№1317 2015年2月 今月は何があった 何をやった

 デンマークにギリシャにウクライナにシリア…。今月も国際情勢は色々な意味で危ういなあ、と感じずにはいられない2月、どんな事が起きたのでしょうか。

 1日 全豪オープンテニス ジョコビッチが2年振り5回目の優勝
 2日 秋葉原通り魔事件 死刑判決確定
 3日 「六本木歌舞伎」 開幕
 4日 裁判員裁判の死刑判決認めず 最高裁判所が決定
 5日 卵子凍結保存計画 浦安市が発表
 6日 「厳寒の焼肉祭り」 北見市で開催
 7日 渋谷区マンションで男が立てこもり 8時間後に逮捕
 8日 ラグビー日本選手権 帝京大がNECに勝利 9年振り 学生がトップリーグに勝利
 9日 JA(全国農業協同組合中央会)会長 政府・自民党改革案受け入れを表明
10日 7年振りF1復帰のホンダ 今シーズンのマシンを公開

11日 韓国・仁川市永宗大橋で多重衝突 70人近く死傷
12日 JR東京駅・台湾鐵道新竹駅 姉妹提携 記念式典実施
13日 福島明誠高校の生徒 仮設住宅にバレンタインプレゼント
14日 一日限定「真冬のビアガーデン」 北海道・長万部町にオープン
15日 「みかんジュースタワー」 松山空港でお披露目
16日 首都高速小松川線で火災 作業員2名死亡
17日 東北地方各地で大震災余震 三陸沿岸に一時津波注意報
18日 日本郵便 オーストラリア物流最大手の買収を発表
19日 日経平均株価 終値18,264円79銭 14年9ヶ月ぶりの高値
20日 九州道バス立てこもり事件 懲役5年半の判決

21日 女性限定の航空教室 日本航空機操縦士協会が開催
22日 ニュージーランド大地震から4年 現地・富山で追悼式
23日 西川農林水産大臣辞任 後任に林前農林水産大臣
24日 「過払い金返還請求広告」代理店 東京国税局が告発
25日 中間貯蔵施設 福島県知事・関係2町長が搬入を容認
26日 英ウイリアム王子 初来日

 今月はこの他、サッカー日本代表アギーレ監督解任、女満別空港が猛吹雪で乗客孤立、米大手ファンドが「大江戸温泉物語」買収、「シーナ&ロケッツ」シーナさん死去、日立製作所がイタリアの鉄道事業を買収、セクハラ発言による懲戒処分を最高裁が妥当と判断、などがありました。
 子供が巻き込まれた事件が相次ぎました。川崎の事件は大きく動いたが、今後どうなるのか。
 トランスアジアの墜落事故は原因の根本的な究明を待たなければならないが、万が一ATR72型そのものに欠陥があったとしたら、後継機選定に苦慮する、日本のコミューター航空に多大な影響を与えるのではないでしょうか。

《今月この一枚》

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 遠州鉄道の八幡~上島間は2012(H24)年秋に高架化工事が完成、助信・曳馬・上島の3駅が高架駅になりました。2月15日の上島駅です。新高架3駅は基本的には構造は皆同じ、相対式2面2線(地上時代棒線だった曳馬も行き違いが可能になった)で、4連分のホームの内2両分にドーム状の上屋がかかる形です。駅の下は現在も道路の整備が進行中の段階です。これで遠鉄は新浜松から上島の先まで約5㎞・7駅が高架化、中小私鉄では最大規模になるはずです。
 右の1000形は比較的最近のデビューだと思っていたら、なんと1983(S58)年に第1編成がデビューしていて、もう30年以上経っています。新浜松~助信間の高架化は2年後なので、初期の編成は遠州馬込でスイッチバックして新浜松に着いた地平時代を知っている事になります。少しづつ改良を加えられ、16年後には左の2000形(VVVF車)に移行する事になるが、車体そのものは全く変わりません。30年以上同じ車体を造り続け、最近搬入されたという2006Fも同型になりました。まもなく遠鉄の全車両が、細かな違いはあっても、同型の車体の車両で統一される事になりそうです。浜松については来月書きます。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。

