26日改正のJR線時刻掲載の「JTB時刻表2016年4月号」は、19日(土)に発売になっています。
表紙は4月号も、北海道新幹線のH5系。2号続けて同じ車両が表紙を飾るのは、少なくともJTB時刻表となってからは初めてだと思います。北海道新幹線以外で目立った新顔がない事もあるでしょう。
グラビアは、去年の北陸新幹線開業時の2015年3月号の時と違って、通常通り6ページになっています。
◆ 北海道新幹線のヒ・ミ・ツ大公開!
札幌テレビ(STV)には、新幹線のコーナーがある番組まであるのか。それだけ新幹線の乗り入れは、北海道にとっては一大事なのでしょう。
宮永真幸というアナウンサーは「鉄」、なのでしょうか?過去には故吉村光男氏(TBS・特に京急の大ファンだった)、堺正幸氏(フジ・東北新幹線のアナウンスを担当した事は有名)など、「鉄」のアナウンサーは意外に少なくないよう。
我々鉄道ファンにとっては皆既に知っている事ではあるが、H5系は全席コンセント配置が売りか。ただ、E5系と完全共通運用なので、運が良くないと当たらないか?H5系に限らず、全部の新幹線車両がそういう方向に行くべきだろうと思います。
青函トンネル内は140㎞/h運転になるのが「新幹線」としては辛い所。いずれ経験を積み重ねていけば、もう少しは早く走れるようになるのか。そうなれば、東京~新函館北斗間で最速4時間を切れるはずです。
◆ 市電でめぐる 函館おすすめスポット
ここもSTVの女性局アナが起用されている。宮永アナウンサーもだけれど、新幹線カラーのSTV特製マフラーを巻いているが(読者プレゼントあり)、紫はどうもE5系のピンクに見えてしまうのだけれど、写真映りのせいもあるのかも知れない。
函館市電と言ったら、「箱館ハイカラ號」は出ないのか?と思ったが、開業時点では、今シーズンの運行は始まっていない。今年は新幹線開業に合わせて運行開始を繰り上げるかもと思ったが、そんな事はありませんでした。
(2016年度の運行スケジュールは、まだ発表になっていない)
◆ 大沼の「8」つの楽しみ
「8」とは、大沼を中心として「8」の字を書く函館本線のルートから。
「新幹線総合車両基地」が全国で5つしかないとは、あれ、もっとなかったっけ?と思ったが、函館以外は東日本の新幹線総合車両センター(宮城県宮城郡利府町)、西日本の新幹線博多総合車両所(福岡県筑紫郡那珂川町)、白山総合車両所(石川県白山市)、九州の熊本総合車両所(熊本県熊本市南区)で、他の車両基地は基本的には車庫、という位置づけという事か。東海道新幹線にないのは意外にも感じるが、50年以上前の古い路線で工場と車庫の機能が別々、「総合車両所」という概念が建設当時にはなかったのでしょう。
「のりもの情報局」は、「小湊鐵道『里山トロッコ列車』定期運転開始」「横浜シーサイドライン『シーサイドラインフェスタ2016』」「JTBパブリッシング『るるぶ南武線』発売」「芝山鉄道 記念証明書発行」「静岡鉄道『静岡レインボートレインズ』A3000形」「豊橋鉄道『市電の日沿線歴史探訪ハイキング』」「大阪市交通局『輸送の生命館』見学者募集」「子どもの未来社『人類の歴史を作った船の本』」。
「おもな駅のご案内」に、新函館北斗が加わりました。新幹線は相対式2面2線、在来線は1番線が「はこだてライナー」専用、2~4番線が函館本線。
◆ 黄色のページ
改めて、ダイヤ改正の概要が記されています。
その後に、東京~北海道方面の連絡早見表が掲載されています。
東京~札幌間は最速7時間44分。東北新幹線開業までの特急〔はつかり〕は、この時間では青森にもたどり着けなかったのだから、さすがに新幹線は早いです。
東京8:20 ~ 〔はやぶさ5号〕 ~ 12:22新函館北斗12:34 ~ 〔スーパー北斗11号〕 ~ 16:04札幌
会社線では、27日より相互直通運転を開始している、福井鉄道とえちぜん鉄道(三国芦原線)の全列車・主要駅の時刻を掲載しています。
相互直通は、朝方は越前武生~福大前西福井間に各駅停車を2往復、日中は越前武生~鷲塚針原間に急行を9往復(60分間隔)で運行。
福井鉄道は、日中は旧ダイヤの各停のみ20分間隔→直通+田原町折返し(一部は土休日運休)急行と各停をそれぞれ30分間隔運行に改正。福井駅前は移転し、福井駅と改称。えちぜん鉄道の三国芦原線内運転は特に大きな変更はないよう。
この他、樽見鉄道「桜ダイヤ」を今シーズンも掲載。昨シーズンとの比較では、大垣16時台発本巣行8013列車が各駅停車になる以外、パターンの大きな変化は無し。
