昨日から今朝にかけての世界のニュースで話題になったのが、南太平洋の島国サモアの航空運賃。
サモア航空では、体重によって運賃を決める制度を採っているそうです。
去年から採用されているようで、乗客はチェックイン時に体重を量り、1㎏あたり約1USD相当の設定で運賃が算出されるとの事。
乗客の反応は様々、家族連れには好評みたいだが、日本から見たら、やっぱりフェアではないだろうなあ。
日本だったら、「人権侵害」の裁判沙汰になりそうだ。
「量り売りの牛肉じゃねぇんだぞ!」みたいな。
そういえば数年前、アメリカで映画監督が肥満を理由にLCC、確かサウスウエスト航空に搭乗を拒否されて怒った、なんて事件もあったっけ。
ただ背景として、サモア国民の8割が肥満である事、加えて重量が重くなって運航コストがかかる事があるようです。
映像を見た限り、サモア航空は乗客の定員が9人の小型機・アイランダーしかないようなので。
単純な計算では、満席の状態で乗客全員が70㎏と、全員が100kgで比較したとしたら270㎏も違って、確かに平均体重で3~4人分位の差は出てきそうです。
小型機ではとても無視できない数値でしょう。
日本でも長崎航空(現オリエンタルエアブリッジ)や沖縄のRACで使われてきたアイランダーは、現在は新日本航空の新潟~佐渡路線、第一航空の沖縄路線(不定期)で飛んでいます。
運賃に影響は出ないが、着席場所は乗客の体重によって決定されるそうです。
飛行中のバランスを考える必要がある、という事です。
運賃の決定に使う事の是非はともかく、それだけ小型機の飛行に置いて(大型機もだが)重量の問題はデリケート、という事なのでしょう。
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また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
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《今日のニュースから》
日本「最小」の山梨県早川町 町立小学校で2年振りの入学式
早川町は南アルプスの麓にあり、身延から奈良田への道すがらにあります。
人口は1,222人(今年3月1日現在)。
温泉がたくさんあり、標高日本2位の北岳へも行けるが、山交タウンコーチのバス路線は廃線になり、去年から町営バスが運行されています。
(地元のタクシー会社に委託)
№920 東急田園都市線 たまプラーザ駅
東急田園都市線は、自社が開発したニュータウンへの足として1966(S41)年4月1日に開業した路線で、たまプラーザ駅はニュータウンの中心に位置する、横浜市青葉区の駅です。
列車運行上は他線の分岐や追い抜き等のターミナル機能がない一中間駅に過ぎないが、田園都市線のみならず東急電鉄線、さらには東急グループ全体をも代表する存在として君臨しています。
この駅が地域再開発に合わせて大幅改良・増築を行い、2009(H21)年10月に完成を見ました。
1994(H6)年撮影の旧駅舎。
北口では屋内型の本格的なバスターミナルも整備されました。
これはもっと昔の北口バスターミナル。
交通広場からの出入口の交差点自体は変わっていませんが、バスターミナルは比較になりません。
かつては横浜市営バスの33系統(3月31日を持って全線廃止になった)の乗り入れがあり、江田駅・市が尾駅を経由して中山駅まで運行されていました。
(バス路線の歴史は市営バスの方が古く、田園都市線開通の前から路線があった)
北口バスターミナルの乗場。
出発案内表示があり、バスが到着すると、ドアが開きます。
南口。
南口のバスターミナルも大きく拡大されましたが、こちらは屋外のままです。
羽田空港行バスはこちらから出発。
東急・京急・臨港の3社が頻発しています。
(画像は臨港バス)
なお、成田空港行は北口発なので注意。
(新百合ヶ丘駅発着)
南口のエスカレーター。
中央改札コンコース。
とにかく屋根がとても高くてビックリ!
コンコースには時計塔があります。
待ち合わせのランドマークとして使われるのでしょう。
コンコースは「たまプラーザTERRASE」とつながっています。
中央改札口の券売機。
中央改札。
中央改札の精算機。
こちらは東改札のコンコース。
東改札口の券売機。
東改札は、通常は駅員の配置はなく、インターホンがあります。
東改札の精算機。
コンコースにある、出発案内表示装置。
上りははるばる、埼玉県の久喜・南栗橋(東武線)へ行く列車が走るようになって早10年。
改札内のコンコース。
上部にはアーチが架かりますが、開放感があります。
ホームのエスカレーター。
上下1台ずつあり、階段も広く取られています。
ホームのエレベーター。
ホームの出発案内表示。
次発の長津田行急行は、大井町線からの直通。
土休日ダイヤでは日中に急行の直通運転があるが、田園都市線の10連に対して6連と短いため、ホームの中ほどで待つような案内表示も流れます。
下りホームの中央林間方にある「Asian Harbs」.
