「神奈川の駅を全部撮る!」も第36回です。今回を入れて、あと4回になりました。
今回は大きい駅あり、小さい駅あり、古い駅あり、新しい駅あり、モノレールの駅も地下駅もあり、バラエティがあります。
六浦 むつうら
京浜急行電鉄 逗子線
橋上駅舎
相対式ホーム 上り線は三線
(2013(H25)年6月10日撮影)
開業:1943(S18)年2月15日
所在:横浜市金沢区
駅番号:KK51
住宅街の中にある。特急・エアポート急行停車駅。乗降人員16,268人。
目白山下 めじろやました
湘南モノレール
駅全景
島式ホーム
(2013(H25)年6月17日撮影)
開業:1971(S46)年7月1日
所在:藤沢市
駅番号:
4ヶ所ある交換駅の一つ。下り側にら相模湾を見下ろす位置にある。駅員無配置。
元住吉 もとすみよし
東京急行電鉄 東横線・目黒線
高架駅入口 西口
屋上庭園
(2013(H25)1月24日撮影)
開業:1926(T15)年2月14日
所在:川崎市中原区
駅番号:TY12/MG12
高架複々線化の際、元住吉検車区への連絡線路を高架下に残したため、「高架線上の橋上駅舎」という珍しい形態になった。2面4線の両端を東横線、中央を目黒線が使用し、東横線は通過線を併設していて、ホームは2~5番線としている。両線とも各駅停車のみ停車。乗降人員61,635人(両線の合算)。詳細は№260。
元町・中華街 もとまち・ちゅうかがい
横浜高速鉄道 みなとみらい線
3番出入口 中華街口
島式ホーム
(2013(H25)年6月18日撮影)
開業:2004(H16)年2月1日
所在:横浜市中区
駅番号:MM06
南側の元町側、北側の中華街側、両方に改札口がある。ホームは地下4Fの深さにあり、特に元町側は高低差が大きく、さらにアメリカ山に登る出入口もある。
谷峨 やが
東海旅客鉄道 御殿場線
山小屋風の駅舎
相対式ホーム
(2013(H25)年5月20日撮影)
開業:1947(S22)年7月15日
所在:足柄上郡山北町
駅番号:
信号所として開業、旅客駅になったのは戦後になってからだった。西丹沢への富士急バスが経由するが、集落は遠い。駅員無配置。普通列車のみ停車。
矢向 やこう
東日本旅客鉄道 南武線
駅舎
2面3線式ホーム
(2013(H25)年4月11日撮影)
開業:1927(S2)年3月9日
所在:横浜市鶴見区
駅番号:
南武線では唯一横浜市にある駅だが、北側を川崎市幸区との市境が横切る。留置線があり、車両の留置が行われる(矢向始発川崎行の設定が数本ある)。各駅停車のみ停車。乗車人員17,022人。
柳小路 やなぎこうじ
江ノ島電鉄
ホーム
絵画の展示
(2013(H25)年4月7日撮影)
開業:1950(S25)年7月15日
所在:藤沢市
駅番号:EN03
戦後、周辺の小駅の統合により開業した。住宅地の中にある。駅員無配置。
矢部 やべ
東日本旅客鉄道 横浜線
橋上駅舎
島式ホーム
(2013(H25)年4月24日撮影)
開業:1950(S25)年9月1日
所在:相模原市中央区
駅番号:
戦後乗降場として開業した。複線化までは、行き違いが出来ない棒線の駅だった。各駅停車のみ停車。乗車人員11,480人。
山北 やまきた
東海旅客鉄道 御殿場線
駅舎
島式ホーム
(2013(H25)年5月20日撮影)
開業:1889(M22)年2月1日
所在:足柄上郡山北町
駅番号:
東海道本線として開通した時からの、歴史のある駅。機関区が併設され、SLが配置されて山越えの列車に連結されていた。跡地の公園には、電化まで使用されたD52型SLが静態保存されている。地元のNPO法人に業務を委託している。
山手 やまて
東日本旅客鉄道 根岸線
高架駅舎
相対式ホーム 貨物列車が通過
(2013(H25)年4月18日撮影)
開業:1964(S39)年5月19日
所在:横浜市中区
駅番号:
丘陵地帯の住宅地の中にあり、両側をトンネルに挟まれている。乗車人員17,307人は、根岸線では最少。
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今回は、JR東日本の駅の乗降人員について取り上げます。
JR東日本では、「1日平均の乗車人員を把握できる駅」の数値を公表しています。当ブログではアンダーラインで他の私鉄の「乗降人員」と区別しています。これを倍にすると、「乗降人員」に近くなるだろうと思われます。
JR東日本全体で公表している中では、一番多いのは当然新宿で742,883人、少ないのは山田線(岩手県)の区界で、3人だそうです。新幹線オンリーのいわて沼宮内(岩手県)が84人だって。
神奈川県内の駅を抜粋し、上位から並べてみます。駅員無配置駅は除外されているので、鶴見線の各駅と根府川・入谷が含まれていません。数字の単位は人。
横浜 400,655 東海道本線
川崎 188,193 東海道本線
武蔵小杉 108,046 南武線
戸塚 107,681 東海道本線
藤沢 104,300 東海道本線
大船 95,317 東海道本線
武蔵溝ノ口 79,533 南武線
登戸 78,075 南武線
鶴見 76,583 東海道本線
桜木町 63,823 根岸線
橋本 61,127 横浜線
平塚 60,643 東海道本線
長津田 57,919 横浜線
東戸塚 57,808 東海道本線
新横浜 57,439 横浜線
関内 55,725 根岸線