 明日から3日間、熊本と徳島を掛け持ちで訪ねます。来月いっぱいで廃止の熊本市営バス・小松島市営バスのお別れの旅になります。福岡から徳島への移動では、またJACのサーブに乗ります。1年程度の間隔で2度も乗るとは思わなかった。天気が心配なのだけれど…。旧塗装復刻車、何とか撮りたいです。また、2日からは熊本市役所で歴史写真展も行われるので、福岡空港への移動の直前になるから慌ただしいが、見に行きたいと思います。「COCORO」の運休は痛いなー。
 このため2日の更新はお休みし、4日に再開します。ニュースは4日分まとめて記します。

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《今日見た・聞いた・思った事》
 昨日の事になるが、一昨年の5月に伊丹空港で起きたJ-AIRのCRJ200の着陸後のエンジン火災について、運輸安全委員会より報告書が出ました。
 エンジン内のナットが緩み、漏れた燃料が発火して起きたのが直接の原因ではあるが、火災を感知した後のコックピットクルーの対応にも問題があったとしています。エンジン火災のメッセージがあったにも関わらず、そのメッセージが誤りだと考えて対応が遅れたとして、エンジンの整備を行ったIHIと共に、改善の勧告が出ています。
 コックピットのメッセージの方を誤りだと考えた、と聞くと、6年前のAFの墜落事故を連想します。あの時は飛行中、失速警報が鳴り続けていたのに警報の方を誤りだと考えて対応が後手に回った挙句、最悪の結果を招いてしまいました。J-AIRに限らないが、どうか同じような事が繰り返されない事を望みます。
 我々は通常CRJ200と呼称するが、正式にはCL-600-2B19型と呼ぶのですか。長いです。
 昨年2月に起きた東横線元住吉駅の追突事故や、JR川崎駅での京浜東北線の脱線事故は、今月は報告書が出ませんでした。川崎駅の方は「報告書案審議中」になっているのでまもなく出ると思われるが、元住吉の方はまだ時間がかかりそうです。

《今日のニュースから》
27日 日本=ポーランド首脳会談 ウクライナ問題平和解決を求める共同声明
28日 七尾氷見道路 全線開通

 この道路の開通で、新高岡駅~和倉温泉間が1時間で走れるようになるそうだが、高速バス開設の計画はないよう。

№1316 バスラマインターナショナル148(ぽると出版)

「バスラマインターナショナル148」、今回は神保町の書店で、通常の発売日より大分早めに入手できました。
 表紙は西武バスの新エアロスターと、燃料電池バス。

★ 各地の新車から
 新エアロスターの導入が各地で相次いでいるが、あつまバスは相当小規模な事業者という印象があるのに、割と大型の新車を積極的に導入する所のようです。道内では北海道中央バス、旭川電気軌道に次ぐ3番手でしょう。
 東運輸も新空港開港・LCC多数就航で石垣島がブームになっているからなのか、新車の導入が積極的に映ります。石垣島も久しぶりに行ってみたいかなあ。

★ プレミアム感を増したはかた号 デビュー
 今回の新車はエコノミーシートは廃止、プレミアムとビジネスの2本立てとなりました。中国バス「ドリームスリーパー」もそうだが、バスでも最上級クラスは個室化がトレンド、という所でしょうか。
 私自身は正直これほどの豪華シートは望まないが、もちろん欲しい人は欲しいでしょう。私は運行開始後すぐの西鉄便(当時は京王との共同運行だった)を利用した事があり、当時トレンドだったスタンダードな3列シートを若干グレードアップ+プレミアム(軽食)という内容だったと記憶しています。当時はあれでも高級感があったのでしょう。ただ、昨今の私自身は現地での時間(撮影タイム)を確保したい口なので、福岡着11時過ぎは、正直遅いです。バスなのでこれ以上のスピードアップは無理ではあるが。航空運賃との比較の話も出たが、LCCはどこまで意識しているだろうか。
 付帯サービスの変化も、昨今の他の高速バスと同様でしょうか。SAも昨今はかなり充実しているし。
 この後に名鉄バスの夜行車の記事もあり、夜行バス事業者はしばらくはどこも、所要時間・運賃・利用者層・同業他社などをにらみながら、仕様についての模索が続くのでしょう。

