「13日の金曜日」だからって惨過ぎる。その直前のロシア機テロや、その後のマリやチュニジア、トルコ=シリア国境での出来事に、世界はイヤな時代の第二幕の只中なのは間違いないなあ、と思わざるをえなかった11月、どんな事があったのでしょうか。
31日 シャーロット・ケイト・フォックス ブロードウェイ主演デビュー
1日 全日本大学駅伝 東洋大学初優勝
2日 広島 養殖かき水揚げ 1ヶ月遅れで解禁
3日 麻耶ロープウェー 乗客2500万人達成 記念イベント開催
4日 アマゾン日本法人 労働組合結成
5日 八戸市・蕪嶋神社 全焼
6日 「ニューハーフ」世界大会 タイで開催 日本人特別賞受賞
7日 浅田真央 フィギュアグランプリシリーズ中国大会で優勝
8日 ブラジル・サンパウロで「おきなわ祭」 BEGIN参加
9日 夏のボーナス平均約35万円 2年振り減少 厚生労働省発表
10日 関西空港・大阪空港運営権 オリックス・ヴァンシエアポート企業連合に優先交渉権決定
11日 日本マクドナルドホールディング 第三四半期赤字292億円 上場以来最大
12日 セウォル号事故 船長の無期懲役確定
13日 転落死亡事故相次ぐ有料老人ホーム運営施設に行政処分 川崎市
14日 薩摩半島沖震源地震 鹿児島県に津波注意報発令
15日 旅客船火災で沈没 長崎県西海市沖
16日 2歳の長男に煙草 父親らを逮捕 愛知県名古屋市
17日 和歌山電鐵支援継続 和歌山県が表明
18日 丸川環境大臣 福島第一原発を視察
19日 教育関係NPO法人 自民党支部に献金 政治資金収支報告書が公表
20日 就職活動 6月1日解禁 経団連が決定
21日 探査船「ちきゅう」就航10周年 横浜港で一般公開
22日 韓国 金泳三元大統領死去
23日 世界核被害者フォーラム 広島宣言を採択
24日 海外衛星搭載H2Aロケット 打ち上げ成功
25日 衆議院選挙「1票の格差」は違憲状態 最高裁判断
26日 タイ国内鉄道路線整備計画 日本とタイが覚え書き
27日 10月完全失業率3.1% 約20年振りの低水準
今月はこの他、名古屋市で中学生がいじめ苦に地下鉄飛び込み自殺、郵政グループ3社株式上場、初の中台首脳会談、プロレスラー天龍源一郎引退、ミャンマー総選挙で野党NLD勝利、 アリババ「シングルデー」で1兆7千億円の売り上げを記録、日本相撲協会北の湖理事長死去、大阪W選挙でおおさか維新の会候補勝利、などがありました。
日本は野球賭博、海外ではドーピング疑惑、スポーツのスキャンダルが世間を騒がせました。
いよいよMRJの初飛行が成功しました。とはいえ計画は遅れに遅れており、現状ではこの先の作業が順調でも、客を乗せて飛べるようになるのは1年半位先の話です。それでも初就航がはっきり視野に入った事も事実であり、早く乗客として乗れる日が来るのを楽しみに待ちたいと思います。
《今月この1枚》
パリの惨劇の衝撃さめやらぬ中、11月16日の昼12時過ぎ、羽田空港に到着したエールフランス航空(AF)のB777-200ERです。出発は事件から2日経っていたが、羽田空港に着いてみたら、到着口の前には報道陣が未だ多数陣取っていました。降りて来たお客さんからパリの様子を聞いて、夕方のニュースのネタにしていたのでしょう(日本では惨劇後最初の平日だし)。
この事件の直後にも、アメリカからパリを目指していたAF機2機が爆弾騒ぎで、途中の空港に緊急着陸する騒ぎもありました。AFは未フランスを代表するキャリアだけに、今後の政治状況には戦々恐々、というのが本音ではないだろうか?現在羽田に週11便、成田に週10便、関空にも週6便就航、日本~パリ路線では最大の便数を運航するAFだが、元々テロ以前から経営状況が思わしくなく、先鋭的な労使紛争も伝えられていただけに、先行きにはやや不安を感じます。
当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
「思い出の海外旅行クロニクル・2002年デンマーク」はまた延期させて頂いて、来年1月に書きたいと思います。来月は大阪へ行く予定、高尾山への山登りの予定があり、来年のJRダイヤ改正のリリースもあるはずで、また書きたい事が一杯あるので。
