つんく♂の衝撃的告白で始まった新年度。国の内外で悲惨な事件・惨事が相次ぎました。セウォル号沈没から1年、福知山線事故から10年。4月はどのような事が起きたのでしょうか。
31日 ミャンマー 少数民族各派・政府側 停戦に向けた合意文書に署名
1日 中国国立「北京語言大学」東京に開校 開港式典・入学式開催
2日 イラン核開発協議 最終的解決の枠組みで合意
3日 タイ-日本路線増便 条件付き認可 国土交通大臣が表明
4日 上西小百合衆議院議員 維新の党より除名処分
5日 バスケットボール女子Wリーグ JX-ENEOSが7連覇達成
6日 カンボジア・メコン川に「ネアンルック橋」開通 ホーチミン~バンコク間陸上路が完成
7日 大阪府吹田市立千里丘北小学校開校 29年振りの新規市立小学校
8日 天皇陛下 パラオを訪問 大統領夫妻と会見
9日 競泳日本選手権 女子50m自由形 内田美希が日本新記録
10日 JR貨物幹部社員 収賄容疑で逮捕
11日 ペンシルロケット発射実験成功から60年 国分寺市で記念イベント開催
12日 ヒラリー・クリントン前国務長官 米大統領選挙出馬を表明
13日 福島第一原発格納容器内部 ロボット撮影映像初公開
14日 産経新聞前ソウル支局長 出国禁止措置解除で帰国
15日 聖マリアンナ医大 医師・指導医20人の指定を取り消し 厚生労働省
16日 SNS犯罪被害の子供 1421人 過去最多
17日 安倍首相・翁長沖縄県知事 普天間基地巡り初会談
18日 北海道博物館 札幌市にオープン
19日 高台に新たな桜並木 岩手県山田町で植樹
20日 町村衆議院議長 辞任願を提出
21日 リニア中央新幹線 603㎞/h 鉄道世界最高速度を記録
22日 日中首脳会談 戦略的互恵関係推進で一致
23日 ネット上仮想空間で高校生活 千葉市通信制高校サイバーコースで入学式
24日 アップルウォッチ 発売開始
25日 ネパールでM7.8大地震 死者400人超
26日 鹿児島空港で小型セスナ機胴体着陸 3時間半滑走路閉鎖
27日 「大阪都」構想 住民投票告示
今月はこの他、選抜高校野球で敦賀気比高校優勝、萩本欽一が駒澤大学入学、米・キューバ主脳会談、地中海で難民大量遭難、EU規制委員会がグーグル提訴、愛川欣也さん・加瀬邦彦さん・萩原流行さん死去、イチローが日米通算で通算得点日本新記録、統一地方選挙で最低投票率を相次ぎ記録、などがありました。
無人機「ドローン」を巡る事件が、日米で相次ぎ発生・発覚しました。
青函トンネルの〔スーパー白鳥〕発煙や、広島空港のアシアナ機事故は、幸い人的な損害は出ませんでした。しかし今月は日韓とも交通の大惨事の節目。今一度安全の確認を。
《今月この一枚》
4月20日、伊豆箱根鉄道駿豆線三島田町駅です。駿豆線3000系は1979(H54)年にデビュー、初期の4編成までは鋼製車体で、初めて白+青のツートンカラーでイメージを一新しました。車内は旧国鉄近郊型のイメージが色濃く出たセミクロスシートです。一方でワンハンドルマスコン採用などの新機軸も取り入れられました。
この3003Fは現在、「弱虫ペダル」のラッピング車として運行されています。夏に公開される劇場版とのタイアップです。修善寺に近いサイクルスポーツセンターが舞台の一つである事も縁になっているようです。
このアニメは見た事がないのだが、公式Webなども見た感触では、昨今のアニメには珍しく、相当男臭い作品と映りました。自転車ロードレースを扱ったスポーツものというのも珍しい。主人公が元々は「アニオタ」だったとは今風だが。
合わせて記念乗車券セットも発売中です。西武鉄道でも発売されているが、伊豆箱根は、主人公が通う学校のライバル校「箱根学園」バージョンを発売しています。乗車券には箱根学園のメンバーが、台紙には、メンバーのパーソナルデータが記されています。
当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
********************
《今日見た・聞いた・思った事》
ANAのB787-9国際線仕様機の就航が昨日リリースされました。
来月5日より羽田~ミュンヘン線に、当面は原則隔日の就航。