★ 第18回バスラマ賞&座談会
 前号では発表されなかった「第18回バスラマ賞」は、韓国HFG製の大型EVの運行を開始した、南国交通と北九州市交通局が受賞しました。それを踏まえて、共栄車体工業も交えた座談会。
 北九州市は公営ゆえ、メガソーラー事業とセットにして運行ができるのは強みか。その点、南国交通の方は新規に独立した充電設備を造らなければならないようで、これが今後のEVの展開に影響を与えるかも知れない。
 オペレーションの全体的な印象は、ドライビングそのものはすこぶる良好、ただし初の大型EVゆえ、思いもかけないアクシデントは少なくなかった、という所に落ち着くのか。
 メカニズム的な所は正直門外漢なのだが、ボディに関しての韓国と日本の認識の違いは興味深い所でした。「怪しい日本語のステッカー」は苦笑。バス・交通ではないが、外国のWebサイトの日本語ページも、明らかにおかしな言い回しだよな、というのが少なくないので。ステッカーも、そんな感じだったのでしょうか。
 肝心の韓国ではどうなんだろう?どこかで書いたと思うが、韓国のバス事情全体についても、どこかでページを割いて取り上げて欲しいと思います。

★ バス事業者訪問180 西武バス
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 西武バスも以前、36号の「ユーザー訪問32」で取り上げられていて、19年ぶりになります。他誌でも西武バスについて取り上げられ、コメントも書いているが、改めて「バスラマ誌」の中の目線で記したいと思います。
 19年前を紐解くと、当時は既に西武観光バス・西武高原バスが分社になっていて、今の西武総合企画が、(2代目)西武自動車として営業していました。西武バスは当時は、秩父の小鹿野にも出張所があったそうです(観光への委託の総仕上げの段階だったとの事)。
 路線概要を比較すると、路線網的には大きな違いはないかとは思うが、それでも東武東上線の鶴瀬や坂戸へ行く路線、日高市の路線はなくなり、青梅発着路線は河辺発着にシフトしているという違いがあります。
 所沢市からして、中心部は路線が少なくなりました。今号では写真のキャプションで「市内中心部から近隣各駅の発着にシフトしてきた」とあり、それを裏付けていると思います。ちょうど10年前、私はデリバリードライバーとして所沢市内を走り回った事があるが、特に西所沢駅近くの交差点の渋滞が慢性的、特に休日はひどくなるので、所沢駅西口から早稲田大学や椿峰ニュータウンへ行く便は既に相当少なくなっていました。昔は箱根ヶ崎への路線もあったそうだが、小手指駅へシフトしたという事です。
 秩父・軽井沢地域も、路線網自体は何とか維持されているかなあという印象。19年前は三峰口~中津川線のルポがあり、この路線は今でも4往復がかろうじて維持されているが、三峰口からの区間運転はそうとう少なくなってしまいました。
(合併前で、当時は大滝村)
 その秩父・高原の分社は、19年前の時点では一転の効果は出ていたそうだが、昨今はまた苦しくなってきているそう。秩父は「ちちぶ巡礼バス」の話はあったが、「あのアニメ」は一切触れられていませんでした。西武鉄道では最近、金曜夜からの秩父女子旅を積極的にPRしており(動画広告でも見られる)、バスも積極的に活用される事が期待されます。高原の方はここへきてまた白根山の火山性地震が増加しているそうで不安。直接は関係なかろうが、北陸新幹線開業が軽井沢にも何らかの良い効果を与えればよいが。もうちょっと長距離路線にふさわしい車両が欲しい。
 都心部では、定期券の政策が興味を持たれました。特に「学トク定期券」。通学定期券は割引率が高く、バス事業者は敬遠する傾向があるような気がするので、逆に積極的に集客に活用しようとする施策は注目ではないでしょうか。若い人がバスを積極的に利用してくれれば、将来も安定的に利用が見込めるだろうし。それは潜在的に若い人は少なくないはずの都会だから可能で、地方では無理かも知れないが。
 高速バスは、今回は対北陸新幹線でどうする、という話はありませんでした。取りあえず様子見、でしょうか。西武バスに限らないが、宇和島線休止の動きを見ると、やはり昼行で5時間、夜行でも10時間を超える路線は、維持が難しくなってくるかもしれません。需要の存在も左右するが。西日本JRバスとの乗継は面白い。国鉄民営化の直後、東名高速線の特急で東京~静岡間がJR東日本、静岡~名古屋間がJR東海の乗務員が乗り継いで運行していたが、元が同じ旧国鉄だったから可能だったと思えたので、全く資本が異なる2社でやるのは珍しいのではないか。
 インバウンドは、さすがの西武グループも、単独では難しいと思う。同業他社との連携は必須でしょう。「高速バスフリーパス」なんてあっても良いと思う。
 車両面では、一時期はほとんど日デの独占だったのが、UD生産終了で、三菱ふそう中心に移りそう。貸切車の「レグルス」(獅子座)のネーミングが、ライオンズを擁する西武らしい。