《今日のニュースから》
28日 青森市で初雪観測 統計開始以降最遅
29日 三陸沿岸道路 三陸IC~吉浜IC間開通 記念式典
№1444 JTB時刻表2015年12月号(JTBパブリッシング)
「JTB時刻表2015年12月号」が、20日に発売になりました。
表紙は夜の葛西臨海公園駅。背後には新木場との間にかかる荒川の橋梁、そして高層ビル群と、ライトアップされたスカイツリー、へえ、こんなシーンが見られるんだ。
去年の12月号も、夜景の東京駅丸の内赤レンガ駅舎でした。
◆ この冬、乗っておきたい MIDNIGHT TRAIN
〔カシオペア〕〔はまなす〕運行終了が既に発表になっていて、改めて両列車について取り上げられています。
正直〔カシオペア〕は値段も高いし、何より一人旅に向く列車ではないので、あまり関心はありませんでした。客車自体はまだ古びてはいないはずで、今後はどのような使われ方になるのか。「四季島」のようなクルーズトレインに転用、となるのか。
〔すずらん〕は乗った事があります。カーペットカーなんて、バスではできない設備でいいと思うのだがなあ。せめて新幹線接続で、函館・新函館北斗~札幌間位は存続できないかと、今でも思います。この区間ならDC特急車も活用できるのだし。
◆ 「夜」を楽しむ 鉄道旅へ
ここでは岳南電車が取り上げられています。工業地帯の夜景が「日本夜景遺産」だなんて、遠い昔は公害の元と忌み嫌われていたのに、京浜工業地帯などもだけれど、時代も変われば変わるものだなあと思いました。
岳南電車なんてすごく地味なローカル私鉄なのだが、よくよく見れば、注目されるポイントもあるのだなあ。
この他、「リゾートビュー」「YOGISHA碓氷」などの臨時列車から眺める夜景も紹介。
◆ 12月5日からこう変わる ~羽田・成田空港アクセス向上~
12月5日、京急と京成(加えて都営浅草線と北総)がダイヤ改正を実施、ここでは両社別に改正のポイントを記しています。
京急の最大の目玉は〔モーニング・ウィング〕号の新設で、三浦海岸発上り2本を運転。途中横須賀中央・金沢文庫・上大岡で乗車のみ扱い。この設定は多少意表をつかれました。特に久里浜が通過になるとは思わなかった。
料金は在来の下り〔京急ウィング〕も含めて300円となり(Wing Ticketに改称)、〔モーニング・ウィング〕は1ヶ月5,500円の「Wing Pass」も発売。
京成は〔モーニングライナー〕〔イブニングライナー〕が船橋に停車、合わせて定員制から全席座席指定に変更。
また成田空港発深夜のアクセス特急を1本増発。
〔シティライナー〕は定期運転を終了、これにより、AE100形は定期運用を完全に失う事になり、このまま引退となるのか。
「のりもの情報局」は、「仙台市交通局 東西線開業」「東京都交通局 都電荒川線&日暮里・舎人ライナー新型車両デビュー」「江ノ島電鉄 一日乗車券付きフォトカレンダー」「長野電鉄 ながでんワイントレイン」「箱根ロープウェイ 姥子~桃源台間再開」「京阪電気鉄道×富山ライトレール 鉄道むすめ巡り関連企画」「京成電鉄・京浜急行電鉄 新ダイヤ時刻表発売」。
荒川線と日暮里・舎人ライナーは熊野前で交差するが、東京都交通局は路面電車と新交通システムを同時に営業する、唯一の事業者です。運が良ければ新車同士の乗り継ぎが可能か。
京急の時刻表は買いました。B5版に大型化されています。
◆ 黄色のページ
大晦日の終夜運転、および初詣・初日の出の列車の時刻が掲載になりました。
首都圏・関西圏の終夜運転区間は、基本的には昨シーズンと変わりません。
横須賀線の終夜運転は、昨シーズンの大崎折返しが、品川折返しに変更。
今号で発表になっている分では、中尊寺・毛越寺初詣は、盛岡~一ノ関間快速〔盛岡平泉初詣号〕(ジパング)が、今シーズンは取り止め。
特急〔犬吠初日の出3号〕は、昨シーズンの両国始発が、大宮始発に延長。
会社線は、小湊鉄道(11月10日改正)と津軽鉄道(12月1日~3月31日の冬時刻)の全列車を掲載。
小湊鉄道は「里山トロッコ」の運行が始まったばかりなのに、20日に機関車のロッドの不具合が発生し、運行休止中。
今年は12月23日まで設定があるが、今年中に再開できるか?
