№843 東急田園都市線 二子玉川駅

 東急電鉄の二子玉川駅は、東京都世田谷区にある、田園都市線の駅です。
 多摩川沿いに位置し、川を渡ると神奈川県川崎市、渋谷から来ると東京都23区最後の駅という事になります。
 また、大井町からの大井町線も合流、複々線となって溝口へ向かいます。
 以前は「二子玉川園」と称していました。
 同名の遊園地の最寄り駅として、行楽シーズンは賑わっていたようですが、遊園地自体は27年も前の1985(S60)年に閉園。
 駅名はしばらくそのままでしたが、2000(H12)年8月に現在の駅名に改称しています。
 とはいえ一日の乗降客は12万人強、元からの高島屋などに加え、再開発事業で「二子玉川ライズ」も昨年オープン、駅は一日中賑わっています。
 今回はこの二子玉川駅について取り上げます。
 駅自体も、大井町線改良や複々線化もあって、多少様変わりしました。

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 二子玉川駅の西口。
 高島屋などはこちら。

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 こちらは東口。
 ライズやバスターミナルはこちらです。
 地下線から駆け上がってくる田園都市線は、東武50050系

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 広いコンコース。

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 テコプラザ。
 旅行代理店ですが、電車・バスの定期券発売所も兼ねています。

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 券売機。

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 広い改札口。
 大きな駅なのですが、改札口は渋谷・大井町寄りの1箇所しかありません。

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 改札内のコンコース。

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 精算機。

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 改札内コンコースの出発案内表示で、ここでは下り線側を御覧頂きます。
 大井町線は同じ「各停」でも2色ありますが、緑の文字の方は、二子新地と高津は止まりません。
(溝口までの複々線は、大井町線にはホームがない)
 青地に白文字は発車後田園都市線に転線し、二子新地・高津にも止まります。
(原則日中のみ)

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 エスカレーター。

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 改札内コンコースのエレベーター乗場。
 この駅のエレベーターは、駅の構造から来るのか、直接ホームには行けません。
 一旦3Fまで上がった後専用の通路を通り、もう1回別のエレベーターに乗ってホームに向かう事になります。

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 エキナカとして、「Soup Stock Tokyo」「ブック・ファースト」などが入っています。

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 下りホームの待合室。
 上りホームは混雑が激しくなるからか、待合室は設けられていません。

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 ホームの出発案内表示で、4番線(田園都市線渋谷方面)を御覧頂きます。
「久喜」「南栗橋」なんて行先表示が日常的に見られるようになったが、場所がすぐ解る人、どの程度いるかな…?

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 ホームのエレベーター。
 だからすぐ下の改札へ行くだけなのに、上って→通路を通って→降りるという遠回りのルートになるので、構造上止むなしだったかもしれないが、特に車椅子などの方は不便さを感じるのではないでしょうか。

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 改札が渋谷・大井町方の端に位置しているので、反対の溝口方には連絡通路が設けられています。

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 最後にホーム。
 上りホームですが、結構広いですけれど、ラッシュ時の混雑は凄まじいようです。
 左は大井町線の急行用6000系。
 右は東武50050系です。
 20年位前には、埼玉県へ行く列車など考えられなかった事でした。
 東武の電車が見られるようになるとは、時代も変わったものです。

 当ブログでは、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
 また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 なお、当ブログに寄れない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。

 明日から3日間、ブログの更新はお休みです。
 明日は本体の更新を行いますが、日本のバスの追加はナシ。
 先日の香港旅行で撮影した、ダブルデッカーを中心としたバスの写真を公開します。
 当ブログでは来月4日(火・予定)から香港旅行について書きますが、そのプレリュードとして御覧頂ければと思います。

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《今日見た・聞いた・思った事》
 12月16日の総選挙を前に、町のあちらこちらが騒然としてきました。
 私は通勤のため、横浜駅西口の前を通りますが、この所昼も夜も、政党が左右関係なく大声で演説して、騒音を撒き散らしています。
 今日都知事選が告示された東京都はまだしも、なぜ告示前の横浜で強制的に苦痛を味合わなければならないの?
 4日に公示されたら、街中の街宣車の騒音が、今から憂鬱です。
 少なくとも、選挙公示前の街宣活動は一切禁止して欲しいです、ほんと。
 
