「神奈川の駅を全部撮る!」シリーズの第5回です。
最近は全国どこも商店街の不振が叫ばれているが、その中で元気のある商店街を控えた駅がいくつかあります。
大川 おおかわ
東日本旅客鉄道 鶴見線
駅舎
ホーム
(2013(H25)年6月3日撮影)
開業:1926(T15)年3月10日
所在:川崎市川崎区
駅番号:
かつてはクモハ12形の単行が武蔵白石との間で折返し運転を行っていたが、今は205系が鶴見から直通する(武蔵白石のホームは廃止、安善から直接乗り入れ)。工業地帯の中にあり、駅員無配置。朝夕のみ列車が発着、平日8回・土休日3回は神奈川はもちろん、関東1都6県の全鉄道駅で最も少ない。
大口 おおぐち
東日本旅客鉄道 横浜線
西口駅舎
島式ホーム
(2013(H25)年1月16日撮影)
開業:1947(S22)年12月20日
所在:横浜市神奈川区
駅番号:
戦後の開業。東西それぞれに駅舎があるが、地上に独立した駅舎があるのは、横浜線では大口だけになった。各駅停車のみ停車。乗車人員17,320人。近くに県内では有名な大口商店街がある。
大倉山 おおくらやま
東京急行電鉄 東横線
高架駅舎
相対式ホーム 3月15日まで見られたメトロ日比谷線03系
(2013(H25)年1月16日撮影)
開業:1926(T15)年2月14日
所在:横浜市港北区
駅番号:TY15
開業時は太尾と称した。ギリシャ風建築の大倉山記念館が建つ大倉山公園や、港北区役所(総合庁舎)が近い。駅前からは大倉山商店街が東西に伸びる。各駅停車のみ停車。乗降人員52,075人。
大平台 おおひらだい
箱根登山鉄道 箱根登山線
駅入口
スイッチバック式の相対式駅舎
(2013(H25)年3月28日撮影)
開業:1919(T8)年6月1日
所在:南足柄郡箱根町
駅番号:
3箇所あるスイッチバックの内の1箇所で、唯一の旅客駅。国道1号線に面して駅の入口があり、階段を下りて駅に向かう。
大船 おおふな
湘南モノレール
駅と東口バスターミナル
ホーム
(2013(H25)年6月17日撮影)
開業:1970(S45)年3月7日
所在:鎌倉市
駅番号
江ノ島へ行くので行楽客のイメージが強い路線だが、朝夕は沿線の工場などへの通勤客で賑わう。駅の下はバスターミナルとして整備された。出発するとすぐ右手に、JR線を挟んで大船観音を見る事ができる。
大船 おおふな
東日本旅客鉄道 東海道本線・根岸線・横須賀線
橋上駅舎(東口)
橋上駅舎(笠間口)
(2013(H25)年2月12日撮影)
開業:1888(M21)年11月1日
所在:鎌倉市
駅番号:
東海道本線に根岸線が合流し、横須賀線が分岐するジャンクション。東海道本線4線、横須賀線4線、根岸線2線、合計10線は、神奈川のJRの駅では最多の線路数。鎌倉車両センターへの出入庫線も分岐する。所在は鎌倉市だが、駅の構内を横浜市との市境が横切り、横浜市側に笠間口が新設された。特急<成田エクスプレス>始発駅であり、<踊り子>も停車する。乗車人員95,317人。湘南モノレールの他、過去には西口からもドリーム交通のモノレールが出発していた。
大山ケーブル おおやまけーぶる
大山観光電鉄
駅舎
ホーム
(2013(H25)年6月23日撮影)
開業:1965(S30)年7月11日(再開)
所在:伊勢原市
駅番号:
営業再開時は追分と称し、2008(H20)年10月1日に現駅名に改称した。伊勢原からの神奈中バス・大山ケーブルバス停から徒歩約10分、みやげ物店や旅館が連なる参道(踊り場にある大山駒のタイル絵で有名)を上っていく。
大山寺 おおやまでら
大山観光電鉄
駅への入口
ホーム