この他、アルピコ交通の成田空港~白馬間の高速バスが、今シーズンも運行。
「おトクなきっぷ情報」で、「青春18きっぷ」「北海道&東日本パス」「北海道全線フリーきっぷ」「みなみ北海道フリーきっぷ」の、1月1日の取り扱いについて記載がありました。海峡線全列車運休(代行輸送なし)に伴う払い戻し及び有効期間延長はなし。
◆ 本文
北海道新幹線工事に伴う、津軽線(蟹田~三厩)間の1月1日全列車運休は、12月号で記載になりました。
青森~蟹田間では、一部列車で時刻の変更が発生します。変更の列車は、〔白鳥〕待ち合わせがないから早くなっています。
飯山線は12月15日~2月29日の間、除雪作業時間確保のため、一部列車の運行区間の変更が発生します。
十日町→長野の132Dは十日町→戸狩野沢温泉間が運休になり、代わって約50分後に十日町→戸狩野沢温泉間に9134Dを運転、134Dとなって長野に直通します。
只見線(会津若松側)は12月19日~2月29日の間、ダイヤの変更があります。雪崩・落雪対策で減速運転を行うためで、只見→会津川口の代行バスも1便が変更があります。
大船渡線BRTで12月5日、大船渡魚市場前駅が開業します。臨時駅の扱いで、今回は営業キロ・換算キロの設定はなし。
会社線では、南海高野線も12月5日にダイヤ改正を行います。
泉北高速線直通特急〔泉北ライナー〕(関西らしくないネーミングだ?)の新設が目玉。平日は下り6本・上り7本、土休日は8往復。難波~和泉中央間は途中新今宮・天下茶屋・泉ヶ丘・栂・美木多・光明池に停車し、最速29分。特急料金510円。
この他、区間急行を日中にも設定するなど、泉北高速直通を手厚くしたダイヤになっています。
近鉄バスの夜行バス〔ウイングライナー〕は12月10日出発までの運行。
仙台市営地下鉄は、東西線開業に合わせて南北線もダイヤ改正を実施。平日日中と土休日は7分→7分30秒間隔になり、運行本数は平日168→166本(金曜は1本追加)、土休日145→135本に削減。
JR津軽海峡線は1月1日が全面運休になるが、代わって青森~函館間のフェリーが臨時増便があるかと思ったらそんな事はなく、津軽海峡フェリーは、年末年始は例年通りの減便で、1月1日は3往復のみ。この地域は1月1日は、元々流動が少なくなるのでしょう。
神奈川県の定期観光バスは、江ノ電バスの鎌倉は12月1日より「しずか」号1本のみ運行となり、鎌倉発着となって江ノ島には行かなくなります。所要4時間半で食事つき・食事なしを選択可。
箱根登山バスの「まるごと箱根号」は、運行日は「お問い合わせください」になりました(12月~2月は土・日・月曜日と祝日のみ運行。1月2日は運休、駅伝のためだろう)
伊豆箱根バスの「十国号」は、11月24日から運休になっています。大涌谷立ち入り制限が継続されるためとの事。
国際線航空は、前回書いたとおり、LOTポーランド航空の成田~ワルシャワ線が1月14日(ワルシャワ発も14日と書いてしまっているが、13日)に就航、時刻が発掲載になりました。成田着発月・木・土曜の週3便。成田着9時20分・発11時05分。所要は成田→ワルシャワ11時間35分、ワルシャワ→成田10時間20分。B787-8。
(ANAとのコードシェアになると思われるが、今の所発表なし)
◆ JR線営業案内
北海道・東北関係の一部のフリー切符には、黄色のページの切符同様、1月1日の扱いが付記されました。
「札幌フリー乗車券」「函館フリー乗車券」の本州発、「北東北フリーきっぷ」の北海道発が対象。
「仙台まるごとパス」は12月6日より、市営地下鉄東西線に加え、阿武隈急行の角田~あぶくま間も利用可能。
次号の予告は「聖地巡礼」とあります。JTB時刻表もアニメ、ですか?
