〔のぞみ〕車内の火災って何!?当事者そのものはともかく、巻き添えで亡くなられた乗客の方にはお悔みを申し上げたいと思います。各ニュースを見た限りでは、乗務員は適切に対応できたようです。もう少し見ないとこれ以上は何も言えないが、どうして世界も日本も、こんなおかしな事件ばかり…。
さて、国交正常化から50年、日韓関係の修復が政治レベルでも模索される一方、なのにMARSコロナウィルスが交流に影を落としかねない状況を生み出しつつある6月、どのような事が起きたのでしょうか。
1日 太陽光飛行機「ソーラー・インパルス2」 名古屋空港に着陸
2日 オリックス・バファローズ森脇監督 休養を表明
3日 フィリピン・アキノ大統領 国会で演説 中国の海洋進出に懸念
4日 超小型EVで郵便物集配 実証実験が名古屋市で開始
5日 米メリーランド州ホーガン知事 リニアモーターカー試乗
6日 横綱白鵬 奉納土俵入り 鹿島神宮
7日 全仏オープンテニス男子 スタン・バブリンカが初優勝
8日 ぺヤング・ソース焼きそば 首都圏で販売を再開
9日 青函トンネル内発煙は機器不適切操作が原因 JR北海道が公表
10日 小型ジェット機が滑走路オーバーラン 岡山岡南飛行場
11日 中国・習近平国家主席 アウン・サン・スー・チー氏と会談
12日 新銀行東京・東京TYフィナンシャルグループ 経営統合協議で合意発表
13日 大分市循環バス「大分きゃんばす」 試験運行開始
14日 生後6ヶ月 ホッキョクグマにお祝い 天王寺動物園
15日 「ONE PEACE」単行本発行部数世界最多 ギネス世界記録認定記念式典
16日 エジプト モルシ元大統領に死刑判決
17日 クロアチア・ミラノビッチ首相 安倍首相と首脳会談 経済関係強化で一致
18日 香港立法会 選挙制度改革案を否決
19日 世界最大の客船「ハーモニー・オブ・ザ・シーズ」 フランス・サンナゼールで進水
20日 藤川球児投手 四国独立リーグで初登板
21日 川越「菓子屋横丁」で火災 5棟全焼
22日 マグロ飼育・展示再開 都立葛西臨海水族園
23日 肥後銀行・鹿児島銀行 経営統合を承認
24日 日経平均株価終値20,868円03銭 18年半振りの高値
25日 ネパール大地震復興会議 日本 320億円の支援を表明
26日 プロ野球オールスター 西武・森友哉選手 最年少最多得票で選出
27日 台湾 音楽イベントで粉塵火災 日本人含め500人以上けが
28日 震災後初 大規模マラソン大会開催 石巻市
今月はこの他、日本年金機構個人情報流出、マレーシア・キナバル山で地震、砂川で飲酒運転の暴走死傷事故、選挙権年齢18歳引き下げの改正公職選挙法成立、パキスタン熱波、声優たてかべ和也さん死去、岡崎慎司レスター移籍、鹿児島県で記録的大雨、などがありました。
アメリカで凶悪犯罪、一方で議会の決定や連邦最高裁の判決が相次ぎました。どれもアメリカ全土が置かれている状況・空気をストレートに反映しているように思えます。
「たま駅長」死亡は一般のメディアでも大きく取り上げられたようで、、ローカル鉄道・地方交通の在り方を改めて考えさせる機会となりました。
《今月この一枚》
1日、東京都大田区の田園調布駅前の東急バスのバス回転場での撮影です。「駅前」と言っても、東急の駅からは徒歩で2~3分と、やや遠い位置にあります。向こう側のエアロスターSに隠れているが、やや古風なバス待合室が未だに残されていてローカル色も感じさせ、バス趣味誌でも何回か取り上げられた事があります。
そのエアロスターSは多摩川の畔を走って二子玉川駅へ向かう〔玉11〕系統、手前のエアロミディは奥沢駅・都立大学駅を経由して東京医療センターに行く〔玉01〕系統です。〔玉01〕は以前は全便が〔渋33〕系統として渋谷駅まで直通する長距離系統だったが、数年前に朝方以外は〔渋34〕系統(渋谷駅~都立大学駅~東京医療センター)と系統を分割する形で短縮になりました。便数も1時間に1~2回と少ないが、他にポンチョも導入されていて、コミュニティバス的な要素が今はあるようです。
当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
明日は本体の更新を行います。京成タウンバス、ちばフラワーバス、ちばシティバスの画像を再公開します。なお、予告していた事業者の新規公開は、次回に延期します。
《今日のニュースから》
29日 アジアインフラ投資銀行AIIB締結式 50ヶ国が調印
30日 福島第1原発 2号機トレンチ汚染水 抜き取り完了
