№1058 11年ぶりの沖縄 2.沖縄で旅客機を撮る

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 曇がちに見えた沖縄だったが、空港上空は奇跡的?にポッカリ青空が広がっていました。
 雲の動きは早く、いつまで持つかは解らなかったが、とにもかくにも撮影GO!です。

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 展望デッキは3Fの南北2箇所にあります。どちらも大人100円。
 R/W36使用時は、南側の方が良かろうと思います。
 柵とワイヤーフェンスの2重のバリアーがあるが、2箇所だけ柵が切り取られ、ワイヤーフェンスのそばまで近づいて、ワイヤーの間からレンズを出して撮影ができます。

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 国内線ターミナル(なお、ピーチは別)は、西側に2つのフィンガーが伸びて、囲むようにボーディング・ブリッジを備えたスポットが配置されています。
 南側はJAL・JTA・JJP、北側はANA・SNAが使用。SKYは両方とも使用するようです。

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琉球エアコミューター DHC-8-300
 RACのコミューター機は当然ブリッジにはつけられず、オープンスポットに発着します。
 これがターミナルから少々遠く、300㎜でも小さいです。これが少々辛い。RACの存在も、那覇空港の魅力のはずなので…。
(画像はトリミングしています)

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日本トランスオーシャン航空 B737-400
 JEXからの移籍機で、JEX「Arc of the Sun」カラーのまま就航を続けています。

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日本トランスオーシャン航空 B737-400
 南西航空(SWAL)色復刻機。

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 SWAL復刻機が離陸していきます。
 数時間後にすぐ戻ってきたので、石垣島か宮古島に向かったのでしょう。

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 成田から乗ってきたJJP機も、ほぼ定刻に成田に向かって出発していきました。

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日本トランスオーシャン航空 B737-400
 ジンベエザメを描いたスペシャルカラー。
 誘導路上の機体なのだが、B737クラスだと少々遠く、300㎜でもこれでギリギリ。
 でも、撮れて良かった。
 沖縄美ら島水族館開館10周年などを記念しているそうです。
「マリンジャンボ」やAMXの新カラーもそうだが、飛行機は空の乗り物なのに、なぜ日本人は、海の生き物を大きく描きたくなるのだろう。

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ソラシドエア B737-800
 たまたま「沖縄」タイトルラッピング機が来ました。

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「ハピネス・エクスプレス」も離陸していきます。
 運用が固定されているよう。

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日本トランスオーシャン航空 B737-400
 JTAの、今の制式マーキング。

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復興(トランスアジア)航空 A321-200
 国際線もあります。この他アシアナ航空、ジンエアー、中国東方航空、チャイナ・エアラインも見ました。

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ANA B767-300
「Inspiration of JAPAN」。このタイトルが入った機体もできるだけ羽田以外で撮りたいと考えているので、ここで撮れてまずはラッキー。

 ANAのB747-400Dも、退役までのカウントダウンが近づいてきました。
 現状では、羽田以外で一番見られるのは、那覇空港となりました。
 たっぷりウォッチングします。

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 羽田から、ANAのB747-400Dがランディング。125便。

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ANA B747-400D
 やっぱり、B747-400はいいなあ。

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 127便の着陸。

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 127便は125便が駐機していた33番スポットに入ろうとしていたようだが、125便の折返し124便の出発が若干遅れたようで、しばらく待たされていました。
 124便はかなり急な切り返しで、バックして道を空けます。

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 結構ギリギリ。一瞬、鼻を突き合わせる感じ。

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 何とかすり抜けられました。
 B747-400Dのツーショットが見られるのも、羽田以外ではもはや那覇空港くらいではないでしょうか。

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 羽田へ向けて、離陸開始。

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 上昇開始。

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 ギアアップ。
 那覇空港のターミナルはR/W18のすぐ真横にあり、ターミナルから見るとこんな感じ。

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 さらに上昇が続く…が、R/W36離陸の特徴で、一旦エンジンのパワーを絞って、低空で水平飛行していきます。
 7日に実体験することになります。