(2013(H25)年6月23日撮影)
開業:1965(S30)年7月11日(再開)
所在:伊勢原市
駅番号:
交換部に設けられた中間駅。営業再開時は不動前と称し、2008(H20)年10月1日に現駅名に改称した。駅員無配置。再開時は「おおやま」号が発着する1番ホームだけで、後に2番ホームを新設、「たんざわ」号でも乗り降りできるようになった。
(2番ホームへは階段しかないので注意)
小田急相模原 おだきゅうさがみはら
小田急電鉄 小田原線
橋上駅舎
相対式ホーム
(2013(H25)年6月3日撮影)
開業:1938(S13)年3月1日
所在:相模原市南区
駅番号:
小田原線開通の11年後に相模原駅として開設、3年後に現駅名に改称した。相模原病院への玄関口。準急以下の各駅停車タイプのみ停車。乗降人員55,530人。駅舎は最近改築され、北口にバスターミナルが整備された。
小田原 おだわら
伊豆箱根鉄道 大雄山線
ホーム
改札口
(2013(H25)年3月24日撮影)
開業:1927(S2)年4月10日
所在:小田原市
駅番号
大雄山鉄道として開業した時点では仮駅として開業した小田原は、2年後に現在地点に移動し、東海道本線や開通したばかりの小田原急行電鉄との接続を改善した。線路はJR東海道本線とも接続していて、検査のため大場工場(駿豆線)に輸送される車両が利用する。乗降人員17,324人は、駿豆線三島駅を僅かに押さえて第1位。JR駅の大改良に合わせて、大雄山線も駅舎を改築した。
当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
《今日のニュースから》
南北離散家族再会 北朝鮮側が延期を発表
№1024 神奈川の駅を全部撮る! 4.海の公園柴口~大磯
「神奈川の駅を全部撮る!」シリーズを再開し、第4回。
海に近い駅が多くなりました。
海から遠くても、「海」とついた乗換駅も。
海の公園柴口 うみのこうえんしばぐち
横浜新都市交通(10月から横浜シーサイドライン)
高架駅
島式ホーム
(2013(H25)年6月6日撮影)
開業:1989(H元)年7月5日
所在:横浜市金沢区
駅番号:11
海の公園に面していて、年間を通して行楽客の姿が多い。なぎさ広場の最寄。高架駅だが、駅舎は直接地上に設けられている。駅員無配置。
海の公園南口 うみのこうえんみなみぐち
横浜新都市交通(10月1日から横浜シーサイドライン)
駅舎
ホーム
(2013(H25)年6月6日撮影)
開業:1989(H元)年7月5日
所在:横浜市金沢区
駅番号:12
名前の通り、「海の公園」の南に面している。称名寺にも近い。高架駅だが、駅舎は直接地上に設けられている。駅員無配置。
浦賀 うらが
京浜急行電鉄 本線
駅舎
ホーム
(2013(H25)年5月28日撮影)
開業:1930(S5)年4月1日
所在:横須賀市
駅番号:KK64
本線の終点。日本史に名を残す地名。堀ノ内~浦賀間は支線化し、平日朝方の一部特急以外は普通電車のみ発着する。ただ、乗降人員22,448人は決して少なくない。
江田 えだ
東京急行電鉄 田園都市線
東口
2面4線ホーム
(2013(H25)年5月21日撮影)
開業:1966(S41)年4月1日
所在:横浜市青葉区
駅番号:DT17
2面4線だが、下り1番線・上り3番線は通過専用に転用された。各駅停車のみ停車。乗降人員35,542人。
江ノ島 えのしま
江ノ島電鉄
駅舎 右手はグッズショップ
待合室
(2013(H25)年4月7日撮影)
開業:1902(M35)年9月1日
所在:藤沢市
駅番号:EN06