箱根は警戒レベルがレベル3に引き上げになりました。箱根登山電車は一時、全線で運転を見合わせたそうです。定期列車は通常運転に戻ったが、「夜のあじさい号」は、今後の便は全て運休が決まりました。伊豆箱根バスは迂回運転を継続、箱根登山バスは通常通り。伊豆箱根バスは、箱根を走る全路線車へのIP無線の搭載を前倒しで完了させたそうです。
№1375 JTB時刻表2015年7月号(JTBパブリッシング)
「JTB時刻表2015年7月号」が20日発売になりました。
表紙は駒ケ岳をバックに走るキハ40。JR北海道はキハ40取り換え用のハイブリッド車の開発を発表しています。このシーンはいつまで。
◆ 青春18きっぷで 誰よりも青春するためのイロハ
「青春18きっぷ」を使うというと、ともかく普通列車を乗り継いで遠くへドンドン、というイメージがあるが、ここではテーマ性を持たせて、知名度のある施設や遺産、駅などに行ったり、食べ歩きをしよう、というプランを提案しています。
夏の北海道 鉄道遺産モデルプラン
1.青函連絡の今昔をたどる … 青森→函館。八甲田丸と摩周丸を見学、青函トンネルはスーパー白鳥(特例)を利用。
思えば、今の若い人は、青函連絡船なんてライブでは解らんでしょう。摩周丸では船の運航ダイヤを閲覧できるとは知らなかった。
海底駅に降りられれば、もっと理解が深まったかも知れない?北海道新幹線は特例適用はないと思われるし、江差線も道南いさりび鉄道に転換になるから、このプランを実行できるのは、今年度が最後になるはずです。
2.北海道鉄道のあけぼのを探る … 札幌→岩見沢→小樽→札幌のミニトリップ。三笠鉄道村・開拓の村・小樽市総合博物館を見学。
前にも書いたけれど、小樽については、もう少し車両の整備状態を良くした方が良い。ある程度は入場料を上げてもいいから。
3.日本最北の鉄路をゆく … 旭川→稚内と宗谷本線を踏破。名寄の北国博物館と音威子府の天北線資料室を見学。
宗谷本線は他線へ接続が全くなくなってしまってちょうど20年、単純に普通列車だけで往復だと、さすがにつらいかも?
わざわざ行ってみたい ○○な駅!
「絶景駅」「終着駅」「秘境駅」「スイッチバック駅」「三角屋根駅」のカテゴリーからラインナップ。
豊ヶ岡駅を含む札沼線の東部区間は、今後の存続が怪しいかも。行く(乗る)なら今の内?
「三角屋根駅」が杉崎行恭氏らしいところか?
青春18きっぷで 食いつぶしの旅
イートイン編とテイクアウト編。最近は大きな駅のエキナカはまだしも、中堅クラスの駅だと、JRの資本が入ったチェーン店が多そう(特に東日本)で、地味な飲食店を探すのはなかなか大変そうだ。
駅弁は、最近の普通列車はロングシート車が多いし、逆に転換クロスシートも意外に食べにくい雰囲気がある(と思っている)ので、うまくボックスシートの列車、車両をつかまえて利用できれば良いと思います。
(その意味で、「青春18」ではなかったが、苫小牧からの711系で駅弁を食べた3年前は良い経験だった)
最後に、「青春18きっぷ」の使い方の簡単なおさらい。例年通り。
「のりもの情報局」は、「小田急電鉄 コラボフレーバー」「京急・シーサイドライン・シーパラダイス 合同スタンプラリー」「JTB旅いく 夏休み鉄道体験」「箱根登山鉄道 あじさいライトアップ」「豊橋鉄道 納涼ビール電車」「高松琴平電鉄 レトロ電車特別運行」「ユニバーサルミュージック『恋する鉄道』」。
◆ 黄色のページ
グラビアとの連動で、JR各社毎の長時間運転列車のTOP3を並べています。
ただ、個人的には時間ではなく、やはり距離で算出して並べた方が良かったように思います。運賃の比較もあるが、普通乗車券の運賃は距離で決まるのだから。
色々分析してみました。最長の所要時間はJR北海道の2429D(滝川→釧路)で、8時間27分。2位で逆方向の2522D~3430D(快速〔狩勝〕)と共に、現状ではJR全体でも最長距離の普通列車でもあります。しかし8時間27分とはいくらなんでも時間がかかるなあと思うが、富良野で19分、落合で20分、新得で12分、帯広で22分、芽室や直別、白糠などでも長時間停車があり、これが所要増になっているかと思われます。
ただし表定速度は36.5㎞/h、東海と九州には30㎞/hに満たない列車があるので、意外に早い?北海道は駅が非常に少ない事があるでしょう(6.425㎞に1駅)。東海のTOP3は全て飯田線、逆に駅がとても多いので、距離の割には時間がかかってしまっています(544Mで2.22㎞に1駅)。
東日本のTOP3は全て上野東京ラインがらみ。では開業前はどこだったのだろう?