これで今年(2015(H27)年)分の発売は終わりました。
(来月に2016年1月号の発売がありますが…。)
今年の更新最終日の一回前、12月29日に、JTB時刻表に見る日本の交通の総まとめを行う予定です。
北陸新幹線開業、並行在来線第3セクター移管、上野東京ライン開業、石巻線・仙石線全線再開、仙石東北ライン開業、〔北斗星〕〔はくたか〕(在来線)〔北越〕運行終了、〔ときわ〕〔しらゆき〕設定、東海道新幹線285㎞/h運転開始、武豊線電化、日高本線が災害で不通、京都丹後鉄道・四日市あすなろう鉄道スタート、などが挙げられると思います。
来年は北海道新幹線の開業を迎えるが、〔カシオペア〕〔すずらん〕廃止に道南いさりび鉄道移管、留萌線一部廃止、ローカル列車の削減・駅の廃止など、明暗様々な動きが、特に北海道で展開される事になりそうです。来月半ばにはJRダイヤ改正のリリースが出されるはずで、詳細はそれを待ちたいと思います。北海道新幹線以外でも、少しは明るい話題が欲しいと思います。
当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
《今日のニュースから》
26日 タイ国内鉄道路線整備計画 日本とタイが覚え書き
27日 10月完全失業率3.1% 約20年振りの低水準
昨日、紅白歌合戦の出場歌手が発表になったが、「ラブライブ!」のμ'sも初選出されています。「ラブライブ!」のアニメは来年早々からEテレで放映されるそうで、それもあるのでしょう。それにしても明らかにAKB48の影響だろう、女の子が多数出てきて、グループでアイドルやっているアニメが、この数年急増しているようです。私は興味を持てないが、昨今は少し街を歩けば、この手のアニメ関係の広告が、いやでも目につくでしょう?
表紙は夜の葛西臨海公園駅。背後には新木場との間にかかる荒川の橋梁、そして高層ビル群と、ライトアップされたスカイツリー、へえ、こんなシーンが見られるんだ。
去年の12月号も、夜景の東京駅丸の内赤レンガ駅舎でした。
◆ この冬、乗っておきたい MIDNIGHT TRAIN
〔カシオペア〕〔はまなす〕運行終了が既に発表になっていて、改めて両列車について取り上げられています。
正直〔カシオペア〕は値段も高いし、何より一人旅に向く列車ではないので、あまり関心はありませんでした。客車自体はまだ古びてはいないはずで、今後はどのような使われ方になるのか。「四季島」のようなクルーズトレインに転用、となるのか。
〔すずらん〕は乗った事があります。カーペットカーなんて、バスではできない設備でいいと思うのだがなあ。せめて新幹線接続で、函館・新函館北斗~札幌間位は存続できないかと、今でも思います。この区間ならDC特急車も活用できるのだし。
◆ 「夜」を楽しむ 鉄道旅へ
ここでは岳南電車が取り上げられています。工業地帯の夜景が「日本夜景遺産」だなんて、遠い昔は公害の元と忌み嫌われていたのに、京浜工業地帯などもだけれど、時代も変われば変わるものだなあと思いました。
岳南電車なんてすごく地味なローカル私鉄なのだが、よくよく見れば、注目されるポイントもあるのだなあ。
この他、「リゾートビュー」「YOGISHA碓氷」などの臨時列車から眺める夜景も紹介。
◆ 12月5日からこう変わる ~羽田・成田空港アクセス向上~
12月5日、京急と京成(加えて都営浅草線と北総)がダイヤ改正を実施、ここでは両社別に改正のポイントを記しています。
京急の最大の目玉は〔モーニング・ウィング〕号の新設で、三浦海岸発上り2本を運転。途中横須賀中央・金沢文庫・上大岡で乗車のみ扱い。この設定は多少意表をつかれました。特に久里浜が通過になるとは思わなかった。
料金は在来の下り〔京急ウィング〕も含めて300円となり(Wing Ticketに改称)、〔モーニング・ウィング〕は1ヶ月5,500円の「Wing Pass」も発売。
京成は〔モーニングライナー〕〔イブニングライナー〕が船橋に停車、合わせて定員制から全席座席指定に変更。
また成田空港発深夜のアクセス特急を1本増発。
〔シティライナー〕は定期運転を終了、これにより、AE100形は定期運用を完全に失う事になり、このまま引退となるのか。
「のりもの情報局」は、「仙台市交通局 東西線開業」「東京都交通局 都電荒川線&日暮里・舎人ライナー新型車両デビュー」「江ノ島電鉄 一日乗車券付きフォトカレンダー」「長野電鉄 ながでんワイントレイン」「箱根ロープウェイ 姥子~桃源台間再開」「京阪電気鉄道×富山ライトレール 鉄道むすめ巡り関連企画」「京成電鉄・京浜急行電鉄 新ダイヤ時刻表発売」。