「アジアの美容療法の専門店」、なのだそう。
「エキナカ」としては異色、かも。
最後に、ホーム。
ホーム自体は曲線状に位置する相対式で、大きく変わった所はありません。
下り電車が大井町線から直通の6000系急行電車。
土休日のみ日中、30分間隔で運行されています。
「たまプラーザTERRASE」や、南町田の「グランベリーモール」への買い物客の足として利用されているのでしょう。
たまプラーザ駅は2010(H22年)10月、鉄道建築協会「最優秀協会賞」を受賞しました。
一中間駅にこれだけの投資を行えるとは、東急グループの底力を実感させられる、たまプラーザ「新駅」でした。
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三陸鉄道南リアス線・盛~吉浜間が本日、2年振りに運行を再開しました。
三陸鉄道は南北合わせて全線の3/4が復旧し、来年の全線の再開に向けて弾みがついたと言えるが、JRの大船渡線・山田線は鉄道としての再開の見込みが立たず、どの程度の効果があるか…。
まずは現地までバスで行って、乗車する事で支援したいと考えています。
《今日のニュースから》
NTT東日本 固定電話回線トラブル 東京都内6万世帯で一時不通
№919 私鉄の車両シリーズ109 東京都交通局6300形
久し振りの「私鉄の車両シリーズ」、今回は東京都交通局(都営地下鉄)三田線6300形です。
6300形は1968(S43)年の開業以来使用されていた6000形を置き換えるために製作された車両で、冷房化率の向上を図るために製作された1・2次車と、ATOによるワンマン運転開始に対応した3次車に大別できる。
1993(H5)年デビューの1次車は、車体は無塗装の軽量ステンレス車体とし、三田線のラインカラーの青に赤のラインを配している。
先頭部はFRP製で、曲面ガラスを配している。
6連で製作されているが、将来の8連化を想定して番号が付与されている。
GTOサイリスタのVVVF制御(4500V・2300A)1C4M方式で、180kwの電動機を制御する。
運転台はT字型ワンハンドル方式で、TIS(車両制御情報管理装置)を搭載している。
座席は1人ずつ区分したピンク系(優先席は紫色)のロングシートとなり、方持ち式として足元のスペースを大きく取っている。
また車端部には、地下鉄では珍しいボックスシートを設けた。
ドア上部のLED式車内案内表示装置や双方向方式の非常通報器を設置、車椅子スペースは編成中1箇所(T1車)に設けられている。
冷房装置は集中式。
1次車30両、翌1994(H6)年には2次車48両が川崎重工で製作され、6000形の冷房改造車と合わせて、三田線の実質全車冷房化が達成された。
2次車ではスカートの形状を変更している。
三田線は2000(H12)年に目黒へ延伸(目黒~白金高輪間は営団南北線と共用)、同時に東急目黒線との相互直通運転を開始した。
これに先立ち、ATO運転とホームゲートの採用によるワンマン運転実施のため全車両を6300形に統一する事になり、1999(H11)年に3次車144両が川崎重工・近畿車輛により製作された。
外見ではスカートの形状を再度変更している。
VVVF制御装置はIPT素子として軽量化・低騒音化を図った。また営団(東京メトロ)・東急線にも対応するSR(空間波無線)を搭載している。
運転台にはホーム監視用モニターが設けられ、TISのモニターを頭上に移した。
これらの仕様は1・2次車でも改造により揃えられている。
車内はコストダウンを図るため一部仕様を簡素化しており、クロスシートは廃止、ロングシートも足元は通常の形態になった。
袖仕切りも簡素な形態に変更しており、ドア部の化粧板も廃止し、ステンレスの地肌をむき出しとしている。
3次車は2000(H12)年8月までに全車出揃い、37編成222両の陣容となって、三田線は全車両が6300形に統一された。
現在は三田線から東急目黒線・日吉まで相互直通運転を行なっている。
東急目黒線(東横線)の元住吉駅で偶然並んだ、6300形の2次車(左)と、3次車(右)。
目黒線内では急行の運転もあります。
【編成】
←西高島平方 新宿方→
Tc1 6300 - *M1 6300* - M2 6300 - T1 6300 - *M1 6300* - Tc2 6300
* パンタグラフ
今回の記事は
「私鉄新型車両コレクション」(交通新聞社)
「私鉄スーパートレインコレクション」(交通新聞社)
「鉄道ピクトリアル1994年10月臨時増刊号 新車年鑑1994年版」(鉄道図書刊行会)
「同 2000年10月臨時増刊号 新車年鑑2000年版」(鉄道図書刊行会)
