№1079 西武池袋線 武蔵藤沢駅

 №1070で取り上げた「鉄道ピクトリアル臨時増刊」でも記されているように、西武鉄道では最近、いくつかの駅で改良工事が進められ、そのほとんどは橋上駅舎化され、大きく姿を変えました。
 最近の改良駅の中から3駅を訪ねましたので、これから3回シリーズで御覧頂こうと思います。
 最初は池袋線の武蔵藤沢駅(SI21)。埼玉県入間市にあります。
 この駅は、改築からもう5年以上経ちました。
 2012(H24)年度の乗降人員は22,837人。

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 橋上駅舎化により、東西自由連絡通路も設けられました。西口では駅前広場も整備されています。
 左側、屋根が一段高くなっているのは、西武バスの入間扇町屋団地・入間市駅行乗場。別の場所から三井アウトレット行(朝方のみ)・入間市コミュニティ「てぃーろーど」(南コース・一日4.5往復・月曜運休)も発着します。

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 西側の地上にあった、旧駅舎。

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 西口のエスカレーター。

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 西口のエレベーター。

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 橋上駅舎化で開設になった東口。
 これができるまでは、南側の踏切を大回りしなければならなかったようです。
 階段の屋根の上に、風力発電の風車があります。

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 東口に設けられたエスカレーター。

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 同じく、東口のエレベーター。

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 東西自由通路。

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 武蔵藤沢に限らず、西武線の主要駅にある売店「トモニー」。
 西武グッズも多数販売しています。ファミリーマートと提携。

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 券売機。

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 改札口。

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 改札口脇の案内窓口。
 特に西武では、改札口の有人改札はカウンターを備えた案内窓口になっているのが、当たり前の形態になりつつあるようです。

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 改札口の発車案内表示。

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 精算機。

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 改札を入って左手に、風力や太陽光による発電量を表示するパネル表示があります。
 下は「ケロロ軍曹」起用のマナーポスターと、西武鉄道100周年記念ポスター。

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 改札内のコンコース。

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 ホームのエスカレーター(上り)。

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 ホームのエレベーター(下り)。

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 上りホームの駅舎直下には、待合室があります。

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 ホームの出発案内表示。

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 相対式ホームは10両編成対応。
 通過していくのは、東急5050系の快速急行電車。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。

 明日はたぶんJRグループ3月改正のリリースが出ると思うが、仕事が忙しくて、短時間では全部読みこなせないと思うので、出ても出なくても、違う事を書きます。

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《今日見た・聞いた・思った事》
 ANAと、ガルーダ・インドネシア航空(GA)の包括提携が今日、発表になりました。
 来年以降(具体的にいつから、とは記されていない)、日本~インドネシアの両社が運航する全便についてコードシェア、ANA国内線の一部と、ジャカルタからのGAインドネシア国内線でもコードシェアを行う計画。
 また、マイレージサービスも提携を行うとしています。
 GAは来年3月5日にスカイチームに加盟すると、スカイチーム公式Webで発表になっていて(何故かGAのページでは今の所発表になっていない)、ANAがスター・アライアンス以外のアライアンス・メンバーと包括提携を結ぶのは、初めてのはずです。
 ANAは3月30日の羽田~ジャカルタ線就航を既に発表していて、ジャカルタ就航からまだ間もないのだが、この所インドネシア路線にかなり力を入れている事が伺えます。
 GAも上期中に羽田に乗り入れる事になっているが、ダイヤの発表がまだ。撮影に向いた時間に来てくれるといいな。

《今日のニュースから》
東京都猪瀬都知事 辞意を表明

 他の人ならまだしも、猪瀬氏は知事になる前はこのような問題を追及する立場(作家)にあったのだから、自分の事になると一転しどろもどろ、というのは通用しないでしょう。
 作家に戻った所で、これから先は何を書いても、説得力がないのでは?
 それにしてもまた選挙か。私は神奈川県民だから直接は関係ないけれど、都内でやかましくなるのやイヤだなあ。
 立候補者がどのような顔ぶれになるかは解らないが、東京都に限らず、ここ数年の自治体首長の選挙は、エキセントリックな候補者が圧勝する傾向が強く、個人的にはあまり好ましい事ではないと考えています。
 東京都民はどのような選択をするか(選挙に行くか行かないかを含めて)、また各会派はどのような候補者を立てるのか、立てられるのか。
 そろそろ政界関係者も、私たち自身も、「選挙」に対する考え方を改めるべき時だと思います。
「選挙」は人気投票ではないので。

№1078 神奈川の駅を全部撮る! 22.反町~辻堂

「神奈川の駅を全部撮る!」第22回です。


反町 たんまち
東京急行電鉄 東横線

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地上駅舎 左の高架は「東横フラワー緑道」

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ホームを通過する急行

(2013(H25)年5月1日撮影)
開業:1926(T15)年2月14日
所在:横浜市神奈川区
駅番号:TY20
 高架駅だったが、みなとみらい線相互直通開始に合わせて地下線になった。在来の路線は「東横フラワー緑道」として、遊歩道になっている。ホームは地下4Fにある島式。各駅停車のみ停車。乗降人員12,874人。
 詳細は№231。東横フラワー緑道は№966


