38回目にして、いよいよ横浜にたどり着きました。
省線横浜駅の変遷は複雑なのだが、現在の位置にたどり着いたのは1928(S3)年10月15日でした。その10日後の10月15日に旧東京横浜電鉄、2年後の1930(S5)年2月5日に旧京浜電気鉄道、1933(S8)年12月27日に旧神中鉄道と、現在の大手私鉄の前身となる鉄道が相次いで接続。
戦後になって1976(S51)年9月4日に横浜市営地下鉄が接続、そしてちょうど10年前の2004(H16)年2月1日にみなとみらい線が開業し、神奈川県はもちろん、日本全国でも有数の鉄道ターミナルに成長する事になるのです。
同じエリア・同じ位置で同じ駅名を名乗り、互いに乗換駅としている事業者が6者(JR東日本・東急・京急・相鉄・横浜市・横浜高速)とは、日本では最多です。
(ただしみなとみらい線は東急東横線との共同使用駅、横浜高速鉄道は東急に営業を委託していて、自前の駅員はいない)
中央連絡通路の他、南北にも通路が完成し、JR・京急・東急(B3Fへ)の各駅の改札に通じています。東に「PORTA」、西口に「ザ・ダイヤモンド」と大規模地下街があり、東口のルミネやそごう、西口の高島屋や相鉄ジョイナスと共に一大商圏が築かれ、年間を通じて買い物客で大賑わいを見せます。
横浜 よこはま
京浜急行電鉄 本線
中央通路から中央改札口
下りホーム
(2013(H25)年2月3日撮影)
開業:1930(S5)年2月5日
所在:横浜市西区
駅番号:KK37
開業の前の年には仮駅で神奈川から延伸していて、翌年に現在の駅に乗り入れた。上下線で別のホームだったものを、一度は統一の島式ホームとしたが、混雑緩和のため再度下り1番線ホームを新設し、上下を分離している。南北の連絡通路開通にあわせ、中央の他、南と北にも改札口を新設している。快特停車駅だが、「京急ウイング号」は通過。上りから他線への乗り換え客が多く、乗降人員305,878人は中間駅ながら京急では第1位。
横浜 よこはま
相模鉄道 本線
相鉄ジョイナス
3面4線式 頭端式ホーム
(2013(H25)年2月8日撮影)
開業:1933(S8)年12月27日
所在:横浜市西区
駅番号:
神奈川県では唯一といえる、本格的な頭端式ターミナル。戦後の西口の開発は、相鉄の力による所が大きかった。1973(S48)年には駅ビル「相鉄ジョイナス」が開業し、2Fにホームが設けられている。乗降人員421,165人。
横浜 よこはま
東京急行電鉄 東横線
正面改札口
パブリックアート「VIVA YOKOHAMA」
(2013(H25)年1月8日撮影)
開業:1928(S3)年5月28日
所在:神奈川県横浜市
駅番号:TY21
開業時は今より渋谷側にあり、省線横浜駅の移転開業に合わせて移転した。西口駅ビルと直結した相対式ホームで桜木町まで路線が延びていたが、みなとみらい線開業に備え、2004(H16)年1月31日に地下ホームに移転。横浜~桜木町間は廃線となり、東急としては終点となった。ホームは島式で、地下5Fとかなり深い。東横線は2番線から発車する。改札は地下3Fで、南にも改札が設けられている。乗降人員335,988人は、東急全体でも渋谷に次いで第2位。
横浜 よこはま
東日本旅客鉄道 東海道本線・根岸線
東口駅ビル「ルミネ」
9番線 特急<成田エクスプレス>が到着
(2013(H25)年6月1日撮影)
開業:1928(S3)年10月15日
所在:横浜市西区
駅番号:
乗車人員400,655人は、JR東日本全体でも第5位。ホームの番号は京急線からの通しで振られていて、3・4番線…京浜東北・根岸線、5・6番線…東海道本線下り、7・8番線…東海道本線上り、9・10番線…横須賀線・成田エクスプレス。特急<スーパービュー踊り子><踊り子><成田エクスプレス><サンライズ瀬戸・出雲>が停車するが、ライナー列車や東海道本線の通勤快速は通過する。西口の駅ビル「CIAL」は2011(H23)年3月に閉店・解体、東急と共同で新駅ビルが建設される事になっている。
横浜 よこはま
横浜高速鉄道 みなとみらい線
地下ホーム1番線
(2013(H25)年1月4日撮影)
開業:2004(H16)年2月1日
所在:横浜市西区
駅番号:MM01
東急東横線との共同使用駅。東急に業務を委託しているため自前の駅員の配置がなく、運転も委託なので、乗務員交代のシーンも見られない(東急の乗務員が通しで乗務)。
横浜 よこはま
横浜市交通局 ブルーライン(3号線)
6番出入口 背後に天理ビル
島式ホーム
(2013(H25)年2月2日撮影)
開業:1976(S51)年9月4日
所在:横浜市西区
駅番号:B20
地下街「ザ・ダイヤモンド」と直結している。乗降人員128,244人は、市営地下鉄では最も多い。
吉野町 よしのちょう
横浜市交通局 ブルーライン(1号線)
2番出入口
島式ホーム
(2013(H25)年4月3日撮影)
開業:1972(S47)年12月16日
所在:横浜市南区
駅番号:B14
乗降人員13,421人。
読売ランド前 よみうりらんどまえ
小田急電鉄 小田原線
駅舎
相対式ホーム
(2013(H25)年6月3日撮影)
開業:1927(S2)年4月1日
所在:川崎市多摩区
駅番号:OH21
「前」と呼ぶほどよみうりランドは近くはなく、バスへの乗換えが必要。下り側の駅舎とは別に、上りホーム小田原方に遠隔操作の改札がある。準急停車駅。乗降人員34,154人。
緑園都市 りょくえんとし
相模鉄道 いずみ野線
高架駅舎
ホームに設けられた展望台
(2013(H25)年6月20日撮影)
開業:1976(S51)年4月8日
