№1514 南海線 和歌山大学前駅

 先月大阪方面に行って、南海線で和歌山まで行った事は、№1498で書きました。
 その最中、高架化が成った泉大津と泉佐野(大分前だが)、そして新設の和歌山大学前駅に降り立ちました。これらの駅を3回連続で取り上げます。

 最初は和歌山大学前駅です。孝子~紀ノ川間に2012(H24)年4月1日に開業し、既に4年経ちました。昔は大阪府・和歌山県の府県境にある孝子峠越えの区間にあり、人里まれな所だったのに、和歌山大学のキャンパスの移転に加え、ニュータウン「ふじと台」の街開きで、突然大きな町が現れました。一昨年には特急〔サザン〕・急行の停車に普通列車の大増発と相当な大盤振る舞いのダイヤ改正が行われ、南海線の主要駅の一つに躍り出ています。駅設置に合わせて、線形が若干変化しています。
 2014(H26)年度の一日の乗降客7,436人は、既にみさき公園や美加の台あたりを抜きました。南海全体で40位です。駅番号NK43。

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 東口の駅ビル。これだけ見ると「ふじと台ステーションビル Estation」である事が強調され、鉄道の駅である事はあまり意識できません。

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 一方の西口のエントランス。

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 西口のエスカレーター。階段が広く取られています。

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 西口エレベーター。この駅は山の中腹に設けられているので、西口は結構高低差があります。

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 コンコース。

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 券売機と窓口。券売機は意外に台数が少ない。既にICカードが普及している事もあるでしょう。

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 改札口。

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 右は精算機、左はICカードのチャージ機。

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 改札内のコンコース。壁面がガラス張りなので明るい。

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 コンコースの発車案内表示装置。
 現行のダイヤでは、日中は1時間当たり、特急〔サザン〕2本・普通4本が停車します。

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 ホームのエレベーター。この駅のホームには、エスカレーターはありません。

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 ホームの待合室。

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〔サザン〕が停車するので、上りホームには指定券の券売機も置いてあります。
 多少脱線するが、〔サザン〕も30年で停車駅がかなり増えました。〔四国号〕に代えて運行を開始した時点では、泉佐野の次はもう和歌山市だったのだが。

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 ホームの発車案内表示。

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 最後に、ホーム。一般的な相対式。

 次回は、泉佐野駅です。

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 熊本・大分では未だに震度5レベルの余震が続いていて、なかなか落ち着かないようです。しょせん他人事みたいな言い方しかできないが、ともかく早く地震がおさまって、人々の暮らしが安寧を取り戻してほしいと思います。空路は今日夕方から出発便も再開になったようです。新幹線は明日、新水俣~鹿児島中央間が再開の見込み。市内の電車・バスも順次運行を再開しているようだが、産交バスは益城町の木山〔営〕の被害が深刻なのか、管内の路線が一切運行できていないようです。

《今日のニュースから》
 無論現状では熊本地震関連一色になるのが当然だが、今月一杯、ここでは敢えてそれ以外の中から探してみます。他にも大事なニュースは少なくないので。
18日 ブラジル・ルセフ大統領弾劾手続き 議会下院で可決
19日 北海道新幹線に爆破予告 一時運転見合わせ

 仕事帰りに駅のモニターを見たら「車両点検のため」と表示され、正直青函トンネルで深刻なトラブルでもあったかと心配になったのだが。こんな事は一切やめて頂きたい。