茅ヶ崎 ちがさき
東日本旅客鉄道 東海道本線・茅ヶ崎線

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橋上駅舎 北口

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橋上駅舎 南口

(2013(H25)年4月22日撮影)
開業:1898(M31)年6月15日
所在:茅ヶ崎市
駅番号:
 東海道本線・相模線はともに島式ホーム。加えて両線の間を走る貨物線上にも、「ライナー」列車用の島式ホームが設けられている。快速<アクティー>、湘南新宿ライン特別快速停車駅。乗車人員54,984人


中央林間 ちゅうおうりんかん
小田急電鉄 江ノ島線

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北口駅舎

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南口改札口

(2013(H25)年5月21日撮影)
開業:1929(S4)年4月1日
所在:大和市
駅番号:
 開業時は中央林間都市と称した。東急田園都市線接続後の1990(H2)年3月改正時より急行停車駅となり、2002(H14)年改正時設定の湘南急行、後の快速急行の停車駅ともなった。メインの駅舎だった北口は、現在駅係員が配置されていない。ホームは相対式。乗降人員92,533人。


中央林間 ちゅうおうりんかん
東京急行電鉄 田園都市線

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地上駅舎

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地下ホーム

(2013(H25)年5月21日撮影)
開業:1984(S59)年4月9日
所在:大和市
駅番号:DT27
 この駅まで到達したことで、田園都市線は1966(S41)年4月1日開業から18年かけて全線が開業し、メトロ半蔵門線を介して、神奈川県央部と都心を直結する使命が加わった。乗降人員97,512人。


長後 ちょうご
小田急電鉄 江ノ島線

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橋上駅舎

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2面4線式ホーム

(2013(H25)年6月24日撮影)
開業:1929(S4)年4月1日
所在:藤沢市
駅番号:
 急行停車駅だが、湘南台への相鉄線・横浜市営地下鉄線乗り入れ後は地位が低下しつつある。それでも乗降人員が35,133人ある。


彫刻の森 ちょうこくのもり
箱根登山鉄道 箱根登山線

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駅舎

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相対式ホーム

(2013(H25)年3月28日撮影)
開業:1919(T8)年6月1日
所在:足柄下郡箱根町
駅番号:
 開業時はニの平と称し、彫刻の森美術館開館に合わせて改称した。現在、定期ダイヤでは行き違いがなく、上下列車とも駅舎側の1番線に発着する。2013(H25)年の再調査で、標高539m。


塚原 つかはら
伊豆箱根鉄道 大雄山線

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駅舎

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ホーム

(2013(H25)年3月24日撮影)
開業:1925(T14)年10月15日
所在:南足柄市
駅番号:
 一つ前の岩原とは300mしか離れていない。駅員無配置。乗降人員2,464人。


つきみ野 つきみの
東京急行電鉄 田園都市線

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駅舎

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相対式ホーム

(2013(H25)年5月21日撮影)
開業:1976(S51)年10月15日
所在:大和市
駅番号:DT27
 この駅の開業で、初めて東急の路線が大和市に到達した。各駅停車のみ停車。乗降人員9,948人は、田園都市線では一番少ない。


津久井浜 つくいはま
京浜急行電鉄 久里浜線

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駅舎

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相対式ホーム

(2013(H25)年5月27日撮影)
開業:1966(S41)年3月27日
所在:横須賀市
駅番号:KK70
 開業時から4ヶ月だけ、ここが終着駅だった。ハイキングやイチゴ狩り、ミカン狩りの基地として、休日は行楽客で賑わう。普段は閑静な駅で、乗降人員6,309人は、久里浜線では一番少ない。全列車停車。


辻堂 つじどう
東日本旅客鉄道 東海道本線

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橋上駅舎 南口

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島式ホーム

(2013(H25)年4月22日撮影)
開業:1916(T5)年12月1日
所在:藤沢市
駅番号:
 茅ヶ崎市との市の境が隣接している。湘南ライフタウンへの玄関口。北口にショッピングセンター「Luz湘南辻堂」がオープン。乗降客増加もあって、2012(H24)年にはホームの拡幅工事も行われた。普通電車のみ停車。乗車人員54,422人


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 明日・明後日はお休みし、大阪へ行ってきます。いつもの如く、慌しい「弾丸旅行」です。天気が悪くなりそうだけれど。
 木曜日からは西武線の昨今の改築駅を3つ取り上げる事にしており、途中JRの来春ダイヤ改正の発表もあるだろうから、次回の「全部撮る!」は来週月曜日になる予定。
 