機内の仕様も発表になっているが(C48・PY21・Y146(3-3-3) 合計215席)、スペース的にはビジネスクラスが全体の半分以上を占めています。
注目はやはり「ANA SKY LIVE TV」でしょう。リアルタイムでTV番組が見られるというもの。私は以前№785で、「衛星放送をキャッチして、機内で見られるようになるという可能性も予想できる」と書いた事があるが、その時は、可能性はあるとしても、上級クラスから先行して始まるのかと思っていました。しかし、これが全クラスで見られるそうで、短期間で一気にここまで来たのか、と思わされました。
ただし、見られる番組は「NHK WORLD PREMIUM」「CNN」「SPORT 24」の3チャンネル。「SPORT 24」を名乗るチャンネルは世界にいくつかあるようだが、リリースのロゴから検索すると、米IMGが配信するコンテンツらしいです。「NHK WORLD PREMIUM」は日本語だが、多言語にはどこまで対応するのだろうか。
(各チャンネルの具体的な内容までは記されていなかった)
また、ANAでも電子書籍サービスがスタート、一般の雑誌や実用書なども対応するようです。
さらにWi-Fiも導入されるが、B787よりプロバイダーがパナソニックアビオニクスに変わり、料金も時間制になります。
(30分6.95USD・3時間16.95USD・24時間21.95USD 在来の導入機も今後料金制に変更予定)
こうなると、エンタメは何を見ようか、ものすごく目移りしてしまいそう。多分Wi-Fiはやらないと思うが、TVや電子書籍は楽しみではあります。いつか、乗る機会が作れれば良いと思います。もちろん、「スター・ウォーズ」機のお披露目も楽しみです。
機内エンタメの進化、行きつく先は!?
《今日のニュースから》
28日 ポール・マッカートニー 49年振り日本武道館でライブ
29日 大気汚染対策 日中韓環境大臣会合
№1345 JTB時刻表2015年5月号(JTBパブリッシング)
港を見下ろしながら走る「箱館ハイカラ號」が表紙を飾る、JTB時刻表2015年5月号が発売になりました。
◆ 街を駆ける 全国路面電車集合!
その1 街を見続けるレトロな車両たち
その2 ちょっと珍しい!この路面電車に注目
全国各地の「路面電車」を取り上げているが、全体を網羅している訳ではなくて、その1では古典車両を、その2では珍しい光景をピックアップ。
時刻表なのでオピニオン的な部分は控えるが、新規LRTの建設の是非は解らないが、現状の「路面電車」は、そろそろ大幅なグレードアップを図るべきだろうとは思います。福井鉄道の200形もあるが、特に路面区間の乗り降りは高齢者にとっては負担が大きく、今求められる要素は満たせないだろうと、№1239でも書きました。広電「グリーンムーバーLEX」レベルの車両は、どこでも求められるでしょう。無論福井鉄道にも「FUKURAM」があるが。
京阪京津線は、京都市内に路面区間の電停もあった昔はまだしも、もう「路面電車」と呼称するのは適当ではないのでは?
◆ 「かごりん」を使って 鹿児島タウンを遊び尽くす!
「かごりん」が一般のレンタサイクルと違うのは、利用に際しては登録が必要(その際に携帯電話の電話番号の登録が必要になる)、基本的に1日(または1ヶ月間)は定額料金であるものの、30分の内に「サイクルポート」に返却しないと追加料金が発生するシステムである事。
一応主要な観光地など、各所に「サイクルポート」があり、密度は濃いものの、自転車であまり寄り道はできない感じ。「サイクルポート」間の移動に特化し、観光は徒歩、という形態になろうか。時間にこだわり過ぎて、事故とか起こさなければよいが。
(30分毎200円の時間貸しもある)
「のりもの情報局」は、「津軽鉄道『金木桜まつり』」「上毛電気鉄道『鉄道むすめデビュー』」「伊豆急行『レトロ電車ぶらり旅』」「遠州鉄道2006号編成運転開始」「近畿日本鉄道『伊勢志摩ツーデーウォーク』」「伊賀鉄道『伊賀線まつり2015』」「エースJTB『サンキューチョイス北海道』」「JTBパブリッシング『るるぶ横浜線』」。
上毛電鉄の鉄道むすめ「北原ゆうき」は、「北原」はすぐ解るものの(北原駅)、「ゆうき」って?と思ったが、「きりゅうきゅうじょうまえ」からだって。最近の「鉄道むすめ」はキャラデザ変わりました?