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 西武バスの昔の車両として外せないのが「三角バス」で、1966(S41)年製だが、動態保存の歴史が長く、「日本のバス1982」(九段書房)には既に「三角バス保存会」による保存活動の記録がありました。車庫内でも自走は可能なようだが、別に動態にはこだわらない(どのみちもう公道は走れないだろうから)ので、静態でいいのだから、末永い保存が望まれます。西武鉄道にも貴重な車両、特にELがたくさんあるので、本格的な博物館が造られて、そこで再レストアされて保存されると良いのではないかと思います。

 一般の経済ニュースにもあったが、東急グループのベトナムのバス事業は興味が持たれる。東南アジアのバスは乗った事がないが、結構アバウトな部分が多そうだから、日本的なカチッとしたシステムは、うまく溶け込むでしょうか。
 ヨセミテ国立公園のバスの話題もあるが、アメリカのバスシステムも記事が欲しいなあ。海外だから仕方ない部分もあるが、バスラマ誌は欧州と香港に偏りがちな傾向があり、もう少し他国・他地域のバスの事情も知りたいと思います。

 初っ端のエアロエースとセレガは話としては面白いのだが、前号の時にも書いたが、物理的規制の方がネックになると思う。特に博多バスターミナルや名鉄バスセンターのような、ビルの中の多層式バスターミナルでうまく立ち回れるだろうか?日本でも有力な高速バス事業者である名鉄バスや西鉄あたりが導入できないようだと、国産でやっても販路は限られてくるのではないか、と思うのだが、これを三菱ふそうやJ-BUSはどう見たのでしょうか?

 次号の事業者訪問は広島電鉄らしい。当然高速や広島市内の動向も気になるが、注目したいと思うのは、市営から引き継いで3年になる呉地域。ここへきて再編成も行われているようであり、現状はどうなのだろうか。
 熊本市営バスと小松島市営バスについては、実は来月頭掛け持ちで行って、お別れ撮影・乗車に行ってきます。熊本は天気が少々心配…。

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 明日は本体の更新を行います。今バスラマ誌の刊行を踏まえ、西武バスを再公開します。新エアロスターの他、エルガ・ワンステップやガーラ高速車(レジェンドブルー)も加えます。また、一部データを追加します。

《今日のニュースから》
25日 中間貯蔵施設 福島県知事・関係2町長が搬入を容認
26日 英ウイリアム王子 初来日

№1315 私が撮った ヴァージン・アトランティック

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 今月1日、英国のヴァージン・アトランティック航空(VS)が日本路線を終了、最終便を成田で見届けた事は、№1308及び№1309で書きました。
 VSは1984(S59)年、レコードで大成したヴァージングループの航空部門として創立され、当初は大西洋路線で他社との激しい競争を勝ち抜いてきました。
 日本路線は1989(H元)年に参入、昨年25周年を迎えたばかりでした。
 何分英国の航空会社、日本路線は1日1便だけだったから、そんなに数は多くはないが、日本以外も含め、私が撮影してきたVS機をご覧頂こうと思います。
(以前ご覧頂いた画像もあります)