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 南側を走るランプバス。
 JALの「Arc of the Sun」ベースで、「JAL」の3文字の上に新鶴丸を貼り重ねただけなので、やはりチグハグ。
 JALグループだけでなく、SKYのランプバスとしても運用されています。

 まだ晴れ間は広がっているが、光線状態が良くなくなり、午前中のみで終わりとします。
 市内へ、いよいよモノレールに乗って行きます。

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 北側、ANAのカウンター付近、何だ、この行列。
「最後尾」って…。最初は何かのイベントと思っていたが、荷物検査を待つ航空旅客の行列、だそう。
 3連休の最終日、という事もあるが、これでは予定していた便、大丈夫なの?と人事ながら心配になってしまいました。

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 ゆいレール那覇空港駅の、「日本最西端の駅」の碑。

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 ゆいレールでは、「一日乗車券」「二日乗車券」を発売しています。
「一日」「二日」と言っているが、実際はそれぞれ入場から「24時間」「48時間」使えます。
 ただ、この11月に入って値上げしているそうです。
(「1日」…600円→700円、「2日」…1,000円→1,200円 普通・定期運賃は変更なし)
 なお、二日乗車券は窓口でのみ発売(「ゆいレール」は全駅駅員配置)。

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 いよいよ「ゆいレール」。
 初めて足を踏み入れて第一印象は、手すりの形状から、日立の「A-Train」と同じだ、と感じました。
「ゆいレール」について全体的に感じた事は、次回書きます。
 ホテルに行くため、先に県庁前まで乗ります。

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 奥武山公園駅から見る、「沖縄セルラースタジアム那覇」(那覇市営球場)。
 内野のスタンドが大きく、外野は芝生席です。
 今年、阪神vs中日の2連戦が行われました。
(来年7月のDeNAvs巨人戦2連戦の開催が、翌5日決定します)

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 那覇バスターミナルのたたずまい自体は、11年前と大して変わっていません。
 せいぜい、ターミナルの塔の上に「第一」マークが掲げられているのと、各ホームの出発案内表示機の大半が故障で使えなくなっている所でしょうか。
 ゆいレールは旭橋が最寄。そろそろ周辺を巻き込んだ、大規模な再開発が具体化しつつあるようです。

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 ターミナルでは数枚撮影。東陽バス。本土からの中古車だが詳細不明(尼崎市営らしいが)。

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 琉球バス交通のブルーリボンⅡ・ノンステップ。割とまとまって入ったみたい。

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 沖縄バスのエアロスター・ノンステップ。最新規制車両。
 何だかんだ言っても、バスの顔ぶれは少しづつではあっても変わりつつあるようです。

 本格的には、バスもゆいレールも、明日です。
 何しろ国内線なのに「夜行」だったから、今日は早めに休みます。
 明日の好天を祈りながら…。

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《今日のニュースから》
日本=カンボジア首脳会談 共同声明発表

№1057 11年ぶりの沖縄 1.JJP301

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 先週11月4日(月・休)~7日(木)の沖縄旅行について、今日から書いて行きます。6回に分けます。他に番外編的な連載も1つ書きます。
 沖縄は過去には3度行った事があり、石垣島や竹富島に足を運んだ事もあったが、いかんせん本格的な鉄道がないため、私生活のゴタゴタもあり、なかなか食指が動きませんでした。
 しかしこの間に沖縄にもモノレールが開通、バスや航空もかなり様変わりしているので、そろそろ再び足を踏み入れてもいいかなと思っていました。
 また、LCC各社の就航が相次ぎ、一度は経験しておくべきと考え、今回の沖縄訪問となりました。
 沖縄への足は、今回はジェットスター・ジャパン(JJP)を選択(この時点では他に選択の余地はなくなっていたが)。
 Web予約のスッタモンダについては以前書いたが、人は色々言うけれど、実際の所LCCってどうなのよ、という所を、私自身が感じたまま書いてみたいと思います。
 成田6時00分の301便とするが、当然朝方のアクセスはなく、国内線に乗るだけなのに、前夜の出発となりました。何か不自然だなあ。横須賀線最終品川行なんて、初めて乗った。京浜東北線に乗り換えて東京駅へ。