改正直前の時刻表から探してみると、羽越本線831Dが新津15:08→19:36酒田で、166.9㎞を4時間28分で走っていました。この列車、現在でも4時間31分で走っています(表定速度37.36㎞/h)。
また中央本線437Mの土休日ダイヤでは、高尾9:48→14:00松本のダイヤで、182.3㎞を4時間12分で走っています(現在も同じで表定速度43.40㎞/h 平日は高尾9:54)。
昨今の傾向としては、上野東京ラインに見られるように大都市圏で運転系統の広域化が進んだため、大都市をスルーする意外な?長距離列車が散見されるようになってきています。ここでは出てこないが、大阪では3523M(土休日3223M)が敦賀→米原→播州赤穂で275.5㎞、距離ではJR北海道TOP2に次ぎ、新快速ながら4時間7分(土休日4時間8分)かかっています(表定速度66.92㎞/h)。また、土休日の1205F→快速1733Tは大垣6:24→11:07網干、244.6㎞を4時間43分かけて走っています(表定速度51.8㎞/h)。こちらも距離なら西日本ではTOP2本を上回ります。名古屋でも、静岡発岐阜行で平日の109Fは216.1㎞を所要4時間33分。距離ならJR東海TOPです(表定速度47.49㎞/h)。
いずれにしろ、昔に比べたら運転系統の分断が進んだ事で、全体的には小ぶりになってしまいました。国鉄時代末期あたりまでは、夜行も北海道や山陰、九州で走っていたし、首都圏発着でも上野発仙台行(常磐線経由)の客車列車も数本あったほどなのだが(荷物列車との併結が大半だった)。
花火大会の臨時列車の時刻が掲載になりました。
特に「石巻川開き祭り花火大会」「塩竈みなと祭り花火大会」は、仙石線全線運転再開後なので注目されると思います。「石巻」は1本があおば通まで延伸。前年の石巻線の小牛田経由仙台行快速は仙石東北ライン経由になり、別に小牛田まで運行。
(行きは今年は設定されていない)
「塩竈」も前年の高城町行が、石巻まで延伸されました。
「仙台七夕花火祭」の仙石線は、前年同様東塩釜まで。今年は全路線全列車、5日のみの設定。
「おやまサマーフェスティバル」(の宇都宮行1本は、今年は東京始発9640Eで運行。
(定期1640E小金井行を延伸)
「盛岡さんさ踊り」は、今年は〔ジパングさんさ〕は設定がなく、盛岡発北上行普通9542Mの1本のみ。「花輪ばやし」は盛岡発着の設定が無くなりました。
新設定は「松江水郷祭」「いわき踊り」。「松江」は特急〔スーパーまつかぜ96号〕(松江21:51→23:22鳥取)を運行。「いわき」はいわき発大津港行普通1本を運転。
会社線では、東急トランセ・富士急(「コールセンター」が記されているが、実際の運行は富士急湘南バス)の港北ニュータウン~河口湖線及び御殿場プレミアム・アウトレット線が共に、6月1日より1便減便。河口湖線はシーズン中は富士山五合目まで延伸されるが、それについては記されていませんでした。
◆ 本文
気仙沼線BRTは昨日27日より、柳津発着の内の日中10往復が前谷地まで延伸になりました。柳津・前谷地と2回の乗り換えの負担を軽減するためかと思われます。前谷地~柳津間はノンストップ。
〔いしづち13・20号〕は節電対策のため、7月13日~9月一杯の平日は、高松~多度津間を2000系DCで運転。〔しおかぜ〕との併結は取り止め。あれから4年経って、ダイヤ上の節電対策はJR・私鉄ともこの列車だけになっているようです。
