№1272 ねぎサミットに沸いた 初めての下仁田

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 №1228で白状したように、私は関東地方に在住しながら、上信電鉄は1度も乗った事がありませんでした。
「今年中には乗る」と約束も書いたが、先月23日(勤労感謝の日)、約束を実行する機会が生まれましたのでここに記したいと思います。全然知らなかったのだが、下仁田では大きなイベントもありました。

 東京から高崎までは上越新幹線利用としました。<とき301号>、E2系。もうスキーヤーがチラホラ見られる。ガーラ湯沢駅オープンは1ヶ月先なのだが、どこか滑れる場所、あるの?スキーは全然詳しくないので…。

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 朝食で食べた、チキン弁当。3日前に買ったばかりのJTB時刻表12月号のグラビアにあったもので。そこで記したとおり、中には発売開始当時?の包装紙?がオマケで封入されていました。

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 大宮を過ぎると、遠くにオレンジ色の富士山が、小さくではあるが見る事が出来ました。
 高崎には7時前に着きました。さすが新幹線、早い。

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 上信電鉄の高崎駅。西口の駅ビルの中を入っていくが、思ったより素っ気ない印象もありました。トイレがないので注意(駅ビルまで戻る事になる)。
 ここで、通常発売の一日乗車券(2,220円。下仁田までの往復と同額)を購入しようと思ったら…。

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「全国ねぎサミット」?何それ?というのが正直な第一印象でした。
 1,800円だと、上州一ノ宮までの往復と同じ、下仁田まで往復したらそれだけでお釣りが来てしまいます。こんなものがあったとは!もちろん1枚購入、7時15分発の下仁田行に乗ります。

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 高崎駅のホーム。左はJRで、キハ38カラーのキハ110系がいます。
 下仁田行は252+1301。

 本当はどこかで途中下車して、上り電車を待ち構えて撮影するつもりだった。
 だが、実際に乗られた方は解るかなーと思うが、上信の線路は基本的には、架線の柱が南側に並ぶので、順光で、柱に被らないようにきれいに編成を撮るのは、実は結構難しい。うまい場所が見つからないまま乗り続けます。

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 上州福島駅に留め置かれた有蓋車。

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 上信電鉄の線路は、前後はカーブが結構多いが、中間の富岡前後は結構直線が長いです。

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 結局この時間では適当な撮影場所が見つからないまま、下仁田まで来てしまいました。
 高崎から1時間06分、意外に遠いです。木造駅舎が残っています。

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 その駅舎の中。窓口では様々なグッズを発売しています。

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 外の踏切から撮った、下仁田駅の構内。背後の尖った山は…鹿岳?

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 この踏切、あるいはやや高崎寄りの位置に、かろうじて編成全体を撮る場所がありました。
 乗ってきた電車の折り返し、8時28分発の1301号車。以前は1000系の中間車で、2連に短縮した時に、中間車を抜き取って先頭車化改造しました。250形とは同期で車体形状が同じなので、違和感がありません。

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 最新の7000系。9時24分発。

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 さらに10時12分発の303号車。251号車とペアを組んでいました。

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 中央通では、「下仁田行ってんべー祭」が開催されていました。出店がいくつも並んでいます。
「荒船風穴」は、富岡製糸場と共に世界遺産群を構成していて、蚕種を貯蔵していたのだそう。下仁田では製糸場より、こちらの方を大々的に宣伝していました。
(駅からワゴンのシャトルバスがあるが、今日から3月一杯まで冬季閉鎖なので注意)

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 いよいよ「全国ねぎサミット」なのだが、ここはサブB会場の下仁田倉庫。荒船風穴や下仁田ジオパークの展示を行っていました。

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 メイン会場の広場には次々ブースがオープンし、人々もだんだん増えてきます。

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 この日のステージのオープニングは、地元の保育園児によるブラスバンドの演奏でした。

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 続いてご当地キャラ(いわゆる「ゆるキャラ」)大集合イベント。「ぐんまちゃん」は先頃のゆるキャラグランプリで優勝したばかりだけに、特に注目されていました。

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 サブA会場の「ふわふわドーム」。子供向けの遊戯で、1回200円。ぐんまちゃんです。

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 メイン会場では、ステージを終えたゆるキャラがあちこち練り歩いて、来場者の記念写真に応えていました。左は深谷市の「ふっかちゃん」。深谷市も長ネギの産地として知られているそうです。

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 左は下仁田町の「にゃくっち」、右は「ねぎ坊」。

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 もちろん上信電鉄も出店。クリアファイルはお約束。
 この他にもB級グルメのお店も多くて、目移りしてしまう。
 大混雑はイヤなのだけれど、この明るい雰囲気は、嫌いではないです。

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 このイベントに合わせたのかどうか、下仁田駅構内に留置されているデキでは2回撮影会が行われていました。パンタも上げられ、車内の見学もできます。

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 デキの運転台。右側にあります。上信電鉄では、7000系以外の生え抜きは、運転台は右側です。汽笛を鳴らす事も出来ました。

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 このまま下仁田に留まっても良かったのだけれど、本来の上信電鉄撮影の目的から逸脱してしまうので、11時13分の高崎行で、下仁田を後にします。真ん中の500系。
 上州富岡で行き違いがあったのだが、高崎からの電車から降りるお客さんが凄い…。

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 根小屋駅で降りてみました。ローカル私鉄にしては、なかなかカラフルな駅舎。
 烏川橋梁の下仁田側にある踏切まで歩いてみた。下仁田行を狙ってはみたものの、光線状態が今一つ良くなかった。9時~12時前位の方が良いかも知れない。

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 最後に、根小屋から高崎まで戻った際に乗車した、7000系の車内。セミクロスシートとはおごっていますねー。
 最近は西武からの譲渡車も少なくはないが、上信電鉄は昨今の中小私鉄では珍しく、オリジナル趣向が強く感じられます。残念なのは、ややけばけばしい広告編成が少なくない事でしょうか。経営のためにはやむなし、というのも解るのだが、やはりもう少し落ち着いたデザインの方が好ましいのではないか、と思いました。

 時間はまだ早いのだけれど、今日はここまで。上信電鉄は、編成を撮る、という意味ではやや難しい鉄道、という印象がしました。これが夏場だったらまた違うでしょうか。今回はややあっさりしてしまったが、いずれもう一度、近い内に再訪できればと思います。

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 明日、衆議院選挙が公示されます。今から騒音が憂鬱…。
(投票には行くけれどね)

《今日のニュースから》
札幌市営地下鉄 節電対策で暖房一部停止

 来年3月一杯までの、8時~21時。札幌市の公式Webサイトには記載がないようだが…。