11月 4日(月)

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 成田空港への足は、航空予約と同時に、京成バスの「東京シャトル」を予約してあります。
 乗場に着くと、休日ながら、成田空港交通の深夜急行バスが出発していきました。この便も、空港アクセスを考慮して、運行区間を佐倉から延伸しています。
 乗場付近は1時30分以降発の「東京シャトル」を待つ客が多いようだが、歩道の両側にあちこちベタベタ座りこんでいる様は、仮にも空港バスの乗場としては感じが良いとは言えない。ファミリーマートがあります。
 時間が近づくと、青いジャケットの京成バスのスタッフが現れ、予約客と、フリーの客の行列を分け、改札と、荷物の受付(トランクルームへの収納)を行います。

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 1時30分発は成田空港交通担当で、東雲車庫が始発。チラホラ乗客が見えました。

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 車内。座席番号までは指定されず、最後部に座りました。
 トイレがないので注意。

 定刻に出発し、すぐに首都高速に乗ります。天気が悪く、スカイツリーはライトアップされていなくて、展望台付近だけが点滅するのが見えるだけ。

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 2時25分、酒々井PA到着。15分の休憩停車。松屋が終夜営業しているが、他のフードコートは閉まっていました。

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 フライトインフォメーションもあるが、前日のものでした。

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 他の乗客に起こされて目覚めると、もう成田空港・第2旅客ターミナル南側の終点でした。
 この便は第1ターミナルには行かず、完全にLCC御用達です。
 …あれ、検問は?叩き起こされる、という事はなかったのだが…。
 この後、後続便も到着するが、暗いだけでなく、しーんとした感じでどこか不気味。いつもの成田じゃない。

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 国内線のフライトインフォメーションを見ると、8時20分まではJJPだけ。この時間だけでもう9便もあるのか。ちょっとビックリ。JJPは全便がJALとのコードシェア。

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 JAL・SKYは入ってすぐ目の前にカウンターがあるが、JJPは右手のエスカレーターを上がった2階左手にカウンターがあります。

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 自動チェックイン機が並ぶが、受託手荷物などを受け付けるスタッフの配置は4時から。

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 今回、出発前にメールで送られてきた、この「ウェブ・チェックイン搭乗券」をプリントアウトして、持参してきました。
 このプリントのバーコードをチェックイン機にかざすと、チケットが発券される。
 4時を回り、これをカウンターに持っていくと、なんと、身分証明証の提示を求められました。国内線のチェックインでは初めての経験。

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 このようなレシート状の搭乗券が発券されます。2枚出てきてホッチキスで留められるが、2枚目は控え、との事。
 この後、通常とは逆に、自分で預ける荷物(「Starter Plus」運賃は15㎏1個まで込み)を検査に持って行く。動線が今一つはっきりしないと思いました。

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 手荷物検査場が開くのは4時30分、それまでの間、連絡通路の両側のベンチでウトウトしながら待つ乗客が多いのも、今まで見た事がないシーン。

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 オープンした検査場を抜けて、各ゲートに向かいます。
 この付近の店舗は「ブルースカイ」のみ、当然閉まったままでした。

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 Cゲートは搭乗開始(=ランプバス乗車開始)が近づくと、相当賑わってきました。ようやく空港に来ている、これから旅客機に乗るんだ、という感覚が生まれてきました。これまでがかなりシーンとした感じがしたので。

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 5時30分、ランプバス乗車開始。JAL・SKYは改札機があるが、JJPは改札機がなく、スタッフが直接チェッカーで搭乗券のバーコードを読み取っていきます。
 外はザンザ降り…。

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 従って駐機している413番スポットでは、タラップに面した中ドアだけ開けていました。
 搭乗時にもCAより直接、搭乗券の提示を求められました。子供用のシートベルトは、ここで渡されます。
「ターミナルから離れているので、全ての電子・電気機器は主電源からお切り下さい」のアナウンスも、初耳。持ち込んだアルコールの機内での飲酒も不可、との事。

