現在、ブログ更新1000回記念「神奈川の駅を全部撮る!」連載中ですが、記事作成に当たっては、文献の他、鉄道事業者の公式Webサイトのチェックも行い、参考にさせて頂いています。
しかし一部サイトには、「あれ、これはどうなっているの?」と思うものも。
昨日は京急久里浜線の新大津駅を御覧頂きました。
新大津駅は丘陵地帯の住宅地の中にあり、近くを国道が走るものの、静かなたたずまいを残しています。
この駅は駅舎が改築され、バリアフリー対策としてエレベーターも設けられました。
これは20年前、1994(H6)年に撮影した、新大津駅の旧駅舎です。
Wikipediaに寄れば、2007(H19)年に現駅舎に改築されたそう。
ところが、京急が運営する沿線情報サイト「京急まちWeb」では、旧駅舎の写真がそのまま残されているのです。
はっきり言えば、7年間「ほったらかし」。
駅構内図はバリアフリーが反映された現在のものなのに、どうなっているのだろう。
チェックしてみたら、新大津の他、仲木戸・戸部・京急田浦・安針塚・逸見・県立大学・三崎口・鈴木町と、都内の大森町・梅屋敷・雑色(いずれも高架化着手前)の画像が、旧駅舎のままになっていました。
また、花月園前の「駅の概略」のテキストが、花月園競輪開催中(実際には2010(H22)年3月を持って終了)のままになっていました。
写真の交換やテキストの書き換え等、この程度のWebサイトならすぐできそうなものですが、どうしてなのでしょうか。?
(新大津とほぼ同じ時期改築の神武寺は写真が変わっていた)
京急以外にもあります。
4月に大船渡線BRTに乗車した際、参考にJR東日本・盛岡支社のサイトから陸前高田駅の駅情報を検索してみた所、大津波被災前の情報がそのまま丸まる残されていました。
この記事を書くために再度確認してみたら、移転後の新しい情報に書き換わっていたが、「接続交通機関」に「JRバス東北」の文字が残っていました。
遠野線は2004(H16)年3月一杯で廃止になっているので、大津波被災前どころか、10年も前の情報がそのまま残されていたのです。
他の事業者にも似たようなケースはあるでしょう。
Webサイトの規模が大きいとチェックが難しいかも知れないが、利用に直接関係ある情報なので、マメにチェックし、必要な部分は書き改めるよう、求めたいと思います。
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明日・明後日の更新はお休みです。
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《今日見た・聞いた・思った事》
ANAが来年サマースケジュールからの国際線運航計画の一部を発表しました。
羽田発着枠が大幅に配分されたのを受けてのもので、とりあえずダイジェスト的になっています。
ハノイ(B767-300ER・6月からB787-8)とバンクーバー(B767-300ER)が、自社機材では新規乗り入れ。
ロンドン(B777-300ER))・シンガポール(B787-8)・バンコク(往路B767-300ER・復路B777-200ER・7月からB787-8)各1便は成田からのシフトになります。
パリ(B777-300ER)・ジャカルタ(B787-8)・マニラ(B767-300ER)は成田便も存続する(一部スケジュールを変更)ので増便。
ドイツ路線は調整中で、乗り入れ先は解らないが計2便になりそう(1便はLHコードシェアだろう)。
北京も調整中らしいが、今の日中関係の情勢ではどうなるだろうか。
この他、ソウル(金浦)線は日中の便をシフトして羽田発夜・ソウル発朝になり、B777-300ER。
この後JALや海外キャリアはどのようなダイヤを公表してくれるか、期待して発表を待ちたいと思います。
JR東北縦貫線の愛称が「上野東京ライン」と発表されました。
2014(H26)年度末開業、というから、2015(H27)年3月ダイヤ改正時あたり、でしょうかねえ。
《今日のニュースから》
JR西日本 日本初の安全システムを開発 新型車両を公開
走行中に異常を検知すると自動的に非常ブレーキが動作し、同時に近隣の他の列車にも通報されるとの事。
このシステムを搭載した521系は、来年春から北陸本線で運行を開始する予定。