№1283 14年ぶりの台湾 乗り物堪能旅行 8.バスだってある 平渓へのアクセス

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 1回お休みしたが、台湾旅行、続けます。
 平渓線沿線には、台北市内からの路線バスもあります。乗り物中心主義者しては、行きと帰りでは変化をつけたいと思いますので、台北への帰りはバスとしました。MRT文湖線の木柵まで行きます。

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 始発は十分の「遊客中心」(ビジターセンター)。十分の駅・中心から徒歩で10分程。
(十分駅の近くも通ります)
 基隆河に架かる吊り橋。修学旅行の学生がキャーキャー叫びながら渡っていました。

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 全然知らなかったのだけれど、台湾では観光地の路線バス33路線をセレクトし、「台湾トリップ 景観送迎バス」と称して旅客を誘致しています。ビジターセンターのカウンターには、日本語のパンフレットも用意されていました。

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「遊客中心」など一部のバス停は、「台湾トリップ」専用のバス停サインになっています。

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 十分ビジターセンター。脇の道路のバス停から出発します。
 台北客運の795系統は1時間に1~2本の便があるが、たまたまタイミングが合わず、15時10分発と少々遅くなりました。それまで、ビジターセンターで食事を採りながら待ちます。
「台湾トリップ」のバスは専用のラッピングデザインが施されるらしいのだが、この車両は一般的なカラーでした。車内の路線図から見ると、どうやらいつもは796系統(木柵~板橋)で走っているよう。3ステップでハイバックシート。

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 平渓・菁桐を経由して木柵へ。カーブが多いのに、あまりスピードを落とさない。ややヒヤヒヤ。
 沿線はあまり人家は多くないように見えたが、バス停は多い。シェルターが整備された所も少なくなく、接近表示が整備されています。

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 十分行とすれ違います。向こうは「台湾トリップ」ラッピング車でした。
 一番前に座っていたのだけれど、お客さんはだんだん増えてきて、特に高齢の方が多くなってきたので、席を譲って、非常口付近に立つ事になります。台湾のバスは、非常口にもステップがあるのが日本と違う所。

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 その車内。加えて帰宅の子供たちが乗り込んでくるので、かなり混んでいます。結構長距離通学?
 従って、残念ながら外の景色をゆっくり眺める、という雰囲気にはなりませんでした。山道をどんどん下って行くうちにバス路線が増えてきて、他社のバスも見かけたりします。

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 やがて、景美渓を隔てた反対側に、MRT文湖線の駅が見えてきました。動物園駅。

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 この後MRTの木柵駅を経由するのでここで降りればよいのだが、終点の木柵站まで乗り通しました。木柵路二段沿いにある、小ぢんまりした車庫。「站」というと日本では「駅」のイメージがあるが、現地ではもう少し広い意味、バスの小規模車庫・操車場的な場所にまで使われるようです。東京で言えば、都営バスの荒川土手操車場、みたいな感じ?
 十分から1時間20分程度、45TWD(≒170円)。
 なお、十分発着の便でも、行先表示は「木柵-平渓」となるので注意。
(平渓折返しも2往復ある)

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 木柵の木柵路二段。台湾の下町の趣き、という感想でよろしいでしょうか?

 17時前だからもう真っ暗になってきているが、文湖線に全線乗り通してみたいと思います。
 別の路線バスで、動物園駅まで引き返します。

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 一部にはノンステップバスもあります。日本なら車体に直接「ノンステップバス」と書き込む所、彼の地では系統番号・行先と交互に表示されます。

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 文湖線の始発、動物園駅。下を走る路線バスは、ここも中央走行方式。

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 暗くなってしまって良く解らなくなってきたけれど、南側は丘陵部の住宅地帯という感じだった。
 文湖線の駅は、新交通システムにしては相対式ホームが多く、片側に駅施設があって、反対側のホームへは跨線橋でどうぞ、という駅が少なくない。
 空港の北側、ソフトウェアパーク駅付近はまばゆいばかりのビル群。新都心、なのだろうか?TSUTAYAまで見られた。
 板橋線の忠孝復興駅までは16分、松山機場までは23分。滑走路の真下を深い地下線で貫く。終点の南港展覧館までは45分で着きました。

 板橋線で台北車站まで戻ります。

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 台北車站のコンコース。
 12番窓口で、今朝行きがけに一日乗車券を引き換えた際に受け取ったアンケート用紙を渡す。

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「普悠瑪」のクリアファイルをプレゼントされました。新幹線は台鐵のものではないから、「普悠瑪」こそ台鐵のスーパールーキー、次世代のスター、なんですねえ。

 台湾の乗り物の旅も終わりが近づきました。
 明日のANA成田行で帰国の途に就きます。桃園空港発が9時45分と早く、どの道安ホテルだから朝食も出ないし、早起きして、6時前には空港へ向かうバスに乗る事とします。台湾旅行は、次回が最終回です。

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