江ノ島や江ノ島海岸への行楽客で年中賑わう。右手の商店街を抜けていく。待合室には旧303号車の先頭部やヘッドマークなどが展示されている。行き違いができる駅で、ホームは相対式。留置線もあり、日中には洗車をする電車の姿を見る事も。鎌倉行は、ここから腰越まで路上を走行する。
海老名 えびな
小田急電鉄 小田原線
橋上駅舎(東口)
コンコース
(2013(H25)年1月11日撮影)
開業:1927(S2)年4月1日
所在:海老名市
駅番号:
橋上駅舎は最近増築され、エキナカも多数入居した。コンコースの窓からは丹沢を一望する事ができる。ペデストリアンデッキで「ビナ・ウォーク」とJR海老名駅にそれぞれ接続している。ホームは2面4線。通勤列車は全列車停車。検車区が併設され、SE車(Super Express)が保存されている。東口には、小田急による商業ビルが建設中。乗降人員133,788人。
海老名 えびな
相模鉄道 本線
駅舎
改札口
(2013(H25)年6月24日撮影)
開業:1941(S16)年11月25日
所在:海老名市
駅番号:
ホームは島式。以前は側線があったが、ホームを拡幅して旅客線に転用した。乗降人員112,565人は横浜に次いで2位。小田急線への乗換え客が多い。
海老名 えびな
東日本旅客鉄道 相模線
橋上駅舎
島式ホーム 205系の右の線路は相鉄の貨物線
(2013(H25)年2月17日撮影)
開業:1987(S62)年3月21日
所在:海老名市
駅番号:
国鉄時代末期の開業。小田急の駅へは、ペデストリアンデッキで結ばれている。改札は、Suicaのスタート時は簡易ICカードリーダーのみ設置だったが、私鉄のPASMOスタートに合わせて本格的な自動改札機が設置されたようだ。乗車人員10,008人。周辺は今後大規模な再開発が予定されている。
扇町 おうぎまち
東日本旅客鉄道 鶴見線
駅舎
ホーム
(2013(H25)年6月3日撮影)
開業:
所在:川崎市川崎区
駅番号:
工業地帯の中にある、駅員無配置の終着駅。本数の削減が進み、日中は2時間に1本しか電車が来ない。
大磯 おおいそ
東日本旅客鉄道 東海道本線
駅舎
駅舎内 明り取り窓が印象的
(2013(H25)年4月9日撮影)
開業:
所在:中郡大磯町
駅番号:
関東の駅百選
オレンジの屋根が印象的な、南国風の駅舎が建つ。「聖地巡礼」ブームよりはるか以前、あるTVアニメシリーズでこの駅舎が使われていた(駅名は架空だった)。夏期シーズン中には大磯ロングビーチへの直行バスが走り、伊豆箱根バスも乗り入れる。ホームは島式。普通列車のみ停車。乗車人員7,673人。
********************
これから、不定期になるが、神奈川の駅についていくつか記してみたいと思います。
神奈川県には、自治体がいくつあるのでしょうか。
● 政令指定都市(3)
横浜市 … 青葉区・旭区・泉区・磯子区・神奈川区・金沢区・港南区・港北区・栄区・瀬谷区・都筑区・鶴見区・戸塚区・中区・西区・保土ヶ谷区・緑区・南区(18区)
川崎市 … 麻生区・川崎区・幸区・高津区・多摩区・中原区・宮前区(7区)
相模原市 … 中央区・緑区・南区(3区)
● 市(16)
厚木市・綾瀬市・伊勢原市・海老名市・小田原市・鎌倉市・座間市・逗子市・茅ヶ崎市・秦野市・平塚市・藤沢市・三浦市・南足柄市・大和市・横須賀市
● 町(13)
愛川町・大井町・大磯町・開成町・寒川町・中井町・二宮町・箱根町・葉山町・松田町・真鶴町・山北町・湯河原町
● 村(1)
清川村
この内、綾瀬市・愛川町・中井町・葉山町・清川村には、鉄道の駅がありません。
特に綾瀬市は市なのに、東海道新幹線が横切るだけで駅がないのです。