(大垣発着で通過駅がある列車は、今シーズンは快速と呼称)
「おトクなきっぷ情報」では、「はこだて旅するパスポート」を掲載。JRの函館~森間、道南いさりび鉄道、函館市電の全線と、函館バスの函館を中心とする路線。2日間有効3,380円。JR北海道函館支社の主な駅で発売。
◆ 本文
今回のダイヤ改正の結果、日本最北端の稚内~日本最南端の西大山の間の所要時間は、どうなったのでしょうか。
〔はまなす〕廃止の結果、東京~岡山間は新幹線があるのに在来線の〔サンライズ〕利用とせざるを得ず、大幅な所要時間増となりました。
稚内 7:00 -(52D 特急スーパー宗谷2号)- 12:06 札幌
札幌 12:15 -(12D 特急スーパー北斗12号)- 15:51 新函館北斗
新函館北斗 16:17 -(3030B はやぶさ30号)- 20:32 東京
東京 22:00 -(5031M サンライズ瀬戸)- 6:27 岡山
岡山 6:51 -(601A みずほ601号)- 9:48 鹿児島中央
鹿児島中央 10:05 -(1333D)- 11:59 西大山
となり、約29時間となりました。
(逆だと鹿児島中央での接続が悪く、32時間40分かかってしまう)
〔はまなす〕復活でもない限り、九州新幹線鹿児島ルート全線開通の2011(H23)年3月12日改正時の25時間50分が、最北端~最南端間の鉄道ルートのレコードを維持し続ける事になるでしょう。
JR改正ダイヤをチェックするが、全部はできません。ご承知おきを。
山陽本線の岡山→下関間363.0㎞を通しで走る普通列車が1本設定されました。岡山16:19 → 23:50下関の369M。運用の都合の結果であろうが、いきなりJR最長普通列車の座に就いた事になります。
岡山~小倉の掲載は、岩国で分割されました。大半の列車が岩国乗り換えになっているし、」実態に合っていると思います。
名松線が、全線で運行を再開しました。本数は被災前と変わっていないが、朝方の下り1本・上り2本は家城で乗り換えになっています。
姫新線も、掲載が佐用・上月で分割されました。
津山線は、4月9日~6月26日の土・日曜日、快速〔ことぶき〕に変えて快速〔みまさかノスタルジー〕を2往復運行。3号を除き、指定席を設定(窓向きカウンター席)。
赤穂線は新快速の姫路での系統分割の結果、上りの播州赤穂→敦賀の設定がなくなりました。逆方向の敦賀→播州赤穂は平日1本・土休日2本あります(全て米原経由)。
四国の8600系は、GW中の4月29日~5月5日は〔しおかぜ〕には運用されず、分離運転で高松~宇多津・多度津間区間運転となる〔いしづち〕で運用。
(5月2日は〔いしづち103・106号〕を除き運用されない)
鹿児島本線は、玉名6時02分発熊本行を増発。この区間は初列車繰り上げ。一方で土休日は大牟田~玉名間で朝方の1往復を削減。
特急代替の肥薩線直通快速は、全列車熊本~新八代間はノンストップ。旧ダイヤで〔九州横断特急2・5号〕が停車していた松橋も、全列車通過。
肥薩線は、〔いさぶろう〕〔しんぺい〕以外にも、夜間の普通列車1往復が人吉をスルー、八代~吉松間の運転になっています(人吉で列車番号が変わる)。
指宿枕崎線の快速〔なのはな〕は、一部列車が停車駅を変更。3327D・3351Dが薩摩今和泉、3334Dが二月田・薩摩今和泉、3350Dが二月田に停車。3345D(旧3343D)は宮ケ浜は通過。
北陸本線は、午前中の福井~芦原温泉間の普通1往復が取り止め。
相模線は、平日の夜間の海老名折返し1往復を橋本まで延長。
存廃が話題になった室蘭本線・小幌駅は、新ダイヤでは夜間に停車列車が追加になりました。
下り
481D 15:55 長万部発東室蘭行
487D 19:46 長万部発東室蘭行(新規)
上り
472D 8:38 東室蘭発長万部行
478D 15:13 東室蘭発長万部行
480D 17:39 東室蘭発長万部行(新規)
484D 20:04 室蘭発長万部行(新規)
487D→484Dが18分で滞在時間が一番短くなるが、もう夜だから…。
グラビアで出てきた「8の字」ルートは、〔スーパー北斗〕〔北斗〕は、当然下りも全列車「藤城線」→新函館北斗経由に変更になるが、普通列車で「藤城線」経由が3本も残っているのは意外だった。
北部は、臨時の〔北斗84・88号〕は渡島砂原回りで、大沼公園は経由もしない。