「同 2001年7月臨時増刊号 【特集】東京都営地下鉄」(鉄道図書刊行会) 等
を参考にさせて頂きました。
次回のこのシリーズは、芝山鉄道3600形です。
京成電鉄からのリース車両で、芝山鉄道の目線で取り上げます。
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《今日のニュースから》
ユーロ圏失業率12% 過去最悪を更新
何回か書いているけれど、一応「西側先進資本主義国家」のスペインが26.3%って、様々日本と異なる事情もあるのだろうが、いくらなんでもあまりにも異常だと思うのですが…。
6300形は1968(S43)年の開業以来使用されていた6000形を置き換えるために製作された車両で、冷房化率の向上を図るために製作された1・2次車と、ATOによるワンマン運転開始に対応した3次車に大別できる。
1993(H5)年デビューの1次車は、車体は無塗装の軽量ステンレス車体とし、三田線のラインカラーの青に赤のラインを配している。
先頭部はFRP製で、曲面ガラスを配している。
6連で製作されているが、将来の8連化を想定して番号が付与されている。
GTOサイリスタのVVVF制御(4500V・2300A)1C4M方式で、180kwの電動機を制御する。
運転台はT字型ワンハンドル方式で、TIS(車両制御情報管理装置)を搭載している。
座席は1人ずつ区分したピンク系(優先席は紫色)のロングシートとなり、方持ち式として足元のスペースを大きく取っている。
また車端部には、地下鉄では珍しいボックスシートを設けた。
ドア上部のLED式車内案内表示装置や双方向方式の非常通報器を設置、車椅子スペースは編成中1箇所(T1車)に設けられている。
冷房装置は集中式。
1次車30両、翌1994(H6)年には2次車48両が川崎重工で製作され、6000形の冷房改造車と合わせて、三田線の実質全車冷房化が達成された。
2次車ではスカートの形状を変更している。
三田線は2000(H12)年に目黒へ延伸(目黒~白金高輪間は営団南北線と共用)、同時に東急目黒線との相互直通運転を開始した。
これに先立ち、ATO運転とホームゲートの採用によるワンマン運転実施のため全車両を6300形に統一する事になり、1999(H11)年に3次車144両が川崎重工・近畿車輛により製作された。
外見ではスカートの形状を再度変更している。
VVVF制御装置はIPT素子として軽量化・低騒音化を図った。また営団(東京メトロ)・東急線にも対応するSR(空間波無線)を搭載している。
運転台にはホーム監視用モニターが設けられ、TISのモニターを頭上に移した。
これらの仕様は1・2次車でも改造により揃えられている。
車内はコストダウンを図るため一部仕様を簡素化しており、クロスシートは廃止、ロングシートも足元は通常の形態になった。
袖仕切りも簡素な形態に変更しており、ドア部の化粧板も廃止し、ステンレスの地肌をむき出しとしている。
3次車は2000(H12)年8月までに全車出揃い、37編成222両の陣容となって、三田線は全車両が6300形に統一された。
現在は三田線から東急目黒線・日吉まで相互直通運転を行なっている。
東急目黒線(東横線)の元住吉駅で偶然並んだ、6300形の2次車(左)と、3次車(右)。
目黒線内では急行の運転もあります。
【編成】
←西高島平方 新宿方→
Tc1 6300 - *M1 6300* - M2 6300 - T1 6300 - *M1 6300* - Tc2 6300
* パンタグラフ
今回の記事は
「私鉄新型車両コレクション」(交通新聞社)
「私鉄スーパートレインコレクション」(交通新聞社)
「鉄道ピクトリアル1994年10月臨時増刊号 新車年鑑1994年版」(鉄道図書刊行会)
「同 2000年10月臨時増刊号 新車年鑑2000年版」(鉄道図書刊行会)
「同 2001年7月臨時増刊号 【特集】東京都営地下鉄」(鉄道図書刊行会) 等
を参考にさせて頂きました。
次回のこのシリーズは、芝山鉄道3600形です。
京成電鉄からのリース車両で、芝山鉄道の目線で取り上げます。
当ブログでは、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
なお、当ブログに寄れない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
《今日のニュースから》
ユーロ圏失業率12% 過去最悪を更新
何回か書いているけれど、一応「西側先進資本主義国家」のスペインが26.3%って、様々日本と異なる事情もあるのだろうが、いくらなんでもあまりにも異常だと思うのですが…。