高速バスは、JRバス・千葉交通の東京~富里・八日市場線が20日に改正になっていて、東京駅~多古台バスターミナル1往復増発の他、芝山千代田駅・ホテル日航成田発着便は全て航空博物館前発着に変更。
名鉄バス・富山地鉄の名古屋~富山線は7月1日より2往復増便。
アルピコ交通の大阪~茅野線は7月1日より、往復とも午前便が夜行に変更の上、特定日は1往復が八ヶ岳(美濃戸口)発着の延長運行。
大分~長崎線〔サンライト〕は7月1日より、3タイプ7往復を各停タイプ5往復に集約。日田バス・亀の井バスは撤退。
なお、神奈中・小湊鐵道の相模大野・町田~アウトレット木更津線は4月から1往復に減便になっているのだが(相模大野8時40分、木更津16時40分のみ)、時刻表では未だ修正されていません(実は、初めて気づいた)
国内線航空は、FDAの静岡~福岡線が7月23日から増便。「静岡空港の運用時間拡大」を前提としていた増便でした。
来月は、「おわら風の盆」の臨時ダイヤが掲載になるはずです。北陸新幹線開業、北陸本線第3セクター鉄道移管後初めてになるが、特にあいの風とやま鉄道はどのような対応を取るでしょうか。
(前年のJR北陸本線では、富山発金沢・高岡・魚津行普通を1本ずつ運行していた)
当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
《今日のニュースから》
27日 台湾 音楽イベントで粉塵火災 日本人含め500人以上けが
28日 震災後初 大規模マラソン大会開催 石巻市
表紙は駒ケ岳をバックに走るキハ40。JR北海道はキハ40取り換え用のハイブリッド車の開発を発表しています。このシーンはいつまで。
◆ 青春18きっぷで 誰よりも青春するためのイロハ
「青春18きっぷ」を使うというと、ともかく普通列車を乗り継いで遠くへドンドン、というイメージがあるが、ここではテーマ性を持たせて、知名度のある施設や遺産、駅などに行ったり、食べ歩きをしよう、というプランを提案しています。
夏の北海道 鉄道遺産モデルプラン
1.青函連絡の今昔をたどる … 青森→函館。八甲田丸と摩周丸を見学、青函トンネルはスーパー白鳥(特例)を利用。
思えば、今の若い人は、青函連絡船なんてライブでは解らんでしょう。摩周丸では船の運航ダイヤを閲覧できるとは知らなかった。
海底駅に降りられれば、もっと理解が深まったかも知れない?北海道新幹線は特例適用はないと思われるし、江差線も道南いさりび鉄道に転換になるから、このプランを実行できるのは、今年度が最後になるはずです。
2.北海道鉄道のあけぼのを探る … 札幌→岩見沢→小樽→札幌のミニトリップ。三笠鉄道村・開拓の村・小樽市総合博物館を見学。
前にも書いたけれど、小樽については、もう少し車両の整備状態を良くした方が良い。ある程度は入場料を上げてもいいから。
3.日本最北の鉄路をゆく … 旭川→稚内と宗谷本線を踏破。名寄の北国博物館と音威子府の天北線資料室を見学。
宗谷本線は他線へ接続が全くなくなってしまってちょうど20年、単純に普通列車だけで往復だと、さすがにつらいかも?
わざわざ行ってみたい ○○な駅!
「絶景駅」「終着駅」「秘境駅」「スイッチバック駅」「三角屋根駅」のカテゴリーからラインナップ。
豊ヶ岡駅を含む札沼線の東部区間は、今後の存続が怪しいかも。行く(乗る)なら今の内?
「三角屋根駅」が杉崎行恭氏らしいところか?