石勝線・根室本線と石北本線は共に1ページ減となりました。釧路~根室間は「花咲線」の愛称が残っているが、花咲駅が廃止になって「花咲線」はないだろうと思ってしまうのだが。石北本線は上下計で1ページに収まってしまいました。
臨時列車では、今GWでも〔サンライズ出雲91・92号〕の設定があります。
(91号が東京発5月2・5日、92号が出雲市発5月1・4日の運転)
特に東京~大阪間の利用の動向がとても気になります。結果によっては、東京~大阪間の夜行列車復活の夢を見たいと思っています。
第3セクター鉄道では、長良川鉄道で〔ながら号〕が運行開始。4月27日~6月26日の金・土休日の運行。土休日ダイヤが設定され、全区間で平日ダイヤより1~2往復程度減便。
4月4日の「バスタ新宿」開業で、高速バスのダイヤが注目されるが、4月号時点でバスタ新宿が反映されているのは、JRの東名高速線・「ドリーム号」の他、
山形線・仙台線(JRバス東北)、酒田線(国際興業・庄内交通)、長岡経由新潟線(西武バス;越後交通)、上越線(西武バス・頸城自動車・越後交通)、福井線(JRバス関東・京福バス・福井鉄道)、豊橋線(関東バス・豊鉄バス)、奈良線(関東バス・奈良交通)、京都・枚方線(関東バス・京阪バス)、岡山・倉敷線(中国JRバス)、広島線(小田急シティバス・中国JRバス)、福島線(JRバス関東・JRバス東北・福島交通)、会津線(JRバス東北・会津バス)、那須塩原線(JRバス関東・東野交通)、佐野線・草津線・伊勢崎線・御殿場線・小諸線(JRバス関東)、水上線(関越交通)、常陸太田・常陸大子線(JRバス関東・茨城交通)、館山線(JRバス関東・日東交通)、修善寺線(東海バス)、三島線(小田急箱根高速バス・東海バス)、静岡線(JRバス関東・しずてつ)、軽井沢・上田線(西武バス・千曲バス)、多治見線(JRバス関東・東濃鉄道)、TDR線(JRバス関東・京成バス)、その他京王電鉄バスグループ、小田急箱根高速バスの各路線
4月号時点ではやや混乱している部分があり、京王バス・名鉄バスの名古屋線は、4月4日改正ダイヤが掲載されているのに、新宿の乗場が「新宿高速BT」のままになったりしています。
札幌~函館間の高速バスが、中央バス系・北海道バス共、北海道新幹線開業に合わせて改正を行っています。中央系は26日だが、北海道バスは1日早く25日から。両路線とも全便新函館北斗駅経由に変更。北海道バスの大沼プリンスホテル停車は、札幌発は1便増、函館発は1便減。
せとうちバスの品川~今治線は、京急バスの予約受付が4月14日まで。4月号では掲載になっていないが、15日発から東京側が渋谷マークシティ発着(二子玉川経由)に変わり、東急トランセと共同運行になります。
名古屋~大分線は大分発3月31日・名古屋発4月1日までの運行。
国際線航空の掲載が、4月号からなくなりました。昨今はLCCを筆頭に路線の新設・改廃が相次いでいたりして、鉄道メインの時刻表では手に余るのでしょうか。
「JTB国際線」時刻表が発売されているという事だが、書店では扱わず、直接JMCに年間の購読を申し込む。このままでは国際線航空の動向が解らなくなるので、購入しようかどうか迷っています。自宅には置き場所がなくなりつつあるので。電子書籍なら迷わないのだが…。
これらの結果、メインの時刻表部分は3月号と比較して、16ページの減少となりました。
◆ JR線営業案内
〔はまなす〕廃止により、JRから定期急行はなくなったが、臨時列車の運行があるため、料金は従来通り掲載。
JR北海道は特急料金の繁忙期・閑散期の設定がなくなり、通年同額となりました。
寝台列車が〔サンライズ〕のみになり、個室寝台料金も〔サンライズ〕関連のみの掲載。シャワールームのお知らせが追加されました。
特別付録 JR全線特急列車運転系統図
改正のポイントも記されています。在来線はさらにネットワークの矮小化が進みました。〔スーパーカムイ〕〔ひたち・ときわ〕〔あずさ・かいじ〕〔サンダーバード〕〔しおかぜ〕〔かもめ・みどり〕〔ソニック〕などを除くと本数も多くはなく、新幹線接続がメインになりつつあるのでしょうか。
特別付録 ダイヤ改正 東西番付表
去年もありました。今後もダイヤ改正の度にやる事になるのか。
「西横綱」の〔にちりんシーガイア〕は、在来線昼行特急ではもちろん、在来線全体でも〔サンライズ出雲〕〔サンライズ瀬戸〕に次いで3位になります。〔ソニック〕と比べて足が遅く、この列車も、いつまでも存続するかは疑問な気がします。