所在:横浜市泉区
駅番号:
関東の駅百選
相鉄が開発した住宅地の中にある。開業した当時は山間部の谷間にあり、周辺にはほとんど何もなかったが、開発で大きく様変わりした。フェリス女学院緑園キャンパスの最寄り駅でもある。ホームは相対式。快速停車駅。乗降人員26,114人は、いずみ野線の中間駅では一番多い。
YRP野比 わいあーるぴーのび
京浜急行電鉄 久里浜線
高架駅舎
相対式ホーム
(2013(H25)年5月27日撮影)
開業:1963(S38)年11月1日
所在:横須賀市
駅番号:KK68
横須賀リサーチパーク(Yokosuka Research Park)オープンに伴い、駅名にアルファベット3文字が加えられた。同時に駅舎やホーム上屋が改築されている。単線区間の中間に位置し、行き違いが可能。全列車停車。乗降人員19,794人。
********************
今回は、横浜市営地下鉄の駅の乗降人員を取り上げます。
ここでは乗降順位順ではなく、ブルーライン・グリーンライン別に、駅の順に並べてみました。他鉄道への乗換駅は赤く記しています。
(単位:人)
《ブルーライン》
湘南台 45,780
下飯田 5,540
立場 21,186
中田 16,792
踊場 17,468
戸塚 84,981
舞岡 4,817
下永谷 10,787
上永谷 37,902
港南中央 17,407
上大岡 69,975
弘明寺 18,508
蒔田 22,499
吉野町 13,421
阪東橋 17,393
伊勢佐木長者町 16,660
関内 43,488
桜木町 32,144
高島町 7,316
横浜 128,244
三ツ沢下町 11,473
三ツ沢上町 14,812
片倉町 20,458
岸根公園 11,153
新横浜 64,668
北新横浜 12,226
新羽 18,907
仲町台 30,882
センター南 45,855
センター北 38,371
中川 18,732
あざみ野 78,378
《グリーンライン》
中山 24,811
川和町 6,794
都筑ふれあいの丘 17,849
センター南 28,325
センター北 32,102
北山田 23,612
東山田 8,339
高田 12,140
日吉本町 12,978
日吉 66,691
両路線とも、他鉄道への乗換駅の乗降人員がほとんどの場合、他の駅より突出して大きくなっています。
どの都市でもそうなのだろうが、特に横浜市の場合はルートからしても、外環状線的な性格を強く帯びている事が、この数字からも見えると感じられます。
特にグリーンラインでは、横浜市中心部より東京の方に人の流れが向いているように思えます。
両端が乗換駅になっているが、日吉と中山ではかなり差があり、日吉が既に地下鉄全線で8位、既に新横浜をも上回っているのに対し、中山は他鉄道乗換駅では唯一3万人に達していません。
(15位で、乗換駅ではない上永谷・仲町台をも下回っている)
JR横浜線が、地下鉄が接続する路線では唯一東京23区へ行く列車がない事もあって、「東高西低」の傾向が出ているのだと思います。
もちろんセンター南・北でブルーラインに乗り換える需要も多いだろうが。
乗換駅でない所では、近隣の団地などへのバス路線が整備されている所が、比較的乗降が多くなっているようです。
当ブログでは、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
なお、当ブログに寄れない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
いよいよ次回で、全384駅が揃います。
《今日のニュースから》
ケネディ米駐日大使 名護市辺野古沿岸部を視察
№1118 神奈川の駅を全部撮る! 37.大和~横須賀中央
以前京急線・横須賀中央駅のダイヤについて№823・№824で取り上げ、その際、「横須賀市は今後も人口の減少が続く見込みだ」と書きました。
先日総務省が公表した2013(H25)年の移動報告でもその傾向が裏付けられたようで、前年比の転出超過が、全国の市町村では最も多くなったそうです。
今後もこの傾向は続くのか、この事は京急線・JR横須賀線にはどのような影響を与えるのでしょうか。
大和 やまと
小田急電鉄 江ノ島線
高架駅 駅ビル「PROSS」
2面4線式ホーム
(2013(H25)年6月24日撮影)
開業:1929(S4)年4月1日
所在:大和市
駅番号:OE05
築堤の上に相対式ホームがある構造だったが、相鉄線の地下化に合わせて、高架構造に全面的に改築された。駅ビルもオープンしている。相鉄との共同使用で、相鉄線との間には改札がない。小田急は南側の改札を管理している。ロマンスカーを含め全列車停車。乗降人員113,556人は、小田急全体で11位。
大和 やまと
相模鉄道 本線
駅ビル「PROSS」
地下ホーム
(2013(H25)年6月16日撮影)
開業:1926(T15)年5月12日
所在:大和市
駅番号:
連続立体化事業により地下ホームになった。小田急との共同使用で、小田急江ノ島線との間には連絡改札がない。相鉄は北側の改札を管理している。全列車停車。乗降人員110,369人は、横浜・海老名に次ぎ第3位。
弥生台 やよいだい
相模鉄道 いずみ野線
橋上駅舎
相対式ホーム
(2013(H25)年6月20日撮影)
開業:1976(S51)年4月8日
所在:横浜市泉区
駅番号:
新興住宅地の中の駅。快速停車駅。乗降人員15,938人。
由比ヶ浜 ゆいがはま
江ノ島電鉄
駅ホーム入口
ホーム
(2013(H25)年4月7日撮影)