《今日のニュースから》
ファンキー・モンキー・ベイビー 来年3月解散を発表

№842 往復リムジンバスで 初冬の成田詣で

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 香港旅行より後の事ですが、先週の18日(日)、成田空港で旅客機を撮ってきました。
 成田での撮影は、今年2回目。
 今回は旅客機の他、№606で書いた、A滑走路・R/W34L脇の「畑ポイント」に一番近い、南三里塚のコンビニエンスストアについて簡単に調べましたので、合わせて書きます。

 成田空港への撮影行では初めての事ですが、今回は往復とも、YCATからのリムジンバスを利用してみました。

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 YCAT~成田空港線では、YCATから当日中に往復すると、通常6,300円の往復割引が4,000円と、36.5%割引になるキャンペーンが、去年から継続して行なわれています。

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 まずYCATのカウンターで、片道分3,500円を支払い(現金のみ)、「日帰り往復割引を受けたい」と申し込みます。

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 すると領収書部分に証明証をホッチキスで留められた乗車券が発見されます。
 これを帰りに成田空港のカウンターで500円と共に渡すと、帰りの乗車券が発見されるという仕組み。

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 これは成田空港交通の夜行高速バス。
 和歌山・堺始発で、この後上野を経由して千葉に向かいます。

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 5時30分発成田空港行はリムジンバス担当。
 257号車、BKG-MS96JP・三菱ふそうエアロエース。

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 その車内。荷物棚にもモニターがあるのは旅客機みたい。
 6時前だとまだ暗いので、夜行バスの雰囲気もあります。

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 終点の成田空港第1ターミナル北ウイング。
 7時到着予定が、少々早まりました。
 この位の時間だと、渋滞もなくてスイスイ走れるようです。
 右側の「AIR FRANCE」のロゴが古いままですね。

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 御馴染みの、第1ターミナル展望デッキ。
 大韓航空は再びA380が就航しています。

 ここでは2枚。

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日本貨物航空 B747-8F
 B747-8は胴体を延長していて、アッパーデッキが短い貨物タイプは、特にその長さが強調されて見えます。
 この日のNCA各機はなぜか、南側のANAの格納庫の前を基点にして運航されていました。

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ヴァージン・アトランティック航空 A340-300
 VSのこのカラーは初めて撮りました。
 VSも比較的頻繁にカラーを変えます。
 さすがに尾翼のグループ統一ロゴはそのままですが。

 今日はすぐにR/W34L「畑ポイント」へ移動します。
 
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ANA B767-300ER
 どうという事はない、ANAのB767-300ER「Japan Endress Discovery」。
 №656でも書いたように、「Japan Endress Discovery」のロゴがかなり上に書き込まれていて、かなりバランスが悪く感じられます。
 ポートサイド側で言えば、「Air Japan」の文字は緊急に見せなければならないロゴではないはずなので、リアの日の丸の前あたりに移し(以前の「Yokoso! Japan」や、今の「Forward together as one Japan」はそうなっている)、「Japan Endress Discovery」のロゴを下に移せばバランスがよくなるはずです。
 根本的にはANAこそ、そろそろ一から新CIを考えても良さそうです。
 創業60年記念+来年の経営形態変更という節目であるし。

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 今日は筑波山もきれいです。
 成田空港が、関東平野のど真ん中に位置している事を実感させられます。

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 JALのB787-8のツーショット。
 時間からしてどちらかがボストン行、もう片方がモスクワ行では?
 この日は残念ながら、スペシャルマーキング機は見られませんでした。

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マレーシア航空 A330-200F
 昨年から飛んでいるそうです。
「Cargo」じゃないの?マレー語では「Kargo」で正解だそうです。

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日本航空 B777-200ER
 ついに撮れました、「新鶴丸」+「one world」。
 というか、777-200ERの新鶴丸自体初めてです。
 国際線機材の新鶴丸変更はまだスローペース。