では、それぞれの自治体に、駅はどれだけの密度で存在するのでしょうか。
人口単位ではどうでしょうか。
それは次回以降分析してみます。
当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
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《今日のニュースから》
埼玉県北本市新駅計画 住民条例投票案が市議会で可決
JR高崎線の北本~桶川間に新駅の建設を要望している北本市が、建設計画の是非を市民に問うというもので、12月に実施されるとの事です。
総額72億円の内、60億円は地元が負担しなければならない見込みのため、との事。
駅も簡単には造れない時代です…。
海に近い駅が多くなりました。
海から遠くても、「海」とついた乗換駅も。
海の公園柴口 うみのこうえんしばぐち
横浜新都市交通(10月から横浜シーサイドライン)
高架駅
島式ホーム
(2013(H25)年6月6日撮影)
開業:1989(H元)年7月5日
所在:横浜市金沢区
駅番号:11
海の公園に面していて、年間を通して行楽客の姿が多い。なぎさ広場の最寄。高架駅だが、駅舎は直接地上に設けられている。駅員無配置。
海の公園南口 うみのこうえんみなみぐち
横浜新都市交通(10月1日から横浜シーサイドライン)
駅舎
ホーム
(2013(H25)年6月6日撮影)
開業:1989(H元)年7月5日
所在:横浜市金沢区
駅番号:12
名前の通り、「海の公園」の南に面している。称名寺にも近い。高架駅だが、駅舎は直接地上に設けられている。駅員無配置。
浦賀 うらが
京浜急行電鉄 本線
駅舎
ホーム
(2013(H25)年5月28日撮影)
開業:1930(S5)年4月1日
所在:横須賀市
駅番号:KK64
本線の終点。日本史に名を残す地名。堀ノ内~浦賀間は支線化し、平日朝方の一部特急以外は普通電車のみ発着する。ただ、乗降人員22,448人は決して少なくない。
江田 えだ
東京急行電鉄 田園都市線
東口
2面4線ホーム
(2013(H25)年5月21日撮影)
開業:1966(S41)年4月1日
所在:横浜市青葉区
駅番号:DT17
2面4線だが、下り1番線・上り3番線は通過専用に転用された。各駅停車のみ停車。乗降人員35,542人。
江ノ島 えのしま
江ノ島電鉄
駅舎 右手はグッズショップ
待合室
(2013(H25)年4月7日撮影)
開業:1902(M35)年9月1日
所在:藤沢市
駅番号:EN06
江ノ島や江ノ島海岸への行楽客で年中賑わう。右手の商店街を抜けていく。待合室には旧303号車の先頭部やヘッドマークなどが展示されている。行き違いができる駅で、ホームは相対式。留置線もあり、日中には洗車をする電車の姿を見る事も。鎌倉行は、ここから腰越まで路上を走行する。
海老名 えびな
小田急電鉄 小田原線
橋上駅舎(東口)
コンコース
(2013(H25)年1月11日撮影)
開業:1927(S2)年4月1日
所在:海老名市
駅番号:
橋上駅舎は最近増築され、エキナカも多数入居した。コンコースの窓からは丹沢を一望する事ができる。ペデストリアンデッキで「ビナ・ウォーク」とJR海老名駅にそれぞれ接続している。ホームは2面4線。通勤列車は全列車停車。検車区が併設され、SE車(Super Express)が保存されている。東口には、小田急による商業ビルが建設中。乗降人員133,788人。
海老名 えびな
相模鉄道 本線
駅舎
改札口
(2013(H25)年6月24日撮影)
開業:1941(S16)年11月25日
所在:海老名市
駅番号:
ホームは島式。以前は側線があったが、ホームを拡幅して旅客線に転用した。乗降人員112,565人は横浜に次いで2位。小田急線への乗換え客が多い。
海老名 えびな
東日本旅客鉄道 相模線
橋上駅舎
島式ホーム 205系の右の線路は相鉄の貨物線
(2013(H25)年2月17日撮影)
開業:1987(S62)年3月21日
所在:海老名市
駅番号:
国鉄時代末期の開業。小田急の駅へは、ペデストリアンデッキで結ばれている。改札は、Suicaのスタート時は簡易ICカードリーダーのみ設置だったが、私鉄のPASMOスタートに合わせて本格的な自動改札機が設置されたようだ。乗車人員10,008人。周辺は今後大規模な再開発が予定されている。
扇町 おうぎまち
東日本旅客鉄道 鶴見線
駅舎
ホーム
(2013(H25)年6月3日撮影)
開業:
所在:川崎市川崎区
駅番号:
工業地帯の中にある、駅員無配置の終着駅。本数の削減が進み、日中は2時間に1本しか電車が来ない。
大磯 おおいそ
東日本旅客鉄道 東海道本線
駅舎
駅舎内 明り取り窓が印象的
(2013(H25)年4月9日撮影)
開業:
所在:中郡大磯町
駅番号:
関東の駅百選
オレンジの屋根が印象的な、南国風の駅舎が建つ。「聖地巡礼」ブームよりはるか以前、あるTVアニメシリーズでこの駅舎が使われていた(駅名は架空だった)。夏期シーズン中には大磯ロングビーチへの直行バスが走り、伊豆箱根バスも乗り入れる。ホームは島式。普通列車のみ停車。乗車人員7,673人。
********************
これから、不定期になるが、神奈川の駅についていくつか記してみたいと思います。
神奈川県には、自治体がいくつあるのでしょうか。
● 政令指定都市(3)
横浜市 … 青葉区・旭区・泉区・磯子区・神奈川区・金沢区・港南区・港北区・栄区・瀬谷区・都筑区・鶴見区・戸塚区・中区・西区・保土ヶ谷区・緑区・南区(18区)
川崎市 … 麻生区・川崎区・幸区・高津区・多摩区・中原区・宮前区(7区)
相模原市 … 中央区・緑区・南区(3区)
● 市(16)
厚木市・綾瀬市・伊勢原市・海老名市・小田原市・鎌倉市・座間市・逗子市・茅ヶ崎市・秦野市・平塚市・藤沢市・三浦市・南足柄市・大和市・横須賀市
● 町(13)
愛川町・大井町・大磯町・開成町・寒川町・中井町・二宮町・箱根町・葉山町・松田町・真鶴町・山北町・湯河原町
● 村(1)
清川村
この内、綾瀬市・愛川町・中井町・葉山町・清川村には、鉄道の駅がありません。
特に綾瀬市は市なのに、東海道新幹線が横切るだけで駅がないのです。
では、それぞれの自治体に、駅はどれだけの密度で存在するのでしょうか。
人口単位ではどうでしょうか。
それは次回以降分析してみます。
当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
《今日のニュースから》
埼玉県北本市新駅計画 住民条例投票案が市議会で可決
JR高崎線の北本~桶川間に新駅の建設を要望している北本市が、建設計画の是非を市民に問うというもので、12月に実施されるとの事です。
総額72億円の内、60億円は地元が負担しなければならない見込みのため、との事。
駅も簡単には造れない時代です…。
№1023 「リニア中央新幹線」 ルート発表
宮崎での実験開始から40年以上、長年「夢」のレベルで留まっていたリニアモーター高速鉄道が、いよいよ現実のものとして、目の前に姿を現す事になりそうです。
昨日の事になりますが、JR東海は「リニア中央新幹線」の詳細なルートを、「環境影響評価準備書」の形で公表しました。
品川~名古屋間286㎞を最速で40分(全駅停車で72分)で結ぶとしています。