伊豆急行の100系が「レトロ」って、戦後生まれのカルダン駆動の電車がレトロ扱いされるとは、個人的には若干複雑…。確かに私が産まれる前から走っているけれど。
◆ 黄色のページ
「東北六魂祭」は5回目。今年は5月30・31日に秋田市で開催。臨時列車が掲載になりました。
秋田新幹線は、下りは〔こまち261号〕を両日運転。ダイヤは通常の臨時〔61号〕と同じ。
上りは30日に〔こまち282号〕(〔82号〕と同じ)〔こまち286号〕(仙台行)、31日に〔こまち276号〕(〔76号〕と同じ)〔こまち278号〕(〔78号〕と同じ)を運転。
(いずれも東北新幹線内の併結はなし)
会社線では、東海汽船の4月6日~5月6日の時刻を掲載。高速船は、5月2~6日は久里浜・伊東への寄港はなし。
また、「のりもの情報局」にもあった「金木さくらまつり」(なぜかこちらは「さくら」)の津軽鉄道臨時ダイヤを掲載。1往復増発の他、定期列車の一部をストーブ列車で運行。「気温によりストーブを炊かない場合もある」と注釈あり。彼の地はこの時期でもストーブを炊く必要があるほど寒いのか?
(ストーブ料金は不要)
◆ 本文
既に先月号で記されているが、宇都宮線(東北本線)黒磯発初電5時00分発上野行528Mは、黒磯駅構内電気工事のため、5月11日より毎週月曜日、西那須野まで代行バス輸送を実施。
本文記事では6月29日までの記載になっているが、この工事は再来年末まで行われる予定、また月曜日が祝日になった場合でも(小田原行1535E)実施。
5月4日の青い森鉄道の野辺地駅構内の工事による変ダイヤ・代行輸送は誤りがある(青い森鉄道発表のダイヤと異なる)そうで、5月号では最低限のみの記載となりました。「詳細は問い合わせを」との事。
(「小湊~上北町間運休」を「小湊~八戸間運休」としている所などが見受けられた)
成田空港のLCC専用第3ターミナル開業に伴い、全路線が4月8日にダイヤ改正を実施。
成田空港の時刻は「成田空港」としか書かれていないが、全て第3ターミナルの時刻。成田発は第3始発→第2(第3の5分後)→第1南ウイング(10分後)→第1北ウイング(15分後)経由、成田行は第2→第1南ウイング→第1北ウイング経由→第3終着。
(一部、第1ターミナルは南北共用1ヶ所のみの路線がある)
地方空港では大多数の路線が、航空ダイヤの改正に合わせて3月29日に改正。
なおこの号では記されていないが、国際興業と京急バスが共同運行していた川口~羽田空港線が4月1日より赤羽・王子経由となり、東京バスが参入して2往復増発になりました。
(東京バスは、増発分の赤羽~羽田空港間2往復を担当)
次号は5月30日全線運転再開の仙石線と、同日運行開始の仙石東北ラインの時刻が掲載されます。
今号の欄外記事によると、仙石線の他、東北本線郡山~小牛田間・岩切~利府間、常磐線浜吉田~岩沼間、石巻線、気仙沼線(前谷地~柳津間)も変更になる模様。既に概要はJR東日本より発表になっているが、具体的にはどんなダイヤになっているでしょうか。
当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
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《今日のニュースから》
26日 鹿児島空港で小型セスナ機胴体着陸 3時間半滑走路閉鎖
27日 「大阪都」構想 住民投票告示
◆ 街を駆ける 全国路面電車集合!
その1 街を見続けるレトロな車両たち
その2 ちょっと珍しい!この路面電車に注目
全国各地の「路面電車」を取り上げているが、全体を網羅している訳ではなくて、その1では古典車両を、その2では珍しい光景をピックアップ。
時刻表なのでオピニオン的な部分は控えるが、新規LRTの建設の是非は解らないが、現状の「路面電車」は、そろそろ大幅なグレードアップを図るべきだろうとは思います。福井鉄道の200形もあるが、特に路面区間の乗り降りは高齢者にとっては負担が大きく、今求められる要素は満たせないだろうと、№1239でも書きました。広電「グリーンムーバーLEX」レベルの車両は、どこでも求められるでしょう。無論福井鉄道にも「FUKURAM」があるが。
京阪京津線は、京都市内に路面区間の電停もあった昔はまだしも、もう「路面電車」と呼称するのは適当ではないのでは?
