№1278 14年ぶりの台湾 乗り物堪能旅行 4.フェリーで夕陽を見に行こう

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 西子灣駅から徒歩15分程、港町の鼓山から、対岸の島(昔は陸続きだったらしい)の旗津までフェリーがあり、地元の人にも観光客にも数多く利用されているそうです。このフェリーに乗って、海岸まで夕陽を見に行きました。

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 MRT西子灣駅に掲げられている観光スポット案内には、日本語も交じっていました。個人的には、少々甘やかし過ぎかなとも思う。便利ですけれど。

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 フェリーは入り江の入り口から発着するが、その奥にある中山大学バス停。南国チック。

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 鼓山のフェリーターミナル。小型だから乗用車は乗れないが(別に海底トンネルが島の西側にある)、バイクの数が凄い。運賃15TWD(≒60円)。

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 鼓山を出航。

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 左手は高雄港。右側の一際高いビルは「高雄85大楼」(384m)。中心部の古びた街並みと重ね合わせると、高雄もまた、アンバランスな都市なのかなと感じさせられました。

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 遠ざかる鼓山の全景。
 乗船時間はほんの5分程度。

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 近代的な、旗津のフェリーターミナル。

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 賑やかな、旗津の街中。商店街を抜けて、海水浴場に抜けて行きます。

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 旗津海水浴場。さすがに泳ぐ人はいないけれど、子供たちが楽しそうに遊びまわっていました。

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 17時前、夕陽が西の水平線にどんどん近づいて行きます。

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 夕陽が、水平線に消えて行きました。思いの外ボンヤリと姿を消していくものだと、浜辺からボンヤリ眺めながら思いました。

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 せっかく庶民的な土地を訪ねてきたのだから、気取ったレストランなんかではなく、オープンな大衆料理店で夕食にしたいもの。道端に並んだテーブル席の一角に座り、チャーハンとスープを食する。美味でした。大衆店はどこもそうみたいだが、メニューが記された用紙に、欲しいものの数を「正」の字で記入して渡します。入れ代わり立ち代わり客が現れて賑わいます。
 それにしても、高雄も「つるべ落とし」、陽が暮れたら空は一気に真っ暗。余韻もへったくれもない。

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 帰りのフェリーに乗船。相変わらず人もバイクも多い。

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 高雄港の夜景。
 このフェリーは朝5時~深夜2時の運航、最少5分~最大15分間隔で就航しています。

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 高雄車站までの帰りは、先の中山大学のバス停から、路線バスとしました。
(フェリーターミナルの前にもバス停があるが、気づかなかった)
 台湾の普通の路線バスに乗るのは、実はこれが初めてだったりします。東南客運が運行するノンステップバス。

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 その車内。ハイバックシート。アナウンスがきちんとあります。中央部にある非常口は通常の出口並みに大きく、ステップもあるのが日本とは違う所。照明はLED?
 例によってバイクが所狭しと走り回るので、バスも走りづらいか?クラクションと共に急ブレーキがかかるシーンも。最も、バス自体も運転がやや荒っぽかったかもしれません。

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 高雄車站南側駅舎の前の、一般路線のバスターミナル。

 投宿しているホテルの方角から、突然花火の大音響。戻ってみたら、目の前の道路は警察によって規制されている。選挙運動らしい。台湾の選挙は、どこかお祭りムードが漂う。投票は29日と、ホテルのスタッフが教えてくれました。

 明日は高雄とお別れ、ついに新幹線(台鐵)です。

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《今日のニュースから》
東九州自動車道 行橋~豊津開通

№1277 14年ぶりの台湾 乗り物堪能旅行 3.高雄のMRT

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 台湾第2の都市、高雄には2泊します。
 高雄にも地下鉄網MRTが、「高雄捷運」によって運営されています。6年前に開通したばかりだそう、まだ2路線だけだが、乗り歩いてみました。

11月10日(月)

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 前回ご覧頂いた國光客運のターミナルに隣接して、台鐵の高雄車站旧駅舎が保存されています。観光展示スペース「高雄願景館」に転用されているのだが、月曜日はお休み…。