全線の86%は地下になるという事。車窓はほとんど楽しめなさそう。
建設費9兆300億円はJR東海が負担。
羽振りのいい話だけれど、世界初の、(旧国鉄だったとはいえ)民間の鉄道会社が一から建設する高速鉄道という事になります。
(少しは公的な費用が出るかもしれないが)
始発の品川(「東京ターミナル駅」)自体が港南口の地下約40m、名古屋(「名古屋ターミナル駅」)も旧名古屋ターミナルビル(JR高速バスや名古屋市営バスのターミナルだった)跡地の地下30mに設置。
注目された中間駅は、「神奈川県駅」は当初の予想通り相模原市の現橋本駅付近の地下、「山梨県駅」は甲府市内の地上(甲府駅からは遠く、中央道甲府南ICに近い)、「長野県駅」は飯田市内のJR飯田線と交差するあたり、「岐阜県駅」は中津川市の中央線美乃坂本駅に隣接する地上に設置されるという事です。
「長野県駅」は伊那上郷~元善光寺間になりそうで、開業したら飯田線にも駅ができるでしょう。
また、車両基地は相模原市の鳥屋(「関東車両基地」)と、「岐阜県駅」に隣接した場所(「中部車両基地」)に設けられるようです。
鳥屋とはずいぶん辺鄙な場所に造ると思いました。鳥屋は旧津久井町で宮ヶ瀬湖の北にあるが、神奈中バス便が橋本駅から10本あるだけの田舎です。
そんなに大規模な面積は必要ないとも思うが、都心は全線地下だから、ここまで来ないと場所を確保できないという事でしょう。
運賃は現行<のぞみ>+700円だそうで、意外に安いかな?5割増し位にはなるかなと考えていたので。
開通は14年後の2027(H39)年を予定で、来年度には着工にこぎつけるとしています。
新聞紙上では期待と不安が交錯、特に環境面(南アルプスを横断する事、貴重な生物の生息地が近くにある事、電力事情、大半が地下だから残土の処理)を不安視する声は多いとしています。
それらはもっと詳しい人が多いだろう、逆に私には解らない部分が多いから別に任せるとします。
では、別の面、「リニア中央新幹線」が交通、特に鉄道に与える影響はどうなるか?
まず、「リニア中央新幹線」は整備新幹線ではないし、松本・長野を目指す中央本線とはだいぶ離れているから、在来線がJRから分離されて第3セクター化という事は、ないはず。
東京~甲府間の特急<あずさ><かいじ>にどの程度影響が出るの?となるだろうが、目立ってガクッと利用が減るとは、私には考えられない。
むしろ東海道新幹線がこれでガラリ一変するかも知れません。
2027(H39)年は開業から62年、相当老朽化が進んでいるだろうし … これから並行して補修もやるだろうが … 、東京~名古屋・大阪間をダイレクトに結ぶ事を前提とした今の線路配線は、中間駅から東京や名古屋・大阪へ早く到達するには適していないように感じます。
駅によっては、全面的に造り帰る必要も出てくるでしょう。
(私的には、静岡あたりがそうだと思う)
若干でも本数が減るなら、かねてから構想はある相模新駅(相模線の倉見付近)とか、今は全く話はないが武蔵小杉にも駅を造ろう、他にも駅を、という話も浮上するかも知れません。
リニアと東海道新幹線、両者のバランスをどう取るかも、リニア開業後の課題にはなるでしょう。
後はやはり名古屋止まりでは中途半端で、大阪までいかに速やかに延伸できるか。
大阪はどこに駅を造るか。中間駅は?
三重県と奈良県で一箇所ずつ、奈良県は大和郡山あたりが名乗りを上げているが…。
(№992で書きました)
ここまでできると、東京~大阪間の航空輸送は、ほぼ壊滅する事になるでしょう。
しかし2045(H57)年と32年も先の話では、私は…生きているかなあ…?
