青函トンネルの〔スーパー白鳥〕の発煙は、もう少し情報がないと、今の所は何とも言えないです。でも、JR北海道はまだ落ち着きを取り戻せていないのだろうか…。とりあえず、人的な被害がないのは何よりだと思います。
「バスマガジンvol.70」が先月末発売になりました。
いすゞエルガ・シリーズのすべて
早いもので、いすゞエルガのデビューから、今年で15年になります。
今号ではマイナーチェンジのエルガ・ハイブリッドと現行モデルのラインナップ、そしてその歴史。
エルガ・ハイブリッドは昨年乗る機会がありました。最後部座席に座ったのだけれど、バッテリー搭載部のために、出入りがやや不便に感じられたものでした。マイナーチェンジ車では車体の軽量化で着席定員が3人になったそうだが、もう少し搭載部を小型化して、出入りが楽になれば良いと思う。
形態の識別としては、KL-LVは公式側エンジン部メッシュあり → PJ-LVはなし → PK(D)G-LVは長方形の小型メッシュあり → LK(D)G-LVは再びなくなり、後輪前にアドブルー供給孔あり、という所でしょうか。QP(K・D)Gは外観上の判別はほぼ無理か。
個人的には、ほぼ唯一のライバル・三菱ふそうエアロスターのマイナーチェンジが、エルガ(及びブルーリボンⅡ)にどう影響を与えるかを注目したいと思います。
ヒュンダイ自動車 南陽研究所探訪記
現代の日本販売車両は今の所ユニバース(HD)だけだが、今後他のバス、路線車などを売り込むプランはないのだろうか。九州で走りだしたファイバー社製の電気バスは、現代には刺激を与えたのでしょうか。
試験もさる事ながら、南陽の研究所そのものとか、ソウルのバスターミナルの記事が興味深く読めました。南陽は鉄道が走っていない町で、出退勤はどうしているのだろう?社食のランチメニューは2種類だけ?日本だと定食の他にうどんやラーメンなどを食べられたりするけれど。無料とはすごいが。
現代は韓国を代表する大財閥だが、「ナッツ・リターン」事件もあって、財閥に対する国民の目はいつになく厳しくなっているようです。現代に対してはどうでしょうか。
高速バスターミナルは4年前に訪れていて、№502で書きました。広いなあとは思ったが、あれでもほんの一部でしかなかったのか?韓国はソウル・釜山だけでなく、地方のバスターミナルもかなり広いらしく、日本以上に高速バスがポピュラーなんだなと思わされました。高速道のバス専用レーンもうらやましい限りだが、片側4車線を確保できないと設定は難しいか?
路線バスで行く!アニメ聖地巡礼
PART3にして、「聖地巡礼」のもはや代名詞と言える「あの花」が登場。過去2回もそうだが、テキストを書いている人って、アニメも詳しいんだろうなあ。
吉田の龍勢祭りは、以前から私も知っていました。「あの花」ではなくって、№538で取り上げたSFコミック「プラネテス」で、主人公ハチマキの弟・九太郎が龍勢祭りについてウンチクたれるシーンがあったので。ロケットのルーツなのだとか。
西武秩父駅は出てくるが、バスそのものはなかったのか。秩父巡礼バスのボンネット車は、元々は西武高原バスの軽井沢向けに導入された車両でした。
他のアニメでもそうだが、この「聖地巡礼ブーム」が、そのままバス利用の定着に結び付く事が望まれます。
帰ってきた 路線バス全方位レポート
新シリーズのvol.02は宮城県で、2009(H21)年のvol.38以来。当ブログスタート直後の刊行で、№95で書きました。
やはりこの間の大震災が、宮城県のバスに与えた影響は大でした。BRTもそうだし、仙台市営バスも未だ運行を再開できていない区間があります。「るーぷる仙台」は今年2月にようやく震災前のルート・ダイヤに戻ったそう。
「ノンステップ率は政令指定都市のある県では最低レベルだそう」と前回書いたが、仙台市営に限ると今回は195台・31.25%と、前回の74台、14.56%から大きく上がりました。「規模縮小傾向」なのは今回も変わらないらしいが、全体の車両数は508台→624台と大幅に増えています。登録番号9000番台は、震災支援車両でしたか。上2桁は年式(西暦下2桁)と思われるが、9801号車は写真はあるのに、リストには含まれていない。廃車になったのか?