開業:1950(S25)年7月15日
所在:鎌倉市
駅番号:EN13
近隣の駅を統合して出来た駅で、江ノ電では石上・柳小路と共に一番新しい。駅員無配置。
湯河原 ゆがわら
東日本旅客鉄道 東海道本線
駅舎
狸の像 改札口のすぐ先
(2013(H25)年5月20日撮影)
開業:
所在:足柄下郡湯河原町
駅番号:
湯河原温泉への玄関口。狸の像は「傷を負った狸が湯河原の湯につかり治癒した」という伝説から来ていて、「狸福(りふく)神社」という神社も駅の近くの万葉公園にある(バス利用)。ホームは島式。特急<踊り子>停車駅。乗車人員6,071人。
ゆめが丘 ゆめがおか
相模鉄道 いずみ野線
高架駅舎
島式ホーム
(2013(H25)年6月20日撮影)
開業:1999(H11)年3月10日
所在:横浜市泉区
駅番号:
関東の駅百選
市営地下鉄ブルーラインの下飯田駅が近い。ドーム上の屋根が特徴。希望が丘とセットの「ゆめきぼ切符」が人気だが、駅付近の開発が進まず、乗降人員は2,208人とかなり少ない。快速停車駅。
百合ヶ丘 ゆりがおか
小田急電鉄 小田原線
橋上駅舎
相対式ホーム
(2013(H25)年6月3日撮影)
開業:1960(S35)年3月25日
所在:川崎市麻生区
駅番号:OH22
戦後の開業。小田急では比較的新しい。準急停車駅。乗降人員20,814人。
洋光台 ようこうだい
東日本旅客鉄道 根岸線
駅舎
島式ホーム
(2013(H25)年2月12日撮影)
開業:1970(S45)年3月17日
所在:横浜市磯子区
駅番号:
ニュータウンの中の駅。掘割の中にあり、港南台と構造が似ている。乗車人員21,027人。
横須賀 よこすか
東日本旅客鉄道 横須賀線
駅舎
ホーム 左側1番線は行き止まり
(2013(H25)年6月4日撮影)
開業:1889(M22)年6月16日
所在:横須賀市
駅番号:
関東の駅百選
米軍の軍港が近いが、市街地からはやや離れており、京急線との競争(京急線の最寄は汐入)も不利で、乗車人員は5,761人と少ない。ただし、京急バスのバスターミナルが整備されている。改札とホームの間に階段がない。
横須賀中央 よこすかちゅうおう
京浜急行電鉄 本線
駅舎
相対式ホーム
(2013(H25)年5月28日撮影)
開業:1930(S5)年4月1日
所在:横須賀市
駅番号:KK59
繁華街の中心に位置する。快特停車駅。乗降人員67,175人は京急全体で第7位。
********************
今回は相鉄の乗降人員について取り上げます。
2012(H24)年度の乗降人員を、上位から並べてみました。数値の単位は人。
横浜 421,165
海老名 112,565
大和 110,369
二俣川 79,604
三ツ境 59,223
鶴ヶ峰 56,266
瀬谷 42,866
さがみ野 37,189
希望ヶ丘 33,973
星川 27,669
天王町 27,547
湘南台 26,704
緑園都市 26,114
上星川 23,884
西谷 23,593
かしわ台 18,811
いずみ中央 15,979
弥生台 15,938
和田町 15,899
いずみ野 14,050
相模大塚 13,466
西横浜 13,106
南万騎が原 10,801
平沼橋 7,366
ゆめが丘 2,208
首位横浜は当然として、2位が海老名・3位が大和という事は、本線全線を通しで利用する乗客がかなりの割合に上るだろうと推測できます。
だとしたら、現在の急行の二俣川~海老名間各駅停車、という形態は、利用の実態に合ってはいないのではないでしょうか。もっと早いタイプの列車が必要でしょう。
だから瀬谷の待避線を整備して将来に備えているのだろうし、JRとの相直開始時には新しい運行形態が見られるだろうと思います。
一方、いずみ野線の各駅が、どこも思ったほど利用が多くなっていません。この数年はほとんど横ばいです。
(震災の影響も若干あるかもしれないが)
相鉄が開発したニュータウンの足として建設された路線だが、東急田園都市線あたり程街の規模は大きくないし、ほぼ成熟しきった感もあって、このままだと利用の増加はほとんど見込めないと思います。
ゆめが丘なんて、開業から15年も経つのにいまだにローカル線の駅並みの利用しか得られていないのは厳しい所です。地下鉄の下飯田駅が近い事もあるが。
横浜発着というのは、鉄道ネットワークの観点からは他線と比べてハンデだと思うので、こちらもJR相直開始が期待される所ではないでしょうか。
(勝手な推測だが、いずみ野線の相直の相手はJRではなく、東急目黒線になると思う)
当ブログでは、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
なお、当ブログに寄れない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
明日・明後日の更新はお休みです。
「神奈川の駅を全部撮る!」は来週で完結の予定です。次回はついに横浜駅です。
《今日のニュースから》
JR北海道不祥事 国土交通省 北海道警察本部に刑事告発
ついに刑事事件になってしまいました。しつこいけれど、とにもかくにも当事者は責任や罪のなすり合いは止め、一体となって信頼回復と事態の収拾に努めるべき。
先日総務省が公表した2013(H25)年の移動報告でもその傾向が裏付けられたようで、前年比の転出超過が、全国の市町村では最も多くなったそうです。
今後もこの傾向は続くのか、この事は京急線・JR横須賀線にはどのような影響を与えるのでしょうか。
大和 やまと
小田急電鉄 江ノ島線