《今日のニュースから》
在日米軍ヘリ 三浦市三崎港近くに不時着

№1077 神奈川の駅を全部撮る! 21.相武台下~たまプラーザ

「神奈川の駅を全部撮る!」、折り返し点を過ぎて第21回目。

相武台下 そうぶだいした
東日本旅客鉄道 相模線

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駅舎

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島式ホーム

(2013(H25)年5月15日撮影)
開業:1931(S6)年4月29日
所在:相模原市南区
駅番号:
 相模鉄道の全線開業時より設けられている駅。開業当初は座間新戸と称したが、この駅は座間市ではなく、相模原市にある。神奈川県ではかなり少なくなった、ローカル色あふれる駅。乗車人員1,141人は、JR東日本が公表している中では、神奈川県では下溝に次いで少ない。


相武台前 そうぶだいまえ
小田急電鉄 小田原線

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工事中の小田急マルシェ

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2面4線式ホーム

(2013(H25)年6月13日撮影)
開業:1927(S2)年4月1日
所在:座間市
駅番号:
 開業時はこの駅が座間駅だった。日産座間工場が近かったため、一部の急行の停車があったが、現在は準急以下のみ停車。乗降人員38,110人。構内に留置線がある。撮影後の7月3日、北口に小田急マルシェ相武台ビルがオープンした。


大雄山 だいゆうざん
伊豆箱根鉄道 大雄山線

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駅舎

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島式ホームと分工場

(2013(H25)年3月24日撮影)
開業:1925(T14)年10月15日
所在:南足柄市
駅番号:
関東の駅百選
 大雄山道了尊参拝の玄関口で、駅前から伊豆箱根バスが走る。明神ヶ岳・明星ヶ岳・金時山など、箱根外周の山々への登山基地にもなっている。乗降人員5,364人。駅構内に車両基地があるが、全般検査時は駿豆線(静岡県)の大場工場まで輸送される。


田浦 たうら
東日本旅客鉄道 横須賀線

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橋上駅舎入口

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島式ホーム

(2013(H25)年6月4日撮影)
開業:1904(M37)年5月1日
所在:横須賀市
駅番号:
 ホームの両側がトンネルに挟まれ、10両分しかない。11両編成は先頭車両のドアが締め切られたままになる。国道16号線がそばを走るものの、駅自体は閑静で、乗車人員2,530人は横須賀線では一番少ない。


高島町 たかしまちょう
横浜市交通局 ブルーライン(1号線)

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2番出入口

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1番ホーム
 島式ホームは地下4Fの深い位置にあり、単線シールドにはさまれた位置にある。乗降人員7,316人。


高田 たかた
横浜市交通局 グリーンライン(4号線)

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1番出入口

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2番線ホーム

(2013(H25)年4月24日撮影)
開業:2008(H20)年3月30日
所在:横浜市港北区
駅番号:G08
 県道子母口綱島線・江田綱島線が交差する要衝に位置する。ホームは上下線が縦に並ぶ構造になっている。乗降人員12,470人。


高津 たかつ
東京急行電鉄 田園都市線
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高架駅舎

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改札内コンコース

(2013(H25)年5月30日撮影)
開業:1927(S2)年7月15日
所在:川崎市高津区
駅番号:DT09
 玉川線の延長の溝ノ口線の駅として開業、戦時中に大井町線(田園都市線)の一部となった。高架化後、「電車とバスの博物館」が開館したが、複々線化工事に伴って、宮崎台に移転している。ホームは相対式で、大井町線が走行する複線を挟む。大井町線の各駅停車の一部が、田園都市線に転線して停車する。田園都市線も各駅停車のみ停車。乗降人員29,200人。


立場 たてば
横浜市交通局 ブルーライン(1号線)

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駅舎

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パブリックアート「JOY OF LIFE」

(2013(H25)年1月22日)
開業:1999(H11)年8月29日
所在:横浜市泉区
駅番号:B03
 駅舎は地上にある。駅前のバスターミナル、イトーヨーカドーがある場所は、以前は神奈中バス戸塚営業所の敷地だった。ホームは島式。乗降人員21,188人。


田奈 たな
東京急行電鉄 田園都市線

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高架駅舎

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相対式ホーム

(2013(H25)年5月13日撮影)
開業:1966(S41)年4月1日
所在:横浜市青葉区
駅番号:DT21
 駅前に「東急多摩田園都市・まちづくり館」がある。各駅停車のみ停車。乗降人員11,066人。


たまプラーザ たまぷらーざ
東京急行電鉄 田園都市線

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南口 駅前の京急バスは羽田空港行

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中央改札コンコース 高い天井

(2013(H25)年5月9日)
開業:1966(S41)年4月1日
所在:横浜市青葉区
駅番号:DT15
 東急多摩田園都市の玄関口の一つ。2009(H21)年に全面改築が完成、東急電鉄というより、東急グループを代表する駅としての地位を確立した。北口には屋内型バスターミナルも整備されている。北口から成田空港、南口からは羽田空港行バスが発着する。ホームは相対式。急行停車駅。乗降人員73,700人。詳細は№920


 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。

 明日は更新をお休みし、本体の更新を行います。といっても画像追加2枚のみになってしまって、申し訳ありません…。
(ポンチョEVがあります)
 
《今日のニュースから》
レッドソックス 上原浩治投手 福島県南相馬市で野球教室