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 現在の高雄駅の、南側の駅舎。高雄駅は地下線化工事中。駅構内は通り抜けはできず、歩行者は東側の歩道橋を行き来する必要があります。
 せっかくの快晴だから高速バスの写真を撮りたいと考えていたのだが、土地勘のない悲しさ、適当な場所が見つからないままでした。それにしても、もう11月なのに暖かい、というより暑い…。

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 台湾の歩行者用信号はたいてい、待ち時間の残りを表示するカウントダウン方式になっています。

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 ウロウロするうち、MRTの美麗島駅に着いてしまいました。現行のMRT2路線は、ここで交差します。入口デザインが斬新。日本人がデザインしたそう。

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 地下コンコースは、どこかの博覧会のパビリオンみたい。「光之穹頂」というのだそう。
 それにしても、9時前だから日本ならまだ通勤ラッシュの続きのはずだが、お客さんの往来は少なかったです。

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 地下ホームは、ホームドアが採用されています。これは南北を貫く紅線のホーム。
 ここからまずは北を目指します。

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 左營から高架線になり、相対式ホームの世運駅でいったん下車。ホームはドアもゲートもなし。
 MRTの電車を撮りました(一番上の画像です)。台北と同型、と言っても良いでしょう。

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 沿線は一部を除いて、まだ未開という感じ。

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 右手に台鐵の自強号が見えました。

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 青浦駅。高架区間の駅は、日本の新交通システムのそれに似ていると思います。

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 青浦駅のコンコースの、吹き抜けの壁面の装飾。雲をイメージしているのでしょうか。

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 南側の当面の終点、南岡山。橋上駅舎。車両基地を併設しています。位置的にはやや中途半端で、将来的には大湖まで延伸予定、とか。

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 南岡山駅のホームの案内図。

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 MRTの車内。ロングシートで、プラスチック。

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 高雄のMRTにも、東京メトロの提携広告がありました。高雄では、美麗島駅にあるグッズショップでシェア画面を見せるとオリジナルポストカードがもらえるそう。
(ただし月曜日と祝日はお休み。この日は休業だった)

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 車内の警告。タバコはもちろん飲食もご法度で、罰金1,500TWD(≒5,700円)。

 南岡山から南の終点、小港まで乗り通してみます。

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 橋頭は古い街並みが並んでいました。高架線の下には台鐵の駅があります。

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 終点の小港駅。
 南岡山から、左營まで18分、高雄車站まで28分、美麗島まで30分、高雄機場(空港)まで44分、終点小港までは47分かかりました。

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 小湊駅のパブリックアート、「多向度聚場 A Multidimensional Gathering Place」。

 紅線の簡単な印象。
 日中はだいたい7~8分間隔。ホームはどこも6連分準備されているが、当面は3両編成。
 運転士は駅毎にいちいち外に出てホームを監視、示唆歓呼をきっちりやってドアの開け閉めをするので、大変かもしれない。ただATOなので、発進時にボタンを押すと、到着までにする事は、基本的は前方の監視のみ。
 左營・高雄車站・高雄機場では日本語のアナウンスがありました。
 時間帯もあるだろうが、全体的には乗客はまだそれほど多くはない。三多商圏での下車が目立った(ショッピング街で、そごうもあるらしい)が、高雄機場は思いの外少なかった。

 本当は考えていなかったのだけど、ここまで来たら気になるのは、高雄空港で撮影ができるのか?という事。
 ターミナルのスタッフに案内されたのは、ここ。

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 展望デッキ、というのは無くて、国内線と国際線のターミナルを結ぶ連絡通路を、展望スペースとしていました。
 ガラス越し、というのは少々残念、ではあるのだが、見物客への配慮がいくつか見てとれました。

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 窓越しに見る、キャセイ・パシフィック機。
 椅子が設けられ、柱には子供向けに、飛行機に関するパネル展示があります。

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 模型の飛行機もたくさん並べられていました。見学客に楽しんでもらおうという意向は十分感じられます。
 それに、本来はターミナル連絡通路なので、これ以上は望めないでしょうか。