高架駅 駅ビル「PROSS」
2面4線式ホーム
(2013(H25)年6月24日撮影)
開業:1929(S4)年4月1日
所在:大和市
駅番号:OE05
築堤の上に相対式ホームがある構造だったが、相鉄線の地下化に合わせて、高架構造に全面的に改築された。駅ビルもオープンしている。相鉄との共同使用で、相鉄線との間には改札がない。小田急は南側の改札を管理している。ロマンスカーを含め全列車停車。乗降人員113,556人は、小田急全体で11位。
大和 やまと
相模鉄道 本線
駅ビル「PROSS」
地下ホーム
(2013(H25)年6月16日撮影)
開業:1926(T15)年5月12日
所在:大和市
駅番号:
連続立体化事業により地下ホームになった。小田急との共同使用で、小田急江ノ島線との間には連絡改札がない。相鉄は北側の改札を管理している。全列車停車。乗降人員110,369人は、横浜・海老名に次ぎ第3位。
弥生台 やよいだい
相模鉄道 いずみ野線
橋上駅舎
相対式ホーム
(2013(H25)年6月20日撮影)
開業:1976(S51)年4月8日
所在:横浜市泉区
駅番号:
新興住宅地の中の駅。快速停車駅。乗降人員15,938人。
由比ヶ浜 ゆいがはま
江ノ島電鉄
駅ホーム入口
ホーム
(2013(H25)年4月7日撮影)
開業:1950(S25)年7月15日
所在:鎌倉市
駅番号:EN13
近隣の駅を統合して出来た駅で、江ノ電では石上・柳小路と共に一番新しい。駅員無配置。
湯河原 ゆがわら
東日本旅客鉄道 東海道本線
駅舎
狸の像 改札口のすぐ先
(2013(H25)年5月20日撮影)
開業:
所在:足柄下郡湯河原町
駅番号:
湯河原温泉への玄関口。狸の像は「傷を負った狸が湯河原の湯につかり治癒した」という伝説から来ていて、「狸福(りふく)神社」という神社も駅の近くの万葉公園にある(バス利用)。ホームは島式。特急<踊り子>停車駅。乗車人員6,071人。
ゆめが丘 ゆめがおか
相模鉄道 いずみ野線
高架駅舎
島式ホーム
(2013(H25)年6月20日撮影)
開業:1999(H11)年3月10日
所在:横浜市泉区
駅番号:
関東の駅百選
市営地下鉄ブルーラインの下飯田駅が近い。ドーム上の屋根が特徴。希望が丘とセットの「ゆめきぼ切符」が人気だが、駅付近の開発が進まず、乗降人員は2,208人とかなり少ない。快速停車駅。
百合ヶ丘 ゆりがおか
小田急電鉄 小田原線
橋上駅舎
相対式ホーム
(2013(H25)年6月3日撮影)
開業:1960(S35)年3月25日
所在:川崎市麻生区
駅番号:OH22
戦後の開業。小田急では比較的新しい。準急停車駅。乗降人員20,814人。
洋光台 ようこうだい
東日本旅客鉄道 根岸線
駅舎
島式ホーム
(2013(H25)年2月12日撮影)
開業:1970(S45)年3月17日
所在:横浜市磯子区
駅番号:
ニュータウンの中の駅。掘割の中にあり、港南台と構造が似ている。乗車人員21,027人。
横須賀 よこすか
東日本旅客鉄道 横須賀線
駅舎
ホーム 左側1番線は行き止まり
(2013(H25)年6月4日撮影)
開業:1889(M22)年6月16日
所在:横須賀市
駅番号:
関東の駅百選
米軍の軍港が近いが、市街地からはやや離れており、京急線との競争(京急線の最寄は汐入)も不利で、乗車人員は5,761人と少ない。ただし、京急バスのバスターミナルが整備されている。改札とホームの間に階段がない。
横須賀中央 よこすかちゅうおう
京浜急行電鉄 本線
駅舎
相対式ホーム
(2013(H25)年5月28日撮影)
開業:1930(S5)年4月1日
所在:横須賀市
駅番号:KK59
繁華街の中心に位置する。快特停車駅。乗降人員67,175人は京急全体で第7位。
********************
今回は相鉄の乗降人員について取り上げます。
2012(H24)年度の乗降人員を、上位から並べてみました。数値の単位は人。
横浜 421,165
海老名 112,565
大和 110,369
二俣川 79,604
三ツ境 59,223
鶴ヶ峰 56,266
瀬谷 42,866
さがみ野 37,189
希望ヶ丘 33,973
星川 27,669
天王町 27,547
湘南台 26,704
緑園都市 26,114
上星川 23,884
西谷 23,593
かしわ台 18,811
いずみ中央 15,979
弥生台 15,938
和田町 15,899
いずみ野 14,050
相模大塚 13,466
西横浜 13,106
南万騎が原 10,801
平沼橋 7,366
ゆめが丘 2,208
首位横浜は当然として、2位が海老名・3位が大和という事は、本線全線を通しで利用する乗客がかなりの割合に上るだろうと推測できます。
だとしたら、現在の急行の二俣川~海老名間各駅停車、という形態は、利用の実態に合ってはいないのではないでしょうか。もっと早いタイプの列車が必要でしょう。
だから瀬谷の待避線を整備して将来に備えているのだろうし、JRとの相直開始時には新しい運行形態が見られるだろうと思います。
一方、いずみ野線の各駅が、どこも思ったほど利用が多くなっていません。この数年はほとんど横ばいです。
(震災の影響も若干あるかもしれないが)
相鉄が開発したニュータウンの足として建設された路線だが、東急田園都市線あたり程街の規模は大きくないし、ほぼ成熟しきった感もあって、このままだと利用の増加はほとんど見込めないと思います。
ゆめが丘なんて、開業から15年も経つのにいまだにローカル線の駅並みの利用しか得られていないのは厳しい所です。地下鉄の下飯田駅が近い事もあるが。
