№1142 鹿児島・出雲 二股旅行 6〈終〉.JAL1664便で早目の帰宅
「松江は雪が少ない」と書いてしまったが、朝起きてホテルの部屋から外を見たら、一面真っ白!
先月の関東ほどの大雪ではないが、TVの天気予報からしても、これでは今日一日の回復は、ほぼ無理っぽい。
正直な話、このたびの間若干体調がすぐれず(咳が止まらない)、病院に行く事も考えて、午前中の相当早い便で羽田に帰る事としました。
3月 6日(木)
松江駅前7時45分発(松江しんじ湖温泉始発)の松江一畑交通便に乗ります。乗客は少なく、他に2人だけ。
直接の接続がサーブ便の伊丹行という事があるか。
時には青空も見えるのだが、チラホラ粉雪も舞い、不安定な空模様。
山陰道に乗ると、沿道は雪景色。宍道ICの手前の側道には、除雪車が待機していた。この付近はそこまでの積雪はないが、山間部は積もっているのだろうか。
改めて、出雲空港のターミナル。曲線が印象的。
ターミナルビル2F出発階のコンコース。
カウンター。出雲空港はJAL・JACのみ。
幸い、というか、予想通りというか、JAL1664便は十分な空席があり、窓際も確保できました。
カウンターの脇には、各路線の飛行経路が張られた立体日本地図があります。途中の経由地にピンを立て、ルートに沿って色別の紐を通して、どの位置を飛ぶのかが解るようになっています。この画像では解りにくいですが。
昨日の福岡→出雲線は、山陽地方を経由し、岩国から東北に針路を取っていた事が解ります。
JALの整備士が作ったというモニュメント「天使のオーケストラ」。
B747のエンジンの廃棄部品から作ったそうです。相変わらず芸が細かいなー。
伊丹から来たDHC-8-Q400。
融雪剤散布作業。
羽田からのJAL1663便が着陸しました。この便は若干の遅れで済みましたが…。
2F出発階のコンコース。
「出雲縁結び空港」の愛称の通り、ターミナル内の各所に、愛称にちなんだモニュメントや、装飾が見られます。
これは「ご縁でつむぐモニュメント」。キャラクター、何て言うんだっけ?
手荷物検査場の脇には、シミュレーターがあります。
壁面に飾られる、巨大なしめ縄。
さて、1664便の様子が何かおかしい。アナウンスが、点検どうのこうのと言っているな…。
スタッフに聞いたら、1663便の着陸態勢の最中に雷に打たれたそうで、点検が必要だという。整備スタッフがおおあわら、特にレドーム周辺を念入りに調べているよう。
このため、出発予定の9時45分を大きく回ってようやく搭乗開始、こちらも色々ドタバタしてしまって、慌しく搭乗。
結局30分以上の遅れになって出発。私は羽田に着いてくれればそれでOKなのだが、他のお客さんはどうでしょう。やはり後部の、特に中央3列部付近はほとんど空席でした。全体的には、思ったよりは乗っているなとは感じたが。
宍道湖寄りのR/W25からの離陸。湖の上空にはぽっかり青空が広がっている。空模様、気まぐれ過ぎ。
離陸。B767-300としては、やや角度が急かな?田園地帯を見下ろして、すぐに右旋回。一畑電車の雲州平田駅も確認できました。
美保関。
B767-300のキャビン。このキャビンもこの後「JAL SKY NEXT」仕様になるのだろうが、本革シートはともかく、インテリアのカラーコーディネイトに関しては、この色調も捨てがたいと思うんだけれどなあ。
サービス中。
空港で「お抹茶ムースケーキ」を買っておいたので、ドリンクサービスは冷たい日本茶をチョイス。
機内誌のパイロット陣のコラム、今月号は「スタビライズド・アプローチ」について記されていました。元JAL機長・杉江弘氏らが確立させた、安全な着陸に関わるコンセプト(№380で取り上げた著書などにも記されています)です。一般向けにやさしく書かれているので、機会があればご覧になって下さい。
琵琶湖。
伊勢湾上空。名古屋が見えます。岡崎上空から、名鉄の舞木検車場も確認できました。東日本は晴れみたい。
南アルプスをかすめるように右旋回、太平洋上空に出ます。
御前崎。
遠くに富士山。
伊豆半島や房総半島は曇勝ちだった。
金谷。東京湾フェリーが出港するのが見えます。
三浦半島。浦賀水道から東京湾上空に出て、羽田空港R/W34Lに着陸。
羽田空港上空は快晴でした。関東地方は、南部が曇だったよう。
結局遅れは取り戻せないままでした。整備場に行くのかと思ったら、次は福岡便に就航するよう。この便もやや遅れそうだ。
体調は大丈夫っぽい。病院にいく必要まではなさそうだ。
これで、今回の旅は終わりました。繰り返しになるが、出雲の天気が残念でした。またいずれ行きたいとは思うが、いつになるやら。
これでしばらくは、ある程度休みを貰っての遠出の計画はなくなりました。色々私事のゴタゴタ(特にPC関係)もあって、当分は、近場でおとなしく、となるでしょう。行きたい所、やりたい事はあれもこれもいっぱいあるけれど…。
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マレーシア航空機、いまだに影も形も見当たりません。
日本人からすると、日本人が搭乗していないからだろう、他人事的な取り上げ方をされるのも、まあ当然かなとは思うが、もしこれが北京行でなく、ほぼ同時刻の成田行88便だったらどうなっていたのだろう、とちょっと考えてしまいます。
《今日のニュースから》
タイ 非常事態宣言 解除
ウクライナ情勢とか、マレーシア機の一件とかあって、「あれどうなったんだっけ?」と思われた方、少なくないのでは?