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スクート B777-200ER
 今回の撮り歩きの最大の目標、10月29日に就航したばかりの、シンガポール航空系のLCCです。
 撮影に絶好の時間の就航がうれしい。
 スクートはIATAの2レターが「TZ」、ICAOの3レターは「SCO」。

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 以前書いた通り、ここは東京駅~芝山千代田・八日市場を走るJRバス関東と千葉交通の高速バスが経由します。
 この日は外国人男性3人組が撮影に来ていました。

 前回訪問時、「近くにはコンビニや自販機がないので要注意」と書きましたが、ではこの「畑ポイント」から一番近いコンビニはどこだろう?
 南三里塚にあるらしいとは以前書きましたが、今回事前に地図をプリントアウトして持参、若干の犠牲を覚悟の上で、実際に訪ねて見ました。

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「畑ポイント」から三里塚に向かって歩きます。
 カーブの先に十字路があります。
 ここを左に入ります。

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 途中の宮園橋から「さくらの丘公園」を見ます。

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 緩くS字カーブを切った先にT字路があります。
 ここを右に曲がれば…。

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 すぐ左手、「AMB成田エアカーゴセンター」の傍らに「ファミリーマート・成田エアカーゴセンター店」がありました。
「畑ポイント」から徒歩で10分強という所でしょうか。
 ロードサイド型店舗で、駐車場もあります。

 思ったよりは近くでしたが、それでも往復で30分程度は必要です。
 行くのであれば、撮影できない機体がある程度発生する事は覚悟しておくべきでしょう。
 14時前後位が離着陸とも割と少ないので、この時間を狙って行くといいかも。

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エバー航空 A330-200
 №781でスターボード側を御覧頂いた「ハローキティジェット」の、ポートサイド側のデザインです。
 インターセプションで、300㎜でギリギリでした。

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大韓航空 B747-8F
 大韓航空もB747-8Fを日本路線に就航させています。

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「畑ポイント」を行く、JRバス多古線。
 恐らく東急バスのエアロスター・ノンステップ。

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ユナイテッド航空 B747-400
 UAは「STAR ALLIANCE」のフォントが他社より太くなっています。
 下部の「UNITED」ロゴは旧タイプ。

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 A・B両滑走路への同時着陸進入が頻繁に見られるようになりました。
 今日の感触では、若干B滑走路への着陸が多いように感じられました。
 その中には、シアトルからのANAのB787-8も見られました。
 北風だと、B滑走路への着陸機の撮影は、現状ではかなり厳しいな…。

 冬場は日暮れが早く、16時前には撮影を終了してターミナルに帰ります。

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 航空科学博物館の敷地から見る、着陸機。
 この場所が一日中オープンなら、午前中は絶好のポイントになるのだけれどなあ。
 16時10分発の成田空港行成田空港交通バスに乗車。

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 YCAT行は、第2ターミナルの5番乗場が始発、15番にも停車し、さらに第1ターミナル南・北両方に停車していきます。
 16時40分発はリムジンバス担当。
 385号車、日産ディーゼル・スペースアロー・KL-RA552RBN。

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 その車内。

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 途中お台場付近がノロノロ運転になりましたが、ほぼ定刻にYCATに到着。
 この程度の渋滞は織り込み済みのようです。

 次の機会には、何とかJALのB787-8、スペシャルマーキング機を撮りたいものですが、3月一杯位までなので、ちょっときついかもな…。
 UAのB787-8、TGのA380-800もあるけれど。

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《今日のニュースから》
佐渡島に木造船漂着 5遺体を確認

 船体にハングルが書かれていたので「すわ、脱北者か?」という報道もあったようですが、違うのではないですか?