荒川線と日暮里・舎人ライナーは熊野前で交差するが、東京都交通局は路面電車と新交通システムを同時に営業する、唯一の事業者です。運が良ければ新車同士の乗り継ぎが可能か。
京急の時刻表は買いました。B5版に大型化されています。
◆ 黄色のページ
大晦日の終夜運転、および初詣・初日の出の列車の時刻が掲載になりました。
首都圏・関西圏の終夜運転区間は、基本的には昨シーズンと変わりません。
横須賀線の終夜運転は、昨シーズンの大崎折返しが、品川折返しに変更。
今号で発表になっている分では、中尊寺・毛越寺初詣は、盛岡~一ノ関間快速〔盛岡平泉初詣号〕(ジパング)が、今シーズンは取り止め。
特急〔犬吠初日の出3号〕は、昨シーズンの両国始発が、大宮始発に延長。
会社線は、小湊鉄道(11月10日改正)と津軽鉄道(12月1日~3月31日の冬時刻)の全列車を掲載。
小湊鉄道は「里山トロッコ」の運行が始まったばかりなのに、20日に機関車のロッドの不具合が発生し、運行休止中。
今年は12月23日まで設定があるが、今年中に再開できるか?
この他、アルピコ交通の成田空港~白馬間の高速バスが、今シーズンも運行。
「おトクなきっぷ情報」で、「青春18きっぷ」「北海道&東日本パス」「北海道全線フリーきっぷ」「みなみ北海道フリーきっぷ」の、1月1日の取り扱いについて記載がありました。海峡線全列車運休(代行輸送なし)に伴う払い戻し及び有効期間延長はなし。
◆ 本文
北海道新幹線工事に伴う、津軽線(蟹田~三厩)間の1月1日全列車運休は、12月号で記載になりました。
青森~蟹田間では、一部列車で時刻の変更が発生します。変更の列車は、〔白鳥〕待ち合わせがないから早くなっています。
飯山線は12月15日~2月29日の間、除雪作業時間確保のため、一部列車の運行区間の変更が発生します。
十日町→長野の132Dは十日町→戸狩野沢温泉間が運休になり、代わって約50分後に十日町→戸狩野沢温泉間に9134Dを運転、134Dとなって長野に直通します。
只見線(会津若松側)は12月19日~2月29日の間、ダイヤの変更があります。雪崩・落雪対策で減速運転を行うためで、只見→会津川口の代行バスも1便が変更があります。
大船渡線BRTで12月5日、大船渡魚市場前駅が開業します。臨時駅の扱いで、今回は営業キロ・換算キロの設定はなし。
会社線では、南海高野線も12月5日にダイヤ改正を行います。
泉北高速線直通特急〔泉北ライナー〕(関西らしくないネーミングだ?)の新設が目玉。平日は下り6本・上り7本、土休日は8往復。難波~和泉中央間は途中新今宮・天下茶屋・泉ヶ丘・栂・美木多・光明池に停車し、最速29分。特急料金510円。
この他、区間急行を日中にも設定するなど、泉北高速直通を手厚くしたダイヤになっています。
近鉄バスの夜行バス〔ウイングライナー〕は12月10日出発までの運行。
仙台市営地下鉄は、東西線開業に合わせて南北線もダイヤ改正を実施。平日日中と土休日は7分→7分30秒間隔になり、運行本数は平日168→166本(金曜は1本追加)、土休日145→135本に削減。
JR津軽海峡線は1月1日が全面運休になるが、代わって青森~函館間のフェリーが臨時増便があるかと思ったらそんな事はなく、津軽海峡フェリーは、年末年始は例年通りの減便で、1月1日は3往復のみ。この地域は1月1日は、元々流動が少なくなるのでしょう。
神奈川県の定期観光バスは、江ノ電バスの鎌倉は12月1日より「しずか」号1本のみ運行となり、鎌倉発着となって江ノ島には行かなくなります。所要4時間半で食事つき・食事なしを選択可。
箱根登山バスの「まるごと箱根号」は、運行日は「お問い合わせください」になりました(12月~2月は土・日・月曜日と祝日のみ運行。1月2日は運休、駅伝のためだろう)
伊豆箱根バスの「十国号」は、11月24日から運休になっています。大涌谷立ち入り制限が継続されるためとの事。
国際線航空は、前回書いたとおり、LOTポーランド航空の成田~ワルシャワ線が1月14日(ワルシャワ発も14日と書いてしまっているが、13日)に就航、時刻が発掲載になりました。成田着発月・木・土曜の週3便。成田着9時20分・発11時05分。所要は成田→ワルシャワ11時間35分、ワルシャワ→成田10時間20分。B787-8。
(ANAとのコードシェアになると思われるが、今の所発表なし)
◆ JR線営業案内
北海道・東北関係の一部のフリー切符には、黄色のページの切符同様、1月1日の扱いが付記されました。
「札幌フリー乗車券」「函館フリー乗車券」の本州発、「北東北フリーきっぷ」の北海道発が対象。
「仙台まるごとパス」は12月6日より、市営地下鉄東西線に加え、阿武隈急行の角田~あぶくま間も利用可能。
次号の予告は「聖地巡礼」とあります。JTB時刻表もアニメ、ですか?
