№1126 小田急小田原線 成城学園前駅

 2週続けて、川崎の市内で鉄道の事故が起きてしまいました。
 列車が脱線する程は極端としても、たまに作業員や見張りの人をはねてしまったりする事故が起きたりするので、今一度作業時の手順などの見直しが必要でしょう。
 もっと根本的な部分に問題があるかも知れないが、そこまでの事情は解りかねるので、私は敢えてパスです。運輸安全委員会などの調査でおいおい明らかになるはずだし。

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 高架複々線化で姿を変えた、小田急小田原線の4駅を御覧頂いてきましたが、最後は成城学園前駅です。
 この駅は、ホームは地下に移りました。喜多見検車区への引込み線を分岐しています。
 乗降人員84,738人(2012(H24)年)は小田急全体でも14位。
 千代田線直通ロマンスカー〈メトロさがみ〉〈メトロホームウェイ〉の停車駅でもあります。ただし、通勤車の快速急行が全列車通過の、「逆転現象」が起きています。
 駅上部は駅ビル「成城コルティ」が建ちました。

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 約20年前の旧駅舎、というより北口の商店街から撮った駅界隈、という構図になってしまいましたか。
 旧駅舎は橋上駅舎でした。当時も2面4線の追い抜き・退避駅。


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 南北をつなぐコンコース。
 駅施設は地上部にあります。

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 コンコース上部の吹き抜け。

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 有人窓口。

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 券売機。意外に数が少な目だし、人通りの多さの割には並ぶ人も少ないと思いました。
 ICカード普及のためでしょう。平日日中の時間帯もあろうが、時代が変わったとも思います。

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 コンコースに通じる、中央改札口。

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 精算機。

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 この改良に合わせて、西側にも駅舎が建てられ、バスターミナルが整備されました。
 ただし周辺全体の再開発までは行われていないためか、乗場の完全な統一はできず、一部のバス路線(渋谷駅・二子玉川駅・狛江営業所行)は南口の近くの路上から分散して出発します。

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 西口の改札前。

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 西口の売店。

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 西口の券売機。

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 西口の改札口。遠隔操作で、駅員の姿がありません。

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 従って、西口の精算機にはインターホンが併設されています。

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 改札内コンコース。

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 出発案内表示。

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 ホームのエスカレーター。

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 ホームのエレベーター。

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 地下ホームだが、上下とも待合所があります。

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 ホームの出発案内表示。

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 小田原方の階段の裏にも出発案内表示があります。すぐ目の前です。

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 最後にホーム。2面4線。

 小田原線の複々線化は、代々木上原~梅ヶ丘を残して完成を見ているが、下北沢付近の工事が大幅に遅れているため、未だに充分な機能を発揮できてはいない状態だと思います。
 今回取り上げた各駅の付近は、騒音に関連して大規模な訴訟がが提起され、全国的なニュースにもなってしまいました。
 バブル期の工事着手であり、将来の利用者の減少も指摘される中で、当初の完成予定(1997(H9)年)から20年近くも遅れてしまって、若干タイミングを逸したのではないか、という声もあります。
 しかし、狛江市も含めてだが、各駅停車のみ停車の駅でさえ未だ4~5万人の乗降がある駅がほとんどで、混雑の緩和が進んでいる訳でもなく、線増の意義自体は決して小さくありません。
 従って下北沢複々線化完成後は、このインフラを活用して、量だけでなく、質的な輸送の改善も計られる事が望まれます。
(JRのE233系の乗り入れが行われそうです)

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