 従って上空までは「写ルンです」しか使えない事になり、11月の早朝は暗く、まして悪天なので外の様子は撮影になりません。ご了承を。もっとも、一つ前のお客さんは、平気でデジカメ使っていたけれどね…。

 6時をやや回って出発、R/W34Lに向かうが、視界がかなり悪く、ANAのB767-300ER、TGのB747-400の着陸を見るが、すぐに消えてしまう。これを見てR/Wに進入、離陸開始。上昇角度がかなり急に思えた。

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 何とか最初に様になる画像が、この利根川(これも相当見づらいのはご勘弁)。
 ここを過ぎてUターン、さらに上昇が続くが、なかなか雲海を抜けられない。ベルトサインの消灯は、離陸から20分立ってからだった。

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 ようやく、雲の切れ目から太平洋も見えるのだが、どこをどう飛んでいるかは解らない。

 CAから「機内(のみ)で使える500円分のバウチャーがあるので、何に使うか決めて置いてください」と告げられる。前の晩から何も食べていないから、朝食になるようなものがいい。

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 キャビン。
 シートピッチは、はっきり言ってやっぱりかなり狭い。市内バスと同じ位。狭いだけでなく、後ろの子供が足を背もたれにぶつけて、その振動がモロに伝わってくる。

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 機内誌と機内販売品目を記した冊子「ジェットスターカフェ」、それにセーフティ・インストラクション。

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 朝食なので、バウチャー500円分はソーセージエッグマフィンに使い、+クラムチャウダー(350円)とオレンジジュース(パック 250円)、さらに食後にホットコーヒー(200円)を追加。マフィンは焼き上がりに15分かかってしまうのだが、それだけにサクサクしておいしい。
 昼間だったら、「季節のお弁当とお味噌汁のセット」(600円)なんていいかも知れない。
(私は、朝食はパン派なので今回は見送り)
 キャビンには、カレー味のカップヌードルの匂いが漂っていました。

 キャビンを一通り廻ってみると、当然寝ているお客さんが多い。リクライニングが憚られるのか、テーブルにうつぶせになるお客さんが目立ちました。
 こんな早朝の出発なのに、ずいぶん子供が目立つなあ。
 前方の席に空席が目立つ(追加料金が必要になるから)のが、他のキャリアと違うと思いました。

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 どこまで飛んでも、雲海が途切れる事がない。
 ただでさえほとんど洋上飛行のルートの上、ひたすら雲が広がるようでは、せっかく窓際をとってもつまらないったらありゃしない。
 やがてキャプテンアナウンスがあり、降下の際前線を横切るので、早目にベルトサインを点灯させるかも、との事。

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 降下開始。下界の雲が見る見る近づいてくる。
 ベルトサインが点灯するよりも前に、電子・電気機器使用禁止のアナウンスが流れ、CAがゴミを集めて回る。
「今一度、非常口をご確認下さい」のアナウンスも初耳でした。

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 ようやく沖縄本島の陸地が見えてきた。たぶん荒崎。

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 糸満市を右に見る頃には、もう着陸直前。
 海はダークブルーで美しそうだが、曇り空が残念。

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 R/W36に着陸。早速米軍機がお出迎え。

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 那覇空港は、ボーディングブリッジがある21番ゲートに着きました。
 JJPは、ピーチが発着するLCCターミナルではなく、JALと同じ南側のフィンガーに発着するようです。
 定刻より10分以上早く着きました。
 左隣は、羽田を同じく6時過ぎに出発したJALのB777-200「ハピネス・エクスプレス」。

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 21番ゲート。
 折返しの成田行は55分出発。LCCとしてはやや余裕があるターン・アラウンドだが、比較的長距離なので、給油に時間がかかる事もあるでしょう。

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 有料ではあるが、そこは沖縄線という事か、荷物を預けていたお客さんが結構いたようでした。
 シーサーが沖縄らしい。