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 乗り入れ当初は赤のチトーラインを描いたB747-200Bだったが、その頃の私はまだ航空趣味にははまっておらず、最初にVS機を撮った時には、既に新色(当時)のA340-300になっていました。
 後部に“NO WAY BA/AA”(BA・AA提携とんでもない)と記されています。BA(ブリティッシュ・エアウェイズ)とAA(アメリカン航空)が提携してしまうと、大西洋路線で絶大な勢力になってしまうので、この動きを批判したものです。
(もっともこれがワン・ワールドにまで発展してしまうといつまでもそうも言ってはいられず、VS自身も当初はコンチネンタル、後にはデルタとの提携を模索する事になる)

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 代が変わり、2002(H14)年にはA340-600が就航しました。同時に、シルバーメタリックベースの新色になっています。尾翼やエンジンナセルの赤もメタリックになりました。
 この時期は後部に「Mine bigger than yours」と記されています。A340-600は全長が75.36mと世界最長の旅客機で、VSが旅客就航第1号、これも多分に、B747-400が主力だったBAへのあてこすりです。

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 A340-300も新色になりました。ウイングレットはユニオンジャック柄です。

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 B747-400は、私が見聞きした限りでは、日本路線への就航はないまま終わりました。一昨年ヒースロー空港で撮影した“Virgin Lady”。

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 これは2001(H13)年10月、ロサンゼルスでの撮影。何しろ日本では見られないので、ここで撮れたことは素直にうれしいと感じました。もっとも「9.11」の直後、この後警官の職務質問を受けた事は言うまでもないのだが。

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 現行色になった、A340-600。ベースが再びピュアホワイトになりました。

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 A340-300も現行色に衣替え。

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 いつごろからは解らんが、双発のA330-300も入りました。これまでのVSは皆4発だったから、割と新鮮に映りました。一昨年のヒースローでの撮影。

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 さらに英国国内線にも参入、ナローボディのA320-200も入りました。これもヒースローの撮影。

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 現行色のB747-400。やはり一昨年のヒースローでの撮影です。

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 最後に改めて、2月1日の成田最終便。
 先代カラーをベースとしながら、尾翼部の紺色の縁取りがなくなり、赤い部分が胴体後部にまで回り込んだ、現行カラーとの折衷になっています。

 一時はB787-8で羽田就航の計画もあったと聞いたVSだが、結局実現しないまま日本から去りました。
 特に1990年代はBAへの対抗色プンプンで、「Mine bigger than yours」もそう、BAが新塗装で一時「ワールドイメージ」を導入した時には逆に英国色を前面に押し出したカラーにしたり、さらには全機が4発機である事を売り物にした事もあったそうです。
 しかし、前述のようにライバル社のグローバル提携が世界規模のアライアンスにまで発展するとか、4発機が燃料効率の点で見劣りするようになるなど、思った通りの展開にならなくなってきていた事も、あったのではないでしょうか。
 自慢だったはずのA340が、思いの外早く旧式化してしまったのが、やや誤算だったのだろうと思います。系列のヴァージン・オーストラリアはB777-300ERを導入しているし。
 今後は株式の約半分を購入したデルタ航空とのジョイントベンチャーによる大西洋路線に、当分は資源を投入する事になるかと思われます。日本去ってなお、未だファンが多いVSだが、少なくとも数年は、日本でVSの赤い翼を見る機会はないでしょう。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。

 明日は待望の時刻表発売日です。北陸新幹線メインは間違いないが、私的には上野東京ラインが最大の注目です。ダイジェストの時刻は既にJR東日本からリリースで発表されているが、全体的にはどうなっているのでしょうか。

《今日のニュースから》
23日 西川農林水産大臣辞任 後任に林前農林水産大臣
24日 「過払い金返還請求広告」代理店 東京国税局が告発