茅ケ崎 54,984 東海道本線
辻堂 54,422 東海道本線
菊名 51,612 横浜線
鎌倉 42,038 横須賀線
淵野辺 40,435 横浜線
中山 38,821 横浜線
鴨居 38,443 横浜線
新杉田 37,105 根岸線
石川町 34,571 根岸線
小田原 33,835 東海道本線
武蔵中原 33,785 南武線
港南台 33,103 根岸線
武蔵新城 32,939 南武線
東神奈川 32,553 東海道本線
保土ケ谷 32,412 東海道本線
逗子 29,084 横須賀線
相模原 28,283 横浜線
新川崎 25,347 東海道本線
稲田堤 23,875 南武線
古淵 21,685 横浜線
新子安 21,083 東海道本線
洋光台 21,027 根岸線
根岸 20,697 根岸線
十日市場 20,420 横浜線
本郷台 19,142 根岸線
磯子 18,215 根岸線
大口 17,320 横浜線
山手 17,307 根岸線
矢向 17,022 南武線
鹿島田 16,787 南武線
向河原 14,475 南武線
中野島 14,376 南武線
平間 14,140 南武線
二宮 13,927 東海道本線
久地 13,352 南武線
鴨宮 12,671 東海道本線
尻手 12,087 南武線
矢部 11,480 横浜線
海老名 10,008 相模線
小机 9,715 横浜線
衣笠 9,146 横須賀線
北鎌倉 8,849 横須賀線
大磯 7,673 東海道本線
宿河原 7,320 南武線
久里浜 7,104 横須賀線
寒川 6,700 相模線
厚木 6,525 相模線
国府津 6,289 東海道本線
湯河原 6,071 東海道本線
横須賀 5,761 横須賀線
上溝 5,602 相模線
東逗子 5,218 横須賀線
南橋本 5,213 相模線
香川 4,937 相模線
原当麻 4,417 相模線
真鶴 3,642 東海道本線
津田山 3,627 南武線
番田 3,315 相模線
北茅ケ崎 2,736 相模線
藤野 2,655 中央本線
相模湖 2,559 中央本線
田浦 2,530 横須賀線
宮山 2,133 相模線
社家 1,928 相模線
倉見 1,837 相模線
門沢橋 1,777 相模線
早川 1,402 東海道本線
川崎新町 1,355 南武線
八丁畷 1,242 南武線
相武台下 1,141 相模線
下溝 1,064 相模線
大体想像通りの順位で並んでいるのではないかと思います。全体的には東高西低なのも順当な傾向でしょう。
武蔵小杉が一気に3位に浮上、川崎に肉薄しています。ヘタすると数年の内に逆転するかも。
横須賀線は、逗子より南では衣笠が一番多いのが興味深い所。横須賀・久里浜と違って京急と競合せず、一方で駅勢圏の人口が少なくないし、京急バスのターミナルとして機能しているのが理由でしょう。
JR東日本では定期客・定期外客の数値も公表していて、神奈川県内全体では、定期客の割合が65%程度になるようです。
前回取り上げた向河原は、神奈川県内の駅では(公表されている中では)唯一、定期客の割合が80%を上回っています(82.48%)。NEC通勤客依存が、この数字からも伺えるようです。
(鶴見線の各駅が、恐らくは定期客の割合が90%を上回っているだろう)
逆に鎌倉は唯一50%に届きません(45.90%)。市の中心駅なのだし、定期客自体少なくはないはずだ(19,295人)が、観光客の割合が相当多いという事です。
当ブログでは、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
なお、当ブログに寄れない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
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《今日見た・聞いた・思った事》
関東地方は今日も一日、昨日の大雪の影響を免れる事は出来ませんでした。路線によっては、午前中いっぱい位は止まっていたようです。
東急東横線は午前中にはほぼ通常ダイヤに戻ったようだが、運用はかなり違っていました。
鉄道はまだ良いが、バスは路線によっては、未だに運行を再開できない所もあるようです。
バスの運行情報なのだが、関東地方のいくつかの事業者を簡単にネットで調べてみたのだけれど、事業者によって、内容にかなりの差があるように感じられました。
横浜市営バスのように系統毎に情報を発表する所もあるし、運休や迂回の路線をひとまとめにして発表する所もあるが、一方で検索のサイトにアクセスしないと走っているのかいないのかわからない、という事業者もありました。
多いのは、「管轄の営業所にお問い合わせ下さい」という所だが、恐らくは電話で聞こうとしても、問い合わせが集中してつながらず、役に立たないのでは?
問い合わせに答える側だってテンヤワンヤになっているはずだし、やはり先んじて、事業者側サイドから積極的に運行情報を提供すべきではないでしょうか。
システム的にそうなっていないなら、システムの構築も急ぐべきでしょう。
大雪だけでなく、大雨とかもあるし、特に首都圏では直下型大地震の発生も現実味を帯びてきているから。
《今日のニュースから》
ヤンキース 田中将大投手 ニューヨークに向け出発
都内から成田空港まで車だったが、大雪の渋滞で8時間以上かかったって。