「西小結」の名松線は、このまま廃線になるだろうと思っていたのが正直な所。無論地元の後押し・支援などもあるが、リッチなJR東海だから、という感が強いです。
「西大関」の広島大改正に、上に挙げた最長距離普通列車の設定がなかったのは意外。
「東大関」の東京~札幌間鉄道日帰りは、初めて気づいた。でも札幌は3分しかないし、単純に〔はやぶさ〕+〔スーパー北斗〕往復では変化が付かないし、あまり興味はないな。
(逆だと、東京で1時間16分の滞在時間がある)
「東前頭三」の札沼線では、清水港線(1984(S59)年4月1日廃止)の名も出てきているが、32年前に廃線になった路線など、若い人は知らないでしょう。清水港線の場合は一応通学需要が考慮されていて、清水発が朝、三保発が夕方に設定されていたから、札沼線とは少し違う。いずれにしろ、単行のDCが1日1往復で済んでしまうような路線は鉄道としては終わっているだろ?と言わざるを得ず、現在のJR北海道の状況も考えれば、少なくとも浦臼~新十津川間は、数年以内に廃止の話が出るのは確実です。
「東前頭二」は〔あかぎ〕からの185系撤退だったが、〔踊り子〕で未だに置き換えの話が出てこないのは不思議。そっちの方が優先だろう?と思うのだが、歴史的な伝統からして他線からの転用は潔しとならず、あるいは「湘南ライナー」ともひっくるめて、東海道線方面の優等列車の体系そのものの大きな変革が想定されているのかも知れない。
次号は、4月29日オープンの京都鉄道博物館がグラビアの特集になるらしいが、「あの人」とは何者?
当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
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《今日見た・聞いた・思った事》
〔はまなす〕廃止により、ついにJR線から定期急行がなくなりました。臨時列車ではかろうじて設定があり、4月号では〔ぶらり横浜・鎌倉号〕〔飯田線秘境号〕、それに新設定の〔海浜公園ネモフィラ号〕(横浜~勝田間 5月3~5・7・8日運転)があります。
特に国鉄時代末期、房総などに(当時としては)短距離の特急が多数設定されるとか、急行の格上げが急激に進められた(=料金値上げ)事などで、急行の削減は「ボッタクリ」等との批判が多数出されたものです。同じ特急なのに「B料金」が設定されたりしたのも、批判の声をさらに大きくさせたと思います。しかし民営化後、ローカル特急でもそれなりに高速化が進んだ事、快速も特に西日本で設備がグレードアップしたりした事で、逆に「急行」ってどういう列車なの?という事になってきたのではないでしょうか。設備面に関しては〔はまなす〕も含めて末期の列車の大半は特急型車両を転用していたし、スピードという点では快速も高速化して急行と遜色なくなってきていた(路線によっては急行より早かった)ので、いずれの面でも中途半端な状態になっていたのではないでしょうか。
料金制度の面で急行自体は残る事になったが、ここでJRでも「急行」の定義を変えても良い時期ではないかと思います。
1.(多少強引だが)速度面で料金を徴収する列車は、全て「特急」と呼称する(私鉄でも東武がそう)。
2.残りの列車(特に「快速」)で上位に位置する列車を、料金不要のまま「急行」と呼称する。
という方向に行った方が良いかと。大手私鉄と同じになる訳です。
どういう列車を「急行」と呼称するかは各JRがそれぞれ考えれば良いが、特に指定席の設定がある列車がそうなるでしょう。〔ムーンライトながら〕〔ホリデー快速〕〔マリンライナー〕〔エアポート〕などでしょうか。無論京阪神間の「新快速」など既にその名称で定着しきっている列車を「急行」等とは変えられないだろうが。ただこうする事で、JRでも「快速急行」「通勤急行」等の名称が使えるようになります。路線によっては「○○快速」とか苦し紛れの呼称が見られるようになってきているので、逆にスッキリするようになるのではないでしょうか。
JRの優等列車は当分の間「特急」と「快速」の2本立てで行くだろうが、個人的には「急行」の名がないのはバランスを欠くような気がします。何らかの新しいタイプの「急行」が、JRで走りだすのを待ちたいと思います。
《今日のニュースから》
28日 人間型ロボット「ASIMO」 成田空港で出迎えのパフォーマンス
29日 ベネッセ・コーポレーション顧客情報流出 元システムエンジニアに懲役3年6か月の実刑判決