「Bus Life」第3号が年末に発売になりました。第1号~第2号の5ヶ月から、第3号の発行は2ヶ月と間隔が詰まっています。
京王バスの旧塗装復刻車が追加になり、今度はブルーリボンⅡになったが、この他に京王バス中央でブルー系の車両が走り出しているそうです。でも高速車ではやらないのか?他に現CI導入以前の黒・白・赤のデザインがあるのだが。
今乗れる、新型エルガ&ブルーリボン
そろそろ各地に新エルガ・ブルーリボンが出回ってきたようです。いつ現在の物かは記されていなくて、バスラマ誌のモニター車も含んだ東武バス(イースト)はまだ記されていません。
Q尺の初号車はどこになるのかと思っていたが、エルガは新潟交通、ブルーリボンは北陸鉄道が初号になるようです。京成バス、近鉄バスは両者を並行して導入している。後ろ姿の写真を見ると、確かに旧モデルとはプロポーションが大分違うという印象を受けました。
全国 乗りバス大特集
奈良交通の新宮特急に新ブルーリボンが入った事もあるのか、日本全国の注目路線を集めています。
同時に新宮特急の新旧ブルーリボンを比較。スペックを見ると、座席は大分減ったようです。すぐ全車両を置き換えというのではなさそう。
いくつかの路線について感想を記すと、箱根登山のターンパイク経由は、箱根大名行列が行われるから迂回という事もあるのか?ターンパイクは以前は東洋タイヤがネーミングライツを保有していたが、一昨年からマツダが保有しています。地元神奈川なのに知らなかった。
富士急山梨バスの松姫峠行は、今は途中の小菅の湯で奥多摩からの西東京バス路線とつながったので、乗継が楽しめるはずです。
旧野上電鉄の毛原宮までの路線は乗った事がありました。古い小学校があったはずです。大十になってからは、登山口も訪れた事がないなあ。
淡路交通の2ドアハイデッカーは、欧州だと当たり前なのだが。
京都バス90系統は、昔はもう少し運行期間が長かったはずだが。観光の需要は少なくないはずで、今はインバウンドも多いのだから、紅葉の期間でなくても春~秋期間位は走らせても良いのではないかとも思います。
関東バスの出入庫系統は、歩いても(実際歩いた事あり)10分かからず、回送で良さそうな所、営業にしているのはなぜだろう。
後半はモノクロページに掲載。自転車積載バスは、神奈中バスの本厚木~宮ケ瀬路線を載せてくれても良かった。フロントに吊り下げる形で搭載するので(茅ヶ崎地区は昨年終了した)。
奈良交通の3ドア車は、ロケーションと使用年数からして、最後まで残る3ドア車となるでしょう。
漢字一文字のバス停は、戸塚駅のすぐそばの江ノ電バスに「表」があります。「裏」って、どこかにない?
狭隘路線がいくつか掲げられているが、狭隘路線の大半がローカルで、廃止になってしまう所も少なくないのが、残念な所。
The バス会社 京都市交通局
京都市営バスは「会社」じゃないだろ?なんてツッコミはさておいて、一昨年の「大快革」で大いに注目される事業者だと思います。昨今の公営バスでは珍しく元気のある所でしょう。
取り上げられている系統は皆京都市中心部の、観光地に直接アクセスする系統で、無論京都市はそれが中心になるが、洛西のニュータウン路線について触れられても良かった。過去には専用の長尺車も入っていた所。
区間制運賃の系統を「調整系統」と呼ぶのはなぜだろう。何を「調整」しているのだろう?
字幕を今でも積極的に使っているのは京都市ならではで、BRCハイブリッドと幕の取り合わせも面白いと思います。フルカラーLEDが普及するとまた違った展開になるかも知れないが。
車両面では未だに20世紀の車両(「京都22か」が58台)が相当数残っている。神戸市営が0なのとは対照的。
4月29日に京都鉄道博物館のオープンが控えているので、旧定期観光車の動向が路線共々注目されると思います。
(今の所はどうこうするとのリリースはない)
「太秦萌」について触れられていなかったのが意外?デザインそのものもさる事ながら、局内の「若手職員増客チーム」が考案したキャラクターなので。
(フェイスブックあり)
観光バス 定点ウォッチング
伊勢神宮内宮。あれ、この撮影場所は見覚えあるな?と思ったら、12年前の元日に来ていて、三重交通の車両を多数撮った場所でした。あの時は交通規制で、内宮の駐車場は路線バス乗場になっていました。聞いた事がない事業者が多くて、乗合バス事業者はやはり少なくなりました。
BUS Life CD
他誌との差別化という意味か、今回、CDが付録につきました。「BUS Life」に限らず、昨今はCDやDVDが当たり前のように付録につく書籍や雑誌が多くなって、個人的にはちょっと驚いています(いまどきそんなのは時代遅れなのは解るつもりだが)。
「The バス会社」の特集に連動してか、京都市営バスに関わる音源が中心になっています。私は京都市営バスに乗った事はあっても、放送などはそれほどしっかり聞いていた訳ではなく、新鮮な発見もありました。京都市営バスは、車内放送では系統番号は言わずに、経由地と終点を告げるだけ。
洛バス100系統は日英韓中4ヶ国語だが、日本語では観光地の割と詳しいガイドも入り、英語ではそのほとんどの内容が訳されているが、韓中はほとんど訳されていないようです。急行系統とはいえバス停の間隔は短く、全部訳して流すと放送が終わる前に次の停留所に着いてしまうので、ある程度割り切っているのでしょう。
興味深いのは韓国語と中国語のバス停の読み方で、韓国語は日本語と同じ読み。三十三間堂は、韓国語は「サンジュウサンゲンドウ」、中国語は「サンシュンサンキンタン(?)」。
バスの走行音の音源は3種類皆経年車で、もう少し新しいもの、特殊な車両(CNGバス)とかを混ぜても良かった。無論、6425号車は全国的にも残り少なくなったHIMRだし、これはこれで貴重な記録だが。「四条京阪前」はいかにも関西らしい響き。関東なら「京阪四条駅前」としそうなものなので。
(京阪の駅は、現在は祇園四条駅)
今後もCDが付録につく事になるのでしょうか?期待してみたいと思います。
次号は2月25日発売と予告にありました。今後は偶数月に出す事になるそうで、定期雑誌化に向けて一歩踏み出すと考えて良いのでしょうか。
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《今日のニュースから》
10日 ミャンマー初の電車 ヤンゴン市内で運行開始
11日 「震災アーカイブス」シンポジウム 仙台市で開催
広島電鉄から譲渡された3000形(元西鉄)がヤンゴンで走り出しました。既にDCは多数走っているが、こういう形で日本の車両を注目してもらえるのは、やはりうれしいものです。