№1479 変わりゆく成田へ、今年もGO!<後>
ウインタースケジュールの成田撮影では、A滑走路の南側、R/W34Lの脇の車道の歩道を定番の撮影地にしています。
この付近も、環境は日々急激に変わりつつあります。そんな中、昼前から夕方にかけて、旅客機の撮影に費やしました。
昨年来た時に造られていた、R/W34Lの脇にヘリコプター発着場。今回訪れると、さらにヘリコプターの格納庫の新設工事が進められていました。
タイ国際航空 B747-400
成田空港でB747旅客型を見る、撮る機会はいよいよ少なくなってきました。そんな中、去年はA380-800だったTGの昼便は、今年はB747-400で運航されています。
ルフトハンザ・ドイツ航空 A340-300
ゴー・アラウンドして到着したLH便の折返し。フランクフルト行だが、今の時期は週3便、しかもA340-300とは。
スイス・インターナショナル A340-300
「SWISS」の文字が大きくなりました。LXにはこの直後、後継機としてB777-300ERが納入されたそうです。時期は未定だが、いずれは成田でも見られるでしょう。A340も、成田では見られなくなりつつあります。
アリタリア・イタリア航空 B777-200ER
新カラーが来ました。
エア・インディア B787-8
チェジュ航空 B737-800
イースター航空 B737-800
成田~ソウル(仁川)線はサマースケジュールより、ティーウェイ航空の就航が発表になっています。相変わらずLCCの激戦区、という感じ。
エティハド航空 A340-600
600型が来ました。旧カラー。
エバー航空 A330-300
成田路線の「ハローキティジェット」は、昨年12月に終了、一般カラーの300型が就航しています。
日本航空 B787-9
JALのB787-9も初めて撮りました。フランクフルト行だと思う。
厦門航空 B737-800
昨年8月より就航。明るい時間の発着がうれしい。
道路から降りた、農地の中の細道から見た所。
お気づきと思うが、これまで1本だけ立っていた樹木がなくなっています。後で触れるが、新公園建設のためでしょう。
「旅客機」ではない、私には謎だったB737-700。調べてみたら、「南山公務」という、中国のビズジェットの会社らしい。良く解らんが。
トランスアジア航空 A330-300
このウインタースケジュールから大型化されました。待望の新カラー機です。
ピーチ A320-200
内藤ルネ・スペシャルラッピング機。
アシアナ航空 B747-400M
LOTポーランド航空 B787-8
今日最大の目的は、14日に就航したばかりのこの機体でした。着陸はB滑走路だったが、離陸はA滑走路から。約3時間遅れ。ともかく撮れて良かったです。
アリタリア・イタリア航空 B777-200ER
改めて、離陸する(多分ミラノ行)AZの新カラー機。
デルタ航空 B747-400
DLのジャンボ機は2017(H29)年、来年までという話が聞こえてきます。
ニュージーランド航空 B787-9
NZのB787-9も、改めてもう一度。
ユナイテッド航空 B747-400
UAのジャンボ機は、いつまで飛ぶ事になるのでしょうか。B滑走路にアプローチする、AAのB777-200ERも見られます。
海南航空 B737-800
ピント合わせでヘマって、この程度しか撮れませんでした。次こそリベンジだ。
チャイナ・エアライン B747-400
今回この場所で見かけたジャンボ機は、少なくとも私が見た限りでは、TG・OZ・DL・UA・CI、この5社だけでした。
ANA B737-500
日本では案外最後まで残る、B737第2世代機ではないですか?MRJ導入がさらに遅れる事になったので。導入されれば、成田ではMRJが見られるかもしれません。海外の旅客へのアピールになるので、早期の就航が期待されるのだが。
厦門航空 B737-800
厦門航空も今一度。中国のキャリアの就航も急増しています。
香港エクスプレス A320-200
暮れに就航しました。小型単通路機は300㎜でも遠く、画像はかなりトリミングしている事をお断りしておきます。
TGの夕方便はA380。今の季節で明るい時期に見られるA380は、TGのみになりました。
(SQは暗くなってからの到着)。
ANA DHC-8-Q400
成田最大の機体A380の後に、成田最少の機体DHC-8。
旅客機に関してはこんな所でしょうか。