青春18きっぷで 食いつぶしの旅
イートイン編とテイクアウト編。最近は大きな駅のエキナカはまだしも、中堅クラスの駅だと、JRの資本が入ったチェーン店が多そう(特に東日本)で、地味な飲食店を探すのはなかなか大変そうだ。
駅弁は、最近の普通列車はロングシート車が多いし、逆に転換クロスシートも意外に食べにくい雰囲気がある(と思っている)ので、うまくボックスシートの列車、車両をつかまえて利用できれば良いと思います。
(その意味で、「青春18」ではなかったが、苫小牧からの711系で駅弁を食べた3年前は良い経験だった)
最後に、「青春18きっぷ」の使い方の簡単なおさらい。例年通り。
「のりもの情報局」は、「小田急電鉄 コラボフレーバー」「京急・シーサイドライン・シーパラダイス 合同スタンプラリー」「JTB旅いく 夏休み鉄道体験」「箱根登山鉄道 あじさいライトアップ」「豊橋鉄道 納涼ビール電車」「高松琴平電鉄 レトロ電車特別運行」「ユニバーサルミュージック『恋する鉄道』」。
◆ 黄色のページ
グラビアとの連動で、JR各社毎の長時間運転列車のTOP3を並べています。
ただ、個人的には時間ではなく、やはり距離で算出して並べた方が良かったように思います。運賃の比較もあるが、普通乗車券の運賃は距離で決まるのだから。
色々分析してみました。最長の所要時間はJR北海道の2429D(滝川→釧路)で、8時間27分。2位で逆方向の2522D~3430D(快速〔狩勝〕)と共に、現状ではJR全体でも最長距離の普通列車でもあります。しかし8時間27分とはいくらなんでも時間がかかるなあと思うが、富良野で19分、落合で20分、新得で12分、帯広で22分、芽室や直別、白糠などでも長時間停車があり、これが所要増になっているかと思われます。
ただし表定速度は36.5㎞/h、東海と九州には30㎞/hに満たない列車があるので、意外に早い?北海道は駅が非常に少ない事があるでしょう(6.425㎞に1駅)。東海のTOP3は全て飯田線、逆に駅がとても多いので、距離の割には時間がかかってしまっています(544Mで2.22㎞に1駅)。
東日本のTOP3は全て上野東京ラインがらみ。では開業前はどこだったのだろう?
改正直前の時刻表から探してみると、羽越本線831Dが新津15:08→19:36酒田で、166.9㎞を4時間28分で走っていました。この列車、現在でも4時間31分で走っています(表定速度37.36㎞/h)。
また中央本線437Mの土休日ダイヤでは、高尾9:48→14:00松本のダイヤで、182.3㎞を4時間12分で走っています(現在も同じで表定速度43.40㎞/h 平日は高尾9:54)。
昨今の傾向としては、上野東京ラインに見られるように大都市圏で運転系統の広域化が進んだため、大都市をスルーする意外な?長距離列車が散見されるようになってきています。ここでは出てこないが、大阪では3523M(土休日3223M)が敦賀→米原→播州赤穂で275.5㎞、距離ではJR北海道TOP2に次ぎ、新快速ながら4時間7分(土休日4時間8分)かかっています(表定速度66.92㎞/h)。また、土休日の1205F→快速1733Tは大垣6:24→11:07網干、244.6㎞を4時間43分かけて走っています(表定速度51.8㎞/h)。こちらも距離なら西日本ではTOP2本を上回ります。名古屋でも、静岡発岐阜行で平日の109Fは216.1㎞を所要4時間33分。距離ならJR東海TOPです(表定速度47.49㎞/h)。
いずれにしろ、昔に比べたら運転系統の分断が進んだ事で、全体的には小ぶりになってしまいました。国鉄時代末期あたりまでは、夜行も北海道や山陰、九州で走っていたし、首都圏発着でも上野発仙台行(常磐線経由)の客車列車も数本あったほどなのだが(荷物列車との併結が大半だった)。
花火大会の臨時列車の時刻が掲載になりました。
特に「石巻川開き祭り花火大会」「塩竈みなと祭り花火大会」は、仙石線全線運転再開後なので注目されると思います。「石巻」は1本があおば通まで延伸。前年の石巻線の小牛田経由仙台行快速は仙石東北ライン経由になり、別に小牛田まで運行。
(行きは今年は設定されていない)
「塩竈」も前年の高城町行が、石巻まで延伸されました。
「仙台七夕花火祭」の仙石線は、前年同様東塩釜まで。今年は全路線全列車、5日のみの設定。
「おやまサマーフェスティバル」(の宇都宮行1本は、今年は東京始発9640Eで運行。