№841 思い出の海外旅行クロニクル 2.1993年北欧4ヶ国 9〈終〉

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 18日間の長きに渡った北欧旅行も、ついに最終盤となりました。
 ストックホルム到着後すぐに空港に向かい、KLM便をアムステルダムで乗り継いで、帰国の途に就きます。

1993年11月 7日(日)

 エーレ海峡を渡って就いたヘルシンボアと、さらにエーテボリで複雑な編成換えを繰り返し、ストックホルムに向かいます。
 それにしても、コペンハーゲン~ストックホルム・オスロを結ぶ夜行列車も、エーレ海峡横断鉄道開通後はなくなってしまいました。

 ストックホルム中央駅到着後は急ぎアーランダ空港に向かいますが、当時は空港鉄道「アーランダエクスプレス」はまだなく、バスで行きます。

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 空港バス。
 エアターミナルは駅に隣接しています。

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 空港バスの乗車券。25SEK。
 ひたすらハイウェイを飛ばし、30分足らずで到着しました。

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 アーランダ空港ターミナルの出発ロビー。

 出国手続きを通過して、搭乗口に向かう途中、ガラス越しでしたが、いくつか旅客機を撮影しました。
 そのなかからいくつか。

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 リトアニア航空のTu-134。

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 スウェーデン航空のSaab340B。

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 スカンエアのDC-10。
 カラーからして、スカンジナビア航空の系列でしょう。

 ターミナル内からのガラス越し(展望デッキはない)、しかも曇り空なのは残念でしたが、それにしてもこのような外国の旅客機にカメラを向けるようになるとは、明らかに旅客機趣味に目覚めましたね。

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 ストックホルム発アムステルダム行KLM894便はB737-400。
 当時KLMは今は無きノースウェスト航空と提携していて、この便にはNW8194のナンバーもありました。

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 894便が出発する、B13番搭乗口の様子。

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 いきなり飛行中になります。
 残念ながらひたすら曇り空なのですが、雲海の上はいつも青空。
 雲海はまるで雪原のよう。

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 機内食はハム・チーズ・ポテトサラダのオードブルにサラダ・ブロット・チーズ、スィーツにミントチョコ。

 アムステルダム・スキポール空港には2時間弱で到着。
 KL861便成田行は、約1時間の待ち合わせで出発ですが、194便が到着したD33から、861便が出発するG4搭乗口まで、15分もかかりました。

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 そのG4搭乗口。
 日本語があちらこちらから聞こえてきて、衛星版の日本の新聞を見ると、何だか急に力が抜ける気がします。
 2週間も日本語がない世界を旅していた(イズミさんの存在はあったが)ので…。
 この後の海外旅行でも、東京行のフライトに搭乗する直前には、同じような感覚を覚える事になります。

 15時前に離陸、シベリアを経由して、一路東京へ。

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1993年11月 8日(月)

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 スミマセン、いきなり夜明けになります。
 ところで機内食の写真がないのですが、ヘタに撮って、下の方が切れてしまったからです。
 1度目の食事は洋風と和風のチョイスで、洋風は肉と野菜のパスタ・エビ・サラダ・メロン、それと空き箱に入ったビスケットのような菓子。
 2度目はオムレツと肉、フルーツサラダ、ヨーグルト、スポンジケーキでした。

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 日本時間10時前、成田空港第2ターミナルに到着。
 直前の機内アナウンスで「ごきげんよう、さようなら」と聞こえてきました。

 18日間に及ぶ長旅が終わりました。
 ヨーロッパはどこでも風景が非常に美しいのですが、北欧は特にそうだと強く感じました。
 美しいというより、日本はもちろん、欧州でも他ではなかなか見られない、特にノルウェー・スウェーデンにどこか「地球離れ」した荒々しさがあるからでしょうか。
 物価が高いのは少々辛いのですが、一気に北欧諸国に強く惹かれる旅となった気がします。

 長期間お付き合いありがとうございました。
 来月は先日の香港旅行について書きますので、次回の「クロニクル」は来年1月に延期して、1994(H6)年秋のスイス旅行について書きたいと思います。

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《今日のニュースから》
LNG(液化天然ガス)運搬のタンカー 日本に向け北極海航路を世界初航行

 最近北極海航路の有効性がよく指摘されているのですが、地球温暖化の結果なので、素直に喜んでいいのかどうか…。