横浜発着というのは、鉄道ネットワークの観点からは他線と比べてハンデだと思うので、こちらもJR相直開始が期待される所ではないでしょうか。
(勝手な推測だが、いずみ野線の相直の相手はJRではなく、東急目黒線になると思う)
当ブログでは、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
なお、当ブログに寄れない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
明日・明後日の更新はお休みです。
「神奈川の駅を全部撮る!」は来週で完結の予定です。次回はついに横浜駅です。
《今日のニュースから》
JR北海道不祥事 国土交通省 北海道警察本部に刑事告発
ついに刑事事件になってしまいました。しつこいけれど、とにもかくにも当事者は責任や罪のなすり合いは止め、一体となって信頼回復と事態の収拾に努めるべき。
№1117 神奈川の駅を全部撮る! 36.六浦~山手
「神奈川の駅を全部撮る!」も第36回です。今回を入れて、あと4回になりました。
今回は大きい駅あり、小さい駅あり、古い駅あり、新しい駅あり、モノレールの駅も地下駅もあり、バラエティがあります。
六浦 むつうら
京浜急行電鉄 逗子線
橋上駅舎
相対式ホーム 上り線は三線
(2013(H25)年6月10日撮影)
開業:1943(S18)年2月15日
所在:横浜市金沢区
駅番号:KK51
住宅街の中にある。特急・エアポート急行停車駅。乗降人員16,268人。
目白山下 めじろやました
湘南モノレール
駅全景
島式ホーム
(2013(H25)年6月17日撮影)
開業:1971(S46)年7月1日
所在:藤沢市
駅番号:
4ヶ所ある交換駅の一つ。下り側にら相模湾を見下ろす位置にある。駅員無配置。
元住吉 もとすみよし
東京急行電鉄 東横線・目黒線
高架駅入口 西口
屋上庭園
(2013(H25)1月24日撮影)
開業:1926(T15)年2月14日
所在:川崎市中原区
駅番号:TY12/MG12
高架複々線化の際、元住吉検車区への連絡線路を高架下に残したため、「高架線上の橋上駅舎」という珍しい形態になった。2面4線の両端を東横線、中央を目黒線が使用し、東横線は通過線を併設していて、ホームは2~5番線としている。両線とも各駅停車のみ停車。乗降人員61,635人(両線の合算)。詳細は№260。
元町・中華街 もとまち・ちゅうかがい
横浜高速鉄道 みなとみらい線
3番出入口 中華街口
島式ホーム
(2013(H25)年6月18日撮影)
開業:2004(H16)年2月1日
所在:横浜市中区
駅番号:MM06
南側の元町側、北側の中華街側、両方に改札口がある。ホームは地下4Fの深さにあり、特に元町側は高低差が大きく、さらにアメリカ山に登る出入口もある。
谷峨 やが
東海旅客鉄道 御殿場線
山小屋風の駅舎
相対式ホーム
(2013(H25)年5月20日撮影)
開業:1947(S22)年7月15日
所在:足柄上郡山北町
駅番号:
信号所として開業、旅客駅になったのは戦後になってからだった。西丹沢への富士急バスが経由するが、集落は遠い。駅員無配置。普通列車のみ停車。
矢向 やこう
東日本旅客鉄道 南武線
駅舎
2面3線式ホーム
(2013(H25)年4月11日撮影)
開業:1927(S2)年3月9日
所在:横浜市鶴見区
駅番号:
南武線では唯一横浜市にある駅だが、北側を川崎市幸区との市境が横切る。留置線があり、車両の留置が行われる(矢向始発川崎行の設定が数本ある)。各駅停車のみ停車。乗車人員17,022人。
柳小路 やなぎこうじ
江ノ島電鉄
ホーム
絵画の展示
(2013(H25)年4月7日撮影)
開業:1950(S25)年7月15日
所在:藤沢市
駅番号:EN03
戦後、周辺の小駅の統合により開業した。住宅地の中にある。駅員無配置。
矢部 やべ
東日本旅客鉄道 横浜線
橋上駅舎
島式ホーム
(2013(H25)年4月24日撮影)
開業:1950(S25)年9月1日
所在:相模原市中央区
駅番号:
戦後乗降場として開業した。複線化までは、行き違いが出来ない棒線の駅だった。各駅停車のみ停車。乗車人員11,480人。
山北 やまきた
東海旅客鉄道 御殿場線
駅舎
島式ホーム
(2013(H25)年5月20日撮影)
開業:1889(M22)年2月1日
所在:足柄上郡山北町
駅番号:
東海道本線として開通した時からの、歴史のある駅。機関区が併設され、SLが配置されて山越えの列車に連結されていた。跡地の公園には、電化まで使用されたD52型SLが静態保存されている。地元のNPO法人に業務を委託している。
山手 やまて
東日本旅客鉄道 根岸線
高架駅舎
相対式ホーム 貨物列車が通過
(2013(H25)年4月18日撮影)
開業:1964(S39)年5月19日
所在:横浜市中区
駅番号:
丘陵地帯の住宅地の中にあり、両側をトンネルに挟まれている。乗車人員17,307人は、根岸線では最少。
********************
今回は、JR東日本の駅の乗降人員について取り上げます。
JR東日本では、「1日平均の乗車人員を把握できる駅」の数値を公表しています。当ブログではアンダーラインで他の私鉄の「乗降人員」と区別しています。これを倍にすると、「乗降人員」に近くなるだろうと思われます。
JR東日本全体で公表している中では、一番多いのは当然新宿で742,883人、少ないのは山田線(岩手県)の区界で、3人だそうです。新幹線オンリーのいわて沼宮内(岩手県)が84人だって。