 それでは、外周はどうなのか。
 滑走路の西側、R/W09と西部濱海公路を隔てた、トラックターミナルに隣接した金福路の歩道まで移動してみました。

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 徳安航空(Daily Air)のドルニエ228。高雄・台東と離島を結ぶコミューター航空。

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 立栄航空(UNI AIR)のATR72。

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 復興航空(TransAsia)のATR72。

 ただこの場所は、大型トレーラーがガンガン行き交う上に、木々もちょっと邪魔でうざったい。
 何より、トラフィックが想像以上に少ないです。1時間近くいたけれど、小型コミューター機が数機降りただけでした。国内線は新幹線開通で台北路線がなくなり(国際線扱いの桃園行がある)、ほとんど離島路線のみ、という状況です。高雄空港は、外周からの撮影には向いていないと思います。

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 MRTの最寄は、紅線の草衛駅。
 再びMRT乗り歩きに戻ります。

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 高雄のMRTは自転車の持ち込みが可能、先頭車両が乗場に指定されています。

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 高雄車站。

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 高雄車站の改札口。

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 良く知られているように、台湾では小児運賃がなく、身長で運賃が決まります。そのメーター。身長115㎝以下が半額。

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 高雄車站駅のホーム。やはりホームドア。

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 今度は東西を走る橘線に乗ります。文化中心駅。

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 東側の終点、大寮駅。地上駅で、ここも車両基地を併設しています。

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 駅前からは路線バスが数路線あります。東南客運のバス。統一地方選の候補者のラッピングというのが、日本では考えられないものです。輔英科技大学が近いからか学生の姿は多いが、全体的には閑散とした感じがしました。

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 橘線の終点、西子灣まで乗り通してみます。地上区間の車窓。
 美麗島まで17分、終点の西子灣まで23分。西子灣では日本語のアナウンスがありました。観光客が多いのでしょう。

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 西子灣駅。
 高雄のMRTの印象としては、日本ではゴムタイヤ式の新交通システムが走るような路線を、普通の通勤電車が走っている、そんな感じでした(特に高架線の駅舎)。全体的にはまだ乗客はそれほど多くは無いようにも思えますが、今後はまだ路線の延伸が予定されているし、この後はLRTの開業が控えているので、伸び代は大きいでしょう。

 夕方はフェリーに乗って、夕陽を見に行きます。

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 ANAが、成田~ヒューストン線の開設を発表しました。来年6月12日から。いきなりB777-300ERとは強気に出たものです。成田~シンガポール・バンコク(8月~)線の増便(復便)も発表しました。ANAも、アジア~北米間の中継点としての機能を強化しつつあります。
 大韓航空の副社長が辞任したが、韓国政府は明日朝の出頭を要請したそうです。なんだか政治的にキナ臭い話になりつつあるよう。

《今日のニュースから》
滑走路の除雪車走行訓練実施 成田空港

№1276 14年ぶりの台湾 乗り物堪能旅行 2.高雄行高速バス

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 今回の旅のポイントの一つに台北~高雄の新幹線(高鐵)乗車があるわけですが、往路は高速バスとして、乗り比べを楽しんでみようと思います。
 台湾では高速バス事業者がいくつかあり、大半の路線で競合しています。台北~高雄間は大幹線でもあり、直行の正規事業者だけでも3社、國光客運(KUO-KUANG Bus)・統聯客運(U-Bus)・阿羅哈客運(ALOHA-Bus)が運行されています。好きな事業者を選べば良いと思うが、今回は國光客運を選んでみました。元は国営の事業者だったそうです。

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 松山空港のターミナル前にある、MRT文湖線の松山機場駅。5年前に路線が延長されました。地下駅です。

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 台湾鐵道の広告。普悠瑪号。6月28日から本格運行が始まっています。「103年」とは中華民国紀元。

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 松山機場駅の改札口。

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 地下ホーム。ホームドア。

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 文湖線は新交通システム。VAL。

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 高雄へ行く高速バスのターミナルが隣接する台北車站へは、忠孝復興で板橋線に乗り換えます。高架の文湖線ホームから地下の板橋線ホームへ向かうので、直通のエスカレーターが長い。住之江公園駅を連想させます。