◆ 「かごりん」を使って 鹿児島タウンを遊び尽くす!
「かごりん」が一般のレンタサイクルと違うのは、利用に際しては登録が必要(その際に携帯電話の電話番号の登録が必要になる)、基本的に1日(または1ヶ月間)は定額料金であるものの、30分の内に「サイクルポート」に返却しないと追加料金が発生するシステムである事。
一応主要な観光地など、各所に「サイクルポート」があり、密度は濃いものの、自転車であまり寄り道はできない感じ。「サイクルポート」間の移動に特化し、観光は徒歩、という形態になろうか。時間にこだわり過ぎて、事故とか起こさなければよいが。
(30分毎200円の時間貸しもある)
「のりもの情報局」は、「津軽鉄道『金木桜まつり』」「上毛電気鉄道『鉄道むすめデビュー』」「伊豆急行『レトロ電車ぶらり旅』」「遠州鉄道2006号編成運転開始」「近畿日本鉄道『伊勢志摩ツーデーウォーク』」「伊賀鉄道『伊賀線まつり2015』」「エースJTB『サンキューチョイス北海道』」「JTBパブリッシング『るるぶ横浜線』」。
上毛電鉄の鉄道むすめ「北原ゆうき」は、「北原」はすぐ解るものの(北原駅)、「ゆうき」って?と思ったが、「きりゅうきゅうじょうまえ」からだって。最近の「鉄道むすめ」はキャラデザ変わりました?
伊豆急行の100系が「レトロ」って、戦後生まれのカルダン駆動の電車がレトロ扱いされるとは、個人的には若干複雑…。確かに私が産まれる前から走っているけれど。
◆ 黄色のページ
「東北六魂祭」は5回目。今年は5月30・31日に秋田市で開催。臨時列車が掲載になりました。
秋田新幹線は、下りは〔こまち261号〕を両日運転。ダイヤは通常の臨時〔61号〕と同じ。
上りは30日に〔こまち282号〕(〔82号〕と同じ)〔こまち286号〕(仙台行)、31日に〔こまち276号〕(〔76号〕と同じ)〔こまち278号〕(〔78号〕と同じ)を運転。
(いずれも東北新幹線内の併結はなし)
会社線では、東海汽船の4月6日~5月6日の時刻を掲載。高速船は、5月2~6日は久里浜・伊東への寄港はなし。
また、「のりもの情報局」にもあった「金木さくらまつり」(なぜかこちらは「さくら」)の津軽鉄道臨時ダイヤを掲載。1往復増発の他、定期列車の一部をストーブ列車で運行。「気温によりストーブを炊かない場合もある」と注釈あり。彼の地はこの時期でもストーブを炊く必要があるほど寒いのか?
(ストーブ料金は不要)
◆ 本文
既に先月号で記されているが、宇都宮線(東北本線)黒磯発初電5時00分発上野行528Mは、黒磯駅構内電気工事のため、5月11日より毎週月曜日、西那須野まで代行バス輸送を実施。
本文記事では6月29日までの記載になっているが、この工事は再来年末まで行われる予定、また月曜日が祝日になった場合でも(小田原行1535E)実施。
5月4日の青い森鉄道の野辺地駅構内の工事による変ダイヤ・代行輸送は誤りがある(青い森鉄道発表のダイヤと異なる)そうで、5月号では最低限のみの記載となりました。「詳細は問い合わせを」との事。
(「小湊~上北町間運休」を「小湊~八戸間運休」としている所などが見受けられた)
成田空港のLCC専用第3ターミナル開業に伴い、全路線が4月8日にダイヤ改正を実施。
成田空港の時刻は「成田空港」としか書かれていないが、全て第3ターミナルの時刻。成田発は第3始発→第2(第3の5分後)→第1南ウイング(10分後)→第1北ウイング(15分後)経由、成田行は第2→第1南ウイング→第1北ウイング経由→第3終着。
(一部、第1ターミナルは南北共用1ヶ所のみの路線がある)
地方空港では大多数の路線が、航空ダイヤの改正に合わせて3月29日に改正。
なおこの号では記されていないが、国際興業と京急バスが共同運行していた川口~羽田空港線が4月1日より赤羽・王子経由となり、東京バスが参入して2往復増発になりました。
(東京バスは、増発分の赤羽~羽田空港間2往復を担当)
次号は5月30日全線運転再開の仙石線と、同日運行開始の仙石東北ラインの時刻が掲載されます。
今号の欄外記事によると、仙石線の他、東北本線郡山~小牛田間・岩切~利府間、常磐線浜吉田~岩沼間、石巻線、気仙沼線(前谷地~柳津間)も変更になる模様。既に概要はJR東日本より発表になっているが、具体的にはどんなダイヤになっているでしょうか。
