№1394 恒例・灼熱の成田 今年はバスも<前>
1年に少なくとも2回は成田へ行きたいなあ、といつも考えているのだが、今年は2月1日に続いて、夏スケジュール真っただ中の7月27日(月)、成田に来る事が出来ました。
実は去年も同じ7月27日に来ていて、№1217・№1218で書きました。夏スケジュールではちょうど1年振りです。去年は日曜日だったが。
今回は旅客機だけでなく、成田空港発着のバスも少し多めに撮りたいと考えていました。これまでは海外旅行へ出発する直前に第2ターミナル4Fの北側で撮る事が何度かあって、今回もそこを考えていたのだが、実際には別の場所になりました。
また今回は、「さくらの山」の現状を確認する、という意味もありました。この所のさくらの山は、なんだかすごい事になっています。20年前とはえらい違い…。
今回はYCATからバスで行きます。片道3,600円と高いのはつらいが。平日なのでJRの「休日おでかけパス」は使えないし、我が街戸塚からだと、実はこれが成田空港に一番早く着くルートになります(〔成田エクスプレス〕より早い)。
5時30分発はリムジンバス。
リムジンバスの車内。朝早かったから、ほとんど寝ていて、目が覚めたら成田が間近でした。
第2ターミナルには、ほぼ定刻の6時50分に到着。
先に書いた通り、最初はこの階の北側で空港バスを撮るつもりだったのだが、さすがに7時前では街路灯の影が長くてバスに被り、きれいに撮れそうもありません。早まったかなあ。
それで第1ターミナルに移動し、まずはいつもの通り旅客機の撮影に当てます。しかしターミナル連絡バスは、7時頃だとさすがに少なく、20分間隔になります。やや待たされました。
展望デッキに着いたら、いきなりこんなのが離陸して行くのでビックリ。ATRでは300㎜でもこの程度しか取れないが。UAカラーではあるが、タイトルやレジは読めませんでした。デリバリーフライト?
スイスインターナショナル A340-300
この機材の就航も長くなったが、あとどの位日本で見られるか。
これもまた、これ何?という機体。「金鹿航空」とかいう、北京首都航空に関わる中国のキャリア、らしいが詳細は不明。旅客便ではないはず、と思うのだが。
エアアジアX A330-300
この時間は貨物機の発着が多い。旅客便は傾向として、早朝6時台位は東南アジア方面からの到着が多く、一息ついて8時台以降は欧州キャリアの到着が目立つという感じ。ただ、欧州路線は全体的に到着が遅くなっていました。KLMは1時間の遅れになっていた。
ルフトハンザ・ドイツ航空 B747-400
ロゴの横に中国語で何か書かれている。意味が解らなかったのだけれど。
ピーチ A320-200
LCC勢は朝から元気です?ピーチは第1残留だから当然としても、この時間は見た感じ、バニラもジェットスターも、A滑走路からの離陸が大半に見えました。第3ターミナルからだったら圧倒的にB滑走路が近いが。
この日は9時30分で旅客機の撮影を終了し、再びターミナル循環バスで第2ターミナルに戻ります。
先に記した通り、今日は空港を発着するバスも撮ります。一度まとめて撮りたいと常々考えていたので。さくらの山に行く路線バスが12時ちょうどに出るので、そこまでの時間を使う事としました。
最初は先に記した、出発階の北側を考えていたのだが、別の場所を探してみました。
第2ターミナル1Fから南へ徒歩5分強、JALの南オペレーションセンターをやり過ごした先のカーブで、成田空港発便を撮る事とします。
右側、4Fから降りてくる空港着便は、アングル的には苦しい。
かなりの枚数を撮ったが、その中から主なものを数枚。
(画像はしずてつジャストラインの静岡行)
関越交通の「アザレア号」。
さくらの山行は、平日だと12時00分の前に、9時52分の便があります。成田空港交通だが、京成バスそのまんま。一般の路線はこの他、航空科学博物館経由南三里塚行と、南部工業団地行があります。
西武バス。ライオンズカラーベースで、NACK5(埼玉のFM局)ラッピング。
第3ターミナルオープンで、ターミナル連絡バスも新設になりました。この時に入った車両のようです。これも元京成バスでしょう。お客さんいっぱいだなあ。
千葉交通のガーラ貸切車。
リムジン・パッセンジャー・サービス。各路線の共通予備車で、これは「東京シャトル」だが、この後同色の車両のTDR路線の運用を確認しています。
横芝行の空港シャトルバス。千葉交通の運行で、スタート時はエアロバスを使っていたが、最近ブルーリボンⅡワンステップに代替されています。今冬乗りました。
「多古シャトル」。千葉交通の一般路線車。
西武バスの、これは所沢行。エアロエースの新車でレジェンドブルーだが、このカラーは夜行では良くても、昼行便や空港バスでは重いと思う。上半分を白にしても良いのではないか?
