「バスマガジンvol.79」が先月末発売になりました。
だけれど、今号もまた、前号の予告とはかなり違っている。エアロキングや東京駅付近のバスターミナルの話は、どうなったの?
ジャカルタ街角路線バスウォッチング
インドネシアオートショー 展示バス車両ガイド
最近は東南アジアのバスの記事を(他誌を含めて)見かける事も少なくなくなったが、インドネシアは初めてではなかろうか?
「トランスジャカルタ」は、本文中には一言も出てこないが、「BRT」という事ですよね?中国製からスカニアに代替わりという状況のようだが、高床式プラットホームに発着するので、タイヤハウスの真上にドアがある構造が物珍しく見える。やはり相当腰高。車内の写真もあればと思った。詳細は記されていないが、客用ドアの位置からすると、運賃の収受は「駅」側で行われているのだろう。
写真を見た限りでも、バスも多いが、それ以上に車が多くて渋滞が酷そう。
ショーで展示されているバスは、顔つきは基本的に似ていて、中国の影響を受けているように感じられました。
帰ってきた 路線バス全方位レポート Vol.11 新潟県
前回はvol.36で取り上げられていました。2009(H21)年現在で、この年の大河ドラマが「天地人」という事で、関連づけた記事もありました。
新潟県は基本的に上越…頸城自動車、中越…越後交通、下越…新潟交通のグループにはっきり分けられていて、これは変わっていない。川中島バス(→アルピコ交通)が撤退した事で、県外資本の一般路線は、現在はない模様。
新潟交通の「かぼちゃ電車」のラッピング車は初めて知った。窓も電車の「バス窓」を模している。廃線から、もう17年も経ってしまったから、若い人は知らない人が少なくないかも知れない(県庁前~青山間は現在はBRT区間になっている)。
「新潟市観光循環バス」は「2台」となっている。「ドカベン」(水島新司)は既に引退しているのでは?と思ったのだが、現在は魔夜峰央(パタリロ!)・小林まこと(ホワッツ?マイケル)・安田宏之(ショムニ)の合作で運行しているらしい。「パタリロ!」以外は講談社なので、「バスマガジン」的にはこちらを出した方が良かったか?
(画像は高橋留美子の「犬夜叉」)
新しい全方位レポートは自主運行路線を持つ事業者に絞っているが、そうなると現在の蒲原鉄道は、五泉市のコミュニティバスと、対象外のローカル高速バスのみなので、本来なら対象から外れてもおかしくなさそうである。他都道府県もそうだが、高速バスも都道府県内路線については触れられても良いのではないか?一般路線との結びつきも強いし、高速バスが経営の生命線になっている事業者が少なくないので。
おじゃまします バス会社潜入レポート vol.79 西東京バス
西東京バスは、南東部の市街地路線と、北西部のローカル路線で性格が大きく分かれていて、ローカル路線は奥多摩や五日市の路線に乗った事もあるが、残念ながら奥地の終点まで乗り通した事がない。山登りをかねて訪れたい。
最近の車両に携帯・スマホ用のコンセントがついているのは、学生の利用が多いからだそうだが、学校送迎用の特定車の多さが、そのロケーションを物語っているようでもあります。明大中野は専用の車庫があって、スクールバスだけで21台とは、地方の事業者の一般路線の営業所より多いかも知れない。
新エルガは7台、と画像のテキストにはあるが、恩方〔営〕の3台は日野ブルーリボンではないか?エルガかブルーリボンか、やや混乱があるよう。大阪市営バスからポンチョ移籍は初めて知った(元「赤バス」用か)。リエッセはもうなくなっているようで、一般路線車でノンステップでないのは、トレーラーバスを除くと、青梅〔営〕のスペースランナーのみ。
氷川車庫の建物はレトロ色プンプンで、この辺ももう少し大きく取り上げても良かったか。
バスのある博物館 第六回 リニア・鉄道館
国鉄バス第一号って、開館前はどこにあったんだっけ?ここはJR東海保有なので、東名ハイウェイバスもあればいいと思う(でも残っているかな?)。
バスとは関係なくなるが、展示車両にクモハ52があるけれど、関西急行電車色に復元されているのであれば、京都に置く方がふさわしくないか?
(晩年は飯田線で、「スカ色」で走っていた)
バスの自動運転は一般の、特に経済ニュースでも最近よく報じられているが、いきなり公道で自動運転は、乗客の立場としても、やっぱり不安になるでしょう。まずは公道ではない専用路、それも高速で走る必要がない場所から始めるのが現実的か。広い工場や大学、テーマパークの敷地内とか、空港ターミナル間連絡バス(制限区域内・航空便乗り継ぎ旅客用)あたりがまず考えられると思います。それから、専用走行路が確保された、それこそ「トランスジャカルタ」のようなBRT路線へという流れが自然ではないだろうか。
(高速バスは、完全に不安を拭いきれない)
加藤佳一氏の「終点の情景を求めて」。第11回は加越能バスのくりから不動寺で、くりから不動寺バス停のみならず、石動駅までの路線自体が、毎月28日しか走らない。途中にバス停が5カ所あり、全線で12分程度掛かるのだが、一般の利用は見込めないのか?
(昔は毎日走っていたのかも知れない)
ウィラーの「INGRESS」、窓が全くないのね…。好きな人はいいだろうが、私はバスに限らず、乗り物は「外を見る事ができてナンボ」だと思っているので、ちょっと敬遠かな…。
次号…といっても、この頃の「バスマガジン」誌は予告通りになっていません。いろいろ理由はあるだろうが、もうちょっとなんとかならないだろうか。講談社という、日本でも有数の大手出版社の刊行物なのだから。予告通りになるとしたら、注目は「SUN Qパス」かな…。
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《今日のニュースから》
1日 韓国朴槿恵大統領 北朝鮮住民に脱北呼びかけ
2日 ソフトバンク松坂大輔投手 10年ぶり日本の1軍登板