№1296 今年初 年始早々福岡へ空の旅 1.ANA241 B787-9!

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 西鉄313形の引退が、一週間後に迫っています。
 昨年引退の発表があってから、大牟田線時代のクリーム+茶色の旧塗装を復刻して運行を行っています。撮りに行きたいとは思っていたが、機会を作れないうちに新年になり、これがラストチャンスと、年始最初の休日を使い(1日余分に休みをもらって)、やや慌ただしかったが福岡まで飛びました。年明け早々、これだけ早い時期に飛行機に乗るのは初めて、私的には相当異例です。

 往路は、ANAの最新鋭、B787-9です。思いの外早く乗る機会を作れました。

 1月 4日(日)

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 羽田空港行特急。上大岡から乗ったのだが、都営5300形だった。
 前にもどこかで書いたが、アナウンスが日本語だけというのは、国際空港アクセス鉄道としてはそろそろ問題だと思う。京急蒲田からは外国人の利用も多かったし、国内線でも外国人の利用は少なくなくなっている。関係各社で調整し、早急に多言語放送の実現を。

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 第2ターミナルの出発案内表示。241便は下方の上から2段目。この便はハワイアン航空6121便でもあります。

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 2F出発ロビー。思いの外暗い。節電対策もあるのか?もっとごった返しているかと思ったが、それほどではない。

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 展望デッキに立ち寄ってみました。241便はすぐ目の前の63番スポットから出発。右の64番は「ゆめジェット」。曇りがちではあるが、もう夜明け。

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 保安検査場C。通過すると63番ゲートは目の前でラク。

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 出発準備中。今日はJA833A。

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 63番ゲート付近は、思いの外お客さんが少ない?事前改札も、優先搭乗もほとんど対象者がいないまま、早めに全員の搭乗になりました。
 プレミアムクラス、1人もいなかった?普通席も思いの外ガラガラ…。予約時に座席指定をした時点では、もう少しお客さんがいたような気がしたのだが…。34Kを指定していたが、もっと後方の窓際もかなり開いていました。

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 なので、かなり早くドアが閉じ、ドアモード変更指示が出る。もっとも、コンテナ積み込みにやや時間がかかって、動き出したのは定刻7時20分ピッタリ。
 残念ながら、この便では非常デモビデオの後、前方の風景が映りません。最初からそういうシステムなのか、たまたまこの便だけ?

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 南側のエリアには機体がほとんどなく、ただB777-300「ピースジェット」がポツンと留まっていました。

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 D滑走路、R/W05から離陸。すぐに右旋回。

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「風の塔」をグルッと一周する形で上昇して行きます。

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 羽田空港を右に見て、レインボーブリッジを見下ろしつつ西下して行きます。ゴミゴミした東京の街並みを見る。
 後方から女の子たちのオシャベリがペチャクチャ聞こえては来るが、それ以外は静かなもの。

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 B787-9のキャビン。これだけだと、B777あたりとどう違うというのは、正直解らない。それにしても、後方のパートは自分を含めても、20人程度しかいない。いくら羽田発下りとはいえ、もう少し乗っているかと思ったが、ちょっとびっくり。年始だからもうちょっと乗っているかと思っていたのだが。

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 南アルプス上空、機内サービスの最中、キャプテンアナウンスがあった。驚いたのは、高度が40000ft(12200m)と告げられた事。うそ、もうそんな高さ?普通は目的地到着前、ディセンドの直前あたりで出る数値のはずだが。一昨年のフランクフルト便でも感じたが、これがB787、という事か。

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 サンドイッチとコンソメスープで簡単な朝食。空港の売店で「空弁」って豊富に売られているが、洋風となるとこの程度のサンドイッチしかない。私は朝は基本的には洋風派なので、パン中心の本格的な洋風弁当が欲しいなあって思っているのだが、どうでしょう?