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 到着ロビー。

 さて、初のLCC搭乗になったが、JJPに限っての第一印象としては、
1.やっぱりシートピッチはかなり狭い。関空や新千歳、福岡路線あたりならまだしも、3時間程度かかる沖縄線だと窮屈だと思う。座っている最中もそうだが、通路に出るのがちょっとしんどい(隣にお客さんがいると、なおさら)。
2.有料機内サービスは、LCCとしてはこんなものだろうとは思う。ホットコーヒーは、一時有料にしていたANA(300円だった)よりも安い位だ。海外では大手でさえ、短距離国際線では機内サービスの有料化・簡素化が進んでいるのだし。
 一番の問題なのは、予約の際にも書いたが、日本の国内線なのに、どこか「オーストラリア目線で運営が行われている事」ではないか、と感じる。機内誌の冒頭のCEOの挨拶の中でも、「メルボルンからプーケットとタイ、アデレードからオークランドへの路線を新設します」と、日本国内線とほとんど関係なさそうなことまで記されていました。それにキャビンの内で外で、これまでの日系キャリアがやっていないような取り扱い・取り決め(あらかじめ利用者向けに明文化されていない事も)も多く、馴れないと「えっ?こんな事するの?こんな事を言われるの?」とかなり戸惑うと思う。全面的に改定、という事もないだろうが、やはり日本の国情に合わせた、ある程度の見直しの姿勢も必要ではないか、と感じました。

 LCCがベースを成田に置く事に賛否両論があるようだが、東京都心だったら、成田が遠いとは言え、羽田と成田の間に位置しているのだから、アクセスも加味して選択の余地もあるかと思う。
 しかし、神奈川県民の立場では、正直成田発着便の利用は、ほとんど利便性がない。手前に羽田があって、その遥か先に成田がある訳だから。
(特にバスだと、それこそ羽田の敷地を横切って成田に向かう)
 一方、逆に千葉の方々だと、成田のLCC就航は歓迎する向きが少なくないと思う。
 可能なら、LCCの利用者の居住地の傾向を分析してみたら、面白いのではないでしょうか。特に首都圏だと、かなり偏った傾向が見られると思います。

 一日ひたすら曇り空になってしまうのかと思いきや、那覇空港上空は、奇跡的に青空が広がっていました。
 いつまで持つかは解らないが、しばらくは展望デッキから、旅客機の撮影に時間を費やそうと思います。

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 沖縄旅行記をスタートしたばかりでなんですが、明日は本体の更新のためお休みし、土曜日に再開します。
 本体の更新では、首都圏の事業者の車両を追加で公開します。新車もあります。

《今日のニュースから》
日本郵政 中間決算発表 郵便事業 民営化後初の増収

№1056 神奈川の駅を全部撮る! 14.黄金町~子安

「神奈川の駅を全部撮る!」の第14回です。
 大半が戦前・戦中の開業ですが、その後大きく姿を変えた駅、当時の面影を色濃く残す駅、様々です。

黄金町 こがねちょう
京浜急行電鉄 本線

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高架駅

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島式ホーム

(2013(H25)年1月28日撮影)
開業:1930(S5)年4月1日
所在:横浜市南区
駅番号:KK40
 湘南電鉄が開業させた時点では、この駅が始発だった。翌年暮れに日之出町まで延伸し、京浜電気鉄道と接続させている。古い高架線上にあるが、近年耐震補強工事が進められている。かつては急行停車駅だったが、現在は普通電車のみ停車。乗降人員22,551人。


国道 こくどう
東日本旅客鉄道 鶴見線

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高架駅

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相対式ホーム

(2013(H25)年6月3日撮影)
開業:1930(S5)年10月28日
所在:横浜市鶴見区
駅番号:
 その名の通り、国道15号線(第一京浜)に面している。前身の鶴見臨港鉄道時代の面影を存分に残す。駅員無配置。詳細は№636


