№1345 JTB時刻表2015年5月号(JTBパブリッシング)

 港を見下ろしながら走る「箱館ハイカラ號」が表紙を飾る、JTB時刻表2015年5月号が発売になりました。
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◆ 街を駆ける 全国路面電車集合!
 その1 街を見続けるレトロな車両たち
 その2 ちょっと珍しい!この路面電車に注目

 全国各地の「路面電車」を取り上げているが、全体を網羅している訳ではなくて、その1では古典車両を、その2では珍しい光景をピックアップ。
 時刻表なのでオピニオン的な部分は控えるが、新規LRTの建設の是非は解らないが、現状の「路面電車」は、そろそろ大幅なグレードアップを図るべきだろうとは思います。福井鉄道の200形もあるが、特に路面区間の乗り降りは高齢者にとっては負担が大きく、今求められる要素は満たせないだろうと、№1239でも書きました。広電「グリーンムーバーLEX」レベルの車両は、どこでも求められるでしょう。無論福井鉄道にも「FUKURAM」があるが。
 京阪京津線は、京都市内に路面区間の電停もあった昔はまだしも、もう「路面電車」と呼称するのは適当ではないのでは?

◆ 「かごりん」を使って 鹿児島タウンを遊び尽くす!
「かごりん」が一般のレンタサイクルと違うのは、利用に際しては登録が必要(その際に携帯電話の電話番号の登録が必要になる)、基本的に1日(または1ヶ月間)は定額料金であるものの、30分の内に「サイクルポート」に返却しないと追加料金が発生するシステムである事。
 一応主要な観光地など、各所に「サイクルポート」があり、密度は濃いものの、自転車であまり寄り道はできない感じ。「サイクルポート」間の移動に特化し、観光は徒歩、という形態になろうか。時間にこだわり過ぎて、事故とか起こさなければよいが。
(30分毎200円の時間貸しもある)

「のりもの情報局」は、「津軽鉄道『金木桜まつり』」「上毛電気鉄道『鉄道むすめデビュー』」「伊豆急行『レトロ電車ぶらり旅』」「遠州鉄道2006号編成運転開始」「近畿日本鉄道『伊勢志摩ツーデーウォーク』」「伊賀鉄道『伊賀線まつり2015』」「エースJTB『サンキューチョイス北海道』」「JTBパブリッシング『るるぶ横浜線』」。
 上毛電鉄の鉄道むすめ「北原ゆうき」は、「北原」はすぐ解るものの(北原駅)、「ゆうき」って?と思ったが、「きりゅうきゅうじょうまえ」からだって。最近の「鉄道むすめ」はキャラデザ変わりました?
 伊豆急行の100系が「レトロ」って、戦後生まれのカルダン駆動の電車がレトロ扱いされるとは、個人的には若干複雑…。確かに私が産まれる前から走っているけれど。

◆ 黄色のページ
「東北六魂祭」は5回目。今年は5月30・31日に秋田市で開催。臨時列車が掲載になりました。
 秋田新幹線は、下りは〔こまち261号〕を両日運転。ダイヤは通常の臨時〔61号〕と同じ。
 上りは30日に〔こまち282号〕(〔82号〕と同じ)〔こまち286号〕(仙台行)、31日に〔こまち276号〕(〔76号〕と同じ)〔こまち278号〕(〔78号〕と同じ)を運転。
(いずれも東北新幹線内の併結はなし)

 会社線では、東海汽船の4月6日~5月6日の時刻を掲載。高速船は、5月2~6日は久里浜・伊東への寄港はなし。
 また、「のりもの情報局」にもあった「金木さくらまつり」(なぜかこちらは「さくら」)の津軽鉄道臨時ダイヤを掲載。1往復増発の他、定期列車の一部をストーブ列車で運行。「気温によりストーブを炊かない場合もある」と注釈あり。彼の地はこの時期でもストーブを炊く必要があるほど寒いのか?
(ストーブ料金は不要)

◆ 本文
 既に先月号で記されているが、宇都宮線(東北本線)黒磯発初電5時00分発上野行528Mは、黒磯駅構内電気工事のため、5月11日より毎週月曜日、西那須野まで代行バス輸送を実施。
 本文記事では6月29日までの記載になっているが、この工事は再来年末まで行われる予定、また月曜日が祝日になった場合でも(小田原行1535E)実施。

 5月4日の青い森鉄道の野辺地駅構内の工事による変ダイヤ・代行輸送は誤りがある(青い森鉄道発表のダイヤと異なる)そうで、5月号では最低限のみの記載となりました。「詳細は問い合わせを」との事。
(「小湊~上北町間運休」を「小湊~八戸間運休」としている所などが見受けられた)

 成田空港のLCC専用第3ターミナル開業に伴い、全路線が4月8日にダイヤ改正を実施。
 成田空港の時刻は「成田空港」としか書かれていないが、全て第3ターミナルの時刻。成田発は第3始発→第2(第3の5分後)→第1南ウイング(10分後)→第1北ウイング(15分後)経由、成田行は第2→第1南ウイング→第1北ウイング経由→第3終着。
(一部、第1ターミナルは南北共用1ヶ所のみの路線がある)
 地方空港では大多数の路線が、航空ダイヤの改正に合わせて3月29日に改正。
 なおこの号では記されていないが、国際興業と京急バスが共同運行していた川口~羽田空港線が4月1日より赤羽・王子経由となり、東京バスが参入して2往復増発になりました。
(東京バスは、増発分の赤羽~羽田空港間2往復を担当)

 次号は5月30日全線運転再開の仙石線と、同日運行開始の仙石東北ラインの時刻が掲載されます。
 今号の欄外記事によると、仙石線の他、東北本線郡山~小牛田間・岩切~利府間、常磐線浜吉田~岩沼間、石巻線、気仙沼線(前谷地~柳津間)も変更になる模様。既に概要はJR東日本より発表になっているが、具体的にはどんなダイヤになっているでしょうか。

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《今日のニュースから》
26日 鹿児島空港で小型セスナ機胴体着陸 3時間半滑走路閉鎖
27日 「大阪都」構想 住民投票告示