神奈川県内の駅を抜粋し、上位から並べてみます。駅員無配置駅は除外されているので、鶴見線の各駅と根府川・入谷が含まれていません。数字の単位は人。
横浜 400,655 東海道本線
川崎 188,193 東海道本線
武蔵小杉 108,046 南武線
戸塚 107,681 東海道本線
藤沢 104,300 東海道本線
大船 95,317 東海道本線
武蔵溝ノ口 79,533 南武線
登戸 78,075 南武線
鶴見 76,583 東海道本線
桜木町 63,823 根岸線
橋本 61,127 横浜線
平塚 60,643 東海道本線
長津田 57,919 横浜線
東戸塚 57,808 東海道本線
新横浜 57,439 横浜線
関内 55,725 根岸線
茅ケ崎 54,984 東海道本線
辻堂 54,422 東海道本線
菊名 51,612 横浜線
鎌倉 42,038 横須賀線
淵野辺 40,435 横浜線
中山 38,821 横浜線
鴨居 38,443 横浜線
新杉田 37,105 根岸線
石川町 34,571 根岸線
小田原 33,835 東海道本線
武蔵中原 33,785 南武線
港南台 33,103 根岸線
武蔵新城 32,939 南武線
東神奈川 32,553 東海道本線
保土ケ谷 32,412 東海道本線
逗子 29,084 横須賀線
相模原 28,283 横浜線
新川崎 25,347 東海道本線
稲田堤 23,875 南武線
古淵 21,685 横浜線
新子安 21,083 東海道本線
洋光台 21,027 根岸線
根岸 20,697 根岸線
十日市場 20,420 横浜線
本郷台 19,142 根岸線
磯子 18,215 根岸線
大口 17,320 横浜線
山手 17,307 根岸線
矢向 17,022 南武線
鹿島田 16,787 南武線
向河原 14,475 南武線
中野島 14,376 南武線
平間 14,140 南武線
二宮 13,927 東海道本線
久地 13,352 南武線
鴨宮 12,671 東海道本線
尻手 12,087 南武線
矢部 11,480 横浜線
海老名 10,008 相模線
小机 9,715 横浜線
衣笠 9,146 横須賀線
北鎌倉 8,849 横須賀線
大磯 7,673 東海道本線
宿河原 7,320 南武線
久里浜 7,104 横須賀線
寒川 6,700 相模線
厚木 6,525 相模線
国府津 6,289 東海道本線
湯河原 6,071 東海道本線
横須賀 5,761 横須賀線
上溝 5,602 相模線
東逗子 5,218 横須賀線
南橋本 5,213 相模線
香川 4,937 相模線
原当麻 4,417 相模線
真鶴 3,642 東海道本線
津田山 3,627 南武線
番田 3,315 相模線
北茅ケ崎 2,736 相模線
藤野 2,655 中央本線
相模湖 2,559 中央本線
田浦 2,530 横須賀線
宮山 2,133 相模線
社家 1,928 相模線
倉見 1,837 相模線
門沢橋 1,777 相模線
早川 1,402 東海道本線
川崎新町 1,355 南武線
八丁畷 1,242 南武線
相武台下 1,141 相模線
下溝 1,064 相模線
大体想像通りの順位で並んでいるのではないかと思います。全体的には東高西低なのも順当な傾向でしょう。
武蔵小杉が一気に3位に浮上、川崎に肉薄しています。ヘタすると数年の内に逆転するかも。
横須賀線は、逗子より南では衣笠が一番多いのが興味深い所。横須賀・久里浜と違って京急と競合せず、一方で駅勢圏の人口が少なくないし、京急バスのターミナルとして機能しているのが理由でしょう。
JR東日本では定期客・定期外客の数値も公表していて、神奈川県内全体では、定期客の割合が65%程度になるようです。
前回取り上げた向河原は、神奈川県内の駅では(公表されている中では)唯一、定期客の割合が80%を上回っています(82.48%)。NEC通勤客依存が、この数字からも伺えるようです。
(鶴見線の各駅が、恐らくは定期客の割合が90%を上回っているだろう)
逆に鎌倉は唯一50%に届きません(45.90%)。市の中心駅なのだし、定期客自体少なくはないはずだ(19,295人)が、観光客の割合が相当多いという事です。
当ブログでは、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
なお、当ブログに寄れない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
********************
《今日見た・聞いた・思った事》
関東地方は今日も一日、昨日の大雪の影響を免れる事は出来ませんでした。路線によっては、午前中いっぱい位は止まっていたようです。
東急東横線は午前中にはほぼ通常ダイヤに戻ったようだが、運用はかなり違っていました。
鉄道はまだ良いが、バスは路線によっては、未だに運行を再開できない所もあるようです。
バスの運行情報なのだが、関東地方のいくつかの事業者を簡単にネットで調べてみたのだけれど、事業者によって、内容にかなりの差があるように感じられました。
横浜市営バスのように系統毎に情報を発表する所もあるし、運休や迂回の路線をひとまとめにして発表する所もあるが、一方で検索のサイトにアクセスしないと走っているのかいないのかわからない、という事業者もありました。
多いのは、「管轄の営業所にお問い合わせ下さい」という所だが、恐らくは電話で聞こうとしても、問い合わせが集中してつながらず、役に立たないのでは?