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 機内誌数種と、セーフティインストラクション。インストラクションは-8と共通のようです。

 下界はやや雲が多かったが、その隙間から琵琶湖が垣間見えました。周辺は雪景色みたいだった。ちょうど1週間前、JRの新快速で通過した時は、雪なんてまったくなかったのに。

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 中国の山間部。山の名前が解らないのが残念。

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 広島を過ぎたら、もう着陸アプローチ。降下開始。九州は天気が良くない…・。
 ベルトサインが点灯すると同時に、日英二か国語で自動的にアナウンスがあるのが初耳。モニターはデータの表示が消され、やはり前方は何も映らない。

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 大分降下した所で右手に志賀島が見えてくる…のだが、かなりボンヤリしています。

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 箱崎上空。かなりビル群がスレスレ。

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 R/W16に着陸。

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 誘導路に入り、、ターミナルに向かう。RACとAMX機を見る。福岡空港は工事中と聞いたが、ターミナル近辺だけではなく、エプロンも工事をしているようだ。この付近で一時停止してしまった。他機の出発を待っていたと思うのだが、前方の様子は解らないから、どうなっていたのかは解らない。
 それでもターミナルには定刻より4分早く到着。「少々早く到着できました。定時運航にご協力ありがとうございます」ともアナウンスがあった。

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 降機開始。キャビンの明かりはブルー系。

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 荷物受取のテーブル。お客さん、少ないなー。その割にはバッグがなかなか出てこなかったりするのだが。

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 到着ロビーも、ほぼ同時刻の羽田発JAL便が着いたにも関わらず、それほどの大混雑とは見えなかった。多分出発ロビーはすごかったのだろうと思うが。

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 福岡市営地下鉄空港線。今はPASMOでも乗れます!

 初めてB787-9に乗ったけれど、キャビン仕様自体は在来のB777あたりとあまり変わらないので、特にB787だからどこがどう違う、というのは、見た目では正直解りませんでした。これからB777-200に代わって国内幹線の主力になり、搭乗の機会も増えてくるのだろうから、そこで違いがよりはっきり解ってくるようになるのでしょうか。高度はビックリしたけれど。

 福岡の天気予報は「曇りのち晴れ」。本当に回復してくれるの?やや気がかりではあったが、ともかく一旦博多で降りて、ホテルで不要な荷物を預かってもらった後、貝塚線を訪ねる事にします。313形、動いているよね?

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《今日見た・聞いた・思った事》
 今日は阪神・淡路大震災から20年の節目でした。犠牲になられた方々には改めてお悔みを申し上げます。
 20年ともなると、成人式を迎えていない若い世代は、LIVEでは解らない訳です。あれだけの大惨事だ、風化なんてありえないとは思うが、この経験を若い人たちにどう伝えていくか、重要な課題です。
 今年はこの後、8月15日に太平洋戦争終戦から70年を迎え、国内でも国際的にも様々大きな動きがあるでしょう。日中・日韓関係はどうなってしまうのか。日本の政治家には心して欲しい。
 この他、交通がらみで節目となる出来事がいくつかあります。3月20日には「地下鉄サリン事件」からやはり20年、4月26日には福知山線の大惨事から10年、8月12日には日航ジャンボ機墜落事故から30年、事故ではないが12月には「国鉄スト権スト」から40年になります。どれもこれも社会に与えた影響は極めて重大、いずれも現代にいたるまで、各分野で重く引きずっていると思います。
 どうも西暦で一の位が「5」の年は、日本では交通の大事件が起こる傾向があるようです。今年も比較的小さいとはいえ、バスの事故が相次ぎました。どうかこの一年、日本の公共交通で、犠牲者を出すような大惨事が起こりませんように。

《今日のニュースから》
16日 DeNAベイスターズ オーナーに南場智子氏就任 日本プロ野球初の女性オーナー
17日 オリックス・バファローズ 監督・コーチ 元本拠地球場で黙祷

 20年前は「オリックス・ブルーウェーブ」、1989(H元)年に阪急ブレーブスから引き継いで生まれたチームです。震災の年はグリーンスタジアム神戸(今のほっともっとフィールド神戸)を本拠として、故仰木彬監督の下、イチローらを擁してパ・リーグ優勝を果たしました。
 今年の4月にほっともっとで行われる西武2連戦は震災20周年の企画として、当時のブルーウェーブのユニフォームを着用して試合を行うとの事。