(定期1640E小金井行を延伸)
「盛岡さんさ踊り」は、今年は〔ジパングさんさ〕は設定がなく、盛岡発北上行普通9542Mの1本のみ。「花輪ばやし」は盛岡発着の設定が無くなりました。
新設定は「松江水郷祭」「いわき踊り」。「松江」は特急〔スーパーまつかぜ96号〕(松江21:51→23:22鳥取)を運行。「いわき」はいわき発大津港行普通1本を運転。
会社線では、東急トランセ・富士急(「コールセンター」が記されているが、実際の運行は富士急湘南バス)の港北ニュータウン~河口湖線及び御殿場プレミアム・アウトレット線が共に、6月1日より1便減便。河口湖線はシーズン中は富士山五合目まで延伸されるが、それについては記されていませんでした。
◆ 本文
気仙沼線BRTは昨日27日より、柳津発着の内の日中10往復が前谷地まで延伸になりました。柳津・前谷地と2回の乗り換えの負担を軽減するためかと思われます。前谷地~柳津間はノンストップ。
〔いしづち13・20号〕は節電対策のため、7月13日~9月一杯の平日は、高松~多度津間を2000系DCで運転。〔しおかぜ〕との併結は取り止め。あれから4年経って、ダイヤ上の節電対策はJR・私鉄ともこの列車だけになっているようです。
高速バスは、JRバス・千葉交通の東京~富里・八日市場線が20日に改正になっていて、東京駅~多古台バスターミナル1往復増発の他、芝山千代田駅・ホテル日航成田発着便は全て航空博物館前発着に変更。
名鉄バス・富山地鉄の名古屋~富山線は7月1日より2往復増便。
アルピコ交通の大阪~茅野線は7月1日より、往復とも午前便が夜行に変更の上、特定日は1往復が八ヶ岳(美濃戸口)発着の延長運行。
大分~長崎線〔サンライト〕は7月1日より、3タイプ7往復を各停タイプ5往復に集約。日田バス・亀の井バスは撤退。
なお、神奈中・小湊鐵道の相模大野・町田~アウトレット木更津線は4月から1往復に減便になっているのだが(相模大野8時40分、木更津16時40分のみ)、時刻表では未だ修正されていません(実は、初めて気づいた)
国内線航空は、FDAの静岡~福岡線が7月23日から増便。「静岡空港の運用時間拡大」を前提としていた増便でした。
来月は、「おわら風の盆」の臨時ダイヤが掲載になるはずです。北陸新幹線開業、北陸本線第3セクター鉄道移管後初めてになるが、特にあいの風とやま鉄道はどのような対応を取るでしょうか。
(前年のJR北陸本線では、富山発金沢・高岡・魚津行普通を1本ずつ運行していた)
当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
《今日のニュースから》
27日 台湾 音楽イベントで粉塵火災 日本人含め500人以上けが
28日 震災後初 大規模マラソン大会開催 石巻市
№1374 平成筑豊鉄道 時刻の変遷<後>
開業以降、右肩上がり…とは言えないまでも、駅の増設・列車の増発で順調に延びていた…ように思えた平成筑豊鉄道だったが、再度の乗客の減少傾向は止められないようで、21世紀に入り、ダイヤ改正の度に運転形態の変更が行われます。増発と削減が交互に繰り返される感があります。
2001(H13)年3月3日改正
1990(H2)年4月改正以降、列車キロ3000㎞/日を維持してきたが、この改正では500㎞以上の削減となる減量ダイヤとなりました。また、朝夕に土休日運休の列車(赤い字の列車)が初めて設定されています。
伊田線は快速が平日のみ1往復設定されました。国鉄時代の1986(S61)年11月改正で〔はんだ〕が廃止されて以来です。〔はんだ〕と異なり、朝夕の通勤・通学の需要を狙ったものと考えられます。
伊田線は日中60分間隔に削減されました。田川線も日中の行橋~犀川・崎山間区間運転が全て取りやめ。糸田線も含めて、60分の等時隔ダイヤになっています。
昼間の田川線上り3本は金田止まりとなり、田川伊田で始発の直方行に接続、長時間停車の後金田に向かうダイヤになっています。
伊田線の南直方御殿口、田川線の上伊田駅が開業。あかじ→あかぢと改称になりました。
2001(H13)年10月6日改正
筑豊本線・篠栗線(折尾~直方~桂川~吉塚)電化開業に関連する改正です。前回改正から半年しか経っていないが、再度列車の増発が行われた他、快速も含めて再び全列車が毎日運転になりました。
2002(H14)年3月23日改正
また半年足らずで改正になりました。