初の本格的長距離リニアモーター高速鉄道であるだけに、今後も紆余曲折色々問題が浮上するでしょう。
環境問題についてはJR東海自身も自覚していると信じたいし、少なくとも無駄な対立・衝突は、公共交通の整備では見たくないと思います。
関係者全員が知恵を絞って、問題を一つ一つ解決していってほしいと思います。
1年、2年先さえ解らないのに14年先の事なんて全く見えないけれど、とにもかくにも無事に開業を迎えられ、それを目の当たりにできる事を期待したいと思っています。
当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
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《今日見た・聞いた・思った事》
今回はお詫びです。
№827で「ドアカット」(ホームが短いため、停車中でも一部の車両のドアを閉じたままにする扱い)について書いたとき、「梅屋敷・戸越公園が解消されると、首都圏で残るのは九品仏・腰越・田浦だけになる」と書きました。
お気づきの方、多いと思いますが、他にもありました。
東武スカイツリーライン(伊勢崎線)の浅草です。
浅草の場合、ホーム自体は編成の長さ分あるのだが、先端が急曲線上にあり、ドアとホームの間隔が開きすぎて危険なため、2番線は先端2両は締切扱いにしているのです。
昨日浅草を経由して、アッ!と思ってしまいました。
(本当は写真を撮りたかったが、警備員がいて、無駄なトラブルは私も望まないから撮らなかった)
1番線も8両編成の場合は2両カットになります。
そういえば、同じような理由で一部のドアを閉じる(1両全部ではない)ケースが、秩父鉄道の一部の駅で見られます。
なので№827については「ホームが短いのでドアをカットする」駅と理解して頂ければ幸いです。
二度三度同じ事を繰り返してゴメンナサイ。再びこのような事がないよう、気をつけていきます。
《今日のニュースから》
プロ野球加藤コミッショナー 「統一球」問題で辞意表明
昨日の事になりますが、JR東海は「リニア中央新幹線」の詳細なルートを、「環境影響評価準備書」の形で公表しました。
品川~名古屋間286㎞を最速で40分(全駅停車で72分)で結ぶとしています。
全線の86%は地下になるという事。車窓はほとんど楽しめなさそう。
建設費9兆300億円はJR東海が負担。
羽振りのいい話だけれど、世界初の、(旧国鉄だったとはいえ)民間の鉄道会社が一から建設する高速鉄道という事になります。
(少しは公的な費用が出るかもしれないが)
始発の品川(「東京ターミナル駅」)自体が港南口の地下約40m、名古屋(「名古屋ターミナル駅」)も旧名古屋ターミナルビル(JR高速バスや名古屋市営バスのターミナルだった)跡地の地下30mに設置。
注目された中間駅は、「神奈川県駅」は当初の予想通り相模原市の現橋本駅付近の地下、「山梨県駅」は甲府市内の地上(甲府駅からは遠く、中央道甲府南ICに近い)、「長野県駅」は飯田市内のJR飯田線と交差するあたり、「岐阜県駅」は中津川市の中央線美乃坂本駅に隣接する地上に設置されるという事です。
「長野県駅」は伊那上郷~元善光寺間になりそうで、開業したら飯田線にも駅ができるでしょう。
また、車両基地は相模原市の鳥屋(「関東車両基地」)と、「岐阜県駅」に隣接した場所(「中部車両基地」)に設けられるようです。
鳥屋とはずいぶん辺鄙な場所に造ると思いました。鳥屋は旧津久井町で宮ヶ瀬湖の北にあるが、神奈中バス便が橋本駅から10本あるだけの田舎です。
そんなに大規模な面積は必要ないとも思うが、都心は全線地下だから、ここまで来ないと場所を確保できないという事でしょう。
運賃は現行<のぞみ>+700円だそうで、意外に安いかな?5割増し位にはなるかなと考えていたので。
開通は14年後の2027(H39)年を予定で、来年度には着工にこぎつけるとしています。
新聞紙上では期待と不安が交錯、特に環境面(南アルプスを横断する事、貴重な生物の生息地が近くにある事、電力事情、大半が地下だから残土の処理)を不安視する声は多いとしています。
それらはもっと詳しい人が多いだろう、逆に私には解らない部分が多いから別に任せるとします。
では、別の面、「リニア中央新幹線」が交通、特に鉄道に与える影響はどうなるか?
