№1451 恒例・暮れの関西旅行 1.JRバス「青春エコドリーム303号」

 この所毎年、12月から遅くとも翌年1月の間のどこかで、大阪に出かけています。この数年は仕事が終わってすぐ、夜の新幹線で移動し、翌1日で大阪の電車・バスを撮影するパターンでした。
 今年はもう少し余裕が欲しくて1日休みをもらい(その代わり年末休みなし)、連休にして、まる2日大阪を訪ねました。
 今回は主に南海と阪急の電車の撮影に費やしました。特に南海高野線はダイヤ改正を実施して最初の平日となり、どのような動きが見られたのか、大いに注目しました。
 最初はあまり良くなさそうな天気予報は、日を追う毎にだんだん良くなってきました。これはいけるぞ!?

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2015年12月 6日(日)

 今年は日程に余裕があるので、大阪までの往路は夜行バス。今回はJRバスの「青春エコドリーム303号」を選択しました。運賃6,000円+大阪6時10分着の2つのポイントからの選択でした。
 この便は週末のみの運行。車両は西日本JRバスの744-8986。

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 日曜夜の東京駅八重洲口高速バスターミナル。クリスマスが近いとあって、イルミネーションがきれいです。
 手前に見えるのは、しずてつジャストラインの清水行最終便。

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 高速バスのカウンターと、奥には待合室。
「青春ドリーム303号」は、乗場に来た時点ではまだ空席もあったようだが、最終的には満席になりました。

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 前の便が出発した21時20分、9番乗場に入場。中ドアから乗り込みます。

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 2階の車内。4列シートは構わないが、夜行としては、やはりもう少しシートピッチが広いといいなあとは思いました。片道6,000円の格安便ではこんなものだろうが。

 定刻に出発。同時刻の弘南バス「津軽号」と並んで新宿の高速バスターミナルへ。ここで満席になり、首都高速から大橋JCTを経由して、夜の東名高速を快走します。

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 23時20分ちょっと過ぎ、足柄SA到着、1回目の降車休憩。
 前にいるのは、東京駅を30分遅く出発した「プレミアドリーム9号」(TDL始発で大阪経由神戸行)。ここは、JRバスは昔から東名高速バスの休憩地点になっているので、専用の休憩場所になっているようです。

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 西側には、バス専用の駐車場が整備されていました。西武バス南紀白浜行、四国高速観音寺行、その他旧ツアーバス組も見られました。

 20分停車で出発。
 この後三ヶ日で「運転停車」し、ドライバーがJRバス関東から西日本JRバスに交代するが、ここは爆睡で気づかず。

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 翌日4時過ぎ、新名神の土山SA到着。ここに降り立つのは、初めてでした。足柄とは違ってバス専用駐車場はなく、両端を大型トラックに挟まれてキツキツ。
 JRバスの右側3台めは、デリバリーの途中らしき、阪急バスのエルガミオ。

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 高速バスではしずてつや富士急(小田原発と富士山発計3台)、ウィラー3台など。

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 翌朝6時前、定刻より少々早めに大阪に着きました。まあまあ、よく眠れたかな。
 出発便は6時30分を過ぎないとないので、夜行到着時以外は、まだ閑散としていました。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


 明日の晩、本体の更新を行います。3月一杯で事業を終了した小松島市営バスの画像を公開します。また、横浜市営バスのエルガミオを追加します。

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《今日見た・聞いた・思った事》
 COP21が、「パリ協定」を採択して閉幕しました。
 地球温暖化が待ったなしの状況に陥っていただけに、万が一決裂して終わったら、後々のダメージが深刻な状況になる所でした。これで温暖化がすぐに止まるわけではないが、ともかく全ての国が、最後まで協定通りに実行する事が必要です。政権交代とかで「やっぱりヤーだよ」とかいう事態になってはなりません。
(特にアメリカがとても心配)
 この事は、私たちの暮らしにも直接かかわってくるはずです。本格的にCO2を減らし、温暖化を食い止めようとするなら、結構強権的な政策も、場合によっては必要になってくるかもしれません。9月の「戦勝パレード」の時の北京の青空を見て、なんとなく感じました。各種会議開催の度の抗議パフォーマンスも結構だけれど、その私たち自身も、今一度自らのライフスタイルを抜本的に見直さなければならないのでは?ガソリン代が安くなったからってジャブジャブ使い放題、ナントカモールやらカントカアウトレットやらがオープンする度に周辺の道路で大渋滞が繰り返されるようでは、先行きも怪しいものです。
 公共交通機関を整備してマイカーから乗り換えさせる政策も必要だし、それを可能にするようなものを、事業者側を提示し続ける事も大事でしょう。温いキャッチフレーズを並べるだけでは、公共交通の利用が増える事は無い、それはもはや明らかな事なので。

《今日のニュースから》
12日 日本・インド首脳会談 新幹線技術導入で合意
13日 甲子園ボウル 立命館大学優勝