これで今年(2015(H27)年)分の発売は終わりました。
(来月に2016年1月号の発売がありますが…。)
今年の更新最終日の一回前、12月29日に、JTB時刻表に見る日本の交通の総まとめを行う予定です。
北陸新幹線開業、並行在来線第3セクター移管、上野東京ライン開業、石巻線・仙石線全線再開、仙石東北ライン開業、〔北斗星〕〔はくたか〕(在来線)〔北越〕運行終了、〔ときわ〕〔しらゆき〕設定、東海道新幹線285㎞/h運転開始、武豊線電化、日高本線が災害で不通、京都丹後鉄道・四日市あすなろう鉄道スタート、などが挙げられると思います。
来年は北海道新幹線の開業を迎えるが、〔カシオペア〕〔すずらん〕廃止に道南いさりび鉄道移管、留萌線一部廃止、ローカル列車の削減・駅の廃止など、明暗様々な動きが、特に北海道で展開される事になりそうです。来月半ばにはJRダイヤ改正のリリースが出されるはずで、詳細はそれを待ちたいと思います。北海道新幹線以外でも、少しは明るい話題が欲しいと思います。
当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
《今日のニュースから》
26日 タイ国内鉄道路線整備計画 日本とタイが覚え書き
27日 10月完全失業率3.1% 約20年振りの低水準
昨日、紅白歌合戦の出場歌手が発表になったが、「ラブライブ!」のμ'sも初選出されています。「ラブライブ!」のアニメは来年早々からEテレで放映されるそうで、それもあるのでしょう。それにしても明らかにAKB48の影響だろう、女の子が多数出てきて、グループでアイドルやっているアニメが、この数年急増しているようです。私は興味を持てないが、昨今は少し街を歩けば、この手のアニメ関係の広告が、いやでも目につくでしょう?
№1443 2015年冬 国際線ダイヤ総整理.3
今冬シーズンの日本発着国際線を整理するシリーズ、3回目(終)はアジア地域以外です。長距離路線が中心です。
6.オセアニア・ミクロネシア
QF … カンタス航空 JQ … ジェットスター NZ … ニュージーランド航空 PX … エア・ニューギニ TN … エア・タヒチ・ヌイ SB … エア・カレドニア・インターナショナル DL … デルタ航空(USA) UA … ユナイテッド航空(USA) KE … 大韓航空(韓国) TW … ティーウェイ航空(韓国)
オセアニアは、現状はほとんどオーストラリア路線になるが、意外に少ない印象があります。シドニーなんて、もっと便数があっても良さそうなものだが。12月11日にANAが羽田~シドニー線を就航(シドニー乗り入れは再開)し、QFと真っ向勝負になります。 一方でJQの便数が増えてきていて、レジャー中心に需要が動いているようでもあります。しかし長距離なので、ナロー機のみの日本側LCCは、今の所就航予定はなさそう。
かつてはQFのパース路線なんてあったりもしたが、現在は東海岸に集中しています。
時差が小さいからか、往復とも夜行便が多いのが特徴か。
ミクロネシア、特にグアム・サイパンはアメリカのキャリアが大半だが、DLは旧ノースウエスト、UAは旧コンチネンタル・ミクロネシアの流れを継いでいます。
関空~グアムは韓国のキャリアの就航があります。KEは関空のナイトステイの合間を利用して週3便、またLCCのTWの就航も注目される所です。
ヌメアとパペーテはどちらもフランス領、以前はAF便がパリから成田経由で就航していました。
7.欧州・ロシア・中東・アフリカ
OS … オーストリア航空 SK … スカンジナビア航空 AY … フィンエアー AF … エールフランス航空 LH … ルフトハンザ・ドイツ航空 AZ … アリタリア・イタリア航空 KL … KLMオランダ航空 LX … スイス・インターナショナル・エアライン TK … ターキッシュ・エアウェイズ BA … ブリティッシュ・エアウェイズ HY … ウズベキスタン航空 SU … アエロフロート・ロシア航空 S7 … S7航空 HZ … オーロラ航空 QR … カタール航空 EY … エティハド航空 EK … エミレーツ航空 ET … エチオピア航空