極楽寺 ごくらくじ
江ノ島電鉄

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駅舎

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ホーム 法面は復旧工事中

(2013(H25)年4月7日撮影)
開業:1904(M37)年4月1日
所在:鎌倉市
駅番号:EN11
関東の駅百選
 名の通り極楽寺に近く、観光客で賑わう。日中のみ駅員が配置される。隣接して検車区があり、6連分あるホームを利用して車両交換が行われる事もある。次の長谷との間にある唯一のトンネルは「極楽洞」と称し、鎌倉市の景観重要建築物等に指定されている。


腰越 こしごえ
江ノ島電鉄

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駅舎

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3両分のホーム

(2013(H25)年5月15日撮影)
開業:1903(M36)年6月20日
所在:鎌倉市
駅番号:EN07
 江ノ島からの電車は、路面区間(併用軌道)を走行して到着する。ホームは小さく、かつては2両しか停車できなかった。近年1両分延伸したが、4両編成では鎌倉方1両がはみ出して停車する。


小島新田 こじましんでん
京浜急行電鉄 大師線

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駅舎(仮設)

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ホーム(仮設)

(2013(H25)年1月4日撮影)
開業:1944(S19)年10月1日
所在:神奈川県川崎市
駅番号:KK26
 戦時体制の最中、軍事輸送のため入江崎まで延伸した際に開業した。1964(S39)年3月に小島新田から先は休止となり、同駅も移転している。産業道路駅付近の立体化(地下化)に関連して、産業道路の踏切が暫定的に単線化していて、その先、駅構内までを単線並列としている。乗降人員20,470人は意外に多く、川崎大師を上回る。JR・神奈川臨港鉄道の川崎貨物駅が近い。


小机 こづくえ
東日本旅客鉄道 横浜線

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橋上駅舎

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改札前コンコース 右手の窓の先には日産スタジアム

(2013(H25)年3月4日撮影)
開業:1908(M41)年9月23日
所在:横浜市港北区
駅番号:
 横浜鉄道として開業した当時からの、歴史のある駅。横浜国際総合競技場(日産スタジアム)開場に合わせ、大規模な橋上駅舎が建設された。ホームは2面3線で、引き上げ線・留置線もあり、イベント時などに重宝される。通常は各駅停車のみ停車。乗車人員9,715人


こどもの国 こどものくに
東京急行電鉄 こどもの国線

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駅舎

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ホーム

(2013(H25)年6月16日撮影)
開業:1967(S42)年4月28日
所在:横浜市緑区
駅番号:KD03
 こどもの国開園に合わせ、来園者の便を図るため開業した。通勤線化により、改築を行っている。第3種鉄道事業者の横浜高速鉄道が管理している。駅員無配置。乗降人員11,804人。


五百羅漢 ごひゃくらかん
伊豆箱根鉄道 大雄山線

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駅舎

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島式ホーム

(2013(H25)年3月24日撮影)
開業:1925(T14)年10月15日
所在:小田原市
駅番号:
 大雄山鉄道として開業した、当時からの駅。行き違い可能。乗降人員1,516人。羅漢像526体が並ぶ玉宝寺に近い。駅の北側で、小田急小田原線と交差する。


古淵 こぶち
東日本旅客鉄道 横浜線

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駅舎

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相対式ホーム

(2013(H25)年4月24日撮影)
開業:1988(S63)年3月13日
所在:相模原市南区
駅番号:
 民営化後の開業。ホームは掘割の中にある。各駅停車のみ停車。乗車人員21,685人


子安 こやす
京浜急行電鉄 本線

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駅舎 上部はJR横浜線

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2面4線式ホーム

(2013(H25)年5月12日撮影)
開業:1905(M38)年12月24日
所在:神奈川区
駅番号:KK33
 上り線は神奈川新町からここまで3線になっている。かつては急行停車駅だったが、現在は普通電車のみ停車。乗降人員7,754人。

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 明日・明後日の更新はお休みです。また、木曜日からは沖縄旅行等について書くので、「全部撮る」は月末再開予定。
「バスジャパン・ハンドブックシリーズS82 西鉄バス 一般路線バス編」が発売になりましたが、データの整理はこれから行います。

《今日のニュースから》
ダルビッシュ有投手の記念館 神戸市にオープン