№963 どうなる エアアジア・ジャパン
「クロニクル」は1回お休みします。
エアアジア・ジャパンについて、今朝から色々な報道が出ています。
読売新聞朝刊では、ANAホールディングス側が業績の改善についてエアアジアと協議し、合意できなかったら合弁を解消、エアアジアの持ち株を購入して、完全子会社化するとしています。
一方「NHK NEWS WEB」では、エアアジア側が、合弁解消の方向である事を事実上認めた上、新たな提携先を探すという事です。
「不十分なコスト管理で計画を達成できていない」事から、業績に不満があるそう。
肝心の当事者サイドでは、ANAホールディングスは今日現在公式Web上では何も発表しておらず、一方エアアジア・ジャパン側は、「現在予約の便は通常通りの運航を予定している。今日現在発表する事はない」と公式Web上でCEOが発表しています。
いずれにしろ、ANAとエアアジアの間で、話し合いがあまりうまくいっていない事は間違いなさそうです。
出だしからしてそんな所があったようだが、運航開始からまだ1年経っていないのに、もうこんな話が出てくるとは。
私は経済オンチだし、それこそ経済誌や航空業界誌などが今後根掘り葉掘り取り上げるはずだから、ここでどうのこうの言う事もないでしょう。
このままで行くと、エアアジア・ジャパンはANA側とエアアジア側で「分裂」し、両者が直接対決、などという事になるのだろうか。
ANA側には既にピーチがあり、関空ベースと成田・中部ベースで棲み分けているとは言え、2つのブランドのLCCを並行して保有し続けられるものなのか?
発注済のA330はどうなるの?
一方でジェットスター・ジャパンは今日、松山への新規就航を果たしており、春秋航空の日本国内路線の就航も近づいています。
ピーチ就航から1年強、日本のLCCの世界は早くも明暗が分かれ、今後再編成も行われる事になるのかも知れません。
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