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 板南線のホームは、14年前とは変わっていました。発車案内のモニターが設けられています。

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 何よりホームゲートが設けられている点が、大きく違っています。

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 車内では、東京メトロの日本語の広告が目を引きました。東京メトロは台北及び高雄のMRTと提携、フェイスブックでページをシェアして、画面を指定した場所で見せると、特典がもらえるというもの。台北では中山駅で画面を見せると、24時間乗車券がプレゼントされる。でも、基本的にはスマホを持っていないと参加不可能なのが辛い所。欲しかったのになあ。今年一杯。
(台湾の人は、銀座駅の定期券発売所でシェア画面を見せると、東京メトロ特製手拭いがもらえるらしい)

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 台北車站で降りて、バスターミナルまでは地下街を行きます。

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 國光客運の台北のターミナル「台北西站」はA棟・B棟に分かれていて、路線毎に異なっています。高雄行はB棟からです。

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 平屋建てのターミナルのコンコース。古びているが、活気があります。

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 切符売り場。
 高雄行は日中基本30分間隔で、2本に1本は西螺経由。15時ちょうど発(西螺経由)を指定してもらう。C/Cが使えます。カワイイお姉さんが発券してくれました。
 高雄まで530TWD(帰国後の請求では2,034円)。運賃は時間・曜日により若干変動があり、日曜日のこの時間は一番高くなるのでした。それでもほぼ同じ距離の東京~名古屋のJR東名高速バスが5,250円だから、(少なくとも、日本人の感覚では)かなり割安です。

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 テイクアウトのすし屋。他に売店もあるが、落ち着いて座って食べられるような食堂はなかったようです。

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 円形を描いた乗場。高雄行は7番から出発します。
 発車3分前に乗務員が降りてきて、改札開始。

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  定刻をやや廻って出発です。出発直後の車内。2-1アブレストの3列シートでゆったりしているが、やや古びているかなあ。2006年式らしいが。以前はオーディオシステムがあったらしく、肘掛にパネルがあるが、壊れている。TVが放映されているが、音は出ない。左右で内容が違っていて右側はBSを受信しているらしく、この後は「こち亀」なんてやっていた。

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 すぐに中孝大橋で淡水河を渡る。反対車線は渋滞気味。
 重陽站でもお客さんを乗せます。路上のバス停だが、きちんとした國光客運のオフィスがありました。付近は感じだらけのくすんだ建物が並ぶ。バイクが所狭しと並ぶのは、14年前と変わらない。
 ここを出て、いよいよ高速道(中山高速公路)に乗ります。ドライバーがアナウンス。もちろん何と言っているかは解らない。シートベルトをしてください、みたいな事でしょうか。

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 高速道に乗ると、やや天気が回復してきました。
 次々と高速バスと出会う。カラフルな車体で、一般路線バスと同じような、大きな区間表示の車両が多い。一方で、台北近郊に限ると、トラックをほとんど見かけませんでした。規制がかかっているのか?と思う位。
 しばらく居眠り。シートは幅もピッチも広いのでゆっくりできる。車内は静か。時々ケータイの着信音が聞こえる以外は、エンジン音が響くのみ。

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 上り線?はたびたび渋滞気味になり、高速バスもつかまってしまっています。日曜日の午後に、都心へ向かう方向が渋滞になるのは、日本と同じか。

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 台中が近づくと、こちらの方がやや渋滞気味。同じ方向へ向かう高速バスや観光バスと抜きつ抜かれつ、というシーンも。こちらはパワーがやや足りないのだろうか?登坂車線に進入して、後続のバスに抜かれたりする。

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 ところで、17時を過ぎ、陽がとっぷり暮れてきたのに、車内は真っ暗のまま。室内灯付け忘れ?
 というか、台北から3時間近く、休憩はないの?そもそも、ドライバーが休憩を取らなくて、大丈夫?