問い合わせに答える側だってテンヤワンヤになっているはずだし、やはり先んじて、事業者側サイドから積極的に運行情報を提供すべきではないでしょうか。
システム的にそうなっていないなら、システムの構築も急ぐべきでしょう。
大雪だけでなく、大雨とかもあるし、特に首都圏では直下型大地震の発生も現実味を帯びてきているから。
《今日のニュースから》
ヤンキース 田中将大投手 ニューヨークに向け出発
都内から成田空港まで車だったが、大雪の渋滞で8時間以上かかったって。
今回は大きい駅あり、小さい駅あり、古い駅あり、新しい駅あり、モノレールの駅も地下駅もあり、バラエティがあります。
六浦 むつうら
京浜急行電鉄 逗子線
橋上駅舎
相対式ホーム 上り線は三線
(2013(H25)年6月10日撮影)
開業:1943(S18)年2月15日
所在:横浜市金沢区
駅番号:KK51
住宅街の中にある。特急・エアポート急行停車駅。乗降人員16,268人。
目白山下 めじろやました
湘南モノレール
駅全景
島式ホーム
(2013(H25)年6月17日撮影)
開業:1971(S46)年7月1日
所在:藤沢市
駅番号:
4ヶ所ある交換駅の一つ。下り側にら相模湾を見下ろす位置にある。駅員無配置。
元住吉 もとすみよし
東京急行電鉄 東横線・目黒線
高架駅入口 西口
屋上庭園
(2013(H25)1月24日撮影)
開業:1926(T15)年2月14日
所在:川崎市中原区
駅番号:TY12/MG12
高架複々線化の際、元住吉検車区への連絡線路を高架下に残したため、「高架線上の橋上駅舎」という珍しい形態になった。2面4線の両端を東横線、中央を目黒線が使用し、東横線は通過線を併設していて、ホームは2~5番線としている。両線とも各駅停車のみ停車。乗降人員61,635人(両線の合算)。詳細は№260。
元町・中華街 もとまち・ちゅうかがい
横浜高速鉄道 みなとみらい線
3番出入口 中華街口
島式ホーム
(2013(H25)年6月18日撮影)
開業:2004(H16)年2月1日
所在:横浜市中区
駅番号:MM06
南側の元町側、北側の中華街側、両方に改札口がある。ホームは地下4Fの深さにあり、特に元町側は高低差が大きく、さらにアメリカ山に登る出入口もある。
谷峨 やが
東海旅客鉄道 御殿場線
山小屋風の駅舎
相対式ホーム
(2013(H25)年5月20日撮影)
開業:1947(S22)年7月15日
所在:足柄上郡山北町
駅番号:
信号所として開業、旅客駅になったのは戦後になってからだった。西丹沢への富士急バスが経由するが、集落は遠い。駅員無配置。普通列車のみ停車。
矢向 やこう
東日本旅客鉄道 南武線
駅舎
2面3線式ホーム
(2013(H25)年4月11日撮影)
開業:1927(S2)年3月9日
所在:横浜市鶴見区
駅番号:
南武線では唯一横浜市にある駅だが、北側を川崎市幸区との市境が横切る。留置線があり、車両の留置が行われる(矢向始発川崎行の設定が数本ある)。各駅停車のみ停車。乗車人員17,022人。
柳小路 やなぎこうじ
江ノ島電鉄
ホーム
絵画の展示
(2013(H25)年4月7日撮影)
開業:1950(S25)年7月15日
所在:藤沢市
駅番号:EN03
戦後、周辺の小駅の統合により開業した。住宅地の中にある。駅員無配置。
矢部 やべ
東日本旅客鉄道 横浜線
橋上駅舎
島式ホーム
(2013(H25)年4月24日撮影)
開業:1950(S25)年9月1日
所在:相模原市中央区
駅番号:
戦後乗降場として開業した。複線化までは、行き違いが出来ない棒線の駅だった。各駅停車のみ停車。乗車人員11,480人。
山北 やまきた
東海旅客鉄道 御殿場線
駅舎
島式ホーム
(2013(H25)年5月20日撮影)
開業:1889(M22)年2月1日
所在:足柄上郡山北町
駅番号:
東海道本線として開通した時からの、歴史のある駅。機関区が併設され、SLが配置されて山越えの列車に連結されていた。跡地の公園には、電化まで使用されたD52型SLが静態保存されている。地元のNPO法人に業務を委託している。
山手 やまて
東日本旅客鉄道 根岸線
高架駅舎
相対式ホーム 貨物列車が通過
(2013(H25)年4月18日撮影)
開業:1964(S39)年5月19日
所在:横浜市中区
駅番号:
丘陵地帯の住宅地の中にあり、両側をトンネルに挟まれている。乗車人員17,307人は、根岸線では最少。
********************
今回は、JR東日本の駅の乗降人員について取り上げます。
JR東日本では、「1日平均の乗車人員を把握できる駅」の数値を公表しています。当ブログではアンダーラインで他の私鉄の「乗降人員」と区別しています。これを倍にすると、「乗降人員」に近くなるだろうと思われます。
JR東日本全体で公表している中では、一番多いのは当然新宿で742,883人、少ないのは山田線(岩手県)の区界で、3人だそうです。新幹線オンリーのいわて沼宮内(岩手県)が84人だって。
神奈川県内の駅を抜粋し、上位から並べてみます。駅員無配置駅は除外されているので、鶴見線の各駅と根府川・入谷が含まれていません。数字の単位は人。
横浜 400,655 東海道本線
川崎 188,193 東海道本線
武蔵小杉 108,046 南武線
戸塚 107,681 東海道本線
藤沢 104,300 東海道本線
大船 95,317 東海道本線
武蔵溝ノ口 79,533 南武線
登戸 78,075 南武線
鶴見 76,583 東海道本線
桜木町 63,823 根岸線