当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
《今日のニュースから》
26日 鹿児島空港で小型セスナ機胴体着陸 3時間半滑走路閉鎖
27日 「大阪都」構想 住民投票告示
№1344 私鉄名車列伝 124.一畑電車3000系
「私鉄名車列伝」、今回は一畑電車3000系です。1996(H8)年12月、南海電気鉄道21000系2連×4本、8両を譲受して一畑デビューしました。
南海21000系は1958(S33)~1964(S39)年の間、旧型車両置き換えのため高野線に導入された新性能車両である。高野線は最高時速100㎞/hを行う平坦区間と、最高50‰の急勾配を控えた山岳区間があり、両区間を直通できる性能の車両が求められた。このため、補償巻線付電動機が開発され、弱め界磁率を引き下げる事により、両区間の性能の両立を図る事が可能になった。この事から、広角から望遠まで対応できるカメラのズームレンズになぞらえ、「ズームカー」の愛称が付けられた。湘南スタイルの正面を持つ2ドア17m車で、当初製造の4連4本はクロスシート、1963(S38)年以降製造の4連3本はロングシートとなった。1973(S48)年の昇圧改造に合わせて冷房化、後にクロスシート4編成の内2編成は混雑緩和のためロングシート改造された。1990(H2)年に2000系がデビュー、増備が重ねられると廃車・支線区転用が進み、1997(H9)年にはすべて廃車となった。一畑電車以外では、大井川鐵道にクロスシート車2連×2本が譲渡されている。
当時の一畑電気鉄道は欠損補助打ち切りの問題を契機に沿線自治体の支援が強化されたが、近代化の一環として車両のワンマン化、冷房化、高性能化が求められていた。1994(H6)年の2100系(元京王5000系)に続き、南海21000形にも白羽の矢が立ち、導入が決まったものである。
一畑譲渡車両は全車両ロングシート(3008Fは南海時代にロングシート化改造)、車内は窓上の補助灯も含め、南海時代の面影をよく残している。導入に際してはワンマン化改造が行われ、塗装は2100系同様の、黄色+白のツートンカラーに青のワンポイントとなった。奇数車は連結面よりのパンタグラフが撤去されている。
以来18年以上に渡り、2100系(及び5000系)と共に一畑電車(2006(H18)年4月に一畑電気鉄道の持ち株会社化により分社)の主力として活躍してきた。3008Fはラッピング電車「しんじ湖ラムサール号」を経て、2011(H23)年には南海時代の旧塗装(薄緑色+濃緑の帯)を復刻して運行していた。しかし、新製から50年以上経って老朽化が進み、1000系(元東急1000系)の導入により、2015(H27)年2月までに3008Fを含め2編成が引退、2016(H28)年までに全車両の引退が予定されている。
【編成】
←一畑口方 電鉄出雲市・松江しんじ湖温泉方→
*Mc1 3001* - Mc2 3010
* パンタグラフ
昨年3月一畑電車を訪れたのは、南海色の3008Fの撮影を狙ったのも目的の一つだったが、果たせないまま終わってしまったのは残念でした。後は大井川鐵道にあるが、経営環境の厳しさから普通列車大幅減便の上単行車両の導入を行っていて、今後どうなるか気がかりな所です。
今回の記事は
「私鉄の車両23 南海電気鉄道」(保育社) ※現在はネコ・パブリッシングによって復刻)
「鉄道ピクトリアル1995年12月臨時増刊号 【特集】南海電気鉄道」(鉄道図書刊行会)
「ローカル私鉄車輌20年 西日本編」(寺田裕一/JTBキャンブックス)
「週刊 歴史でめぐる 鉄道全路線 公営鉄道・私鉄 №18」(朝日新聞出版)
一畑電車公式Webサイト 等
を参考にさせて頂きました。
次回は福岡の第3セクター鉄道・平成筑豊鉄道のLe-DC、100形・200形・300形です。
当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
福知山線の事故から今日で10年。大阪では、セウォル号沈没事故の遺族の方々の交えた意見の交換が行われたそうです。私の立場では、亡くなられた方々の冥福をお祈りする他ありません。大勢の人命を失うばかりでなく、遺された人々の怒り・憎しみを生み出し、被害者・加害者双方の心に深い傷を残す大惨事は、二度と起こって欲しくありません。JRだけ、鉄道だけの事ではないです。
