№1280 14年ぶりの台湾 乗り物堪能旅行 6.松山空港で撮影三昧
14年前、初めて台湾を訪れた時の主な目的は、松山空港での旅客機の撮影にありました。
№1265で書きましたが、あの時は警備兵が張り付いていながらも、近くの空き地から国内線の旅客機を撮り放題でした。
新幹線開業で国内線が減少する一方、羽田や中国メインランドからの国際線が就航するようになった現在の松山空港、どんな状況になっていて、どんな旅客機が見られたのでしょうか。
台北で2泊する安ホテルの最寄り、MRT板橋線の西門駅。台北のアキバ?「アニメイト」なんてあったし。
板橋線と文湖線を忠孝復興駅で乗り換え、中山國中で降ります。14年前と同じパターンになりました。
さて、現在の撮影ポイントの状況は…。
警備の人はいません。「撮影禁止」の看板はそのままであるものの、地元の若者が撮影に立っていたりして、完全にOKっぽい。
ただし、14年前には入れた空地は柵ができて、入れなくなっていました。
ターミナルの方向を見ます。ワイドボディ機が目立つし、何よりANA機がいるというのが大きな違い。
(画像にはないが、左手にはJALもいた)
着陸機が、頭上すれすれに通過して行きます。
南側に位置をずらすと、こんな感じ。
羽田からの「ハローキティジェット」の着陸。2日前に乗ってきた“LOVES APPLES”。
ANAのB787-8が、羽田に向けて出発。
進入灯がこんな目の前に…!もちろん中には入っちゃいけないけれど、こんなチープな柵で、大丈夫?
見物客も、少なくありませんでした。「撮影禁止」の看板は変わっていないが…。
もう一機、ハローキティジェット“WITH MAGIC STARS”が着陸。大迫力です。
さらに、ANAのB787-8がもう一機、羽田から来ました。
ここからは、この日撮影した旅客機を一気にご覧頂きます。
復興航空 ATR-72-500
チャイナ・エアライン B737-800
チャイナ・エアライン A330-300
立栄航空 ATR-72-600
14年前とはカラーが変わり、エバー航空に近くなりました。
軍用には何の興味もないが、参考までに。
復興航空 A321-200
新カラーへの移行の途中なのか、ロゴだけ。
復興航空 ATR-72-600
新カラー。
ANA B787-8
個人機も、参考までに。
復興航空 ATR72-500
「歓迎來金門 風獅爺商店街」と書かれています。金門島の大型商業施設で、吉本興業が出店しているそう。
エバー航空 A321-100
華信航空 ERJ190
日月潭のラッピング機。台湾中部の景勝地です。
イースター航空 B737-800
韓国はLCCが乗り入れてきます。ティーウェイとの共同運航。大韓航空・アシアナ航空が来ないのは不思議。
遠東航空 MD-82
14年前とは、カラーリングが若干変わりました。前方に何か書いてあるが、ちょっと読み取れないな…。
中国国際航空 A330-300
日本航空 B767-300ER
エバー航空 A330-300
ハローキティジェット“WITH MAGIC STARS”。
なお、先に着陸した“LOVES APPLES”は、この日は運用が終了しました。いつもは上海へ行くが、火曜日はお休み。
CAのA330-300が着陸。やや南寄りの「延福汽車」の前に立つと着陸機も撮影できそうです。ただ、大型機だと広角が必要。
夕方のANA便が出発します。B787-8はここでもスターです。
(現在のダイヤで、台湾で見られるB787はANAだけのはず)
14年前と比較すると、国際線の就航でバラエティはやや増したと思うが、全体的なトラフィック数はかなり減りました。新幹線開業の影響は国内線で大、特に大幹線だったはずの高雄への便が全面廃止になっている事は大きい。立栄航空・復興航空のATR72で、全体のほぼ半数が占められている感があります。
「撮影禁止」というのは、少なくともこの日の感触では有名無実化していました。地元の人がワイワイやっているし、軍などのパトロールが来る、という事もなかった。よその国の事なので、一応用心に越した事は無いだろうが。
それより離陸時のジェットブラスト、特にワイドボディ機の場合は注意した方が良いでしょう。行った事は無いが、セント・マーチンとどちらが凄いのか、とも思った。それと、道が狭い割に車の往来がかなり多いので、その点も注意。
松山空港の公式Webは日本語もあり、航空便のスケジュールも検索できるので、あらかじめチェックされるとよろしいでしょう。
この撮影ポイントへのアクセスだが、今回は文湖線の忠孝復興駅から来たけれど、新しく開通した中和線の行天宮駅も利用できるようになりました。
3番の出口を出て、目の前の松江路を右に進みます。
(画像で言えば左側へ)
行天宮。商売繁盛の神様だそう。
これを見てさらに直進、高架道路の先の、民族東路との交差点を横断して右折、直進。イエローハットとかがあります。
撮影ポイントに入る信号。細い道で見落としてしまうかもしれないので注意。
忠孝復興駅からの場合も空港の方向に向かい、民族東路にぶつかったら左に進みます。
また、空港ターミナルからも十分歩いていけるはずです。
夜になり、撮影を終えた後、台北車站まで戻ってきました。
MRTのグッズショップ。
台鐵の駅には、平渓線と江ノ電の提携に関する展示がありました。
提携のポスター。江ノ電の駅でも見かけるものです。
なお、集集線といすみ鉄道も近頃提携を開始したが、それについての展示・案内は、少なくともこの時点、この場所では見かけませんでした。
台鐵の公式グッズショップ、「台鐵夢工房」。
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明後日19日(金)は、JRグループの来年3月14日のダイヤ改正についてのリリースが出るはずです。北陸新幹線開業を中心に動くはずだが、短時間で全部は読み切れないので、次回更新は台湾旅行の続き、平渓線再訪について書きます。ダイヤ改正に関しては21日(日)に書く予定。
私個人としては、新幹線もさる事ながら、上野東京ラインの運行形態に注目したいと思います。地元なので。
今日は全国的に天候が大荒れです。横浜は冷たい風が強いな程度で済んでいるが、北海道もさる事ながら、セントレアで欠航が相次いでいるとは…。JALは全便欠航だって。
《今日のニュースから》
国土交通省所有YS-11 大阪の企業が落札
3回目の入札で、これで決まらなかったらスクラップの運命だったとの事。