この年の10月10日~20日、直方~金田間で日中に臨時列車2往復が運行されています。
(理由不明)
2003(H15)年3月15日改正
伊田線で朝方の一部列車が再度土休日運休になりました。上り快速は6時台発と大幅に繰り上がっています。
日中の直方~金田間が30分間隔に増発されています。
田川線は初発列車が遅くなりました。
田川線の赤駅が開業。今の所、最後の新規開業駅です。転換時の15駅が35駅となりました。転換当時3.28㎞に1駅だったものが、1.40㎞に1駅まで駅が増えています。
2004(H16)年3月13日改正
この前日を持って、直方~金田間のセメント輸送列車が廃止になりました。安定した収入源が無くなった事は、平成筑豊鉄道の営業、ひいてはダイヤ編成に影響を与える事になります。
再び1日300㎞を削減する減量ダイヤになってしまいました。伊田線全区間で、日中は60分間隔。
午前中上りの乗換駅は金田になりました。以降のダイヤでもこの形態が続きます。
夕方にも土休日運休列車が設定されました。夕方の下り快速は2本に増発(1本は毎日運転)。上下とも、藤棚に新規停車。
最終列車も繰り上げになりました。糸田線・田川線では1時間近い繰り上げになっています。
2005(H17)年3月1日改正
前回の改正はさすがに行き過ぎた、という事なのか、直方~金田間・行橋~犀川間は最終列車が以前の時刻に戻っています。
直方~金田間はまた30分間隔に復便しているが、4月のイオンモール直方オープンを見据えての事だったかも知れません。
土休日運休の列車が無くなり、全列車が毎日運転。
2005(H17)年10月1日改正
半年でまた改正になりました。田川線で日中に増発が行われています。また、田川後藤寺発金田行・行橋発犀川行最終列車が繰り下げになりました。
夕方の快速は全て普通列車に変更。
2006(H18)年3月18日改正
金田~田川伊田間で増発。回送の客扱い実施と思われます。田川伊田発は最終が繰り下げになりました。
列車キロが再び3000㎞/日に乗りました。以降2011(H23)年改正まで、3000㎞/日前後を行き来する事になります。
2007(H19)年3月18日改正
午前中の金田発直方行を伊田始発に延伸。他は修正程度。
この翌月、新型車両400形がデビュー。この後イベント対応車500形と共に、開業当初からの100形・200形・300形を置き換えて行く事になります。
2008(H20)年3月15日改正
日中の直方~金田間列車1往復を田川伊田に延伸。他は修正程度。
2009(H21)年3月14日
伊田線は快速が廃止になりました。折返しの普通列車も削減されています。
田川線・犀川~田川伊田間で、増発により最終列車が繰り下げになりました。また、行橋発犀川行最終の時刻の繰り下げで、初めて午前0時を過ぎて運行される列車が設定になりました。
この翌月、平成筑豊鉄道は門司港レトロ観光線の営業を開始しました。
2010(H22)年3月13日改正
田川線は行橋口の区間運転を再度増設定、崎山折返しも久しぶりに設定になりました。一方で全線通しは削減されています。
2011(H23)年3月12日改正
直方~田川後藤寺間の直通列車を直方~田川伊田間に建て替え、この結果、糸田線の直方直通列車が、初めて終日無くなる(線内折り返しのみ)事になりました。
列車キロが3123.7㎞/日になり、21世紀に入っての最高記録です。
2012年3月17日改正
平日と土休日でダイヤが分離されました。土休日は列車番号を全て+300としています。
大幅な削減が断行された「大減量ダイヤ」となってしまいました。特に土休日は一気に4割近い削減になり、転換後では初めて列車キロが2000㎞/日を割り込みました。平日も17.5%の削減です。
日中は直方~行橋と直方~田川後藤寺の系統を交互に運転する、等時隔パターンダイヤになりました。金田で田川伊田方面⇔糸田線相互の接続が考慮されています。日中に糸田線直通が設定されるのは、転換後では初めてです。田川線は、行橋口の区間運転がほとんどなくなりました。
土休日は全区間で、最終列車が1時間以上の繰り上げになりました。21時台で列車が終わる駅・区間がほとんどです。
2013(H25)年3月16日改正
平日は、朝方の直方~田川伊田間の列車を後藤寺線直通に振り替えました。
土休日は行橋~犀川間で夜間に1往復増発しています。