橋本 61,127 横浜線
平塚 60,643 東海道本線
長津田 57,919 横浜線
東戸塚 57,808 東海道本線
新横浜 57,439 横浜線
関内 55,725 根岸線
茅ケ崎 54,984 東海道本線
辻堂 54,422 東海道本線
菊名 51,612 横浜線
鎌倉 42,038 横須賀線
淵野辺 40,435 横浜線
中山 38,821 横浜線
鴨居 38,443 横浜線
新杉田 37,105 根岸線
石川町 34,571 根岸線
小田原 33,835 東海道本線
武蔵中原 33,785 南武線
港南台 33,103 根岸線
武蔵新城 32,939 南武線
東神奈川 32,553 東海道本線
保土ケ谷 32,412 東海道本線
逗子 29,084 横須賀線
相模原 28,283 横浜線
新川崎 25,347 東海道本線
稲田堤 23,875 南武線
古淵 21,685 横浜線
新子安 21,083 東海道本線
洋光台 21,027 根岸線
根岸 20,697 根岸線
十日市場 20,420 横浜線
本郷台 19,142 根岸線
磯子 18,215 根岸線
大口 17,320 横浜線
山手 17,307 根岸線
矢向 17,022 南武線
鹿島田 16,787 南武線
向河原 14,475 南武線
中野島 14,376 南武線
平間 14,140 南武線
二宮 13,927 東海道本線
久地 13,352 南武線
鴨宮 12,671 東海道本線
尻手 12,087 南武線
矢部 11,480 横浜線
海老名 10,008 相模線
小机 9,715 横浜線
衣笠 9,146 横須賀線
北鎌倉 8,849 横須賀線
大磯 7,673 東海道本線
宿河原 7,320 南武線
久里浜 7,104 横須賀線
寒川 6,700 相模線
厚木 6,525 相模線
国府津 6,289 東海道本線
湯河原 6,071 東海道本線
横須賀 5,761 横須賀線
上溝 5,602 相模線
東逗子 5,218 横須賀線
南橋本 5,213 相模線
香川 4,937 相模線
原当麻 4,417 相模線
真鶴 3,642 東海道本線
津田山 3,627 南武線
番田 3,315 相模線
北茅ケ崎 2,736 相模線
藤野 2,655 中央本線
相模湖 2,559 中央本線
田浦 2,530 横須賀線
宮山 2,133 相模線
社家 1,928 相模線
倉見 1,837 相模線
門沢橋 1,777 相模線
早川 1,402 東海道本線
川崎新町 1,355 南武線
八丁畷 1,242 南武線
相武台下 1,141 相模線
下溝 1,064 相模線
大体想像通りの順位で並んでいるのではないかと思います。全体的には東高西低なのも順当な傾向でしょう。
武蔵小杉が一気に3位に浮上、川崎に肉薄しています。ヘタすると数年の内に逆転するかも。
横須賀線は、逗子より南では衣笠が一番多いのが興味深い所。横須賀・久里浜と違って京急と競合せず、一方で駅勢圏の人口が少なくないし、京急バスのターミナルとして機能しているのが理由でしょう。
JR東日本では定期客・定期外客の数値も公表していて、神奈川県内全体では、定期客の割合が65%程度になるようです。
前回取り上げた向河原は、神奈川県内の駅では(公表されている中では)唯一、定期客の割合が80%を上回っています(82.48%)。NEC通勤客依存が、この数字からも伺えるようです。
(鶴見線の各駅が、恐らくは定期客の割合が90%を上回っているだろう)
逆に鎌倉は唯一50%に届きません(45.90%)。市の中心駅なのだし、定期客自体少なくはないはずだ(19,295人)が、観光客の割合が相当多いという事です。
当ブログでは、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
なお、当ブログに寄れない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
********************
《今日見た・聞いた・思った事》
関東地方は今日も一日、昨日の大雪の影響を免れる事は出来ませんでした。路線によっては、午前中いっぱい位は止まっていたようです。
東急東横線は午前中にはほぼ通常ダイヤに戻ったようだが、運用はかなり違っていました。
鉄道はまだ良いが、バスは路線によっては、未だに運行を再開できない所もあるようです。
バスの運行情報なのだが、関東地方のいくつかの事業者を簡単にネットで調べてみたのだけれど、事業者によって、内容にかなりの差があるように感じられました。
横浜市営バスのように系統毎に情報を発表する所もあるし、運休や迂回の路線をひとまとめにして発表する所もあるが、一方で検索のサイトにアクセスしないと走っているのかいないのかわからない、という事業者もありました。
多いのは、「管轄の営業所にお問い合わせ下さい」という所だが、恐らくは電話で聞こうとしても、問い合わせが集中してつながらず、役に立たないのでは?
問い合わせに答える側だってテンヤワンヤになっているはずだし、やはり先んじて、事業者側サイドから積極的に運行情報を提供すべきではないでしょうか。
システム的にそうなっていないなら、システムの構築も急ぐべきでしょう。
大雪だけでなく、大雨とかもあるし、特に首都圏では直下型大地震の発生も現実味を帯びてきているから。
《今日のニュースから》
ヤンキース 田中将大投手 ニューヨークに向け出発
都内から成田空港まで車だったが、大雪の渋滞で8時間以上かかったって。