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 と思ったら、インターを降りて、西螺の町中に入っていきます。チープな店に混じって、セブンイレブンやファミリーマートが並んでいる中を走り、西螺站(バスターミナル)に着きます。
 渋滞のせいで20分遅れていたが、キチンと10分停車。外で買い物、というお客さんも少なくないよう。
 画像の通り、國光客運はラッピング広告車が多い。

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 改めて、高速バスの車内。
 トイレはあります(撮影場所の右側)。

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 西螺站の中。他の路線を待つお客さんが多い。
 出発すると、また消灯。どうやら台湾の高速バスは時間・天候に関係なく、走行中の室内灯は最初から消灯が定位らしい。高速道に戻って、反対車線の高速バスを見ても、(他社も含めて)ほとんど全ての高速バスの車内の明かりが消えていました。

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 さらに2時間走って、高雄近郊に差し掛かります。楠梓に寄り道。反対車線には國光客運のオフィスがあります。台湾では、起終点のターミナルだけでなく、中間の主要な乗場にもオフィスが整備され、乗車券の発券や待ち合わせ場所の提供が行われているようです。

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 終着、高雄站。約15分程の遅れ。乗客を皆降ろしたバスは、すぐに車庫へと向かっていきました。

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 國光客運の高雄站(ターミナル)。どの路線も運行時間が長く、特に台北行はほぼ24時間運行なので、夜な夜な賑わいが続いている様子でした。

 先に記したように、台湾の高速バスは数社が競い、大都市間では合計でかなりの便数になっています。それは高速道路をすれ違っていった高速バスの台数からもうかがえます。
 やや馴れない土地柄ではあるが、適当な速さで安く移動したい旨にはうってつけの交通機関ではないでしょうか。各社のダイヤやサービスを比較する個人サイトもいくつかあるようなので、日本出発前にある程度目星をつけてからプランニングすれば、利用もたやすいのではないでしょうか。

 高雄はビックリする位暖かい、いや暑い?高雄に連泊、翌日はMRTに乗る予定だが、どんなものが見えてくるでしょうか。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
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《今日見た・聞いた・思った事》
 大韓航空の副社長の行動が問題になっています。
 ソウルに向かうべくJFK空港をタキシング中、ファーストクラスに搭乗していた副社長が、CAのサービスのやり方がマニュアル通りになっていなかった事に激怒、機体をターミナルに戻させた上でサービス責任者を強制的に降機させたという事で、韓国国内では批判の声も大きく、韓国国土交通省は航空安全規定上の問題がなかったかどうか、調査する方針としています。
 何がカンに触ったのかは解らないけれど、再教育が必要としても本国へ戻ってからの話、何より運航そのものに悪影響を与えたのは、世界最大手クラスのキャリアのトップのやるべき事ではないと思います。オツマミのサービスのやり方の些細な違いと、安全・正確な運航の確保、どちらが大事ですか?という話。
 こんな事、JALでもANAでも、その他LCCを含めて、日本のキャリアでは起こらないように。

 その韓国では、京畿道で2階建てバスの試験運行が始まったというニュースもあります。
 4つの地域からソウルに向かう路線で、昨日から5日間運行。
 ラッシュ時には座席が不足して長時間待たされるケースが多発している問題の解消を狙ったもので、車両はイギリスから輸入したもの、KBSのウェブサイトで画像を見た感じでは、エンヴァイロ500を使用しています。
(もちろん右側通行対応)
 我が意を得たり。何度か書いているが、日本でもこのような、本格的なシティバスとしてのダブルデッカー、場所によっては導入の検討が行われても良いのではないでしょうか。良好な試験結果が得られる事を期待します。

 大阪環状線の新車、323系の導入が、昨日JR西日本からリリースされました。再来年から2年かけて168両を導入、103系・201系を一掃するとの事。昨今のJR西日本スタイルの3ドア車で、やはり大阪環状線は、今後は3ドア車に統一してやっていく、という事のようです。ロングシートなのだけれど、4ドア→3ドアという流れは、通勤路線では初めてでは?西武鉄道では、本線から3ドアロングシート車がなくなろうとしているのだが。
 最高速度100㎞/hのスペックは完全に環状線専用、他線への直通運転は考えていないでしょう。

《今日のニュースから》
OCNパスワード不正変更容疑 中国人を逮捕