宮城交通・ミヤコーバスは、車両数の記載はありませんでした。前回は他に愛子観光バス・桜交通・仙南交通・松島国際観光バス・グリーン観光バス・新栄観光バス・黄金バスが独立して記されていたが、今回は愛子観光バスのみ独立して記され、他は「自治体運行バス運行事業者」の一覧に記されています(桜交通・松島国際観光バスは廃止)。あと、東日本急行バスは記されているが、JRバス東北はありませんでした(前回は掲載あり)。仙台~古川線が引き続き運行されているのと、仙台市営バスを一部受託しているので、載せても良かったと思います。
おじゃまします バス会社潜入レポート vol.70 近江鉄道・湖国バス
グループ全体で滋賀県全体を網羅しているが、南高(近江鉄道本体エリア)北低(湖国バス)なのはやはり変わりはないよう。湖国バスは琵琶湖の西の高島市にも路線があるが、長浜〔営〕からの回送だと、かなり距離があって不経済だと思うが、分車庫でもあるのだろうか。
立命館大学のキャンパスを結ぶ路線で高速バスに再参入、という事だが(今日現在は正式発表なし)、一つの大学のキャンパス同士を結ぶとは、それほど学生の行き来が多いという事なのか?草津キャンパスのターミナルには案内所もあるそうで、京阪バスは既に中書島駅~草津キャンパス路線を運行しているし、この地域で立命館大学とは、バス輸送の点で無視できない存在と見えます。ただ、衣笠キャンパスは北部の竜安寺の方角なので、一本で結ぶとは考えにくいが。
一方で栗東市のコミュニティバスを受注しているが(6路線中2路線で、他は帝産系が運行)、市の財政難の影響で、土曜日の運行を取りやめたとか(休日はもともと運休)。京都・大阪にも近い上に、JRAのトレーニングセンターもあるのに、市の収入は増えないのでしょうか?
リバイバルカラーは、写真だからかも知れないが、一目見て「あれ、こんな色使いだったっけ?」と思った。手元に昔取った旧塗装車の写真があるが、グリーンはもう少し濃かったです。再参入の高速バスは「レジェンドブルー」になるが、昼行路線ではやや重いカラーだと思います。といって先代のライオンズカラーは、肝心のライオンズがもう使っておらず、そもそも西武系だからって、近畿圏でいつまでもライオンズカラーとはどうなのかとも思う。オリジナルカラーを模索しても良い時期ではないでしょうか?
車両面では当然西武から転籍の日産ディーゼル車だが、来年には連接バスが走るそうで楽しみ。
(南草津駅のJR新快速停車は、2011(H23)年3月12日改正から)
歴史的には、一度早くに分社しながら、再度鉄道に統合して現状を維持しているのが、昨今の業界全体の傾向としては異例。
終点の情景を求めて 第2回 三戸海岸
京急バスの三浦半島南端のローカル路線は、これまでも他誌で取り上げられているが、京急電鉄の駅に接続しない系統もあり、その歴史は興味深いです。ここでは出てこなかったが、営業所に近い三崎東岡の乗場もローカル色を感じる佇まいでした。
三戸海岸のバス停は、三崎口駅から歩いて行った事があります。歩いて行けるので、便数が限られたものになっているのでしょう。
次号は、首都高速中央環状線に注目したいと思います。特に空港バスはどう変わるでしょうか。
当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
今日は全国的に風が強くて、成田ではIBEX機が着陸時に主翼を接触させたらしい。各地で被害も相次いでいるようです。戸塚はようやく収まってきたでしょうか。遠くからはまだゴーゴー聞こえてくるが…・。
《今日のニュースから》
2日 イラン核開発協議 最終的解決の枠組みで合意
3日 タイ-日本路線増便 条件付き認可 国土交通大臣が表明
タイはICAOより安全上の課題を指摘されていて、これを受けて日本が新路線就航や在来路線の増便の認可を見合わせていたものです。とりあえず、既に就航済みのキャリアの在来路線の増便やチャーター便の就航を、5月一杯まで認める方向。