「バスマガジン」vol62が先月末に発売になりました。少々遅くなったが、ここで取り上げます。
表紙はウィラー・エクスプレスのセレガで、合わせたのかロゴもピンク。
前号の都営バスは緑色で、これからはロゴは、表紙のバス会社のカラーに合わせるのか?
◆ バス好き必見 営業所&バス車両 Q&A
取材対象は平和交通の本社営業所(他に若松営業所がある)。
別に女の子を起用する事もないと思うが、どこかキャピキャピ(って死語か?)。
平和交通の業務内容は、他社と同じ所もあり、違う所もありで様々。
一般車の車体カラーは、地図作成ソフトで作れそう。
バスそのものの機器については、タコグラフ→ドライブレコーダーのように、一昔、ふた昔前と比較してかなり変化してきています。
平和交通はノンステップ車が中心になりつつあるらしいが、洗車台に入る352号車はどう見ても富士ボディの日デだが?
(貸切登録らしいが)
◆ 終点までのバス散歩
第3回も東北で、弘南バスの五所川原→小泊案内所。
JTB時刻表にも掲載されている路線だが、リエッセやローザが主力とは厳しい。とはいえ、ある程度の便数が確保されているのは頼もしいかもしれない。昔より少なくなっているだろうが。
太宰治以外でも見所が少なくなさそうで、風光明媚でもあり、津軽鉄道とセットで売り出しても良いのではないだろうか。
◆ おじゃまします バス会社潜入レポート vol.62 ウィラー・グループ
初めて、ツアーバスから移行した事業者が取り上げられる事になりました。
すでに他誌などでも取り上げられいるが、前身の「西日本ツアーズ」から数えると、来年は20周年という事になります。
新高速乗合バス制度スタートで、一気にバス業界の表舞台に出る事になりました。
運行路線リストを見ると、主力の路線はやはり首都圏~近畿圏となるが、夜行は首都圏発と近畿圏発で3本違うのは何だ?
全国規模で(北海道は除く)路線があるが、過去路線リストを見ると、福岡より先の九州各地へ行く路線は、比較的短期間で終わっている路線も少なくない。
キャビン仕様にもこだわっているとあって、ほぼ全タイプの車内仕様がカラー画像で公開しています。
「カラフル」の一言。個人的にはもっと落ち着いたデザイン(「ネオ」のような)を好むが、これもメインターゲットとする若い層(特に女性)を意識しているのでしょう。
個人モニター装備のシートも多いが、利用率ってどうなのかな?Wi-Fiが普及している現代では、特に。
それ以上に、今更ながら気になったのは、トイレつきの車両が少ない事。
通常運行~自然渋滞レベルまでならまだ良いだろう(乗車ルポでも「気にならなかった」としている)。しかし、高速道上の突発的アクシデントに巻き込まれ、数時間身動きが取れない、という事態になったらどうするのだろう。
(ツアーバス時代にそのような経験はなかったのだろうか)
何かあった時に、こういう点が案外バス選びのポイントになりかねないので、地上側の整備も必要になるが、今後はトイレ設置を基本とすべきではないかと思う。この点、在来乗合高速バスはトイレ付が基本になり、一部は大型化も進められているので(ウィラーにも一部にはあるが)。
やはり何より、「PONTA」ポイントサービススタートこそ、バス業界がもっとも様変わりした、時代も変わったよなあと思わせる部分だと思う。コンビニレベルのポイントサービスを始めたのは、バス業界、ひいては日本の交通業界全体でも、恐らく初めてではないでしょうか。
車両面ではデウが間もなく姿を消しそうだが、ツアーバスからの移行組では珍しく、ユニヴァースがないのが目を惹く。
車庫は長距離バスだけだからかどこも所属台数が少なく、一番多い東京営業所臨海車庫で24台。
公式Webサイトを眺めた感触では、運賃の選択が先に来て、ダイヤの検索は二の次になっているように見えました。やはり若い女の子がメインターゲットなのかなあと、画像を見ても感じます。
大阪は「ピンク」が好きみたいだ。LCCの「ピーチ」もそうだし、セレッソ大阪もあるから。
◆ 読者が選ぶ 全国乗合バス100選
かなり長らく「休載」が続いてきたこの企画、「ストック」?だったの?
一気に20路線取り上げられ、「路線バス全方位レポート」にも2路線あります。
写真がちょっと古いのも少なくない。路線は皆現在も維持されているようだが。
西日本JRバスの高雄・京北線は、かつては周山より先に支線がかなりあったそうで、乗った事がなく終わったのは個人的には悔いです。
残存区間は京都駅からダイレクトに高雄・栂ノ尾を目指す唯一の系統で、途中に立命館大学もあるので、当分は安泰と思われます。ICカード導入も欲しい。
もう少し定期的に連載としてやらないと、データ的に古くなってしまうと思う。
◆ 路線バス全方位レポートvol.62 東京都
「団塊世代の引退や少子化で、都内のバスも厳しい」という出だしで始まっています。
確かに、車両は全体的にダウンサイジングも進んでいるし、便数も、特に山手線の内側の都営バス(地下鉄等の開業の影響もあるが)、逆に武蔵野線より外側のエリアの路線の便数が少なくなってきているなあ、というのが、実際に乗ってみた実感でもあります。
便数としては、ロケーションにも寄るが、23区内では10分以下、郊外では15分以下の運転間隔が欲しいかなあ。
都営バスの撤退もあって、新規事業者の参入が目立つのも、最近の傾向といえます。
ただ、「はるかぜ」4路線を運行する新日本観光自動車がなかったのはどうしてだろう?
(この他、成増に東武バスウエストが乗り入れ)
モーターショー出展車両で、特に日野の展示車両をツィッターの画像を見た感触では、ポンチョ・ミニはワゴン車より一回り大きい位かなと見えた。EVの実用的な運用が可能かどうかが行方を左右しそう。
メルファ・プラグインハイブリッドのコンパニオンって、ナース姿だったらしい…。
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《今日見た・聞いた・思った事》
W杯の日本の対戦国が決まりました。
初戦6月14日(現地)がコートジボワール(レシフェ)、2戦目19日がギリシャ(フォルタレザ)、3戦目24日がコロンビア(クイアバ)。
対戦相手の分析は、専門の方々に任せたいと思います。
今回は「どことあたるか」と共に、「どこでやるか」も注目していました。
首都ブラジリア、日本からの直行便もあったサンパウロ、リオ・デ・ジャネイロ以外の開催都市は聞いた事がない都市がほとんどだと思います。
レシフェ、フォルタレザ、クイアバはいずれも、国土の中央に位置しています。
でも日本からは、どうやって行こうか。
初戦の地レシフェは、ネットで調べた限りではアメリカン航空がマイアミ便、イベリアがマドリード便、TAPがリスボン便、エアーイタリアがミラノ便を運航しているらしいが、いずれにしても日本からは1~2度は乗り継ぎが必要で、国土も広いし、南アフリカの時よりも大変かも。
日本代表には前回同様、何とかグループ予選を突破し、決勝トーナメントでもできる限り上位に行って欲しいと思います。
Jリーグはサンフレッチェ広島の逆転連覇で幕を閉じました。
広島の皆様、おめでとうございました。
マリノスは残念でした。前節新潟戦の敗戦が致命傷になったか。
今年の上位は大接戦で、広島と6位の浦和の勝ち点の差は5しかありませんでした。
《今日のニュースから》
WTO閣僚会議 部分的合意に達し閉幕