富士山の世界遺産登録(22日決定)を見据えてか、「JTB時刻表的 富士山研究」の大特集。
表紙の富士山をバックに走る岳南鉄道の電車もさる事ながら、付録で折込み写真が封入されていて、かなり力が入っておりますな。
(表が、EF65形牽引時代の寝台特急<富士>、裏は東海道新幹線や御殿場線、富士急行等と富士山。誰が撮っているのだろう?)
グラビアも、レギュラーの連載は全てお休み、7つのテーマに分けて、色々な角度から「研究」。
「北から見るか」
当然富士急行グループが中心になって、鉄道線の全形式を紹介。
「フジサン特急」の扱いが一番大きかったが、個人的にはそろそろ転機ではないか?と思う。
しなの鉄道169系引退で国鉄急行型最後の生き残りになり、前身の「パノラマエクスプレスアルプス」に改造されてからも間もなく30年。
老朽化も進んでいるだろうし、鉄道の営業政策も一層積極的になるはずで、後継車両の導入の検討が進む事になるのではないか。
(中古改造ではなく、一からの新設計を望みたい)
JRからの直通は、9月にはE257系が入るとは初耳。
ただ以前も書いたように、JR特急車両は、富士急行線のような「ローカル線」への直通には向いていない思う。
この点JR側も考えるべきだし、車両だけでなく、運行形態そのものの見直しも必要になるだろう。
「富士山」駅は、「富士吉田」のままで良かったと思うんだけれどなあ。
「南から見るか」
何回も書いているが、小田急の御殿場線直通ロマンスカーは、自社線内より、御殿場線内で富士山をバックに撮影された写真が多い気がする。
DCもそう、SSEも、RSEもそうだった。
小田急グループも影響がありそう(高速バスも御殿場まで走っているし)。
岳南鉄道は土休日有効のフリー切符があるとはいえ、観光的な要素がないから難しいなあ。
<富士>の列車名は、当分は復活はないと思う。
(リニア新幹線であるかも知れない)
「フジテック前」駅は企業(エレベーターのメーカー)の名前から来ているので、富士山とは関係ないのでは?
「富士」とつく駅は東京都23区にも3駅あり、昔は都心からでも普通に見られた事が伺えます。
「ご当地富士」は、標高も記されたらもっと面白かった。
「三木富士」は202mとちょっとしかないそうだが。
「のりもの情報局」は「関東鉄道常総線100周年記念イベント」「豊橋鉄道 納涼ビール電車」「新京成電鉄 チバテレとコラボ」「函館市電100年記念イベント」「北近畿タンゴ鉄道「丹後あかまつ号」「丹後あおまつ号」」「富士急静岡バス 富士山一周定期観光バス」「那覇市観光協会 『那覇まーい ゆいゆい号』。
◆ 黄色のページ
富士急行や岳南鉄道の電車の全列車時刻表くらい、当然掲載があるだろうと思っていたけれど、なかった…。
夏祭り・花火大会の臨時列車が発表になりました。
東北方面の大会で復便が進んでいるようで、須賀川の花火大会(8月18日)は郡山~須賀川・須賀川~矢吹間を中心に多数設定。
相変わらず、色々な名前の大会があるものだなあ。
会社線では、空港リムジンバス成田空港~渋谷線の、7月16日からの新ダイヤを掲載。
東急バスが入り、一部便が二子玉川駅まで延伸。
記念きっぷでは、「ありがとう江差線 記念乗車券」が早くも7月1日より発売開始。
廃線は来年5月の話なのだが。
◆ 本文
臨時急行<富士山トレイン371>が、浜松~御殿場間で運行。
7月20・21・27・28日、8月3・4日運転。
上り
浜松7:40 → 10:33御殿場
下り
御殿場16:50 → 19:49浜松
停車駅は上下とも磐田・掛川・藤枝・静岡・清水・富士・沼津・岩波。
371系使用だが、<あさぎり>時代の停車駅だった裾野は通過、代わって岩波に停車。
7月22日にプロ野球オールスター戦(第3戦)がいわきで行われ、合わせていわき→土浦間の臨時列車<復興いわきベースボール号>が運行。
いわき22:12 → 0:32土浦
グリーン車(指定席)連結だが、形式は?
記念乗車券も発売。
四国では例年通りの多客期(お盆)輸送、及び昨年同様の節電対策で、<いしづち>の分離運転を実施。
8月10~18日は、<9~31号><8~28号>が<しおかぜ>との併結を中止し、<9・15・21・27号><6・12・18・24号>以外はDC(2000系)で代走。
<17号><20号>は7月1日~9月6日の平日も分離運転。
上りは、今年は宇多津始発。
8月12~15日は<しまんと7・8号>も分離運転。
高速バスは、7月4日に名古屋~宇都宮・郡山線が開業。
名鉄バス・関東自動車・福島交通の共同運行で、名鉄の夜行バス路線では初めて岡崎市(東岡崎)を経由。
北海道中央バスの札幌発<スターライト釧路>全便、<高速函館号>夜行便が、札幌駅前ターミナル始発・中央バスターミナル経由に変更。
<岩手きずな号>の問合せ先に、「富士急コールセンター」が加わりました。
大阪~岡山・倉敷間は、下津井電鉄・(阪急)の<大阪梅田エクスプレス>が、JR・両備・(南海)の<リョービエクスプレス><吉備エクスプレス大阪号>に統合。
(阪急バス・南海バスによる予約受付は廃止)
国際線航空では、スカンジナビア航空のコペンハーゲン行が、7月6日~8月10日の土曜日は行先をベルゲンに変更。
「鉄道チャンネル」コラボページは、この数ヶ月掲載がありませんね…。
次号のグラビアは、30周年のTDR特集ですか。
JR九州は6月19日、豊肥本線・宮地~豊後竹田間の運行を8月4日に再開すると発表していて、JTB時刻表でも、次号で再開ダイヤが掲載される事になるはずです。
それと、新高速バス制度移行に合わせて、ウィラーエクスプレスなどが新高速バスへの移行を表明しているが、時刻が新規に掲載されたりする事になるでしょうか。
次号は色々注目です。
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《今日のニュースから》
サッカー韓国代表 新監督に洪明甫(ホン・ミョンボ)氏決定
1990年代に代表としてワールドカップでも活躍、Jリーグでもベルマーレ・レイソルでプレーしていました。
監督としては、去年のロンドン五輪でU-23代表チームを銅メダルに導いています。