撮影の最中、警察の車が止まって、職務質問されてしまいました。免許証だけ見せてそれで終わり、だったけれど。こんな暑いのに一人でポツンと何やっているの?と心配になったからだそう。連日熱中症で何百人病院に運ばれ、何人死亡なんてニュースになっていれば、そう考えるのも当然なのかも。
私自身は体調の不良なんて感じなかったが、一通り撮り終わった後、さくらの山行バスに乗るまでの間、少しターミナルの中で休もうと思います。
南オペレーションセンターの前の駐車場に待機する、ランプバス?一番右はオリジナルだが、一番左と右から2番目の富士7Eは元西武バス(一番左は3ドアだった)、その間のエアロスター2台は元神奈中と思われます。公道は走れません。
ターミナル1Fの到着案内。これを見ても、コードシェアの枠組みがかなり複雑化しているのが解ります。JAL便が多いのでワン・ワールドのキャリアが大半、北米からの便だと3~4社のナンバーを背負い、自社機材の乗り入れがないLANやTAM、USエアウェイズのナンバーも見られました。加えて下段の右側上方、ニューヨークからのJL5便にBAのナンバーが付いている(BA4605)のは驚き。BAはナンバーだけなら世界一周になるが、イギリス→日本でアメリカ経由のお客さんなんているの?
ターミナルで涼んで一息ついて、午後はさくらの山に向かいます。バスで行きます。
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《今日見た・聞いた・思った事》
昨日の根岸線の架線の断線は大事になってしまいました。帰宅ラッシュの時間だった上、みなとみらい地区では花火大会も行われていたので、より混乱が大きくなったようです。
原因はどうやら、架線とパンタグラフの間のショートらしい。前兆はあったようだ。今後のJRの調査が待たれるが(運輸安全委員会の調査の対象にはならないようだ)、これ以上の技術的な事は解らないからおくとして、1、2点思った事を記すと、電車が止まってから、乗客が駅に誘導されるまで最長で2時間もかかったのは、やはりまずい。特に新子安は東海道線・横須賀線も並行しているので、安全上簡単には降ろせないのかも知れないが、この所の猛暑・熱帯夜の状況も考えると、遅くても1時間以内には誘導が完了されるべきだと思う。これがもし昼間の超猛暑の只中だったらと思うと、ちょっとゾッとする。この先は他の人と意見が違ってくると思うが、路線の状況にもよるけれど、たとえ運転再開まで大幅に時間がかかってしまう事になったとしても、まず付近の列車をすぐに全て止めた上で、駅間で取り残された乗客の駅への誘導を最優先に考えた方が良いのではないか、と思うようになりました。どの道、勝手にドアを開けて外に降りてしまう乗客も出てくるだろうし。とにかく、安全を確保した上での乗客の誘導の手順をキチッと考えて、訓練も行うべきでしょう。
それと、通勤電車で窓が開かない、というのも良くない。E233系は窓が開くが、私鉄では一部窓が開かない通勤車もあります。過去の209系や、最近では東武50000系シリーズの初期車も、外観上多少みっともなくなってでも窓が開くようになってきているが、他の車両も早急に手を付けるべきではないでしょうか。
ともかくこんなアクシデント、この先全く起こらないとは言い切れないのだろうが、私も遭遇したくないです。特にこんな昼も夜もクソ暑いご時世に。
スカイマークの再建計画は、結局会社提案のANAホールディングからの支援を受ける案が可決されました。対抗案がデルタの名前を出した事で、波乱が起きるのかなあと思ったが。共同運航で独占禁止法に抵触する可能性はないのかとか、色々思う事はあるが、ともかくこれでGOサインは出た事になります。少なくとも、この数年前社長の元で見られた、単なるウケ狙い的な施策だけは控えて頂きたい。ANAの重しが入るのでそうはならないとは思うが。
《今日のニュースから》
4日 東京都心 史上最長の5日連続猛暑日記録
5日 韓国 金大中元大統領夫人 北朝鮮を訪問