№1004 久し振り 灼熱の羽田空港へ(後)
久し振りの羽田空港、午後は第2ターミナルでANAを中心に撮ります。
とにかくひたすら暑くて、耐えられる事は耐えられるが、それでも水物がぶ飲みで、健康的ではないなあ。
ここでは、退役へのカウントダウン間近なB747-400Dを中心に据えてみました。
最後の「ポケモン」ジャンボ機、「ピカチュウジャンボ」が新千歳行65便で出発。
ANAの旧塗装復刻「モヒカン」と、ADOの、いずれもB767-300。
この並びが見られるのも今の内。「モヒカン」はしばらくは飛ぶだろうが、ADOのこのカラーの方がもうすぐ見納め。
今の所、旧社名「Hokkaido International Airlines」の英文が入ったまま。
昨日少し御覧いただいたJALのB777-300「one world」が、新千歳から戻ってきました。
トリトンカラーのB747-400が沖縄に向けて出発。
その先に見えるのは、60周年記念の公募カラー「ゆめジェット」。
その「ゆめジェット」は春先から飛んでいるが、B787-8のトラブルの影響で、大々的な宣伝を行えないままの就航となったのが残念な所。
手前のDHC-8-Q300は、三宅島から着いたばかり。
今の羽田空港では唯一のターボプロップ旅客機だが、間もなく退役(路線そのものが撤退)の見込みで、いつまで見られるか。
ソラシドのB737-800で、「みやざき」ラッピングのJA803X。
アクアライン「風の塔」を背景に、R/W05から離陸を開始するB747-400D。
展望デッキからではやはり相当遠く、かなりトリミングしているが、解像度が非常に低くなって見辛いのはご勘弁下さい。
「モヒカン」と、「ゆめジェット」。
B787-8のスペシャルカラー機。南側から来ました。
南側には、B747-400Dが1機、ずっと駐機したままでした。
夏休みの真っ只中なのに、微動だにして動かないとはねぇ。
手前に、旧カラーのままの、ソラシド(SNA)のB737-400が入りました。
あれ?SNA旧カラー機は7月一杯で運航を終了しているのだが、ではこの機体は?
その向こう、遠く着陸態勢に入っているのが…。
ADOのB767-300で、新塗装。
私的な印象としては、「AIR DO」のロゴの入り方が、特に尾翼は中途半端だと思う。
ロゴ自体、もう少しインパクトがあるものに変えても良かったのではないかな?せっかくの新塗装なのだし…。
68番スポットから、「ゆめジェット」出発。
ちょうど入れ替わりに、「八重の桜」ラッピング機が68番スポットに着きました。
復興を願う2機の並び。
その2機の脇を、もう1機B747-400Dが出発していきます。
後を追うように「八重の桜」も出発。
今一度、「風の塔」をバックに、R/W05を離陸していくB747-400D(とB767-300)。
トリトンカラーのB747-400D2機は、どちらも沖縄行でした。
今後退役までどうなるか、色々噂も聞こえてくるが、私としては、カラーはこのままでいいから「全日空 All Nippon Airways」のロゴを復刻させて欲しいと思う。特にアッパーデッキが大きい分白地の面積が広いB747-400では、このマーキングがベストマッチだと、今でも信じているので…。
「ピカチュウジャンボ」が、新千歳から帰ってきました…。それだけ粘っていたのか。
この頃から風向きが変わりR/Wがチェンジ、ADOの新千歳行B737-700は、この「ピカチュウジャンボ」の着陸と入れ替わるように、R/W16Lから離陸していきました。。
ADOのB737-700。
新カラーで、帯広行。
東京湾をバックに「ピカチュウジャンボ」。
青い空and海と、黄色の機体が絶妙のコントラストでした。
最後に、先頃オープンした屋内展望フロア「FLIGHT DECK TOKYO」。
カフェもオープンしています。
ガラス越しになってしまうが、何しろ外は暑いから、ただ見るだけでいいなら、ここを利用するのも良いでしょう。
ソファスタイルのベンチでは、特に高齢の方々が寝転んでいたり、弁当を食べたりしていました。
本当は今一つ行儀が良くないかなあとも思うが、この暑さでは致し方ないでしょう。
なお、南側の屋外展望デッキ … 「星屑のステージ」と呼ぶそうな。昔のチェッカーズのヒット曲と同じ名だ … では、飲料の自動販売機がないので少々注意が必要。
以上、久し振りの羽田空港旅客機撮りまくりを、2回に分けて書きました。
後は国際線機材もたくさん撮りたいけれど、日中はまだ顔ぶれが限定的。
昼間の国際線増便が予想される、来年以降に期待かな。
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《今日見た・聞いた・思った事》
お盆休みが終わり、航空各社が利用状況を発表しました。
まず、前年度と比較した数値のみ並べてみます。
会社によって呼び方が違うが、「旅客数」「利用率」で統一します。
全社9日(金)~18日(日)を対象とし、昨年8日(金)~19日(日)と比較。
なおIBEX、ピーチ、エアアジア・ジャパンは、今日は発表がありませんでした。
ANA
国内線 旅客数105.4% 利用率+1.9%
国際線 旅客数99.0% 利用率△0.5%
JAL(他社運航コードシェア便含む)
国内線 旅客数105.8% 利用率+1.7%
国際線 旅客数104.3% 利用率+0.6%
JTA
旅客数93.4% 利用率+2.8%
SKY
旅客数120.1% 利用率+5.1%
ADO
旅客数104.9% 利用率△1.3%
SNA(ANA販売分は含まず)
旅客数134.3% 利用率+8.6%
SFJ
国内線 旅客数157.7% 利用率+10.6%
国際線 旅客数125.4% 利用率+13.8%
FDA(JAL販売分を含む)
旅客数118.9% 利用率+0.1%
JST
旅客数421.3% 利用率△3.3%
※注記以外は、コードシェア販売分の扱いは記されていなかった
全体的には好調に推移したようです。特に新興勢力やLCCは大きく伸びています。
ANA国際線は、中国路線が座席提供数(前年比99.3%)以上に利用率を減らしている(88.2%)ので、やはり昨今の関係悪化が響いて、中国路線が不振でしょうか。
JTAは提供座席数自体約10%マイナスだが、福岡線の△1の他、クラスJ設定増か?
ADOは機材の大型化を行ったので、旅客数は増えたが利用率は若干減なのか。
SFJは福岡線の便数が倍になった事が大きいはずです。
全体では、国内線の旅客数は約11%、国際線は6%増という事でした。
今後も、シーズン毎にデータの分析をやってみたいと思います。「データ分析」は長期間継続してやらないと意味がないので。もう少し掘り下げてみようかな。
ANAでは、合わせてCAを契約社員から、正社員に戻して採用すると発表しました。結構話題になっているようです。
そういえば約20年前、ANA便で羽田から富山まで飛んだ時、契約社員採用のCAがアナウンスで紹介されたのを見た記憶があります。
あの頃はANAにJALと、当時のJASが揃ってCAを契約に変更した事で、国政も巻き込んでかなり激しい議論になったものでした。
《今日のニュースから》
18歳以下女子選手の硬式野球全国大会 埼玉県加須市で開幕