊まるつもりで、この後列車を乗り継ぎ、ドレモンからバーゼルまではICNにも乗りました。
 ところがバーゼルのYHは、満室…。ホテル探しも面倒だなあ…。先日泊まったバーデンのYHはどうだろう?電話してみたら空きがあるので、そこへ行ってみよう。バーゼルからIRで1時間もかからないし、チューリヒにも移動するのに便利だ。ここで2泊する事にしました。これなら荷物の移動も必要なくなるし。
 ここが、スイス国内では最後の宿泊場所となりました。

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 ANAとJALがそろって、東京オリンピックのエンブレムを胴体にあしらった機体を公開し、国内線で運航を開始しました。ANAはB777-200ER(JA745A)、JALはB777-200(JA773J)。両社とも今後4~5機に増やして国内線に就航させるとしています(国際線はどうするのかはまだ解からない)。両社からそれぞれプレスリリースも出ているが、異例の両社連名です。
 これとは別に、ANAでは機体デザインコンテストも実施中。JALも、A350で期待したいなあ。

《今日のニュースから》
13日 ソニーVRゲーム機「プレイステーション4」 世界同時発売
14日 東京労働局「かとく」 電通に抜き打ち調査