「ああ、やっぱりこの列車」が表紙のJTB時刻表2014年2月号が、先月25日に発売になりました。
◆ 緊急特集 さようなら〔あけぼの〕
4ページに渡る特集で、前半は歴史、後半は現状。
本数的な最盛期は3往復が運行された、民営化を跨ぐ昭和の末期だが、平成に入ると山形・秋田両新幹線がらみで、何度もルートの変更を余儀なくされています。
オールドファンだと、<あけぼの>はイコール奥羽本線・EF65・ED75になって、今の<あけぼの>は<あけぼの>じゃねぇ、というかも知れない。
現状への意見も少しあり、私自身№738・№789で、<あけぼの>に乗車した経験も踏まえて、夜行列車はどうすれば良いのかと少し書いた事もありました。秋田までくらいは何とかならないかとは思ったが、結局最後はJR東日本の胸先三寸にかかってしまうので、もうどうしようもないか。
ここへきて、JR東日本を中心に<あけぼの>に乗るツアーが色々あるが、何か引っかかるものがあって仕方がない。
新ダイヤではGWに設定があるが、A寝台はなくなるし、下りの秋田着は8時57分と2時間以上も遅くなり(もう秋田止まりでもいいと思う)、航空便との競争力がほぼなくなって、他列車の前例から見ても、先行きはとても明るいとは言えません…。
◆ 交通ファン必見 那覇まちま~い
沖縄は去年行ったばかりだからなあ。
でも壷川にある、南大東島のDLは正直知らなかった。知っていれば見に行ったかも知れない。
「ゆいゆい号」はここの所毎号、裏表紙の裏の広告飾っているが、今の所は本土の中古車両をラッピングして使用しています。もう少し利用が定着すれば、本土各地で見られるような、レトロ調ボディの専用車両が導入されるかも知れない、という希望もあります。
「のりもの情報局」は、北条鉄道法華口駅の国登録有形文化財登録、山口線ヘッドマークデザイン募集、小田急箱根冬ののんびりキャンペーン、万葉線「ドラえもんトラム記念乗車券」、函館市電トワイライトパス、ゆりかもめ7300系デビュー。
ゆりかもめ7300系は先日実物を見ました。まだ乗車までは行かないが。オリンピック時には主役となるだろう。
◆ 黄色のページ
3月15日ダイヤ改正の概要は、JR各社からのプレスリリースの通り。
東北新幹線は、<はやて>がいつのまにか激減、新ダイヤでは定期列車に限るとこれだけ。
下り
はやて93号 盛岡6:54 → 7:55新青森(E5系)
はやて111号 東京7:16 → 10:11盛岡
はやて113号 東京16:56 → 19:54盛岡
はやて115号 東京17:56 → 20:54盛岡
上り
はやて112号 盛岡7:16 → 10:16東京
はやて114号 盛岡8:04 → 10:56東京
はやて116号 盛岡8:57 → 11:56東京
はやて118号 盛岡15:54 → 18:52東京
はやて98号 新青森21:46 → 22:47盛岡(E5系・5~8号車のみ・自由席)
ダイヤ面に限ると<やまびこ>との明確な差がなくなってきているし、今後E2系→E5系への置き換えが進むのだとしたら、<はやて>の名は数年後にはなくなってしまうかもしれない。
長野新幹線のE7系は、改正時点では7往復。
下り
あさま505号 東京7:24 → 8:48長野
あさま509号 東京8:36 → 10:17長野
あさま521号 東京11:44 → 13:22長野
あさま525号 東京13:08 → 14:50長野
あさま533号 東京16:24 → 17:58長野
あさま539号 東京17:40 →19:27長野
あさま549号 東京20:36 → 22:14長野
上り
あさま504号 長野6:42 → 8:24東京
あさま518号 長野10:11 → 11:31東京
あさま522号 長野11:15 → 12:56東京
あさま530号 長野14:30 → 16:12東京
あさま536号 長野15:52 → 17:28東京
あさま546号 長野18:46 → 20:24東京
あさま550号 長野20:27 → 22:12東京
特急等に関しては、3月15日以降の臨時列車も発表になっています。
<成田エクスプレス>はGWを中心とした特定日、最大4往復を横須賀まで延長運転。
品川発着「スペーシア」の設定は、今春シーズンはなし。
私鉄は、富山地鉄の12月26日改正時刻(土休日の急行・主要駅のみ 新相ノ木駅開業によるもの)を掲載。
本文に関しては、ダイヤ改正を控えているためか、全体的には大きな動きはなかったように思います。
高速バスは、大阪~高松・丸亀・観音寺線(JR・阪急系)で、1月16日に改正。
丸亀系統は高速丸亀を新設し、上りは阪急梅田経由→JRなんば駅終点に変更。
(ゆめタウン三豊の掲載がなくなっているが、廃止ではない)
また、大阪バスの大阪~高松線「高松特急ニュースター号」が1月14日に改正したが、今月から休止になっているそう。
(昼夜計3往復→特定日昼行1往復のみに削減になっていた)
札幌市営地下鉄東豊線が1月20日にダイヤ改正を行ったが、本文上の列車(初発・最終)は変更なし。
(ラッシュ時停車時間の一部延長と、平日夕方・土休日朝方に増発)
今月号では速報ダイヤを中心にチェックしました。
来月号で在来線の一般列車もチェックしてみます。
表紙はE7系になると思います。
また、三陸鉄道の全線運転再開も発表になっていて(南リアス線=4月5日、北リアス線=4月6日)、公式Webサイトでは発表されている時刻表が掲載になるでしょう。
さらに、4月1日の消費税増税に伴う運賃・料金の改定(+時刻表そのものの価格の改定)も掲載になるのでしょうか。
来月号は明暗さまざまに、紙面は賑やかになると思います。
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