2014(H26)年3月15日改正
土休日ダイヤは列車番号が平日と共通になり、変ダイヤになる列車のみ+300となりました。
(土休日運休の列車は欠番)
田川線は2往復増発となり、最終列車が再度繰り下げ、行橋発犀川行は平日と同時刻に戻っています。伊田線・糸田線も増発になっています。この結果、列車キロは再び2000㎞/日を越えました。
平日も朝方の油須原折り返しを行橋へ延長しています。
2015(H27)年3月14日改正
現行のダイヤです。土休日ダイヤの平日との共通化がさらに進みました。夜間の直方発金田行1本を田川伊田に延伸しています。
最後に、今回取り上げたダイヤの列車㎞/日をグラフにしてみました。転換時に大幅に列車を増発し、20世紀の間は駅を増やしつつ、列車キロを維持して集客に努めてきた。しかし21世紀にはいると、2回減量ダイヤを実施、運転パターンの変更も行った末、2012(H24)年には大幅な削減に踏み切って、以降は見直しを行いつつ現状に至る、そんな流れが見えてきます。
私は恒常的な利用者でも経営者でもないから迂闊な事は言えないが、確かに転換時の大幅な増発や駅の増設は、沿線の住民の利便性に大いに貢献した。ただ、この鉄道は沿線に全国区の観光地はないから外部からの入り込みはあまり期待できない、地域の人々の利用に多くを依存するので、その人たちが乗ってくれない、というより沿線の人口そのものが減ってしまったら、やはり存続は厳しくなるな、という事でしょう。田川市の人口が1989(H元)年の58,752人→今年49,649人、福智町は1990(H2)年27,041人(旧金田・赤池・方城町の合計)→2010(H22)年24,714人、みやこ町は1990(H2)年25,423人(旧犀川・勝山・豊津町の合計)→2010(H22)年21,572人と、いずれも右肩下がりで減少が続く傾向があります。
従って、今後も再度の大幅な利用の伸びは、正直あまり期待はできないでしょう。転換3線に関しては、現状の利用者をいかにして繋ぎとめるか、特に日中の買い物客(イオンモール直方やゆめタウン行橋など)の利用をどう増やしていくか、というあたりが今後の課題なのかと思われます。そのためには、最低でも現在の60分間隔ダイヤは何とか維持しなければならない。平成筑豊に限らず全ての鉄道に言えると思うが、基本的に最低60分間隔のダイヤが確保できる輸送量を維持できないと、鉄道としてやっていくのは苦しくなる、と思っています。
他の鉄道に比べてやや地味な感もある平成筑豊鉄道だが、今後の健闘に期待します。
参考文献・Webサイト
データブック 日本の私鉄 (寺田裕一/ネコ・パブリッシング)
週刊 歴史でめぐる 鉄道全路線 公営鉄道・私鉄№23 (朝日新聞出版)
平成筑豊鉄道沿線情報サイト「へいちくネット」
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《今日見た・聞いた・思った事》
フランスでは昨日、「配車アプリ『ウーバーポップ』に抗議するタクシードライバーが全国で抗議行動を繰り広げて、パリあたりでは治安部隊との衝突に発展したとか。
「ウーバーポップ」とは、利用者が専用のアプリで呼び出すと、近くにいる登録された車が迎えに来て、目的地まで送り届けてくれるシステムらしい。割安、ではあるが、営業車としては登録されていないので、日本風に言えば「白タク」という事になります。これに売り上げをかっさらわれているので、正規のタクシードライバーたちが激怒している訳です。フランスでも一部の地域では禁止になっているそうではあるが。
TVニュースで見たら、登録された車をボコボコにしたり、ドライバーに罵声を浴びせたり、空港への道を封鎖したりして、お客さんは相当迷惑していたようです。タクシー側は、このまま公的な規制がされなかったら、来週には高速道路を封鎖してやると息巻いていました。
いかにもフランスらしい過激なやり方だと思いました。私は「ウーバーポップ」を利用する事はなかろうが(スマホがないから利用のしようもない)、平然とこんな荒っぽい手段に出るするドライバーが運転するタクシーも、乗りたくはないなあ。
《今日のニュースから》
25日 ネパール大地震復興会議 日本 320億円の支援を表明
26日 プロ野球オールスター 西武・森友哉選手 最年少最多得票で選出
史上初の快挙だそうだが、意外だと思った。清原和博は達成していなかったのか?