まず、「リニア中央新幹線」は整備新幹線ではないし、松本・長野を目指す中央本線とはだいぶ離れているから、在来線がJRから分離されて第3セクター化という事は、ないはず。
東京~甲府間の特急<あずさ><かいじ>にどの程度影響が出るの?となるだろうが、目立ってガクッと利用が減るとは、私には考えられない。
むしろ東海道新幹線がこれでガラリ一変するかも知れません。
2027(H39)年は開業から62年、相当老朽化が進んでいるだろうし … これから並行して補修もやるだろうが … 、東京~名古屋・大阪間をダイレクトに結ぶ事を前提とした今の線路配線は、中間駅から東京や名古屋・大阪へ早く到達するには適していないように感じます。
駅によっては、全面的に造り帰る必要も出てくるでしょう。
(私的には、静岡あたりがそうだと思う)
若干でも本数が減るなら、かねてから構想はある相模新駅(相模線の倉見付近)とか、今は全く話はないが武蔵小杉にも駅を造ろう、他にも駅を、という話も浮上するかも知れません。
リニアと東海道新幹線、両者のバランスをどう取るかも、リニア開業後の課題にはなるでしょう。
後はやはり名古屋止まりでは中途半端で、大阪までいかに速やかに延伸できるか。
大阪はどこに駅を造るか。中間駅は?
三重県と奈良県で一箇所ずつ、奈良県は大和郡山あたりが名乗りを上げているが…。
(№992で書きました)
ここまでできると、東京~大阪間の航空輸送は、ほぼ壊滅する事になるでしょう。
しかし2045(H57)年と32年も先の話では、私は…生きているかなあ…?
初の本格的長距離リニアモーター高速鉄道であるだけに、今後も紆余曲折色々問題が浮上するでしょう。
環境問題についてはJR東海自身も自覚していると信じたいし、少なくとも無駄な対立・衝突は、公共交通の整備では見たくないと思います。
関係者全員が知恵を絞って、問題を一つ一つ解決していってほしいと思います。
1年、2年先さえ解らないのに14年先の事なんて全く見えないけれど、とにもかくにも無事に開業を迎えられ、それを目の当たりにできる事を期待したいと思っています。
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《今日見た・聞いた・思った事》
今回はお詫びです。
№827で「ドアカット」(ホームが短いため、停車中でも一部の車両のドアを閉じたままにする扱い)について書いたとき、「梅屋敷・戸越公園が解消されると、首都圏で残るのは九品仏・腰越・田浦だけになる」と書きました。
お気づきの方、多いと思いますが、他にもありました。
東武スカイツリーライン(伊勢崎線)の浅草です。
浅草の場合、ホーム自体は編成の長さ分あるのだが、先端が急曲線上にあり、ドアとホームの間隔が開きすぎて危険なため、2番線は先端2両は締切扱いにしているのです。
昨日浅草を経由して、アッ!と思ってしまいました。
(本当は写真を撮りたかったが、警備員がいて、無駄なトラブルは私も望まないから撮らなかった)
1番線も8両編成の場合は2両カットになります。
そういえば、同じような理由で一部のドアを閉じる(1両全部ではない)ケースが、秩父鉄道の一部の駅で見られます。
なので№827については「ホームが短いのでドアをカットする」駅と理解して頂ければ幸いです。
二度三度同じ事を繰り返してゴメンナサイ。再びこのような事がないよう、気をつけていきます。
《今日のニュースから》
プロ野球加藤コミッショナー 「統一球」問題で辞意表明