B747ジャンボ機はいよいよ希少価値となり、といってA380も(特に冬場は)ほとんど見られません。成田に関しては主役はB777-300ERに取って代わられた上、B787も急速に増えてきました。今後はJALやNZの如く、-9型も増えて来るでしょう。後はA350を日常的に見られるようになるのは、いつになるか。2019(H31)年のJAL就航よりも前に、レギュラーで就航させるキャリアはあるでしょうか。
JRバス関東・多古線は、三里塚発着便が航空科学博物館まで延伸した事で、撮影場所でも頻繁に見るようになりました。ただし、大半の便はお客さんがいない。博物館の近辺は民家がほとんどないようなので、仕方がないか。
多古線は同時にSuicaが導入され、全国相互利用ICカードで乗れるようになりました。ただしIC運賃と、「バス特」はなし。一日乗車券があるそうです。
ラディソンホテルの送迎バスも頻繁に通過するが、去年はあったデルタのラッピングはなくなっていました。
この撮影場所のすぐそば(航空科学博物館から来ると撮影場所の手前)では、芝山町によって新しい公園が建設中でした。
「ひこうきの丘」と呼ばれるようです。3月オープンとか。具体的にどのような設備ができるかまではまでは解らないが、トイレと飲料の自動販売機位は造られると思います。公園そのものもさる事ながら、現在の撮影場所でも、環境はかなり良くなると期待できます。
ただし、バス停は作られない模様。航空科学博物館からだと、徒歩10分強位です。
今回、帰りは東京駅までJRの高速バスを利用してみます。航空科学博物館16時04分発は、左側に駐車していたJRバス関東のセレガ。
パーク&ライドの駐車場が整備されているが、1台も駐車がありませんでした。まだ知名度不足?
東京駅までは通常1,680円だが、この路線はSuicaが導入され、3月いっぱいまではICは1,600円の割引運賃。この車両はスマホなど向けの充電用コンセント(100V)が各席に設けられています。
博物館からの乗客は私一人だけ。ただ、この先住宅入口・三里塚公園・ラディソンホテル・富里スクエア・富里バスターミナルと停車して行くが、そのたびに1人ずつ乗車がありました。ひょっとしたら私一人だけの回送状態で東京に向かうのか?とも思っていたので、一安心?
三里塚のJRバスの旧折返所は、バスから見た限りでは、バスの駐車がなくなっただけで、バス停はそのまま敷地内で使われているようでした。待ち合わせの場所(旧駅舎?)も引き続き使用されている模様。
(高速バスは、ここには入らない)
今回は博物館から乗ったが、撮影場所や「ひこうきの丘」へ行くなら、住宅入口バス停を利用できます。東京方向から降りたら、進行方向へ真直ぐ。途中右手に、成田市の「さくらの丘」公園もあります。
三里塚付近や富里市内は、やけに車が多くて走りづらく、富里ICから東関道に入るとスイスイ。正面に夕陽。
前にも書いたが、他のお客さんは高速道路に入ってもシートベルトをしない。アナウンスに加えて、ドライバーによる肉声のお願いもあったのだが。軽井沢の事故の直後なのに、乗客の意識って、こんなもの…?
京葉線と並走するようになると日は完全に暮れて、富士山がシルエットとなって姿を現しました。
東京駅が近づくとビルの明かりがまぶしく、目がくらむよう。下りはかなり渋滞が酷いようだったが、こちらは10分程早く、東京駅日本橋口に着きました。
こんな感じで、今回の成田撮影行は終わりました。北側の「さくらの山」が典型的だが、南側も設備やアクセスなどがこのわずか数年で急速に改善されつつあります。「ひこうきの丘」には広い駐車場も整備されるが、我々としては、是非バスを中心とした公共交通を積極的に利用したいものです。特に東京駅からの高速バスは、使える足だと感じました。
あとはB滑走路、34R使用時でも旅客機が撮れる状況になればいいのだけれど。天神峰にも公園が造られたらいいなあとは思うが、過激派がわずかながらでも残る現状では、まだ難しいかなあ…。
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《今日のニュースから》
5日 桜島昭和火口 爆発的噴火 警戒レベル3に引き上げ
6日 台湾南部 M6.4の地震 台南市で死者11人
タイでJR貨物の中古のコンテナの試験運用が始まり、昨日式典が行われたとの事。新幹線ばかり目が行ってしまうが、通勤鉄道もそうだが、在来線の改善で貢献ができれば、日本の鉄道の地位がより上がるのではないでしょうか。