ロシアは、モスクワは欧州に入れても良いが、極東の都市は欧州とは言えないので、別に分けました。
まず、LOTポーランド航空が、1月14日(成田発着)より成田~ワルシャワ線を就航させます(12月号で初掲載)。成田発着月・木・土の週3便、B787。東欧からの定期便は初就航なので、大いに期待です。
この方面は、ANAの攻勢が目立ちます。特にドイツ路線。羽田で枠が優先して配分されたこともあり、羽田・成田からドイツへ1日4便飛んでいます。羽田シフトも目立ち、成田発着欧州線は、パリ線がシフトしたブリュッセル線と、デュッセルドルフ線のみ。
全体で見ると、ロンドン線が意外に少ない。2月にヴァージン・アトランティックが撤退、その代わりの就航がないので3社4便のみ、パリよりはるかに少ない。
KLの福岡~アムステルダム線は、1月3日で終了になります。2013(H25)年4月5日に週3便で就航、一時は週4便まで増えたが、今冬スケジュールでは週2便に留まっていました。AFとコードシェアを行っていたが、日本側にパートナーがいなかった事が苦戦の原因となったのか、2年も持ちませんでした。KLは以前、札幌経由名古屋線も運航していたが、こちらも短命に終わっていました。福岡は代わってAYが就航を表明しています(5月7日から週3便)。ヘルシンキでの欧州各地への乗り継ぎがセールスポイントと思われるし、JALとのコードシェアになるはずだが、集客面ではどうなるか。
欧州線は今後、13日のパリのテロの影響が大いに懸念されます。ベルギーにも飛び火したので、スタートしたばかりのANAブリュッセル線も心配だし、現在成田・関空発着3便のTKも、トルコを巡る状況からしたらどうなるか解らない。さらにシェンゲン協定の行方も、この方面に影響を与える要素になるかも。
ロシアの極東は、一昔前は新潟がゲートウェイになってTu154が見られたし、函館や富山の発着もあったが、極東は成田、サハリンは札幌がゲートウェイに変わりました。特にウラジオストックは日本企業の進出も目立つらしいので増便も期待したいが、簡単に行ける環境にない(ビザ必要)のが辛い所。
就航時、LCCと並んで話題になった中東各社は、ある程度落ち着いてきたようです。A380を就航させたEYは、現在はB777で統一されています。
アフリカはETの就航も話題となったが、一方でエジプト航空は日本路線再開の見込みが立たず、JTB時刻表からは抹消されました。こちらも政情不安定に加えてロシア機爆破テロの影響があり、当分は日本再就航はないでしょう。
8.ハワイ
HA … ハワイアン航空 CI … チャイナ・エアライン(台湾) DL … デルタ航空 KE … 大韓航空(韓国) UA … ユナイテッド航空
昔からJALが強くて、現在も3都市4空港から6便と最多です。しかし、かつてはもっと地方の都市からもデイリーの就航があったのだが、こちらも経営再建の影響で日本の都市が集約された上、コナへの乗り入れもなくなりました。機材もB747退役直後の一時期は、全便B767になっていました。B777-200は今後改修が予定されているが、リゾート路線なので、「SKY SUITE」とは違った仕様になるかと思います。「SUPER RESORT EXPRESS」の再来も期待したいなあ。
成田路線は第三国キャリアの就航もあります。CIは、昔は唯一の羽田路線で、成田発着の他社との差別化として、東京都心からの空港の近さをアピールしていました。KEはロサンゼルス路線からのシフトです。
今スケジュールでは、HAの仙台就航がなくなりました。
9.北米大陸
DL … デルタ航空 AA … アメリカン航空 UA … ユナイテッド航空 SQ … シンガポール線(シンガポール) AC … エアカナダ AM … アエロメヒコ航空
日米路線は昔から航空交渉がモメにモメる路線で、かつては以遠権とか、オープンスカイとかで何度も交渉が決裂した経緯があります。