《今日のニュースから》
24日 アップルウォッチ 発売開始
25日 ネパールでM7.8大地震 死者400人超
南海21000系は1958(S33)~1964(S39)年の間、旧型車両置き換えのため高野線に導入された新性能車両である。高野線は最高時速100㎞/hを行う平坦区間と、最高50‰の急勾配を控えた山岳区間があり、両区間を直通できる性能の車両が求められた。このため、補償巻線付電動機が開発され、弱め界磁率を引き下げる事により、両区間の性能の両立を図る事が可能になった。この事から、広角から望遠まで対応できるカメラのズームレンズになぞらえ、「ズームカー」の愛称が付けられた。湘南スタイルの正面を持つ2ドア17m車で、当初製造の4連4本はクロスシート、1963(S38)年以降製造の4連3本はロングシートとなった。1973(S48)年の昇圧改造に合わせて冷房化、後にクロスシート4編成の内2編成は混雑緩和のためロングシート改造された。1990(H2)年に2000系がデビュー、増備が重ねられると廃車・支線区転用が進み、1997(H9)年にはすべて廃車となった。一畑電車以外では、大井川鐵道にクロスシート車2連×2本が譲渡されている。
当時の一畑電気鉄道は欠損補助打ち切りの問題を契機に沿線自治体の支援が強化されたが、近代化の一環として車両のワンマン化、冷房化、高性能化が求められていた。1994(H6)年の2100系(元京王5000系)に続き、南海21000形にも白羽の矢が立ち、導入が決まったものである。
一畑譲渡車両は全車両ロングシート(3008Fは南海時代にロングシート化改造)、車内は窓上の補助灯も含め、南海時代の面影をよく残している。導入に際してはワンマン化改造が行われ、塗装は2100系同様の、黄色+白のツートンカラーに青のワンポイントとなった。奇数車は連結面よりのパンタグラフが撤去されている。
以来18年以上に渡り、2100系(及び5000系)と共に一畑電車(2006(H18)年4月に一畑電気鉄道の持ち株会社化により分社)の主力として活躍してきた。3008Fはラッピング電車「しんじ湖ラムサール号」を経て、2011(H23)年には南海時代の旧塗装(薄緑色+濃緑の帯)を復刻して運行していた。しかし、新製から50年以上経って老朽化が進み、1000系(元東急1000系)の導入により、2015(H27)年2月までに3008Fを含め2編成が引退、2016(H28)年までに全車両の引退が予定されている。
【編成】
←一畑口方 電鉄出雲市・松江しんじ湖温泉方→
*Mc1 3001* - Mc2 3010
* パンタグラフ
昨年3月一畑電車を訪れたのは、南海色の3008Fの撮影を狙ったのも目的の一つだったが、果たせないまま終わってしまったのは残念でした。後は大井川鐵道にあるが、経営環境の厳しさから普通列車大幅減便の上単行車両の導入を行っていて、今後どうなるか気がかりな所です。
今回の記事は
「私鉄の車両23 南海電気鉄道」(保育社) ※現在はネコ・パブリッシングによって復刻)
「鉄道ピクトリアル1995年12月臨時増刊号 【特集】南海電気鉄道」(鉄道図書刊行会)
「ローカル私鉄車輌20年 西日本編」(寺田裕一/JTBキャンブックス)
「週刊 歴史でめぐる 鉄道全路線 公営鉄道・私鉄 №18」(朝日新聞出版)
一畑電車公式Webサイト 等
を参考にさせて頂きました。
次回は福岡の第3セクター鉄道・平成筑豊鉄道のLe-DC、100形・200形・300形です。
当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
福知山線の事故から今日で10年。大阪では、セウォル号沈没事故の遺族の方々の交えた意見の交換が行われたそうです。私の立場では、亡くなられた方々の冥福をお祈りする他ありません。大勢の人命を失うばかりでなく、遺された人々の怒り・憎しみを生み出し、被害者・加害者双方の心に深い傷を残す大惨事は、二度と起こって欲しくありません。JRだけ、鉄道だけの事ではないです。
《今日のニュースから》
24日 アップルウォッチ 発売開始
25日 ネパールでM7.8大地震 死者400人超