現在の焦点は羽田の一般枠です。現在、羽田からのアメリカ路線はJALとUAのサンフランシスコ路線、ANAとDLのロサンゼルス路線で、全て深夜枠です。AAのニューヨーク路線が飛んだ事もあったが、短命に終わりました。特に日本→米東海岸だと、時差の影響で日本の出発とアメリカの到着がほとんど同じ時刻になるので、深夜枠だと日本側、アメリカ側、どちらかの時刻が悪くなってしまうのです。
ノースウェストのDL、コンチネンタルのUAとの合併により、基本的に日本側2社、アメリカ側3社の運航に落ち着いています。JALは12月1日よりダラス線が就航(復活)します。
ここもANAの攻勢が目立ちます。ニューヨークとシカゴ、ロサンゼルスはダブルデイリーとなり、8都市へ11便の運航、JALの6都市8便を上回りました。
かつてはKE・TG・MHやヴァリグ・ブラジル航空など、第三国のキャリアの就航が少なくなかったが、現在はSQのロサンゼルス線1便のみです。CIの(台北~)関空~ニューヨーク路線もなくなりました。
カナダは季節による変動が大きく、冬場は便数が少なくなり、AC(エア・カナダ・ルージュ機材)の関空~バンクーバー路線も設定がありません。
メキシコのモンテレイは給油のための寄航で、成田発はありません。メキシコシティが高地にあり、成田までの燃料を搭載できないためで、かつてのJALメキシコシティ線も、バンクーバー経由で飛んでいました。
B787が就航する路線が多くなりました。ボストン・デンバー・サンディエゴは、B787によって初めて日本路線が開かれた都市です。日本及び北米大陸の計7社では、DL以外は全てB787が就航しています。
全体的に、やはり東京(羽田・成田)一極集中の傾向にあります。JALの関空~ロサンゼルス路線が再開したが、あとはUAの関空~サンフランシスコ、DLの中部~デトロイトのみ。
以上、例によって舌っ足らずではあるが、日本発着国際線の冬スケジュールを整理し、分析も行いました。
11月1日現在では、43の国・地域の125都市(131空港)が、80の航空会社によって日本と結ばれています。
一般のニュースでも再三伝えられている通り、日本内外ともにLCC勢の躍進、中国地方路線の急増が、今冬スケジュールでも変わらない流れになっているようです。
一方で中東の紛争に加えて欧州のテロ、中国の経済の低迷などは、国際線の今後に影を落とすかもしれません。
今後への私なりの希望を並べると、まず全体の便数が増えてくるのは歓迎だが、もう少し日本路線が就航する「国」が増えて欲しい。関空開港時にはブルネイやネパール、南アフリカからの就航もあったのに、短期間で終わってしまっています。バングラディッシュやイラン、スペイン、ブラジルなどとの空路もなくなって久しくなりました。ミャンマーやエチオピア、来年のポーランド路線の就航は朗報だが、もっと多様化して欲しい。無論各国の経済規模や航空会社の体力、昨今の国際情勢などの問題もあって簡単には行かないのも事実だが。多い方が、写真を撮りに行く側としても楽しいし♪
それと特にLCC勢だが、付帯サービスの省略・有料化や受託手荷物などの追加料金はともかく、座席のゆとりだけは、何とか大手他社並みの設定にする事はできないものでしょうか?180席のA320で日本から香港まで約5時間を過ごすのは、一昨年沖縄まで乗った身にはちょっと考えさせられてしまいます。何度か書いているが、アメリカでは大手も含めてゆとりが失われつつある結果、機内のトラブルの激増が連日現地のニュース報道を賑わしています。これは巡り巡って、キャリアそのものにも損失になるはずです。未だLCCがブームとなっている今こそ、再検討をお願いしたいと思います。
ともあれ、海外旅行が日本であろうと海外の国々であろうと憧れである以上、それを支える国際線航空便の役割は、旅のイメージを左右する上でも重要です。どのキャリアもそれを今一度、解っているだろうとは思いたいが再度認識して、ダイヤやサービスの改善に努めて欲しいと願います。
当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
《今日のニュースから》
24日 海外衛星搭載H2Aロケット 打ち上げ成功
25日 衆議院選挙「1票の格差」は違憲状態 最高裁判断